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平成28年第5回倉敷市議会(第4回定例会)
12月9日(金) 本会議 質問
無所属
時尾 博幸 議員
1 教育行政について
2 児島地区での野良犬対策について
◆10番(時尾博幸 君) (拍手)無所属の時尾 博幸です。
 通告に従いまして、一問一答の方式により2点について質問させていただきます。
 最初に、教育行政について質問させていただきます。
 この項では、10の項目について順次お尋ねさせていただきます。
 1点目として、人の配置の充実についてお尋ねいたします。
 市内の学校・園の現場をお伺いさせていただきますと、人の配置の充実を求める声を多く伺います。国や県において、少人数学級を実現し、正規の教員も増員していくのが一番望ましい姿ではありますが、本市においても、生活支援員などの形で現場へ人の配置を行っているところであります。
 来年度予算編成が行われている中、市教委としては、今後どのように人の配置の充実を行っていくのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(原田龍五 君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義 君) 時尾 博幸議員さんの御質問にお答えいたします。
 教育行政についてのうち、人の配置の充実についてでございますが、まず倉敷市教育委員会では、市単独で特別な支援を必要とする児童・生徒を支援する生活支援員や、不登校の児童・生徒に登校を促す不登校生徒支援員など、子供たちへの支援の目的に応じた支援員を配置しており、学校・園において、それぞれの役割に応じて効果を上げております。
 倉敷市教育委員会といたしましては、今後も児童・生徒一人一人の実態や学校の実情に応じまして、充実した支援ができるよう配置に努めてまいりたいと考えております。
 次に、これは県の事業になりますが、小学1年生がよりスムーズに学校生活になれることを目的として、平成14年度より岡山県教育委員会が実施しております小1グッドスタート支援事業では、1学級でも30名以上の学級がある小学1年生の全ての学級に、県費で支援員が4月から10月まで配置されております。
 倉敷市教育委員会では、県費の支援員が配置されない11月から3月までを、市費で支援員を配置しております。今後も、岡山県教育委員会に対しまして、1年を通しての配置を要望してまいりたいと考えております。
 また、教師の事務作業の負担軽減を図る目的で、岡山県教育委員会が配置しております教師業務アシスタントにつきましては、平成27年度から始まり、昨年度は大規模校を中心に配置されております。配置されている小・中学校からは、「教員の事務作業を支援していただけることにより、休み時間や放課後に児童・生徒と向き合える時間がふえ、本来の教育活動に専念できるようになった」等の声が上がってきており、今後も岡山県教育委員会へ増員を要望してまいりたいと考えております。
○議長(原田龍五 君) 時尾 博幸議員。
◆10番(時尾博幸 君) 小1グッドスタート支援事業については、今後、県教委のほうに1年を通しての配置を要望してまいりたいとの御答弁でございましたけれども、基準が30名を満たない場合、29人であっても配置がなされないわけでありますけれども、幾らか基準がどこかで必要なんですけれども、例えば、29人のクラスが複数あった場合には、その学年で1クラス1人でなくても、学年で何人かの配置ということを求める声も伺っております。このあたりも含めて、県への要望を行っていただければと思っております。
 2点目として、教育施設の改修についてお尋ねいたします。
 市内には、老松小学校のような新しい校舎ができる一方、築年数が経過し、老朽化している学校・園が多く存在し、施設の改修や修繕を求める声を多く伺います。
 小・中学校の耐震工事を終えた中、予算を充実させ、今後、計画的に教育施設の改修に取り組んではどうかと考えますが、お考えをお尋ねいたします。
○議長(原田龍五 君) 中原教育次長。
◎教育次長(中原誠二 君) 教育施設の改修についてでございますが、倉敷市公共施設等総合管理計画が平成28年6月に公表され、この中で、学校施設の長寿命化計画を平成31年度末までに策定することとなっております。
 これを受けまして、現在、学校施設の長寿命化計画を策定中でございますが、この中で学校施設の実態調査を行い、外壁、防水、内装、トイレ等の改修内容や時期などにつきまして総合的に判断し、改修の優先順位を検討して取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(原田龍五 君) 時尾 博幸議員。
