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令和8年第3回倉敷市議会(第1回定例会) 3月5日(木) 本会議 質問
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内容
会議録
令和8年第3回倉敷市議会(第1回定例会)
3月5日(木) 本会議 質問
新政クラブ
瀧本 寛 議員
1 暮らしやすいまちづくりについて
2 文化産業の振興について
3 倉敷よい子いっぱい債について
4 健康増進への取組みとしてのご当地体操について
午前10時 開 議
○議長(荒木竜二 君) 皆さんおはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。
ただいまの御出席は43名、会議は成立いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
△〔質問〕
○議長(荒木竜二 君) それでは、前日に引き続き質問を行います。
初めに、12番 瀧本 寛議員。
(12番 瀧本 寛君 質問者席登壇)
◆12番(瀧本寛 君) (拍手) 皆さんおはようございます。新政クラブの瀧本 寛でございます。一般質問2日目でございます。本日もどうかよろしくお願い申し上げます。
それでは、通告に従いまして、一問一答方式で質問いたします。
最初に、暮らしやすいまちづくりについて2点お伺いいたします。
1点目は、自転車等駐車場の屋根についてでございます。同様の質問が数年前にも行われていますが、環境の変化もございますので、改めて質問させていただきます。
近年、自転車は通勤、通学、買物など、日常生活に欠かせない移動手段として、幅広い世代に利用されております。特に、本市においては駅周辺や公共施設などに多くの自転車等駐車場──以降、駐輪場というふうに表現させてもらいますが──が整備されておりますが、屋根のない駐輪場が散見されています。屋根のない駐輪場では、雨天時に学生さんなどが雨にぬれながら雨具、かっぱですね、こういったものを着脱してるのをよく見かけます。大変気の毒でありますし、着用が努力義務化されたヘルメットなども雨にさらされて、帰るときには着用できないようなケースも発生したりします。
また、自転車がぬれることで、サドルやブレーキ、チェーン等の劣化、こういったものも早める原因となりますし、雨を避けて路上や軒下などに駐輪することによりまして、歩行者の通行の妨げですとか景観の悪化、安全面での課題が生じることも想定されます。
以上のことから、市が管理する全ての駐輪場に屋根を設置すべきと考えますが、現在、JR周辺やバス停周辺など、市が管理する駐輪場のうち屋根が設置されていない場所と、それらの駐輪場に今後屋根を設置していく考えはあるのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 皆様おはようございます。瀧本 寛議員さんの御質問にお答えいたします。
市内には32か所の市営自転車等駐車場があり、そのうち利用台数が多い駐車場で屋根がないものは、新倉敷駅に2か所、西阿知駅に1か所、中庄駅に2か所、計5か所となっております。
これらにつきましては、屋根設置を行った場合、複数の柱の設置などにより、駐車できる台数が1割程度減ってしまうことや、周辺に屋根つきの民間駐車場もあることから、屋根の設置を行っておりません。
なお、雨天時の利便性向上のため、新倉敷駅には屋根つきの雨具着脱場所を設置しております。他の箇所への設置につきましても、スペースの有無など、現地の状況を踏まえながら検討してまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 瀧本 寛議員。
◆12番(瀧本寛 君) 屋根つきの雨具の着脱場所ですね、こういったものも今後検討していっていただくということでございますので、ぜひお願いしたいなと思います。将来的には全ての駐輪場に屋根が設置できるように、また御努力といいますか、お願いしたいなと思います。
次、2点目でございます。私道の市道編入についてであります。
本市には、長年にわたり地域住民の生活道路として利用されているにもかかわらず、私道のまま管理されている道路が多数存在しております。これらの道路は、通学路や緊急車両の進入路として重要な役割を担っているケースもある一方で、維持管理や補修については個人負担となっており、住民の高齢化や相続や引っ越し等によりまして、適切な管理がされていない事案が見受けられます。
本市では、倉敷市市道編入基準を設け、こうしたケースに対応していただいてはおりますが、要件が厳しく、なかなか編入できていないと感じております。こうした状況を踏まえ、私道の市道編入について2点お伺いいたします。
