録画中継

令和6年第5回倉敷市議会(第4回定例会)
12月4日(水) 本会議 質問
新政クラブ
塩津 孝明 議員
1 観光振興について
2 電気自動車等導入支援事業について
3 水島緑地福田公園 人工芝サッカー・ラグビー場へのナイター設備設置について
4 庁舎等再編整備事業にあわせて
◆24番(塩津孝明 君) (拍手) 新政クラブの塩津 孝明です。
 通告に従いまして、4項目を一問一答の方式にて順次質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、通告1番目、観光振興についてお伺いいたします。
 まず1点目、倉敷市アンテナショップ「クラシキ」についてです。
 2024年7月31日、倉敷市の地域資源のさらなる認知度向上による販路開拓や拡大、インバウンドを含めた国内外からの観光客誘致、移住促進などの取組強化を図るため、JR大阪駅直結の大型複合施設JPタワー大阪内の商業施設部分のKITTE大阪に、倉敷市アンテナショップ「クラシキ」がオープンしました。
 私も、オープンから1か月半の9月19日に足を運ばせていただきました。そのときに店長さんがいらっしゃいましたので、集客や販売状況についてお伺いしました。店舗面積は約35平方メートルで、ほかのアンテナショップの店舗面積と比較すると、若干小さめではありましたが、果物、食加工品、スイーツや工芸品、民芸品などなど、倉敷の特産品などが販売されており、多くのお客様がお越しになられ、にぎわっているとのことでありました。
 本年2月議会で私のほうから、アンテナショップ「クラシキ」は、本市の情報発信の重要な拠点であり、地域資源のさらなる認知度向上による販路開拓や拡大、外国人旅行客を含めた国内外からの観光客誘致、移住促進など地方創生への取組強化を図るための千載一遇のチャンスであり、目的達成のためにしっかりと取り組んでいただきたいと申し上げさせていただきました。
 オープンから4か月が経過した現在の集客状況はどのようになっているのか、お伺いいたします。
○議長(中島光浩 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) それでは、塩津 孝明議員さんの御質問にお答えさせていただきます。
 今年の7月31日に大阪の梅田、KITTE大阪の2階フロアに倉敷市初のアンテナショップ「クラシキ」を開店いたしました。このフロアは、北は北海道から南は沖縄まで、各地の名産品を取り扱う全国のアンテナショップが集まるフロアとして、平日から非常に多くのお客様でにぎわっております。
 本市でも開設したことと、それからイベントスペースなども活用して、例えば、9月にはまるごと「クラシキ」産地直送ぶどうフェアを開催したりして、PRイベントにも力を入れております。
 こうした店舗を知っていただく取組や、また同じフロアの他店との相乗効果もあると思いますが、店舗による購入者数からの推計では、8月から10月までの3か月間で商品を買っていただいた方の数が約1万人であり、大体来られた10人のうちの1人ぐらいの方に買っていただいているということで、店舗の推計では、10万人ぐらいの方に来店いただいているのではないかと考えております。
 また、売上げにつきましても、当然見込みを上回っているという状況で、非常に効果が上がっているものと考えているところでございます。
○議長(中島光浩 君) 塩津 孝明議員。
◆24番(塩津孝明 君) オープンから3か月で、来店客が約10万人ということ、売上げも見込みより上回っているということで、順調にスタートしているなと感じさせていただきました。
 次に、KITTE大阪への誘導案内設置についてでございます。この件は要望とさせていただきます。
 KITTE大阪に行きましたが、大阪駅に到着して中央口改札を出て見渡すも、KITTE大阪への案内が見当たらず、駅員さんに尋ねていく次第でありました。KITTE大阪は、大阪駅から直結していると聞いていたので、簡単に行けると思っていましたが、中央口改札から出た場合は、2階歩行者デッキを渡っていくルートでありました。後に、西口改札から出れば直結していることを知った次第であります。
 駅構内や改札出口などに誘導案内の表示があれば、迷うことなく行くことができたのではないかと思いました。JPタワー内のKITTE大阪は、JR西日本も開発に関わっている企業の一つであります。JR西日本に、KITTE大阪への誘導案内表示の設置についての働きかけをお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。要望事項です。
 次に、アンテナショップ「クラシキ」の情報発信についてでございます。