◆10番(時尾博幸 君) 長寿命化の計画に基づいて、今後は計画的に行っていくということでございますけれども、大規模修繕も複数あるというふうに伺っておりますし、例えば給食調理場なども大分老朽化しているというふうに伺っております。
 あと、校長会からも御要望が出ているというふうに伺いますけれども、学校・園のトイレの洋式化についても、計画的に取り組んでいただきたいと思っております。トイレについては、においが非常に強いということで、場合によっては、一部だけの改修ではなくてトイレ全体を改修して、湿式から乾式へ変えていくということも、あわせて検討していただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 3点目として、エアコンについてお尋ねいたします。
 この項1項目めとして、ことし、中学校3年生と中学校の特別支援学級にエアコンを設置した後の調査結果はどのようなものだったか、お尋ねさせていただく予定でしたが、これまでの質問と重複いたしますので、割愛をさせていただきます。
 この項2項目めとして、中学校2年生以下のエアコン設置について、今後どのように取り組むのか、お尋ねさせていただく予定でしたが、こちらも同様の質問がございましたので、要望にかえさせていただきたいと思います。
 これまでの答弁では、市費だけでは困難で、財源確保が課題との答弁でございましたけれども、小学校も含めて早期のエアコン設置を求めたいと思います。
 また、特別教室へのエアコン設置についても、今後検討していただきたいと思っています。特別教室では、小学校より中学校のほうが使用頻度も高いと思われますけれども、例えば中学校の音楽室では、既に市費で設置をされているところもあると伺っております。近隣の住民から、うるさいなどのクレームがあって対応しているような実例もあると伺っておりますけれども、それ以外にも、例えば理科室では、近年、授業において実験に取り組むことが求められており、使用頻度も高いものと思われます。小・中学校の普通教室とあわせて、特別教室へのエアコン設置についても、今後の検討課題としていただければと思います。
 この項3項目めとして、エアコンの冬の使用についてお尋ねさせていただく予定でしたが、こちらも同様の質問がございましたので、要望にかえさせていただきたいと思います。
 冬については、エアコンではなく、従来どおりのストーブの利用との答弁でございましたが、市内の学校ではストーブのない学校もあると伺っています。生徒指導上の面からストーブを設置していない学校もあると思いますけれども、公平性の観点からも考慮していただきたいと思っています。
 また、支援の必要な児童・生徒への配慮で、特に情緒の関係の児童・生徒への配慮では、ストーブよりかエアコンのほうが望ましいという声も伺っておりますし、先ほどの生徒指導上の理由等からも、エアコンの冬の使用を望む声を伺っております。
 今後、エアコンの冬の使用について、調査も予定されているようなお話も伺っておりますので、電気のエアコンの電気代、ガスのエアコンのガス代、ストーブの灯油代、いずれも市費で支出をしていると伺っておりますので、ランニングコストなどの面からも御検討いただいて、エアコンの冬の使用について、今後、前向きに御検討いただけたらと思います。
 4点目として、特別教室へのプロジェクターの設置についてお尋ねいたします。
 市内の小・中学校の普通教室には、プロジェクターが設置されていますけれども、特別教室へのプロジェクターの設置についてはどのように考えているのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(原田龍五 君) 中原教育次長。
◎教育次長(中原誠二 君) 特別教室へのプロジェクターの設置についてでございますが、現在、中学校の普通教室には、短焦点プロジェクターと天井からつり下げる方式の巻き取り式スクリーンを設置しております。これらの情報機器を授業の中で有効に活用し、教員や生徒が、授業内容のデジタル教材やノートなどを大きく映して、わかりやすい説明をすることによって理解を助けるなど、学習効果を上げているところでございます。
 倉敷市教育委員会では、理科室や技術・家庭科教室等の特別教室においても、普通教室と同様に大きく映せる環境は必要であると考えており、現在、各学校には必要とする特別教室に対応した数の可動式液晶プロジェクターを配置している状況でございます。
 なお、特別教室の可動式液晶プロジェクターの更新に際しましては、今後、ICT機器の整備計画の中で検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(原田龍五 君) 時尾 博幸議員。
