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平成29年第4回倉敷市議会(第2回定例会)
6月19日(月) 本会議 質問
公明党倉敷市議団
吉田 徹 議員
1 日本遺産「倉敷物語」について
2 教育現場の「働き方改革」について
3 住民が主役の「地域づくり」について
◆28番(吉田徹 君) (拍手)公明党倉敷市議団の吉田 徹でございます。
 通告に従いまして、一問一答の方式で質問させていただきます。
 まず初めに、日本遺産「倉敷物語」についてお伺いいたします。
 今回、平成29年度の日本遺産認定は、79件の申請に対し17件が認定されたとのことです。まずは、認定申請に当たり、お力を尽くされた関係者の皆様に敬意を表したいと思います。
 国は、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」に認定するとともに、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することにより地域の活性化を図るとしております。また、伊東市長はさきの提案理由説明で、「今後、市と関係団体で構成する(仮称)倉敷市日本遺産推進協議会を設立する予定としており、この絶好の機会を生かして、地域活性化につながる取り組みを進めてまいりたいと考えております」と方針を述べられました。
 このたび、日本遺産として認定された「一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~」とのストーリーを、今後どのように整備・活用し、どのような目的を持って推進していくのか、その方向性について御説明ください。
○副議長(時尾博幸 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) 吉田 徹議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。
 まず、この日本遺産でございますけれども、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを国が認定し、そして国内外に戦略的に発信していくことにより、文化財を用いた地域の活性化を図ることが目的とされております。
 このたび、倉敷市が申請して認定いただきました日本遺産、一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~ですけれども、倉敷市の発展の礎となりました繊維産業と郷土への愛着、誇りを育む源となります多くの文化財をつなぐストーリーとなってございます。
 今後は、このストーリーをわかりやすく、魅力的に発信しますとともに、国内外からの観光客が増加するような受け入れ態勢の整備、また繊維製品を中心とします特産品の魅力向上による国内外へのさらなる販路開拓や拡大の支援、また郷土への愛着と誇りを持つ人材育成等、さまざまな取り組みにつなげまして、地方創生に資する地域活性化を目指してまいりたいと考えております。
 この後、日本遺産推進協議会もつくって具体的な取り組みを検討しまして、頑張ってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(時尾博幸 君) 吉田 徹議員。
◆28番(吉田徹 君) 今御答弁をいただきましたが、(仮称)倉敷市日本遺産推進協議会についてお伺いいたします。
 今後、市と関係団体で構成するとのことでしたが、協議会の設置目的、今後のスケジュール、構成メンバー等、協議会の推進方針について、現在の考えをお聞かせください。
○副議長(時尾博幸 君) 竹内企画財政局長。
◎企画財政局長(竹内道宏 君) (仮称)倉敷市日本遺産推進協議会についてでございますが、この協議会は、このたび認定された日本遺産を生かしたまちづくりを進め、地域の魅力向上と活力創出につなげることを目的としております。
 構成メンバーといたしましては、倉敷市歴史文化基本構想の策定に携わっていただいた審議会の方々や経済・観光関係団体、公共交通機関の代表者の方などを検討しており、行政だけでなく多様な主体が連携して取り組むこととしております。
 6月下旬にこの協議会を設立する予定であり、今後、市の負担金や国の補助金を活用し、国内外への情報発信や人材育成事業、普及啓発・調査研究事業、観光・産業振興事業等に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○副議長(時尾博幸 君) 吉田 徹議員。
◆28番(吉田徹 君) ストーリーの構成文化財として、現在31件の文化財が位置づけられております。日本遺産の目的である有形・無形の文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用する、そのための重要な司令塔となる推進協議会であります。答弁にもありましたが、行政だけでなく多様な主体が連携して取り組むとの趣旨を生かした推進協議会の運営をよろしくお願いいたします。
