録画中継


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平成28年第5回倉敷市議会(第4回定例会)
12月7日(水) 本会議 質問
くらしき創生クラブ
難波 朋裕 議員
1 婚活推進事業について
2 鳥獣害対策について
◆15番(難波朋裕 君) (拍手)くらしき創生クラブの難波 朋裕です。
 通告に従いまして、一問一答で質問させていただきます。
 まず初めに、婚活推進事業についてお尋ねいたします。
 昨年の8月に発表された倉敷みらい創生人口ビジョンでは、平均初婚年齢については、男性、女性ともに、倉敷市は全国平均に比べて低くなっています。すなわち、結婚が早いということであります。それでも男性で、平成14年の28.2歳から平成24年では29.7歳へと、この10年間で1.5歳上昇しています。女性についても、26.6歳から28.3歳へと1.7歳上昇するなど、晩婚化が進んでいます。未婚率についても、倉敷市は全国平均に比べて、ほぼ全ての年代、性別で下回っています。すなわち、結婚している率が全国平均よりも高いということです。しかし、傾向としては、倉敷市でも全国と同様に、年々未婚率が上昇している状況にあることが示されています。
 結婚は、個人の価値観が最優先されるべきものでありますが、一方、独身男女の約9割が結婚意思を持っているとの国の報告があります。結婚する気持ちはあるものの結婚していない方がふえている要因としては、出会いがないというのが最も大きな理由であると感じています。以前は、身近に結婚相手を紹介するなど、出会いの場をつくる世話好きの方々が地域におられましたが、人間関係の希薄化が進み、こうした方が活躍する場面がなくなってきています。やはり出会いの場の減少が、晩婚化、未婚化の原因の一つになっているのではないでしょうか。
 結婚は、定住、さらにその後の出産につながる可能性を生み出すものであり、少子化の進行を食いとめるための有効な施策の一つであります。このためには、結婚するチャンスにつながる出会いの場をふやしていくことが必要であります。倉敷市でも、婚活への取り組みを進めており、平成28年度は出会いの場となる婚活イベントを、昨年の2回から8回へと大幅に拡大しています。
 そこでお尋ねいたします。参加者の数や開催場所、また、どういった内容で実施したのかなど、これまでの実施状況、あわせて今後の予定はどうなっているのでしょうか。御答弁をお願いします。
○副議長(磯田寿康 君) 竹内企画財政局長。
◎企画財政局長(竹内道宏 君) 難波 朋裕議員さんの質問にお答えさせていただきます。
 今年度の婚活イベントについてですが、8回の予定のうち、現時点で3回実施しております。本市で行う婚活イベントにつきましては、高梁川流域連携中枢都市圏構想に基づく取り組みとして、倉敷市民だけでなく流域各市町の方も参加できる機会を設けております。
 まず、1回目の10月2日日曜日の実施分につきましては、井原鉄道の貸し切り列車で総社市から井原市に移動し、デニムの小物づくりを体験するというものであり、参加者は35名でございました。2回目の11月5日土曜日の実施分につきましては、男性は水島コンビナート関連企業にお勤めの方とし、水島愛あいサロンにおきまして、参加者共同によるカレーづくりを行うものであり、参加者は50名でございました。3回目の11月20日日曜日の実施分につきましては、高梁国際ホテルにおきまして、結婚式会場の雰囲気に触れるためにチャペルの見学を行うというものであり、参加者は30名でございました。
 今後の婚活イベントの予定についてでございますが、1月22日日曜日に倉敷駅前の商業施設において、また2月26日の日曜日にはくらしき健康福祉プラザにおきまして実施する予定としており、またその後、児島地区、玉島地区などで計3回実施することにしておりますので、よろしくお願いします。
○副議長(磯田寿康 君) 難波 朋裕議員。
◆15番(難波朋裕 君) それでは次に、昨年度を含めて、今人数も出てきましたけれども、これまでのカップルの成立数や結婚に至った数はどうなっているのか、お答えください。
○副議長(磯田寿康 君) 竹内企画財政局長。
◎企画財政局長(竹内道宏 君) 倉敷市として、直接婚活イベントを始めた平成27年度は2回実施し、参加者は合計で113人、うちカップル成立は22組となっており、そのうち現時点で結婚された方は1組となっております。本年度は、先ほど申し上げましたとおり現在3回実施しており、参加者は合計で115人、うちカップル成立は26組となっております。ただし、イベント実施日から現在までの期間が短いことから、現時点で結婚された方はおられません。
 今後、昨年度分を含めて結婚された方の数の把握に努めるとともに、少しでも多くの結婚に結びついていくことを期待しております。
○副議長(磯田寿康 君) 難波 朋裕議員。
◆15番(難波朋裕 君) 22組、26組と、結婚1ということですけれども、自分の思いだけでなく相手があることなので、なかなか難しいと思いますが、カップル数については一定の効果を上げていると考えます。しかし、本来の結婚に至るまでには、ある程度の期間も必要であり、この婚活事業について、急性を求めるものではなく、息の長い取り組みとして見ていかなければならないと思います。