◆10番(時尾博幸 君) 5点目として、支援員の登録についてお尋ねいたします。
 支援員が配置されることが決定しても、適任者がすぐに見つからない現状もあるとお伺いいたします。支援員の採用について、学校とどのように連携しているのか、お尋ねいたします。
○議長(原田龍五 君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義 君) 支援員の登録についてでございますが、支援員につきましては、個別の支援が必要な児童・生徒の支援を行うことを目的としまして、子供たちと積極的にかかわることが得意で、熱意のある方を任用しております。
 支援員の配置につきましては、配置先の学校長が、適任者を見つけて任用していくことを基本としております。また、すぐに見つからない場合は、倉敷市教育委員会に登録されている方の中から、適任者を紹介することで対応しております。
 倉敷市教育委員会におきましては、支援員の募集を随時行っており、現在も子供たちの教育にかかわりたいという思いを持たれた方や教職経験者などが登録されております。しかしながら、実際の配置となりますと、学校から要望される児童・生徒への支援の内容等によっては、採用者がすぐに決定しない場合もありますので、これまで以上に支援員の登録を呼びかけるとともに、採用者の決定につきましては、学校長としっかり連携してまいりたいと考えております。
○議長(原田龍五 君) 時尾 博幸議員。
◆10番(時尾博幸 君) 6点目として、栄養士についてお尋ねいたします。
 市費での栄養士の配置に苦労しているという声を複数お伺いします。栄養士は児童・生徒数に応じて、大きい規模の学校では県費で配置をされていて、それに満たない学校では市費での配置をされていると伺っております。市費の栄養士さんが結婚や出産等でやめて、後を探すときに臨時で補充されているかと思うんですけれども、市費の臨時での栄養士であれば、交通費が出なかったり日給が安いという現状もあり、人がなかなか見つけづらい状況が複数発生しているとお伺いしています。
 市の臨時職員は栄養士だけでなくて、一般の事務職員など行政職の他の臨時職員との関係もあると思いますので、例えば、週何日勤務するとか、1日何時間勤務するとか、勤続年数であるとか、何らかの基準も必要になってくるかもわかりませんけれども、現在、交渉団体と交渉中の事項でしたので、今回は質問せずに、ぜひ改善に向けて前向きに御検討いただけたらと思います。
 7点目として、特別支援学級の学級編制の基準変更についてお尋ねいたします。
 来年度から、特別支援学級の学級編制基準が変更されると伺います。本市においてはどのような影響が出るのか、お尋ねいたします。
○議長(原田龍五 君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義 君) 特別支援学級の学級編制の基準変更についてでございますが、来年度から、岡山県教育委員会の特別支援学級の学級編制基準が変更されることとなりました。今までは、学年に関係なく特別支援学級の1学級の児童・生徒数は8名を基本としておりましたが、今回の改正により学年のまとまりを加味することになり、特別支援学級の児童・生徒数が多い学校において、学級数が増加する場合も出てくることになります。これまでの基準による学級数に比べ、倉敷市では12月1日現在の人数から推計しますと、小学校で11学級、中学校では3学級が増加することとなります。また、この実施には、県からの教員配置が必要となります。
 この新たな学級編制基準は、特別支援教育をよりよくするために変更されたものであり、実際に学級数が増加すれば、1学級当たりの生徒数が少なくなり、よりきめ細やかな指導が可能となります。また、学級数の増加によって教室確保が必要となった場合には、学校と連携しながら対応してまいりたいと考えております。
○議長(原田龍五 君) 時尾 博幸議員。
◆10番(時尾博幸 君) 12月1日現在の人数からの推計だと、小学校で11学級、中学校で3学級増加ということですけれども、最終的に、年が明けて1月末ぐらいに確定するようにもお伺いしておりますけれども、今回の学級編制基準の変更では、大規模な学校で特に影響を受ける面があると伺っております。例えば、少人数の指導で使っている教室であるとか、英語のワールドルームで使っている教室とか、そういう教室を支援学級の教室に変える検討をされている学校もあるようです。小学校では特に11学級と、学級数が多いわけですけれども、確定しましたら、プレハブという対応も必要だと思いますし、そういう施設の対応を、今回の基準変更に伴って早期にしていただくよう要望しておきたいと思います。
 8点目として、AEDの設置についてお尋ねいたします。
