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平成29年第4回倉敷市議会(第2回定例会)
6月16日(金) 本会議 質問
未来クラブ
若林 昭雄 議員
1 まちづくりについて
2 防犯カメラについて
3 競艇事業について
◆6番(若林昭雄 君) (拍手)改めまして、おはようございます。未来クラブの若林 昭雄でございます。
 それでは、通告に従い、一問一答の方式で順次質問させていただきます。よろしくお願いいたします。
 まず1番目は、まちづくりについてお聞きします。
 近年の市街化調整区域での開発状況について、市街化区域と市街化調整区域で開発行為のバランスが崩れているように思えます。定住環境ゾーンとして位置づけられている市街化区域でも、宅地など開発の進んでいない地区があったり、農業系土地利用ゾーンとして位置づけられている市街化調整区域なのに、市街化区域のように宅地化などの開発が進んでいる地区があります。倉敷市の目指すまちづくりの方向に沿っているのだろうか。現実は疑問を感じるところでございます。
 茶屋町に住む一住民としては、茶屋町区域内の市街化区域はほぼ宅地化しており、やや過密感があります。それでも利便性の高い茶屋町地区に住みたいと望む方は多く、なぜ市街化拡大ができないのだろうかと、素朴に感じてしまいます。
 そこでお尋ねします。近年の市域全体の市街化調整区域における開発行為の件数、あわせて茶屋町地区の件数も教えていただきたいと思います。また、倉敷市の今後の開発の方向性を教えてください。
○議長(梶田省三 君) 原建設局長。
◎建設局長(原孝吏 君) 若林 昭雄議員さんの御質問にお答えさせていただきます。
 近年の市街化調整区域での開発状況についてでございますが、市街化調整区域は市街化を抑制すべき区域でありますが、平成12年の都市計画法の改正において既存宅地制度が廃止されることの代替措置として、開発許可権者が条例で定める区域、用途での開発行為については許可できることとなりました。この制度改正を受けて、本市においては平成13年10月に、市街化調整区域内に自己用住宅が建築できる条例を施行しましたが、その結果、市街化調整区域内の農地の中に、新たな住宅地が無秩序に混在する状況になりました。そのため、農地部局と建設部局が連携を図り、市街化調整区域の市街化抑制と優良農地の保全を目的に、平成24年11月に転用できる農地を限定する新たな運用基準を定めました。
 議員お尋ねの近年の市街化調整区域における開発行為の状況ですが、市域全体の市街化調整区域の開発行為申請件数は、平成23年度417件、平成28年度148件となっております。また、茶屋町地区の市街化調整区域の開発行為の申請件数は、平成23年度では43件でありましたが、平成28年度は13件となっており、減少しております。
 今後とも、市街化調整区域における市街化抑制と優良農地の保全に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(梶田省三 君) 若林 昭雄議員。
◆6番(若林昭雄 君) 平成24年11月に新たな運用基準を定めたことにより、開発行為申請件数は、市域全体で平成23年度417件から5年後148件、約65%の減少。茶屋町においては43件から13件で約70%の減少。今後の方向性である市街化調整区域における市街化抑制と優良農地の保全に向かっているということはわかりました。
 しかし、これまでに崩れたバランスを今後どのようにしていくのか、倉敷市は、市街化区域内の農地が多いという指摘を随分以前から受けているようです。そのことが適地開発を阻害することになり、まちづくりに支障を来していると感じます。この抜本的な課題をどう解決するかが、将来のまちづくりを左右する大きなポイントではないでしょうか。まさに、農地部局と建設部局が連携を図って取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
 続いて、少しエリアを絞って、茶屋町のまちづくりの方針についてお伺いいたします。
 茶屋町は、昭和63年3月完成のJR茶屋町駅を中心にして、岡山、四国への倉敷の東玄関口として整備されてきました。しかしながら、約30年経過した現在、まだまだ目指すところに達していないのが実情であります。
 近年では、地区の人口が急速に増加し、それに伴い車もふえ、交通渋滞が起きております。特に通勤・通学の時間帯は、大変危険な状態が日常化しております。幹線道路の整備や計画道路の早期着工など、道路環境整備をお願いするところではございますが、まずはどのような町にするのか、あるいはどのような町にしたいのか、より一層のコミュニケーションを図りながら、地域住民主体で住みよいまちづくりを行っていくところでございます。一方で、人口増加により、多種多様の御意見があるのも現状です。
 近隣市町への移住を防ぐためにも、茶屋町地区の果たす役割は大変大きいと思います。倉敷市全体としての計画だけではなく、一定のエリアでのまちづくり計画を含めて検討すべきではないでしょうか。