 アンテナショップ「クラシキ」の情報発信ツールとして、ホームページやSNSを活用していると思いますが、昨日時点でインスタグラムのフォロワー数は221人、それからX、旧ツイッターですけれども、フォロワー数は104人となっています。私の感想としては、このフォロワー数は非常に少ないと思っており、投稿されている記事も、インスタグラムで26件ということで、投稿が少ないことも要因の一つではないかと考えられます。小さなこと、細かなことなど興味を引く新しい情報を常に発信していくことで、必然的にフォロワー数が増加していくのではないかと思っています。
 また、外国人旅行客誘致に向けては、外国語でのSNS発信も必要と考えますが、今後の情報発信に向けたお考えをお伺いいたします。
○議長(中島光浩 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) アンテナショップ「クラシキ」は現在、ホームページに加え、X、インスタグラムを活用し、店舗の情報発信を行っておりますが、SNSでの情報発信は、旬な情報をタイムリーかつ魅力的に伝える手段として、新たな顧客の獲得やリピーターとなるお店のファンづくりに有効であると考えております。
 今後の情報発信の対応につきましては、さらなるSNSフォロワーの増加に向けて、新商品や季節商品の紹介、イベントのお知らせなど、魅力ある投稿を、頻度を上げて継続していくほか、SNSフォローキャンペーンを実施いたします。
 また、外国人旅行客の誘致に向けては、本市の外国人観光誘客用アカウントを活用した投稿の拡散、外国語表記のハッシュタグの使用などにより、SNSの投稿が外国人の方々の目に触れる機会を増やしてまいりたいと考えております。
○議長(中島光浩 君) 塩津 孝明議員。
◆24番(塩津孝明 君) しっかりと情報発信していただくことで、さらに集客力がアップすると思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、2点目、倉敷市への外国人旅行客の集客についてお尋ねいたします。ここでは、SNSなどを活用した情報発信についてでございます。
 先般、観光関係の交通事業者の方とお話しする機会がありました。その方は、東京から岡山に転勤された方でございます。最初に言われたのは、岡山には、後楽園や倉敷美観地区など観光の宝がたくさんあると、外国人旅行客の興味を引くような情報発信のやり方を工夫すれば、より多くの外国人旅行客が来てくれると、とてももったいないことをしているとおっしゃいました。
 外国人旅行客は日本に旅行に来る際には、日本に到着して、ジャパン・レール・パスを利用して旅をされており、このジャパン・レール・パスを利用することで、JRグループ各社の鉄道、路線バスを乗り降り自由で旅ができるので、目的地を決めて旅行される方、あるいは目的地を決めないで自由に旅行される方がいらっしゃるようです。
 倉敷市の観光地の情報発信を行っているインフルエンサーは多くいないとのことで、もっとインスタグラムやユーチューブといったSNSを活用して、外国人の方の興味を引く外国語版での観光地案内を上手に活用すれば、さらに多くの外国人旅行客を呼び込めると言われましたが、本市における外国人向けのSNS等の情報発信はどのような状況なのか、お伺いいたします。
○議長(中島光浩 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) 観光庁の調査によると、外国人観光客が日本に来訪する際の情報源として、インスタグラムやフェイスブックなどのSNSを参考にする割合が非常に高いことから、SNSを活用した観光情報の発信が重要であると考えております。
 本市では、昨年度から外国人観光客向けに英語によるSNS、Visit Kurashikiを立ち上げ、インスタグラムとフェイスブックによる観光情報を定期的に発信しております。
 また、欧米市場の中でも、本市への来訪の多いフランスとアメリカに対しては、外国人クリエーターの監修による動画により、昨年度からユーチューブ広告による情報発信を行っており、現在38万回の再生を記録しているところでございます。
 そのほかにも、日本政府観光局と連携し、縦型のショート動画を制作、発信するとともに、先ほど議員の御質問の中にもありましたけれども、民間の交通事業者と協力して、欧米圏の外国人観光客に好まれるストーリー性のある観光情報をSNSで発信することで、外国人観光客の誘致を図っているところでございます。
○議長(中島光浩 君) 塩津 孝明議員。
◆24番(塩津孝明 君) Visit Kurashikiを立ち上げて、インスタグラム、フェイスブック、ユーチューブ等々で情報発信をやっているということと、民間の交通事業者とも協力して発信されているということですので、引き続き外国人観光客の誘致に向けて取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。
 次に、この項目3点目、大型荷物保管場所、コインロッカーについてでございます。
 1点目は、大型荷物保管場所の設置数と利用状況についてお伺いします。