 学校現場では、職員室や保健室の近くなどの管理棟にAEDが多く設置されていると伺います。休日に、学校開放で体育館を利用することも多いと思われますけれども、体育館にもAEDを設置すべきではないかと考えますが、お考えをお尋ねいたします。
○議長(原田龍五 君) 中原教育次長。
◎教育次長(中原誠二 君) AEDの設置についてでございますが、倉敷市教育委員会では、平成19年度から平成20年度にかけまして、AEDを各学校に1台設置しております。設置場所につきましては、多くの学校が緊急対応の可能な職員室や保健室となっております。
 AEDの設置場所につきましては、厚生労働省が公表しているガイドラインの中で、「広い学校内においては、複数台のAEDを設置する必要がある」と記載されております。また、中学校の校長会からは、体育の授業だけでなく部活動で、多くの生徒が利用する体育館への設置要望も出ております。
 倉敷市教育委員会といたしましても、今後、各学校の実態を把握し、必要に応じて設置を検討してまいりたいと考えております。
○議長(原田龍五 君) 時尾 博幸議員。
◆10番(時尾博幸 君) 中学校の校長会からも要望があって、規模の大きな学校から計画的に設置していきたい旨の答弁でございました。AEDは1台約15万円から20万円ぐらいするということで、安いものではなくて高価なものだと思います。要望は出ていませんけれども、小学校の体育館のほうも、施設開放などで利用される面もございますので、今後は小学校の体育館への設置も検討いただければと思います。
 9点目として、コミュニティ・スクール──学校運営協議会制度の導入についてお尋ねいたします。
 コミュニティ・スクール──学校運営協議会制度については、私が文教委員長を務めているときに、先進地であります東京都三鷹市に文教委員会で行政視察に伺ったり、私もこれまで、この場でも導入を求めてまいりましたけれども、当時の吉田教育長の答弁では、コミュニティ・スクールの取り組みよりは、現在の学校支援地域本部の取り組みであります地域連携による学校支援事業の取り組みを、今後広げていきたいという御答弁でありました。
 その後、昨年の9月定例会の一般質問で松成市議からも同様の質問があり、井上教育長がコミュニティ・スクールモデル学区について、「倉敷市教育委員会といたしましては、学校評議員制度、地域連携による学校支援事業、コミュニティ・スクール、それぞれの事業の特徴や関連性や、既に導入をされております他の市町村の実態や、先進的な取り組みを進めている全国の学校、教育委員会の実践例を調査研究するなどして情報収集に努めてまいりたいと考えております」と答弁されまして、「その上で、コミュニティ・スクールのモデル学区の指定の検討も含めまして、学校にとって有効で、地域の実情に応じた選択を行っていく必要があると考えております」と御答弁をされています。
 コミュニティ・スクール──学校運営協議会制度の導入について、現在の検討状況はどのようになっているのか、お尋ねいたします。
○議長(原田龍五 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) コミュニティ・スクール、いわゆる学校運営協議会制度のことでございますけれども、これは、保護者や地域が学校運営やさまざまな課題解決に参画されまして、それぞれの立場で主体的に子供たちの成長を支えていただく仕組みとなっております。
 文部科学省はことし──平成28年1月25日付で、「次世代の学校・地域」創生プランでコミュニティ・スクールの推進を、地域と学校の連携・協働の重要な柱として位置づけ、この制度導入を積極的に進めていきたいという意向を示されております。
 倉敷市内では現在、まだこの制度を導入している学校はございませんけれども、これまで倉敷市が地域とのかかわりの面で取り組みを進めてまいりましたのは、平成14年度から、全ての市立学校・園で学校評議員制度を実施いたしております。さらに平成21年度からは、地域の力を学校支援に生かしていただく取り組みとして、地域連携による学校支援事業の実施学区を年々拡大して、今年度までに45学区で実施する状況となっております。
 市の方針といたしまして、このコミュニティ・スクールは、「地域とともにある学校」を目指す意義ある制度の一つと考えておりまして、まず文部科学省から講師を招いて研修を行い、そして既に取り組まれている他の学校や教育委員会の情報収集など、現在までに行っているところでございます。
 今現在、倉敷市が実施しております学校評議員制度、地域連携による学校支援事業等の既存の取り組みとの関係、また委員の任命基準、そして人材確保等についての課題といいますか、まだ調査しないといけないところがあると思っておりますけれども、文部科学省とお話しする中で、既存の制度との両立も可能であるというお話もいただいておりますので、この制度が本市の実態に合った制度となりますように、検討を進めていきたいと考えております。