 そこでお尋ねいたします。倉敷市として、茶屋町のまちづくりの方針をどのように考えているのか、お答えください。また、先ほど市街化調整区域における市街化抑制と優良農地の保全に努めるという御答弁がありましたが、岡山県南広域都市計画区域、いわゆる6市1町と言われる区域において、市街化区域拡大の動きがあるように聞いておりますが、今後、市街化区域の拡大について倉敷市はどのように考えているのか、お答えください。
○議長(梶田省三 君) 原建設局長。
◎建設局長(原孝吏 君) 茶屋町のまちづくりの方針についてでございますが、本市では、都市計画マスタープランに定められた方針に基づき各地域や地区のまちづくりに取り組んでおり、茶屋町地区につきましては、田園ひろがるゆとりのまち・茶屋町のテーマのもと、JR茶屋町駅周辺の魅力ある顔づくり、田園、水辺、歴史・文化的資源を活かした特色ある交流環境づくり、ゆとりある良好な住宅地の形成を目標として、公共施設の整備などを進めております。
 また、市街化区域の拡大についてでございますが、県は本年3月、本市を含む6市1町の都市計画の目標や線引きの方針、主要な都市計画決定の方針を定めている岡山県南広域都市計画区域マスタープランを見直しました。その中で、おおむね20年後の都市の姿を展望した都市づくりの方針として、集約型都市構造の実現を目指し、市街化区域の再編を図ることが示されています。具体的には、公共交通の利便性が高い区域など持続可能な都市づくりを推進する上で、真に必要となる区域については市街化区域へ編入することなどが示されておりますが、同時に計画的な市街地整備の実施見通しが確実であること、農地転用を前提とした農林漁業との調整が図られること、関係市町との広域調整が図られること、地元住民との合意形成が図られることなどが基本的な要件とされております。
 今後、各地域や地区の実情を踏まえ、対応を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(梶田省三 君) 若林 昭雄議員。
◆6番(若林昭雄 君) いろいろな要件があり、クリアするには厳しいのかもしれません。また、担当部局がまたがり、調整も必要かもしれませんが、すばらしいまちづくりが進みますよう、よろしくお願い申し上げます。
 次に、めざすまちの姿を市民とどう共有しているのか、お尋ねいたします。
 平成23年3月に倉敷市第六次総合計画を策定しており、まちづくりの理念として、安全・安心、快適、豊か、優しさ、はぐくみ、共生、躍動、自律が掲げてありますが、倉敷市のまちづくりについてどのように市民や団体等の評価や意見を把握し、まちづくりの方向性について市民等との共有を行い、また、それをどのように施策に生かしているのでしょうか。また、評価の中で、茶屋町地区の住民の皆さんがどのように回答しているのか、具体例を示してお答えください。
○議長(梶田省三 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) めざすまちの姿の市民の皆様との共有ということで、市民や団体の皆様の御意見をどうやって把握し、それを市政に生かしているのかということでございます。
 倉敷市では平成23年3月に、平成32年度までの10年間を見据えました、まちづくりの指針となる倉敷市第六次総合計画を策定し、取り組みを行っているところでございます。そして、その中に47のめざすまちの姿を掲げますとともに、その達成度をはかる物差しとなりますまちづくり指標を設定しているところでございます。
 まず、毎年度、無作為に抽出しました16歳以上の2,000人の市民の皆様、そして200を超える市民活動団体の皆様などへのアンケートの実施、そして各種の統計資料などを用いて、まちづくり指標の実績値がどうなっているかという進捗状況を把握、そして分析を行っております。また、市が実施しております各施策についても、先ほどの対象とは異なります市民の皆様方に、それぞれ5段階評価のアンケートなども実施しておりまして、その内容についての調査や分析を同様に行っているところでございます。
 そして、それぞれのアンケートにおきましては、自由に皆様の意見を書いていただく欄を設けておりまして、それらのアンケートの結果、そして書いていただいた意見についても、全て市議会に御報告しますとともに、市のホームページを通じて公表しておりまして、市民の皆様と情報の共有を図っているところでございます。
 そして毎年度、翌年度の当初予算の編成があるわけですけれども、その編成に当たりましては、まちづくり指標の達成度などを参考に、翌年度取り組む重点分野の施策を決定しておりまして、市民の皆様からのアンケートや指標の達成度が、翌年度の市の施策に大きく反映されているところでございます。
 最後に、茶屋町地区の皆様の回答について、主なものということで幾つかお答えしたいと思います。