1点目は、本市の市道編入基準の主な項目と宅地造成による築造後に民間が管理してきた私道を市道編入した過去3年間の件数について御教授ください。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 市道編入は、民間が所有する私道につきまして、管理が困難である場合や開発行為などの理由で市道への編入申請があり、道路の安全性など市道の機能を確保するために設けた基準を満たした場合に限りまして、市が寄附を受け、市道とする制度でございます。
その基準の主なものは、4メートル以上の道路幅員、舗装や排水施設の設置など、道路の形状や構造に関すること、沿道に複数の住居があることなどでございます。
市道編入の件数につきましては、開発行為など、完成直後に編入されるものを除きまして、令和4年度が19件、令和5年度が25件、令和6年度が16件となっております。
○議長(荒木竜二 君) 瀧本 寛議員。
◆12番(瀧本寛 君) 件数の御教授ありがとうございます。私の想定以上の件数が市道編入されているということを確認させてもらいました。
次に2点目ですが、さきに述べましたとおり、住民の高齢化により私道の維持管理費が負担となる世帯が増加することが懸念しております。やむなく維持管理を放置すれば、道路は傷み、緊急車両が通れなかったり、通学路として危険が発生したりする可能性があります。このような課題に対応するため、市道編入基準を見直し、基準の緩和をする必要があると考えますが、本市の認識をお聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 市道編入基準は、編入後の市道を市民の皆様が安全に通行していただけるように設けているものでございます。現在、本市の編入基準は、県内の他市に比べますと、利用戸数などで緩和されていると考えております。
○議長(荒木竜二 君) 瀧本 寛議員。
◆12番(瀧本寛 君) 市道編入基準は、編入後、市民の皆様が安全に通行するために設けてると、これは理解しているんですけども、住民の高齢化が進んだときに民間の力だけでは安全が担保できないような私道が今後増加するんじゃないかなということをちょっと心配してたんですけども、今おっしゃるんだとそういった心配もないということなのかなということで承知させてもらいたいなと思います。今後、またこのような事案が発生したときは、ぜひ御検討をお願いしたいと思います。
次に、文化産業について3点お伺いいたします。
1点目は、ナイトタイムエコノミーについてであります。
近年、夜間の文化的価値や夜が持つ様々なまちの表情などにスポットを当てたナイトタイムエコノミーに注目が集まっております。
ナイトタイムエコノミーとは、一般に日没から日の出までの時間帯に行われる経済活動を指し、日本語では夜間経済とも言われております。例えば、レストランやバーにおける飲食、コンサートや映画鑑賞、夜景観賞、交通インフラ、清掃やセキュリティーなど、夜間に関わる幅広い産業が含まれ、これらによって夜間の消費額を増やしていく取組であります。
観光都市である京都市や札幌市では、ライトアップイベントや夜間文化事業の推進により、滞在時間の延長と消費額向上を図っております。また、金沢市では歴史的景観を生かした夜間観光に取り組んでいますし、神戸市や長崎市などはナイトタイムエコノミー推進事業費補助金を創設し、ナイトタイムのにぎわい創出や回遊促進を図っております。
また、近年の温暖化に対し、夏場などは暑い日中を避け、夜間に活動してもらうことで熱中症対策にも効果があると考えています。
本市においては、市内全域に様々な歴史資源、文化施設、水辺空間など、夜間活用の可能性のあるアイテムを多く有しております。特に、美観地区においては、国内外から観光客が訪れる重要な拠点であり、このような場所をはじめとする夜間活用の可能性がある場所で、例えばナイトミュージアムやナイトマーケット、コンサートや映画鑑賞、こういったものを開催することで夜間の魅力向上を図り、地域経済の活性化や滞在型観光の推進に効果を発揮するものと考えております。
また、新たな雇用の創出も期待されることから、こういった取組をぜひ推進すべきと考えますが、ナイトタイムエコノミーに対する本市の認識と課題についてお聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 伊東市長。
(市長 伊東 香織君 登壇)
◎市長(伊東香織 君) ナイトタイムエコノミーについての御質問でございます。
このナイトタイムエコノミーとは、一般的には日没から日の出までの間の夜間に関して、その経済活動のことを示すというふうに言われておりまして、例えば日没以降のイベントでありますとか、コンサートを見に行くとか、夜間景観の観賞とか、またもちろん飲食を行うとか、そういう夜間の地域のにぎわいが増えていって、それに伴って消費機会も増えていくことによりまして地域経済の活性化、そして観光客の方の滞在時間の延長とか、新たな誘客にもつながっていくことで地域が活性化をしていくということに大きく言うとなるかというふうに思っております。