 次に、倉敷物語の幅広い発信についてお伺いいたします。
 今回の日本遺産の認定は、言うまでもなく我が国の文化・伝統を語るストーリーに対してであります。そして、認定されたストーリーのタイトルは一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~であります。私は、まず市民の方々に、このストーリーを知っていただくことから始めなくてはならないのではないかと考えております。
 また、平成29年度の認定申請のあった79件のストーリーのタイトルを眺めて、比べてみました。今回認定された17件のストーリーのタイトルは、タイトルだけで見た人の興味を引きつける、考えられたものが多く認定されていると感じました。その中でも、本市の一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~とのタイトルは、身内びいきかもしれませんが、群を抜いてすばらしいものと感じております。
 今後、子供たちが郷土の歴史を学ぶ上でも、倉敷物語は重要な位置を占めていくと考えます。この倉敷物語をどのように発信・活用していくのでしょうか。考えをお聞かせください。
○副議長(時尾博幸 君) 竹内企画財政局長。
◎企画財政局長(竹内道宏 君) 日本遺産、倉敷物語の発信方法についてでございますが、倉敷市のストーリーは、興味深さ、斬新さ、わかりやすさ、地域性などが評価され、地域の風土に根差した魅力あるストーリーとして国に評価されたものと受けとめております。こうした価値ある本市のストーリーを、国内外に向けて発信していくことはもとより、市民の皆様に広く知っていただき、郷土への愛着と誇りの醸成につなげていくことが重要と考えております。
 日本遺産の発信につきましては、6月号の広報紙に巻頭特集として掲載し、わかりやすく市民の皆様にお知らせしたところでございます。今後、パンフレットや多言語ホームページの作成、国内外でのPRイベントの開催を初め、議員御提案のように、印象的な言葉を効果的に活用してストーリーをわかりやすくし、子供たちが興味・関心を持って学べる取り組みを進めてまいります。さらに、ストーリーを解説できる人材の育成、ワークショップやシンポジウムの開催など、市民の皆様に向けての発信・啓発についても積極的に進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○副議長(時尾博幸 君) 吉田 徹議員。
◆28番(吉田徹 君) 市民や、それから倉敷市を訪れる旅行者、また小学生などが手軽に手にとれる小冊子、そのようなものもぜひつくっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に、少し視点は違いますが、ナンバープレートを活用した地域の魅力発信について御提案申し上げます。
 国土交通省では、地域振興、観光振興に活用すべく、地方版図柄入りナンバーの導入自治体の募集を始めております。国の導入要綱によりますと、地方版図柄入りナンバープレートは、地方公共団体より、各地域にちなんだ特色ある図柄の提案が行われることにより導入されるものとされております。
 地域振興、観光振興の観点からも、私はこの地方版図柄入りナンバープレートの導入について検討する価値は十分にあると考えますが、いかがでしょうか。考えをお聞かせください。
○副議長(時尾博幸 君) 原建設局長。
◎建設局長(原孝吏 君) 地方版図柄入りナンバーの申請を検討されたいについてでございますが、現在、国土交通省では地方版図柄入りナンバープレートの募集を行っているところであります。この制度は、ナンバープレートに図柄を入れることでその地域の特色を表現し、地域振興、観光振興に資するものであり、図柄はカラーと白黒があり、ユーザーがカラーを選択する場合には寄附金をいただき、その寄附金は地域交通のサービス改善、観光振興などに活用できることとされております。
 また、この制度を導入する場合のスケジュールは、平成29年8月31日までに導入意向を表明し、その後、9月29日までに正式に申し込むこととなっております。その後、12月1日までに図柄案を提案し、国が審査を行い、プレートの交付開始は平成30年10月ごろとなっております。
 議員御提案であるこの図柄入りナンバープレートの導入は、日本遺産に認定された倉敷を広くPRする手段の一つになり得るものであると考えます。
 なお、導入する場合は、現在の倉敷ナンバー対象地域である倉敷市、笠岡市、井原市、浅口市、矢掛町、里庄町の4市2町が合意した上で、共同で申請することとされております。あわせて、図柄の提案に当たってはアンケートやヒアリングなどの調査を実施し、対象となる4市2町の住民の意向を反映した提案をすることとされております。このため、まずほかの3市2町の意向の確認が必要であると考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(時尾博幸 君) 吉田 徹議員。