 アンケートの結果で、例えば大きな項目といたしまして、「自分の住んでいるところが住みやすいと感じている」という質問に、「そう感じている」と回答された方が、市全体では57.6%でしたが、茶屋町地区の方については63.6%で、上回っておりました。また、「自分の住んでいる地域に魅力があると感じている」という問いに、「そう感じている」と回答された方は、市全体での割合は32.7%でしたが、茶屋町地区では45.5%という結果でした。この結果を鑑みますと、茶屋町地区の皆様方には、自分の住んでいる地域を住みやすいと感じていただいており、また地域に誇りを持って暮らしていただいていると感じているところでございます。
 今後も、これらのアンケートの結果、また指標の状況をしっかり踏まえまして、まちづくりに努めていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
○議長(梶田省三 君) 若林 昭雄議員。
◆6番(若林昭雄 君) 情報を共有することにより、市民の皆様や団体の皆様にまちづくりの方向性を御理解いただき、よりよいまちづくりに向かって総合計画が実行されることをお願いいたします。
 茶屋町は、今後市内で最も人口増加率が高いと予測されています。利便性も高く、茶屋町に住みたいという若い人も多いと感じています。既に住んでいる方々は、先ほどの市長の御答弁にありましたように、アンケートでも、住みやすい、魅力があるというふうに回答した方が市全体よりも多いという、大変うれしい結果をいただいております。
 しかし、茶屋町地区の市街化区域内は過密ぎみで、新たな住宅地を得ることが困難な状況です。まだ今なら、市街化区域に隣接する地区には十分な土地があります。学校もある。駅もある。ショッピングセンターもある。今、市街化区域に隣接した地域に、まず道路や公園等の基盤整備事業を実施し、その上で形のよい住宅団地を整備していけば、超優良の宅地が生まれると思います。私は、茶屋町に住む一市民として、どうしてそれができないのだろうかと常々疑問に思っていました。
 茶屋町は、岡山市と早島町に隣接する市境です。「本当は茶屋町に住みたいんだけれども、無理だから、近くの早島に住むんだ」という言葉を聞くと、残念でたまりません。何もしなければ、せっかくのチャンスを逃し、茶屋町から、倉敷市から人口流出してしまうのではないかと危惧しています。私は議員になったばかりで、都市計画法だとか、農地法だとか、農振法だとか、いろいろと課題があるのだろうと思いますが、よくわかりません。どんな方法でもいいのです。茶屋町に住みたいと思っていただける人が住むことができ、地域コミュニティが推進し、活性化すれば。
 ぜひとも、まちづくりのプロ集団である市役所職員の皆さんの英知を結集して、実現してほしいのです。よろしくお願いいたします。
 2番目に、防犯カメラについてでございます。
 昨今、いろいろな事件の報道や居住地区の環境の変化から、あるいは多様な移動手段により、人の出入りが簡単にできるようになった日常の生活の中で、不審者等不安に感じることが多くなってきたとの声が、市民対話集会などを通じて上がっております。また、事件、事故の報道の際には、カメラの映像が大変重要な役割を果たしている場合が多くなっております。これらのことから町内会より、「防犯カメラを設置したいが、どのようにしたらいいのか」との声を多く伺っています。
 これまで、町内会を対象にした倉敷市防犯カメラ設置助成事業補助金交付があり、平成26年度9団体20台、平成27年度9団体22台、平成28年度22団体66台で、合計40団体108台の設置をされました。しかし、昨年度までの3年間で、この補助金交付は終了しています。引き続き、倉敷市として、設置の方向に向けて検討いただくよう強く要望いたします。
 また、子供たちの防犯面につきましても、多くは町内のボランティアの皆様に登下校の見守りをお願いしているわけですが、通学路に防犯カメラの設置を望まれ、倉敷市の小学校の要望を受けて、市内68カ所に設置されてきました。これも、平成26年度から平成28年度の3年間で終了しています。
 しかし、防犯カメラを設置しなければならないような出来事が、なくなったわけではありません。特に、通学路における登下校の見守り活動はますます盛んになっていると感じています。子供たちの安全対策をボランティアの皆様ばかりに頼るのではなくて、必要に応じて防犯カメラ設置などを行えるよう支援することが、自治体の役割ではないでしょうか。
 プライバシーの件、予算の件、いろいろ課題はあるところですが、まだまだ市民の皆さんから必要との声が多くあるところなので、この件につきましても、引き続き倉敷市教育委員会として設置の方向に向けて検討いただきますよう強く要望して、次の質問に移ります。
 続きまして3番目ですが、競艇事業についてお尋ねいたします。
 まずは、入場門の建てかえ工事について、現在進めている工事ですが、今までの入場門は大変大きな建物で、それを解体しております。この後、建てかえと聞いておりますが、完成すると、児島モーターボート競走場はどのように変わるのでしょうか。また、その間のレースはどのようになるのか、お答えください。