○議長(原田龍五 君) 時尾 博幸議員。
◆10番(時尾博幸 君) 本市の実態に合ったコミュニティ・スクールの導入が早期に図られることを期待しております。
 教育行政についての最後の項目で、倉敷市立西中学校木造校舎についてお尋ねいたします。
 本市においては、木造校舎である倉敷市立西中学校を除いて、小・中学校の耐震化を平成27年度に終えています。
 西中学校が今年度、学校教育現場の視察先にも選ばれたG7倉敷教育大臣会合も無事終えた中、西中学校の木造校舎について、今後どのような取り組みをするのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(原田龍五 君) 中原教育次長。
◎教育次長(中原誠二 君) 倉敷市立西中学校木造校舎についてでございますが、西中学校の木造校舎は昭和12年に建築され、文化都市倉敷を代表する学校建築として、趣のあるたたずまいが地域の方々に親しまれ、現在も中学校として使用されている貴重な建物でございます。平成28年5月には、G7倉敷教育大臣会合の視察先となり、各国の代表に、伝統を重んじる倉敷市の教育を肌で感じていただけた建物でございます。
 この木造校舎の廊下などは、先輩から後輩へと生徒たちによって磨き上げられ、生徒たちは古い建物に愛着を持ち、多少の不便さを慈しみながら大切に使い続けております。また、ボランティアや地域の人々の温かい手により、幾度も補修を受けながら、守り受け継がれてまいっております。
 倉敷市教育委員会といたしましては、今後の活用につきまして、総合的に検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(原田龍五 君) 時尾 博幸議員。
◆10番(時尾博幸 君) 総合的に検討ということなんですけれども、この関連の質問は、これまで平成25年6月定例会で中島議員から、倉敷市立西中学校の耐震補強工事を求める一般質問でございました。
 そのとき、当時の國枝教育次長が答弁されているんですけれども、この答弁から引用すると、「本市では、学校施設の耐震化を順次進めており、西中学校の木造校舎もその対象施設の一つと考えています」ということで、耐震が必要な施設と言われています。基準のことに触れられていて、「一般の木造住宅とは違い、校舎を含め大規模な木造建築物については、数も少なく、補強事例も少ないため、明確な補強方法が確立されていません」と言われて、「こうした中、昨年6月に日本建築防災協会発行の「木造住宅の耐震診断と補強方法」が改訂され、大規模木造建物への対応が明記されたことにより、昨年度末から本市でも西中学校木造校舎の補強について、複数の耐震判定委員会に事前相談を行っているところです」と答弁をされています。
 この基準といいますか、木造の対応が改訂されて、なるべく外観を今のまま、保ったまま耐震補強を行うような答弁をされているんですけれども、この質問があった後に、平成26年度当初予算に教育費で、中学校校舎耐震化事業の耐震補強計画・実施計画委託料として西中学校も計上されていて、現在実施設計も終わって、あとは工事をするだけという段階と伺っています。
 平成26年度に、この実施設計の予算がついて施工されて、来年度──平成29年度を迎えるわけですけれども、26、27、28と今3年間たっています。G7が終わりました。来年度の予算要求では、この西中学校の耐震は考えていないような状況と伺っていますけれども、平成26年度の実施設計が終わって、これまでの間、どういう検討されていたのか、そのあたりのことを教えていただければと思います。
○議長(原田龍五 君) 中原教育次長。
◎教育次長(中原誠二 君) 先ほど時尾議員が言われましたように、これまでのいろいろな経過がございまして、ことしにはG7の教育大臣の訪問もあったということで、西中学校は倉敷市にとっても、非常に価値ある建物だという評価をしております。
 現在のところは、先ほども申し上げましたが、地域にも親しまれているということもあり、生徒にも廊下を磨き上げるとか、そういった慈しみのある学校ということですので、先ほど総合的と申し上げましたけれども、前向きに検討している状況でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(原田龍五 君) 時尾 博幸議員。