倉敷市では、これまで、例えばライトアップイベントの開催でありますとか、それからナイトクルーズの実施でありますとか、また夜に営業されている、例えばカクテルのお店とかなどについて御地元のガイドが案内をするツアーの造成でありますとか、など、また例えば大原美術館さんとかのナイトミュージアムとかなどもあるかというふうに思いますし、大きなものとしては昨年11月に全国工場夜景サミットを開催をいたしまして、そのときには多くの方に夜景の観賞をしていただいたということもございます。そのことなどもございますので、令和8年度につきましては、水島コンビナートの夜景バスツアーについて実施をしていきたいというふうに、まずは考えているとこでございます。
それだけではなくて、それ以外のことにつきましても、民間の事業者の方々と連携して進めてまいりたいというふうに思っておりますが、一方、照明とか音の問題などもありますので、行います地域の方々の生活環境への影響とか、またそれを行うための様々な準備とか体制とかもあるというふうに思いますので、地域住民の方やそれから事業者の方々の皆様のお話、御意見をよくお伺いしながら、一方ではナイトタイムエコノミーによる地域の活性化ということを踏まえながら取組を行っていきたいというふうに思っているとこでございます。
○議長(荒木竜二 君) 瀧本 寛議員。
◆12番(瀧本寛 君) 昨年の9月に一般質問で夜型観光について質問をさせていただきました。今回は、観光のみならず、夜間の経済活動を推進するということで活性化が図れるのではないかというような考えの下、質問をさせていただきました。どのような取組が有効であるか精査していただきまして、ぜひ強力に取り組んでいただきたいなというふうに思っております。
2点目でございます。民間事業者とのウェブ会議の促進についてであります。
現在、国においてはデジタル技術の活用による行政効率化が進められており、デジタル庁の主導の下、自治体DXの推進が強く求められております。
また、近年の社会状況の変化を契機に、ウェブ会議は民間企業では標準的な業務手法となり、移動時間の削減、迅速な意思決定、広域事業者との円滑な協議など、多くの利点が確認されております。
本市においても、庁内会議や一部の民間企業を含めた外部との会議においてウェブ会議が導入されていると承知はしておりますが、民間事業者との協議や打合せにおいては、依然として対面を前提とするケースが多いとの声も伺っております。
ウェブ会議は、市外・県外事業者との打合せや子育てや介護と両立する中小企業経営者との協議、スタートアップ企業や若手事業者との意見交換などにおいては、特に大きな効果が期待されますので、さらなる拡大が必要と考えております。
現在、本市が民間事業者との協議や打合せにおいてウェブ会議を活用している実績と、活用についての基準や方針、さらには活用するに当たっての課題があればお聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 杉岡企画財政局長。
◎企画財政局長(杉岡知裕 君) 本市では、現在職員の業務用として本庁及び各支所の22か所において外部との会議、研修や説明会等でウェブ会議ができる環境を整えております。あわせて、貸出用端末も活用して、一部の会議室や執務スペースなどでもウェブ会議を行っており、業務の効率化に寄与しているところでございます。
また、取り扱う情報の機密性や利用手順を定めた倉敷市Web会議サービス利用要領に基づき、情報セキュリティーなどに配慮し、安全に運用をしております。
引き続き、ウェブ会議の環境や利用要領を庁内に周知するとともに、庁内各部署で民間事業者との協議や打合せにおいてウェブ会議の利用の希望があるかなどの確認を行い、活用をさらに図ってまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 瀧本 寛議員。
◆12番(瀧本寛 君) 民間支援の観点からも、行政側からウェブ会議の利用の希望の確認、呼びかけをぜひ積極的にお願いしたいと思います。
3点目についてでございます。地域の伝統行事の継承と存続についてであります。
倉敷市は、歴史と文化が息づくまちとして国内外に知られています。とりわけ美観地区を中心とした歴史的景観や地域に根差した伝統行事や年中行事は、市民の誇りであり、観光資源としても重要な役割を果たしております。
例えば、倉敷本町では素隠居が登場する伝統行事が毎年開催されていますし、玉島乙島では約700年の歴史を持つ伝統行事を毎年10月終わりに行っており、倉敷市重要無形民俗文化財にも指定されております。こういったものが代表的かなと思っておりますが、しかしながら地域で行っている比較的規模の小さい伝統行事では、少子・高齢化や担い手不足、地域コミュニティーの希薄化により運営や継続が年々困難になっているとの声を各地から伺っております。特に、町内会や保存会の高齢化が進み、準備や運営に係る負担が一部の方々に集中しているという実態も見受けられます。