 岡山には、大型のコインロッカーが少ないと。外国人旅行客は岡山駅で新幹線を下りて、大きな荷物を持ったまま観光地には向かわないとのことでした。目的地を決めずに自由に観光される外国人旅行客が、重い荷物を持ったまま観光地に向かうことはしませんし、荷物を持って向かった場合には、歩行者とぶつかったり、電車やバスの混雑につながったりするので、大きな荷物を持ったまま観光地に足を運ぶことは敬遠されているようです。
 来年開催される大阪・関西万博でも、来場者の荷物対策は大きな課題となっていますし、外国人旅行客の増加などに伴い、大型荷物を預けることができるコインロッカーの不足が各地で課題となっております。
 新幹線の停車駅である新倉敷駅、また倉敷美観地区に近いJR倉敷駅付近の大型コインロッカーの設置は、どのようになっているのでしょうか。設置場所、設置数、またその利用状況がどのようになっているのか、お伺いいたします。
○議長(中島光浩 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) 大型コインロッカーは、新倉敷駅には、2階新幹線改札口前待合スペースに12個ございます。また、倉敷駅には、2階北口に33個、1階南口に4個、アリオ倉敷2階倉敷駅連絡口に4個、倉敷駅前観光案内所に16個あります。そのほか、倉敷駅前観光案内所では手荷物預かりを行っており、スーツケースなどの大型の荷物を預かっているところでございます。
 本市で利用状況が把握できる倉敷駅前観光案内所では、令和5年度は大型コインロッカーは年間1,063件、手荷物預かりは年間234件の利用があり、観光客が多い5月の利用が大型コインロッカー114件、手荷物預かり88件と、最も多くなっております。
○議長(中島光浩 君) 塩津 孝明議員。
◆24番(塩津孝明 君) やはり、観光シーズンには利用者が集中しているということですので、そのタイミングで、手荷物が預けられなかったということにならないような対策が必要かと思います。
 次に、大型荷物保管への対応についてお伺いいたします。
 来年開催される大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭2025に合わせて、さらに倉敷市に多くの外国人観光客などが訪れることが想定されますけれども、大型荷物への対応はどのように考えているのか、お伺いいたします。
○議長(中島光浩 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) 大型荷物の保管につきましては、先ほど申し上げましたコインロッカーでの保管がございます。それから倉敷駅前観光案内所での手荷物預かりに加えて岡山駅2階新幹線改札口すぐの、ねこのてステーションでの岡山・倉敷手ぶら観光サービスがございます。
 このサービスは、ねこのてステーションに荷物を預ければ、岡山・倉敷市内の指定宿泊施設に手荷物を配達してもらえるサービスでございます。倉敷市内では、17か所の宿泊施設が登録されています。
 こうした大型荷物の保管・配達サービスについて、SNSなどにより積極的に情報発信することで、今後の外国人観光客の増加に対応するとともに、利便性と満足度の向上を図ってまいりたいと考えております。
○議長(中島光浩 君) 塩津 孝明議員。
◆24番(塩津孝明 君) SNS等を活用して、しっかりと情報発信していただきますようよろしくお願いいたします。
 続きまして、通告2番目、電気自動車等導入支援事業についてであります。
 また、この質問をするのかと言われますけれども、私がこの質問をするのはこれで最後になりますので、御容赦いただきたいと思います。
 まず1点目は、電気自動車等導入支援事業の実績と評価についてお伺いいたします。
 本市は全国に先駆けて、平成22年度より電気自動車等購入費補助事業を実施いただいております。この補助事業開始当初は、電気自動車のみに対しての事業でしたが、プラグインハイブリッド車につきましても、市長からも、電気自動車にかなり近い環境性能を有しているということを認識いただき、補助対象車に追加していただき、これまでの間、補助事業を進めていただいております。これは、伊東市長のゼロカーボンシティへの取組の意気込みを感じる事業であると思っております。
 平成22年度よりこれまでの間、電気自動車等購入費補助に取り組んでこられた事業の実績と評価についてお伺いいたします。
○議長(中島光浩 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) CO2を排出しない電気自動車や、電気モーター走行時にはCO2の大幅な排出抑制につながるプラグインハイブリッド自動車の普及に向けて、本市では補助制度を実施してまいりました。議会でも、いろいろ質問をいただきまして、その性能、また環境社会に役立つということも教えていただきながら進めてきたところでございますが、これまでの補助実績としては、令和6年9月末時点で、電気自動車が1,311件、プラグインハイブリッド自動車は881件の補助をいたしております。