◆10番(時尾博幸 君) 私は、今の木造校舎を保存して、耐震をしたほうがいいという立場であります。今、鉄筋校舎の耐震化が終わって、教育施設の大きい予算で言うと、エアコンの関係とこの西中の耐震、億近いお金がかかわってくると思います。現場がこれまでの普通の暑さではなく異常な暑さで、エアコンも求められますけれども、個人的には、エアコンの設置よりか西中学校の耐震のほうが、優先して取り組まれる事項ではないかと思っています。
 学校では、多くの生徒や教職員の方がいらっしゃるわけです。例えば、東南海・南海地震など大規模な災害が発生して、あってはなりませんが、木造校舎が損壊して、多くの命が失われるという事態が発生しないように、耐震の必要性は認識しているわけですから、早期にそのあたりの方針を決めていただいて、取り組みをしていただくよう求めておきたいと思います。
 最後に、2点目に、児島地区での野良犬対策についてお尋ねいたします。
 児島地区において、例えば、これまで下津井地区で野良犬が歩いている状況も見たことありますけれども、下津井地区のみならず、例えば味野や小川、大正橋付近などの市街地においても、野良犬をよく見かけるという声を伺っております。
 子供の登下校などの際には心配されるところであり、年配の女性の方が犬にかまれたというお話も伺っています。学校などから保健所や警察にも、野良犬が発見されるたびに連絡されているとは伺っておりますけれども、何かよい対策はないのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(原田龍五 君) 吉岡保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(吉岡明彦 君) 児島地区での野良犬対策についてでございますが、保健所生活衛生課には、毎年、野良犬について市民の方から多くの相談が寄せられています。御相談を受けますと、すぐに現地に赴き、状況の確認と調査を行っております。可能な場合は、職員が直接捕獲したり、現地の方の協力を得て、捕獲おりを設置したりして捕獲を試みております。また、啓発活動としましては、毎年、保育園、幼稚園の幼児を対象としたふれあい教室で、「野良犬に出会ったときには、急に走って逃げないように」などの注意喚起をしております。
 児島地区では、平成27年度には198件、平成28年度11月末時点では86件の、市民の皆様から野良犬についての相談や情報提供がございました。また、捕獲頭数は、平成27年度は116頭、平成28年度11月末時点では79頭でございました。
 犬への無責任な餌やりや放し飼いが、野良犬をふやす原因となっておりますので、対策を効果的に行うためには、地域の方々の理解や協力が欠かせないと思われます。昨年度、小・中学校及び幼稚園、保育園、合計9施設で啓発チラシの配布を行いました。今後とも、継続して野良犬の捕獲に努め、啓発を行ってまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(原田龍五 君) 時尾 博幸議員。
◆10番(時尾博幸 君) 今、答弁をお伺いしますと、思ったより多くの件数があるという実情がわかりました。
 同様の質問が、現在開会中の12月定例玉野市議会でもあって、こちらは、犬ではなくて猫のようなんですけれども、野良猫への餌やりということで、深山公園や王子が岳で野良猫に市民らが餌を与えて、ふん尿がふえるといった問題が起きているようであります。担当の市民生活部長が答弁をされて、動物愛護管理法や県の条例では、根本的な解決には至っておらず、餌やりのルールなどを定めた条例案の準備を進めていると答弁されていて、来年の3月定例玉野市議会へ提案を目指されていると伺っております。この条例案では、イノシシの子供などほかの動物も対象としたものと伺っております。
 あと、直接の部分ではありませんけれども、これまでの議会での質問でもあった有害鳥獣対応へのマニュアル策定ということで、今、開会中の11月定例岡山市議会でも有害鳥獣の対応で、マニュアルを作成して、イノシシなどが市街地に出没して、襲われて負傷する事例があるということで、全庁的な会議も開いて、マニュアルを作成したいというような答弁もございました。
 本市で言うと、保健所は犬と猫の担当で、農林水産課がイノシシなどの有害鳥獣対策ということになるかと思います。先ほど保健所の犬と猫の部分では、玉野市で取り組まれているような条例の取り組みも、ほかのいろんな自治体から出ているようでございますので、そういうあたりも検討していただいて、また保健所と農林水産課と両方にまたがるところもあるかと思いますので、全庁的なといいますか、連携した取り組みを今後していただくよう要望して、私の質問とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)
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