○議長(梶田省三 君) 矢島競艇事業管理者。
◎競艇事業管理者(矢島薫 君) 去る4月1日付で競艇事業管理者を拝命いたしました矢島 薫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、御質問にお答えさせていただきます。入場門の建てかえ工事について御質問いただきました。
 この工事は、建築後42年が経過した、場内で最も老朽化の著しい鉄筋コンクリートづくりの入場門を兼ねた建物を取り壊し、コンパクトで、より明るく親しみやすい施設へと建てかえを行い、あわせて入場門前のロータリーの大規模な改修整備を行うものでございます。新しい入場門は、児島三白を象徴する白をベースとした明るい色彩で、帆布をイメージした軽やかな膜屋根を特徴とする建物となり、現在よりもコンパクトな施設となります。
 入場門前には、タクシーや無料バスの乗降場を整備し、来場者の利便性向上を図るほか、エントランスには多目的スペースを整備いたします。また、幅広い年齢層に対応できるようバリアフリーにも配慮した施設となります。竣工は平成30年8月を予定しており、レースを開催しながらの工事となるため、来場者の皆様方には長期間にわたり御不便をおかけいたしますが、工事完成後は、現在よりもお客様が気軽に入場できるよう見通しのよさが確保された明るい空間となります。
 このたびの建てかえ工事によりまして、今まで以上にボートレースを身近に感じてもらえるような施設にリニューアルされ、ボートレース児島のさらなる魅力アップとイメージアップにつながるものと考えております。
○議長(梶田省三 君) 若林 昭雄議員。
◆6番(若林昭雄 君)  レースを開催しながらの工事とのこと、来場者の皆様の安全には十分御配慮いただくようお願いいたします。
 新しい入場門が、より児島らしさをアピールできる顔として、またコンパクトな施設に生まれ変わり、イメージを一新して、より多くの幅広い年齢層の方々に御来場いただけるよう、さらなる魅力のアップとイメージアップを期待しております。
 次は、そのイメージアップ戦略についてお伺いします。
 現在、ボートレース業界を挙げてのイメージアップ戦略は、テレビコマーシャルなどを通じて行っているところかと思います。ボートレース児島としては、イメージアップをどのように図っていくのか、現在取り組んでいることなどを具体的に教えてください。
○議長(梶田省三 君) 矢島競艇事業管理者。
◎競艇事業管理者(矢島薫 君) イメージアップ戦略についてでございますが、現在ボートレース業界では、幅広い年齢層に人気があるタレントの渡辺 直美さんをテレビコマーシャルなどで起用するとともに、迫力満点のレースシーンを放映することで、プロスポーツとしてのボートレースという点からもイメージアップを図っております。こうした取り組みによりまして、企業CM調査においても年々好感度が上昇しており、ボートレースに対するイメージは、より明るく、より身近なものとして着実に浸透してきていると考えております。ボートレース児島におきましても、テレビコマーシャルなどでは、レース開催情報とあわせてボートレースの迫力を伝える映像や、地域の名所、特産品などを紹介する映像を盛り込んだ内容とすることで、ボートレース児島の認知度とイメージのアップを図っております。
 また、本場では、大人から子供までが一日中楽しめる施設として身近なイメージを持っていただけるよう、キャラクターショー、動物ふれあいコーナー、ペアボート試乗体験など、家族連れの来場を促進するようさまざまなイベントを開催いたしております。そのほか、レースを開催していない日には、本場や駐車場などの施設を開放し、少年少女ゴムボート大会、倉敷国際トライアスロン大会、せんい児島瀬戸大橋まつりなどのイベントに、競走会や選手会とも連携しながら積極的に協力し、ボートレース児島をPRさせていただいております。
 今後とも、現在行っております施策を引き続き実施するとともに、さまざまな機会を捉えてボートレースの魅力を積極的に発信し、若者、女性、家族連れなど幅広く関心を寄せていただき、より明るく、身近で、地域に愛されるボートレース場となるよう努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(梶田省三 君) 若林 昭雄議員。
◆6番(若林昭雄 君) ボートレース選手は野球やサッカーの選手と同様、プロスポーツ選手であり、アスリートだと思います。迫力満点のレースを多くの皆様に楽しんでいただきたいところです。また、大人から子供までが一日中楽しめる施設として身近なイメージで、ギャンブルからレジャーへのイメージチェンジとなるような取り組みを今後もよろしくお願いいたします。
 次に、安定的・継続的な事業実施についてお尋ねいたします。