 これらの補助制度により、市といたしましては、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車等、環境に資する自動車の購入意欲を促進し、また市からのCO2排出削減に大きく寄与してきているものと考えているところでございます。
○議長(中島光浩 君) 塩津 孝明議員。
◆24番(塩津孝明 君) 電気自動車とプラグインハイブリッド車、合わせて約2,200台の環境に優しい自動車が導入されているということで、市民の皆様方の環境への取組の意志が表れているというふうに思っております。
 次に、2点目、電気自動車等導入支援事業の来年度に向けた検討状況についてお伺いいたします。
 現在、日本ではグリーン成長戦略等における、2035年までに乗用車新車販売で電動車を100%とする目標の実現に向けて、クリーンエネルギー自動車の普及を促進する取組がなされております。ゼロカーボンシティへの取組を進めていく上では、今後も電気自動車等導入の補助事業の継続は必要不可欠と考えております。
 現在、国では、令和7年度のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金について検討しています。本市としても、国や県の検討状況も注視しながら、来年度の予算編成に向けて検討されているということは承知しておりますけれども、現在の検討状況についてお話しできるところがあれば、よろしくお願いいたします。
○議長(中島光浩 君) 外村環境リサイクル局長。
◎環境リサイクル局長(外村博之 君) 昨年8月に改定したクールくらしきアクションプランでは、2050年度のゼロカーボンシティくらしきの実現に向けて、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の導入支援を通じて移動車両の脱炭素化を推進していくこととしております。
 本市といたしましては、国の補助制度の動向を踏まえて、引き続き補助制度の内容を検討しながら脱炭素化を推進してまいりたいと考えております。
○議長(中島光浩 君) 塩津 孝明議員。
◆24番(塩津孝明 君) 2050年度のゼロカーボンシティくらしきの実現に向けて、電気自動車等導入支援事業は重要な施策の一つであると思いますので、来年度も引き続き事業を進めることを要望させていただきたいと思います。
 次に、通告3番目、水島緑地福田公園 人工芝サッカー・ラグビー場へのナイター設備設置についてお伺いいたします。
 本年2月議会でも同様の質問をさせていただいておりますけれども、そのときの別府文化産業局長は、ナイター設備の設置により施設の供用時間が延びることで、仕事や学校帰りの皆様にも御利用いただけるようになるという認識を持たれておりました。一方では、ナイター照明は周辺住民の皆様の生活に影響を及ぼすことから、その設置については慎重に検討していく必要があるとの御答弁でありました。その後も、市民の方々からナイター設備の設置を望む声を伺っています。
 改めて、現在において設置に向けての検討が進んでいるのか、検討状況についてお伺いいたします。
○議長(中島光浩 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) 水島緑地福田公園の人工芝サッカー・ラグビー場へのナイター設備設置の検討状況につきましては、現在、県内にある人工芝グラウンドの施設管理者や市担当者から意見聴取をするなど、情報収集に努めているところでございます。
 ナイター設備の設置につきましては、施設の供用時間が延びることで仕事や学校帰りの皆様にも御利用いただけるようになる一方、周辺住民の皆様の生活に影響を及ぼすことも考えられることから、今後、都市部など住宅地に近い同様の施設の状況なども参考にしながら、引き続き慎重に検討してまいりたいと考えております。
○議長(中島光浩 君) 塩津 孝明議員。
◆24番(塩津孝明 君) 設置に当たり、いろいろなところに意見聴取をされているということで、検討は進んでいると認識させていただきました。ナイター設備設置を望む声は多くありますので、少しでも早く設置できるようにということを要望させていただきます。
 続きまして、通告4番目、庁舎等再編整備事業にあわせてです。
 この項1点目は、倉敷市歴史民俗資料館についてであります。
 倉敷市本庁舎東側に倉敷市歴史民俗資料館がありますが、この倉敷市歴史民俗資料館の建物は、大正4年10月に倉敷幼稚園の園舎として建築され、60年余り使用されたものであります。落ち着いた玄関の構え、曲線美を取り入れた廊下の垂れ壁、美しい8弁の花模様の天井を持つ遊戯室、ドイツヘルメット状の棟飾り、玄関棟瓦に取り付けられたユーモラスで楽しい雰囲気の巾着など、洋風建築をしのばせる園舎として有名で、正面の桜の紋章から、さくら幼稚園の愛称で親しまれていました。特に八角形の遊戯室は、内部に支柱を使わない機能性を追求した特色ある建築様式であり、さらに保育室と廊下を前面に、遊戯室を後方に配置することによって動線の短縮や静と動の分離を図るなど、幼児教育史上にも貴重な建物となっています。老朽化により昭和51年の解体に当たっては、保存を望む声が強く、部材を保存した後、昭和56年に現在地に移築、復元され、倉敷市歴史民俗資料館として残され、現在、国の登録有形文化財となっています。