◆28番(吉田徹 君) 地域振興、観光振興の観点から導入が必要ではないかというような質問をさせていただきました。建設局長から答弁をいただいたわけでございますが、総合的な検討が今後必要になってくるんだろうと思いますし、今の答弁では、スケジュール的になかなか難しいのではないかということを言われておったように推察いたしました。
 今回で、この図柄入りナンバープレートが終わるわけではないと私は考えておりますので、また慎重な検討、それから関係自治体との連携をしっかりと図っていただきまして、今後、導入される方向で検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、続きまして次の質問事項、教育現場の働き方改革についてお伺いいたします。
 本年4月28日、文部科学省から公立小・中学校教員の勤務実態調査の速報値が公表されました。それによりますと1カ月の時間外勤務が、月80時間を超える教諭が小学校34%、中学校では58%もいるとのことでした。この公表を受け、マスコミでは中学教諭、6割近くが「過労死ライン」との報道がなされております。
 このことを踏まえ、本市の教職員の勤務状況について現状と認識を御説明ください。
○副議長(時尾博幸 君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義 君) 本市の教職員の勤務状況についてでございますが、平成29年4月28日に文部科学省より発表されました教員の勤務実態調査結果によりますと、月当たり80時間を超える時間外業務を行っている教員の割合が、小学校では33.5%、中学校では57.7%で、教員が厳しい労働環境にあることが示されました。また、岡山県の平成28年6月の勤務実態調査におきましては、月当たりの時間外業務は1人当たりの平均で小学校が約64時間、中学校が約87時間という実態が示されており、本市における教職員の時間外業務の状況も同様の傾向にあり、中学校が厳しい状況にあると認識しております。
 学校現場におきましては、教職員が作成した業務記録簿を管理職が点検することで、職員の日々の授業準備や生徒指導、さらには事務作業等による長時間勤務の実態が把握できるようにしております。また、過度の長時間勤務が認められる場合は、管理職が該当職員に対しまして、校務分掌の負担軽減に向けた支援を行ったり、時間の使い方等について助言を行ったりするなど、勤務時間の管理を行っているところであります。
○副議長(時尾博幸 君) 吉田 徹議員。
◆28番(吉田徹 君) 本市におきましても厳しい状況があると認識しているという答弁をいただきました。
 次に、今回の実態調査では10年前の調査と比べ、教諭や校長など全職種で勤務時間がふえており、その要因として、学習指導要領改訂による授業こま数の増加や、中学校では土日の部活動が上げられております。
 本市においては、部活動における教職員の勤務状況についてどのように掌握されているのでしょうか。御説明ください。
○副議長(時尾博幸 君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義 君) 部活動における教職員の勤務の状況についてでございますが、中学における部活動は、教育課程外の活動ではありますが、学校教育活動の一環として捉えるものであり、学習指導要領においては、スポーツや文化及び科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであると明記されております。
 本市の中学校の部活動におきましても、さまざまな大会等で好成績を上げている学校もあり、保護者や地域の要望を受けて、その期待に応えるべく熱意を持って取り組んでいる教職員が多くおります。しかしながら、教職員の負担軽減という観点から考えますと、一つの部活動を複数の顧問で役割分担しているとはいえ、専門的な指導が必要とされることから、一部の教員への負担が大きくなる傾向があるのではないかと考えております。
 勤務の状況につきましては、平成28年6月に岡山県教育委員会が実施しました勤務実態調査によりますと、中学校では、「土日合わせて約6時間部活動している」と回答した教職員が50%となっており、本市におきましても同様の傾向であると認識しております。また、平日の部活動につきましては、帰りの会から下校時刻までの活動時間となっておりますが、週に1日の休養日を各学校で設けております。
 また、中学校では、外部指導者を学校へ派遣する部活動支援員という制度がございますが、本年度は岡山県が実施する運動部活動支援員派遣事業と、本市が実施する文化部の支援を中心とする中学校部活動支援事業とがございます。岡山県が実施する運動部活動支援員派遣事業につきましては、現在10校10人の派遣をしており、本市が行う中学校部活動支援事業につきましては11校12人を派遣している状況でございます。
 今後につきましては、部活動支援員を必要としている学校を精査いたしまして、岡山県へ事業拡充の要望をする等、対応してまいりたいと考えております。
○副議長(時尾博幸 君) 吉田 徹議員。