私が住んでいる中島地区では、江戸時代から伝わる伝統行事があり、毎年8月の第1土曜日の夜に行われています。この伝統行事は、過去、高梁川の洪水が発生した後、疫病が流行した際に、高梁川の河原より清潔な砂を運び、地域を清めたことで疫病が収まったということから始まった疫病退散を願う行事として行われております。その他、近隣でも同様の伝統行事が毎年行われていますし、倉敷本町でも10年に1度、同様の伝統行事が行われていると聞いております。
中島の伝統行事においては、先ほど述べましたとおり、少子・高齢化や担い手不足、地域コミュニティーの希薄化等により年々縮小傾向にあります。市内各地にあるこのような伝統行事は、必ず後世に伝えていかなければいけない大事な文化であると考えております。このままでは、このような地域で行っている伝統行事が消滅してしまうのではと危惧しています。伝統行事継承の機運醸成など市の支援が必要と考えますが、本市の見解をお聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 伊東市長。
(市長 伊東 香織君 登壇)
◎市長(伊東香織 君) 地域の伝統行事の継承と存続についての御質問でございます。
今、議員さんがお話しされましたことは、大変大切なことだというふうに思っております。地域のそれぞれの特色や現在の人々の暮らしというのは、これまでのその地域での様々な伝統、それから多くの方の努力によって成り立ってきているということだというふうに思います。そして、その根本の大きな一つに、地域の伝統と文化の継承ということがあるというふうに思っております。
さっき御紹介もございましたけれども、例えば乙島祭りは市の重要無形民俗文化財であり、そして鴻八幡宮の祭りばやしについては県の重要無形民俗文化財であるなど、市内には大変多くの伝統文化が根づいております。指定をされているものもございますし、指定ということを受けてないところもございますが、いずれも地域のまさに心のよりどころであり、コミュニティーのつながりの大きなものだというふうに思っております。
それゆえ市といたしましては、現在市内各地の伝統的な行事とか郷土芸能の保存、伝承、そして復元に対する、復元のための活動への支援といたしまして、倉敷市の文化振興基金の助成制度というものがございまして、山車とか楽器とか衣装などの製作費、そして運搬費、また記録費などについて助成をする制度がございます。
また、文化庁におきましても、より規模の大きな助成制度として、地域文化財総合活用推進事業ということもございまして、これらのことをもっと皆様にお知らせもしていかなければいけないなというふうに思っているところでございます。
それから、もちろん市の地域資源などで、いろんな行事等も紹介をしているわけでございますけれども、各地域の伝統行事につきまして、もっと市民の皆様やまた観光客の方にも知っていただくべく、ホームページでの紹介とか、いろんな機会を捉まえまして、この地域の根幹であるというふうに大きく思っております伝統行事の継承の機運の醸成ということを図っていく必要があるというふうに思っております。
私もなるべく出席できるときには出席させていただいて、皆さんの状況というのを、すばらしい伝統の思いということを拝見をして、そして今おっしゃったような起こりとか由来っていうのをお伺いして、それがまさに今のこういうことにつながっているということも勉強させていただきますので、そういうことをみんなで進めていければというふうに大きく思っているとこでございます。
○議長(荒木竜二 君) 瀧本 寛議員。
◆12番(瀧本寛 君) ぜひ後押しをお願いしたいと思います。
次に、倉敷よい子いっぱい債についてお伺いいたします。
本市では、市民や企業から事業資金を募る住民参加型市場公募債である倉敷よい子いっぱい債を発行しております。総額10億円で、5年満期の一括償還、利払いは年2回、年利は1.76%で、市内金融機関の窓口で2月9日から17日に受け付けるということで、得られた資金は学校園の施設改修や義務教育学校の施設整備、水島緑地福田公園屋内プールの整備費などに充てられるということです。
住民参加型市場公募債とは、自治体が債権を発行し、資金を調達するもので、住民の行政参加意識の高揚や住民に対する施策のPRなどがその目的とされております。
平成13年度に群馬県が愛県債を発行したのが始まりで、平成18年度には全国で124団体が発行しましたが、その後、減少が続き、売れ残りが生じている団体もあるとのことであります。令和6年度の発行団体は12団体にとどまっているとのことで、減少の要因は様々であろうかと思っております。そのような中、本市においては住民参加型市場公募債の発行を継続されていますが、まずは発行の背景となった事柄をお聞かせいただきたいと思います。
また、あわせまして、これまでの実績と課題についてもお聞かせいただきたいと思います。
また、よい子いっぱい債の効果をどのように評価しているのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(荒木竜二 君) 杉岡企画財政局長。