 この開催日なんですけれども、土曜日と日曜日の開催しかないというふうにも聞いているんですけれども、土曜日、日曜日が勤務の方も多くおられると思います。できるだけ門戸を広げていくためにも、そうした方が参加しやすいように平日にも開催してみてはどうかと思いますけれども、答弁をお願いいたします。
○副議長(磯田寿康 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) 婚活イベントの実施日でございますけれども、今御説明いたしましたように、これまで土曜日と日曜日に実施をしてきたということになっております。これは週末にお仕事がお休みの方が多いということで、こういうふうにしてまいりましたけれども、例えば水島コンビナート企業にお勤めの方は交代勤務であったり、もちろん土日がお休みでない方もいらっしゃるわけでございます。そういうことなどもありますし、また働く皆様方からのお話の中でも、平日にも開催してもらいたいということで御要望いただいておりますので、今後、平日につきましても婚活イベントを実施するように、回数どれだけできるか、まだ検討しておりませんけれども、今後、平日にも婚活イベントを実施していくようにしていきたいと思っております。
○副議長(磯田寿康 君) 難波 朋裕議員。
◆15番(難波朋裕 君) 今年度の8回のうち、4回は市の単独事業として、あとの4回が、国から経費全額が措置される交付金を獲得して実施されていると聞いておりますけれども、来年度については、こうした国の交付金があるのかどうか不透明であったり、またあった場合でも採用されるかどうかわからないとも伺っております。
 婚活事業というのは、結婚への希望をかなえ、少子化への流れを少しでも食いとめるために、倉敷市が取り組む重要な事業と考えております。また、参加者からは、「市が開催する婚活イベントは安心できる」とか、「冷やかしで来る人が少ない」という声もあり、信頼度が高いとの評価を受けておるようであります。来年度の当初予算においても、この事業を縮小することのないように要望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。
 次の項では、鳥獣害対策についてお尋ねいたします。午前中に片山議員のほうから同じ鳥獣害の質問がありましたけれども、私は視点をちょっと変えて質問させていただきます。
 近年、鳥獣被害は中山間地域を中心に全国的に深刻化、広域化しています。その背景として、特定の鳥獣の生息分布域の拡大や、農山漁村の過疎化、高齢化の進展による耕作放棄地の増加、捕獲の担い手である狩猟者の減少、高齢化等が上げられています。また、鳥獣被害は、生産者の営農意欲を低下させるなどにより、耕作放棄地の増加の一因ともなっており、耕作放棄地の増加がさらなる鳥獣被害を招くという悪循環を生じさせ、被害額として数字にあらわれる以上の影響を及ぼしています。
 農林水産省のデータによれば、全国で野生鳥獣による農作物への被害額はおよそ200億円で、その6割が獣類、4割が鳥類によるものであり、獣類では9割がイノシシ、鹿、猿によるものであります。岡山県の被害状況も、獣類ではイノシシ、鹿、猿が中心で、鳥類ではカワウとなっています。
 そこでお尋ねいたします。倉敷市における鳥獣による農作物被害の状況と、その把握方法はどうなっているのか、お答えください。
○副議長(磯田寿康 君) 藤原文化産業局長。
◎文化産業局長(藤原昌吾 君) 有害鳥獣による農作物の被害状況及び把握方法についてでございますが、本市では、鳥獣の種類ごとにどのような農作物が被害を受けたのか、農協からの聞き取りや農家の皆様方からの被害相談をもとに被害状況を把握しております。
 この調査結果によりますと、昨年は桃、ブドウ、米類の被害が多くなっており、鳥獣の種類としては、イノシシによる被害が一番多く、次いでタヌキ、アナグマ類となっております。被害額といたしましては総額で480万円、うちイノシシなどの獣類による被害は345万円、鳥類による被害は135万円となっております。
○副議長(磯田寿康 君) 難波 朋裕議員。
◆15番(難波朋裕 君) 答弁によりますと、イノシシ、タヌキ、アナグマなどとなっておりますけれども、JA岡山西管内において、果樹における鳥獣被害を生産者のアンケートをもとに、平成26年度、そして平成27年度に調査を行いました。その結果は、カラスによる被害が圧倒的に多く、平成26年度は約800万円、平成27年度は700万円となっております。先ほど全体金額480万円とありましたけれども、カラスだけでも、それを相当上回る被害が、我々生産者のアンケート調査で出てきております。倉敷市の調査による被害金額とは、大きな差があると思われますが、それは調査方法に問題があり、実態を把握できていないと言わざるを得ません。
 今後は、調査方法を見直していかなければならないと思いますが、御所見をお聞かせください。