 この事業は、景気の動向に左右されて、事業が不安定になりがちです。また、全国に児島を含めて24場の開催地があり、競争も激化するところでございます。児島ボート本場での取り組み、また場外での取り組み、また大きな施設の維持管理も含めて、児島モーターボート競走事業の安定的・継続的な事業実施のため、現在どのような施策を進めており、今後どのような施策を考えているのでしょうか。お聞かせください。
○議長(梶田省三 君) 矢島競艇事業管理者。
◎競艇事業管理者(矢島薫 君) 現在進めている施策と今後考えている施策はどのようなものかについてでございますが、児島モーターボート競走事業の年間総売上額は、平成6年度の758億円をピークに、景気の低迷やレジャーの多様化などを背景に減少傾向に転じました。その後、ボートレース業界を挙げての広域発売化など各種取り組みや景気の回復基調もあり、平成22年度から売り上げが増加傾向に転じたことや、事業の見直しや業務委託の推進などによるコスト削減を図ったことなどにより、過去6年間を平均して3億4,000万円程度の一般会計への繰出金を安定的に確保してまいりました。
 最近の主な施策といたしましては、電話投票を促進する児島テレポイント倶楽部を立ち上げる一方、外向発売所児島ガァ~コピアをリニューアルオープンし、有料指定席の設置や8場併売化への移行を行い、さらにはミニボートピア井原を新規オープンするなど、広域発売化に対応する施策を進めてまいりました。これらの施策によりまして、電話投票や児島ガァ~コピア等の場外発売の売り上げは好調を維持しております。
 また、児島ボート本場におきましては、グループ席の設置やキャッシュレス投票の導入、さらにはトイレの改修や場内の全面禁煙化などの施策を実施してまいりました。しかしながら、昨年度の1日平均入場者は1,250人程度と、10年前の約半分となっており、本場での入場者や売り上げの減少傾向が続いております。さらに、施設の老朽化により維持管理にも相当の経費を要しているところでございます。
 このような状況を踏まえ、今後の施策といたしましては、先ほども答弁をいたしましたが、本場の入場門のリニューアルを初め、収益率の高い本場への来場者の増加に向けて、新規ファンの獲得に積極的に取り組むとともに、全国のボートレース場等への発売協力依頼やグレードの高いレースの誘致に努めるなどの営業活動を強化し、収入の確保を図ってまいりたいと考えております。
 また、施設のコンパクト化を視野に、スタンド棟の維持管理経費を削減する方策を検討し、さらなる事業の見直しや業務委託の推進などにより、支出の抑制を図ってまいりたいと考えております。こうした施策を着実に実行することで、今後とも安定的かつ継続的にモーターボート競走事業を実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(梶田省三 君) 若林 昭雄議員。
◆6番(若林昭雄 君) 最後に、経営戦略を策定中と聞いておりますが、どういったことに重点を置かれているのか、お答えください。
○議長(梶田省三 君) 矢島競艇事業管理者。
◎競艇事業管理者(矢島薫 君) 経営戦略は何に重点を置くのかについてでございますが、本市の行財政改革プラン2016では、平成29年度末を目途にモーターボート競走事業の経営戦略を策定することとしております。この経営戦略とは、公営企業における中・長期的な経営の基本計画のことでございまして、その計画期間は、経営基盤の強化等に取り組むことができる、合理的な期間である10年程度とされております。また、基本計画の中心となるものは、財源の見通しを試算した収入計画と設備投資などの見通しを試算した支出計画のバランスを図った中・長期の収支計画でございます。
 策定に当たりましては、財源等の状況や競走場の施設設備等の現状を客観的に把握した上で、モーターボート業界の動向や商業圏域等の分析をしながら、将来的な見通しを的確に行っていくことが重要であると考えております。さらに、児島モーターボート競走場独自の強みでもありますすぐれた景観、中四国の結節点としての広域交通ネットワーク、恵まれた背後人口などの要素も加味した計画となるよう策定を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(梶田省三 君) 若林 昭雄議員。
◆6番(若林昭雄 君) 将来的な見通しを的確に捉えるためにも、市民の皆さんの声、ボートレース選手の声、いろいろな意見を取り入れ、分析をして、そして今御答弁いただきました児島モーターボート競走場独自の強みでもあるすぐれた景観、広域交通ネットワーク等をぜひ活用していただき、より皆さんに愛される施設となり、来場者の増加、新規ファンの獲得に向けての事業となりますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
 これで質問を終わらせていただきたいと思います。御清聴ありがとうございました。(拍手)
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