◎企画財政局長(杉岡知裕 君) 住民参加型市場公募債である倉敷よい子いっぱい債についてですが、まず最初に、この取組は平成18年度、私が財政課在籍時に携わらせていただいたもので、実施に際し欠かせない金融機関との調整などを当時収入役でおられた伊東市長に協力いただき、岡山県内で初の取組として始めたもので、これまで継続してきたことに大変思い入れがあるものでございます。
それでは、発行に至る背景についてですが、当時地方債による資金調達方法の多様化を図るという地方分権化の流れも背景にあり、本市としても市民の皆様に資金を提供していただき、市民協働のまちづくりを進めることや、行政運営の透明性を推進し、本市行政への参加意識をより高めていただくこと、さらに市債の借入先である金融機関と比べて利子負担の軽減が見込めることなどから発行を行うこととしたものでございます。
次に、これまでの発行実績は、令和7年度までの通算20年間で236億円を発行し、小・中学校の校舎耐震化や科学センターのプラネタリウムの更新、倉敷ふれあいの丘公園などの公園整備の財源として活用を図っております。
また、市場公募債の課題といたしましては、発行する年度の市場金利により借入利率が変わることなどが上げられますが、市債の発行の目的やどういった事業の財源とするかなど、使途を明確化していることで市債を購入する市民の方に行政への参加意識が醸成されること、さらに利子を公募債以外での金融機関などからの調達ではなく、市債購入者である市民にお支払いできるという効果があると考えております。
○議長(荒木竜二 君) 瀧本 寛議員。
◆12番(瀧本寛 君) 大変思い入れ深いというものでございます。
効果もお伺いしたところでございますけども、利子負担が低いだとか、その利子が市民の皆さんに還元されるということで、非常に意味深い市債と思いますので、健全な財政運営のため、継続して有効に使っていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
最後になりますが、健康増進への取組についての御当地体操についてお伺いしたいと思います。
本市では、少子・高齢化の進展に伴い、市民の健康寿命の延伸や地域コミュニティーの活性化が重要な課題と認識しております。
現在、全国各地で地域の特色を生かした御当地体操が制作され、健康づくりと地域愛の醸成の両立に成果を上げております。
例えば、札幌市のサッポロスマイル体操や熊本市のくまもと元気体操などは、市民の幅広い世代に親しまれ、介護予防や学校教育、イベント等でも活用されております。
昭和の時代は日本全国でラジオ体操が行われていましたが、近年では医学も進み、ラジオ体操を補完する体操、例えばストレッチを重視するような体操でございますが、こういったものが提起されるようになってきました。
このように、御当地体操は、学校や企業、その他様々な催しで活用することにより、地域一体感の醸成や高齢者のフレイル予防、働く世代の運動不足や災害リスクの軽減、子供の運動習慣定着に効果のある取組と考えております。
本市におきましても、本市の特性を生かした独自の体操を制作し、市民の皆様の健康づくりを推進すべきと考えますが、本市の見解をお聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 種本保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(種本和雄 君) 本市では、地域の一体感の醸成や高齢者のフレイル予防などを目的に、幅広い年代になじみのあるラジオ体操、この掛け声を下津井弁にした児島版ラジオ体操第一を児島地区の愛育委員会や栄養改善協議会、コミュニティー協議会などに御協力いただいて、令和2年度に作成いたしました。この体操は、市内の健康づくりイベントや高齢者サロン等でも取り入れられております。
また、令和4年度には、野菜を楽しく積極的に食べてもらうことを目的に、くらしき作陽大学や市保育協議会に御協力いただき、3ベジダンスを作成して、保育所や幼稚園などでの食育に活用していただいております。
いずれも市民の健康づくりを推進する親しみやすい体操として、今後も周知していくとともに、より多くのイベントや団体で取り入れていただけるよう、関係部署と連携してまいります。
○議長(荒木竜二 君) 瀧本 寛議員。
◆12番(瀧本寛 君) 御当地体操が既にあるということで承知いたしました。
ただ、児島版ラジオ体操第一では、体操の声かけを下津井弁でやるということで、発想は本当に面白いなというふうに思っております。さきに述べましたとおり、ストレッチを取り入れたりだとか、転倒予防に重点を置いたりだとか、こういったさらなる工夫があってもいいのかなというふうに思っていますので、この点についてもぜひ今後検討いただけたらなというふうに思っております。要望とさせていただきます。
以上で私の質問を終わります。御答弁どうもありがとうございました。(拍手)
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