○副議長(磯田寿康 君) 藤原文化産業局長。
◎文化産業局長(藤原昌吾 君) 議員さんがおっしゃられるように、被害状況の調査結果には、報告されていない農作物被害があると考えられます。効果的な鳥獣被害対策を実施するため、さらに実態に近い調査結果が得られるよう、関係機関と協力して被害状況の把握に努めてまいります。
○副議長(磯田寿康 君) 難波 朋裕議員。
◆15番(難波朋裕 君) なぜこういう差があるのかなんですけれども、言ってもなかなか相手にされないであるとか、実際、諦めて被害を報告していない生産者の方がたくさんいらっしゃいます。これが実情であって、その拾い上げ方というのが物すごく大切だと思っております。そういったところの改善を、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 それでは次に、先ほど上がったカラスについての質問をいたします。
 先ほどの質問で、カラスの被害については認識していただけたと思いますが、果樹を中心にその被害というのは、今に始まったことではありません。生産者は、ネットを張ったり、ガス鉄砲を設置したり、しっかりと自衛の努力はしてきました。しかし、生産者の高齢化も進み、なかなかそこまで手が回らなくなっているというのが現状であります。
 また、倉敷市の各地区には駆除班がいます。猟友会の方々ですけれども、日々地道な駆除活動に努めていただいております。そして、その駆除班が行う捕獲も一つの有効な手段であります。現在、倉敷市では有害鳥獣捕獲補助をイノシシ、ヌートリア、タヌキ、アナグマ、ハクビシンについて行っています。しかし、先ほど言った被害額が大きいカラスについては、その対象外となっております。周辺の自治体では、浅口市、矢掛町、里庄町、高梁市、井原市、新見市でカラスに対する捕獲補助を行っております。
 倉敷市においても、イノシシなどと同様に補助対象とするなど、農作物被害を軽減する効果的な対策をするべきと考えますが、いかがでしょうか。御答弁ください。
○副議長(磯田寿康 君) 藤原文化産業局長。
◎文化産業局長(藤原昌吾 君) カラス被害への効果的な対策についてでございますが、本市では、従来より倉敷市有害鳥獣駆除班協議会に委託し、カラスを含む有害鳥獣の駆除を行っております。これまでに本市においては、イノシシ、ヌートリアに始まり、被害状況に応じてタヌキなどを補助対象獣種に追加していったところでございます。
 議員御提言のカラスを補助対象とすることについてでございますが、近年の玉島地区を中心としたカラスによる果樹への被害多発を受け、倉敷市有害鳥獣駆除班協議会に補助金額や捕獲個体の確認方法、現在設置しているカラス捕獲おりの有効性などについて具体的な意見を伺った上で、今後の有効的な方法など検討してまいりたいと考えております。今後も地元農家の皆さんの御意見を伺いつつ、各地区の駆除班の皆様と連携いたしまして、カラスを含めた鳥獣被害対策について進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(磯田寿康 君) 難波 朋裕議員。
◆15番(難波朋裕 君) 前向きな答弁と思っております。どうぞしっかりよろしくお願いします。
 倉敷市の果樹は特産品であり、単価の高い特産品を安定して生産することができれば、倉敷市のPRにもつながります。また、経営の安定化が図られれば、地域の活性化にもつながっていきます。丹精込めて栽培した農作物が、収穫前にカラスやイノシシなど有害鳥獣に食べられてしまうことは、高齢者の多い生産者にとって相当大きなショックを受けることとなります。ぜひとも生産者が安心して栽培できる環境づくりに努めていただくことを要望しておきます。
 最後になりますけれども、猿についてお尋ねします。
 最近、猿が市街地に出没するようになっており、市役所にもその対策の電話などが寄せられると伺っております。また、猿による農作物被害も報告されておりますが、農作物被害に限らず、人的被害への対策が必要だと思われますが、どのようにお考えでしょうか。答弁をお願いいたします。
○副議長(磯田寿康 君) 藤原文化産業局長。
◎文化産業局長(藤原昌吾 君) 市街地周辺に出没する猿への対策についてでございますが、現在、関係機関と連携をとり、追い払いを中心とした対策をとっております。なお、猿が出現した際の対応の仕方や安全確保について、ホームページに情報を掲載するなど、市民の皆様へ周知しているところでございます。今後につきましても、周辺の学校や保育所などへ迅速な情報提供を行うことにより注意喚起を図り、倉敷市有害鳥獣駆除班協議会や警察などと連携して追い払いを行うなど、住民の安全・安心の確保に今後も努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(磯田寿康 君) 難波 朋裕議員。
◆15番(難波朋裕 君) 短い時間でしたけれども、前向きな答弁ありがとうございました。これで私の質問を終わります。ありがとうございます。(拍手)
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