◆28番(吉田徹 君) 教員が教科指導、生活指導、部活動指導等を一体的に行う日本型学校教育は、国際的に高く評価され、子供の人格的成長に大きな役割を果たしております。このことは十分に認識しておりますし、現場の教職員の皆様には本当に頭の下がる思いです。しかしながら、現実には複雑化、多様化する課題がさまざまな形で教員に集中し、授業等の教育指導に専念しづらい状況が進展しているのも事実でございます。
 教職員をサポートする体制の整備、スタッフの充実がまずは必要と考えますが、いかがでしょうか。考えをお聞かせください。
○副議長(時尾博幸 君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義 君) 教職員をサポートするスタッフの充実についてでございますが、岡山県教育委員会は、資料作成や印刷、調査・統計のデータの入力等、教職員が抱える事務作業の負担軽減を図り、本来の教育活動に専念できる時間を確保するため、平成27年度より教職員をサポートするスタッフとして、教師業務アシスタントの配置を開始いたしました。倉敷市への配置につきましては、平成27年度は6校6名、平成28年度は19校22名、平成29年度は53校53名と年々増加しております。
 倉敷市教育委員会といたしましては、教師業務アシスタントの活用により、「担任が、休み時間や放課後に子供と触れ合う時間がふえ、子供の笑顔がふえた」、「事務作業の負担が減り、とてもありがたい」と、学校現場で好評であることから、教師業務アシスタントのさらなる増員について、岡山県教育委員会に引き続き要望してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。
○副議長(時尾博幸 君) 吉田 徹議員。
◆28番(吉田徹 君) 通告に従いまして御答弁いただきましたが、本当に今の取り組みをそのまま進めていって、本市の教職員の長時間労働という働き方は、今後改善されていくのでしょうか。
 一般質問初日の藤原議員の質問に、支援ソフトの導入に取り組んでいる学校もあるとの答弁がございました。調べてみますと、文部科学省では教員の担うべき業務に専念できる環境を確保するため、業務改善としてさまざまな方策を検討しており、その中に統合型校務支援システムの整備を推進するとありました。私は、このような取り組みを含め、あらゆる施策を積極的に活用すべきと考えます。
 再質問として教育長にお伺いいたしますが、今後の取り組みと時間外短縮、働き方改革への決意をお聞かせください。
○副議長(時尾博幸 君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義 君) 議員御指摘の文部科学省の資料の中で、統合型校務支援システムについて触れられておることについては認識しております。
 倉敷市教育委員会といたしましては、このシステムが働き方改革の中でどのような効果をもたらすかについて、今後研究してまいりたいと考えております。あわせまして、議員御指摘のように、さまざまな面から検討を加えて、教職員の勤務の負担軽減につながるよう今後努力してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○副議長(時尾博幸 君) 吉田 徹議員。
◆28番(吉田徹 君) 私ども公明党では、教員の長時間勤務の実態を緊急課題と捉え、5月22日に安倍総理に対し、教職員の働き方改革を求める緊急提言を申し入れました。
 この提言では、部活動指導員の配置の抜本的充実など部活動業務の軽減、ICTの活用などによる学校業務の効率化や勤務時間の適正な管理、教員をサポートする専門スタッフの増員などを提案しております。また、翌5月23日には党中央政務調査会に、教員の働き方改革検討プロジェクトチームを設置しました。私ども公明党は、引き続き教職員の勤務環境の改善を重要課題として今後も取り組んでまいります。
 次に、3番目の質問事項、住民が主役の地域づくりについてお伺いいたします。
 本年5月9日付山陽新聞に、岡山医療健康ガイド、メディカの145号として、住民が主役の地域づくりとの本市の取り組みを紹介する記事が掲載されました。75歳以上の急速な増加に伴う高齢社会の進展を視野に入れると、地域包括ケアをさらに進め、地域でみんなが役割を持って暮らしていく、支え合いの関係を地域の中でつくっていく地域共生社会の構築が不可欠であるとのことです。
 私も少子・高齢社会に向けて、住民が主役の地域づくりをスピード感を持って推進していくことに全面的に賛同する立場から、質問を進めてまいります。
 この項、まず最初の質問として、本市では平成20年3月に、市民協働の基本方針として倉敷市協働の指針を策定しております。策定からはや9年が経過しておりますが、本市の市民協働の取り組みについて御説明ください。
○副議長(時尾博幸 君) 竹内企画財政局長。
◎企画財政局長(竹内道宏 君) 市民協働の取り組みについてでございますが、本市では、市民と行政が協働推進していくための基本的な考え方や方向性を示した倉敷市協働の指針を平成20年3月に策定し、職員の協働に関する意識の向上や市民公益活動団体等と行政の協働推進を目的として、各課の副主任級以上の職員と各局の部長級以上の職員で構成する協働推進員、協働調整員制度を設け、集合研修を実施するとともに、全職員に向けたe-ラーニングによる研修を実施しているところでございます。
 また、協働事業を推進するための取り組みとしましては、市民企画提案事業におきまして、これまで209事業に支援を行ってまいりました。さらに、まちづくり人材養成講座や地域づくり研修会、まちづくりサロンなどを通じて地域の人材育成にも取り組んでいるところでございますので、よろしくお願いします。
○副議長(時尾博幸 君) 吉田 徹議員。
◆28番(吉田徹 君) 次に、倉敷市協働の指針には、協働の基本原則が定められております。改めてお伺いいたします。この協働の基本原則について御説明ください。
○副議長(時尾博幸 君) 竹内企画財政局長。
◎企画財政局長(竹内道宏 君) 協働の基本原則についてでございますが、倉敷市協働の指針では、協働の効果をより高め、相乗効果を発揮するために、協働する双方が守るべき6原則を定めております。
 その6原則とは、達成する目的を共有し、役割や責任を分担するための目的共有の原則、お互いを理解し、信頼関係を築くための相互理解の原則、双方がまちづくりのパートナーであるという意識を持つための対等の原則、お互いの特性を尊重するための自主性・自立性の尊重の原則、事業への参加機会や透明性、話し合いの場を確保するための情報公開・情報共有の原則、事業の結果だけでなく協働する双方の関係を含めて評価するための評価の原則でございます。
○副議長(時尾博幸 君) 吉田 徹議員。
◆28番(吉田徹 君) 協働の基本原則として、倉敷市の6つの原則を御説明いただきました。
 私は先日、地方自治研究機構主催の研修会に参加してまいりました。「市民参加と市民協働」との講座では、協働の基本原則の中でも対等の原則、評価の原則が十分に機能していないケースが多いとのことでした。この2つの原則について、本市の状況を御説明ください。
○副議長(時尾博幸 君) 竹内企画財政局長。
◎企画財政局長(竹内道宏 君) 基本原則の対等の原則、評価の原則の状況についてでございますが、市民との協働事業を行う際には、協働する双方は、お互いにまちづくりのパートナーであるという意識を持ち、対等の関係であることが必要と考えております。ただし、実際には協働事業を行う双方の間に、コミュニケーションの不足による意識の相違が生じる場合などがあり、協働事業を進める際の課題になっていると認識しておりますので、よろしくお願いします。
○副議長(時尾博幸 君) 吉田 徹議員。
◆28番(吉田徹 君) 協働環境の整備の一つとして、日本弁護士連合会は協働契約条例の制定を提案しているとのことでございました。また、市民協働の方法として、市民と行政機関との協働に加えて、最近では市民と市民の間の協働である市民間協働との考え方も考慮する必要があるとのことです。加えて最近では、都市部においてですが、保育園等の公共施設が、近隣住民の理解が得られずに開設できないという事案が報道されることもございます。
 地域共生社会の目指すものは、保育園や介護施設、障がい者施設などの運営に地域住民が積極的にかかわっていく社会と私は認識しております。このような状況を踏まえて、本市としても次の50年へのスタートとして、倉敷市政発展に向けて市民の心を一つにする基本条例の策定が必要と考えますが、いかがでしょうか。考えをお聞かせください。
○副議長(時尾博幸 君) 竹内企画財政局長。
◎企画財政局長(竹内道宏 君) 協働契約でございますが、協働契約とは、市と市民公益活動団体の双方が事業主体となり、権利、義務、責任を契約書や役割分担表に明記し、分担した事業を実施するもので、より対等な立場で事業を進めるための手法であると認識しております。
 また、これからの協働のまちづくりを考える上では、市民、市民公益活動団体、事業者、行政など多様な主体が、権利、義務、責任を分かち合い、まちづくりを行うことが必要であり、まちづくりのあり方についての認識を共有した上で取り組む必要があると考えております。
 このため、先ほど申し上げました課題に対応するために、協働契約の趣旨を踏まえたルールや仕組みづくりの検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○副議長(時尾博幸 君) 吉田 徹議員。
◆28番(吉田徹 君) これからいろいろな検討をスタートしていただくということでございますが、まずは、倉敷市協働の指針でございます。これは平成20年3月に策定されたもので、その後、改定が行われていないように見受けられます。したがいまして、考え方であるとか新しい考え方、さまざまなものが入ってきておりますので、まずはこの倉敷市協働の指針の改定作業、見直しから取り組んでいただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 以上で私の質問を終わります。(拍手)
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