 倉敷市歴史民俗資料館は、現在地に移築、復元され、43年が経過しております。平日には、本庁舎に来られる市民の方々、また休日の特に観光シーズンには、本庁舎駐車場を臨時駐車場として利用できるようにしており、県内外からの多くの方が立ち寄ることのできる場所に立地していると思いますが、県内外からの歴史民俗資料館への来館者数はどのようになっているのか、お伺いいたします。
○議長(中島光浩 君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹 君) 倉敷市歴史民俗資料館は、先ほど議員さんからも詳しい御紹介をいただいたところですが、大正4年に倉敷市中央2丁目に倉敷幼稚園舎として建設されており、柱のない八角形の遊戯室が特徴的な建築物です。昭和56年に本庁舎東側に移築、復元され、人々の暮らしの中で使われた脱穀機や水車などの農機具、また江戸時代末期以降に使用された教科書や文房具等の教育関係資料を展示しており、平成12年には国の登録有形文化財になっております。
 なお、来館者数につきましては、コロナ禍前の5年間では、例年1,400人前後、直近の令和5年度は年間約1,100人で、倉敷市内からの来館者が約7割、倉敷市を除く県内が約1割、県外が約2割となっております。
○議長(中島光浩 君) 塩津 孝明議員。
◆24番(塩津孝明 君) コロナ禍前で1,400人前後、令和5年度は1,100人ということで、ちょっと少ないのではないかなという認識を持たせていただきました。
 次に、歴史民俗資料館の今後の活用についてお伺いいたします。
 歴史民俗資料館は、出入口が開放されているため、ほこりや虫などが入る状態となっており、職員の方は常に掃除をされていると聞いています。廊下は解放された造りとなっており、雨の日には、廊下に雨が降り込んできますし、西側の駐車場はアスファルト舗装がされていないため、雨の上がった翌日までも、水たまりが残る状態であります。
 館内は、エアコンが設置されておらず、夏場の来館者は入館されても、後からまた来ますということで、すぐに出ていかれるとお伺いしております。年に一度、幼稚園の子供たちが来られ、ピアノに合わせて歌を歌っているとも聞いています。
 今後、庁舎等再編整備により、屋内水泳センター跡地に複合施設棟の建設が予定されており、歴史民俗資料館の東側に教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設である倉敷市立中央図書館も移転してくることになります。
 歴史民俗資料館も、教養の向上の場でありますので、きっちりと整備を行い、多くの方に来館していただけるような施設にしていく必要があると考えますが、見解をお伺いいたします。
○議長(中島光浩 君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹 君) 倉敷市歴史民俗資料館は、本年2月に公表した倉敷市庁舎等再編基本計画(市民交流ゾーン整備編)におきまして、本庁舎エリアに整備する複合施設棟と一体的な活用を目指すこと、市民交流ゾーン整備の対象区域に追加して検討することといたしております。
 なお、歴史民俗資料館につきましては、文化財としての価値の維持、建物の保全に向けた長寿命化等の改修を行い、資料館としての機能を残しつつ、主に子育て世代を中心としたイベントなどができるスペースとして活用することを検討しております。
○議長(中島光浩 君) 塩津 孝明議員。
◆24番(塩津孝明 君) しっかりと検討していただいて来館者が増えるよう、よろしくお願いしたいと思います。
 次に、2点目、本庁舎きっさ閉店後の跡地活用についてお伺いします。
 本庁舎1階にあった旧喫茶は令和2年2月に閉店となり、昨年5月に新型コロナウイルス感染症の5類への移行後も、新たな入居もない状態となっており、現在はクールダウンルームと書かれ、職員さんの休憩所として使用されています。
 大阪府吹田市では、本庁舎中層棟地下1階にあった喫茶店が撤退し、未利用スペースとなっていた場所を、起業家のためのチャレンジショップとして活用されています。これは、出店者が本格的に町で飲食業を開業する前段階として試験的に店舗を運営することにより、起業家のための学び、実践、成長の場として利用できるような取組をされているものです。
 この取組は、起業家の育成を図るとともに、吹田市の特性である開業率の高さ、チャレンジャーを応援するというまちのブランドをPRして、地域経済の活性化に資することを目的として行われており、これまでにコーヒーショップやカレー店などの開業を目指す起業家がこの育成事業にチャレンジしており、今年度は、ラーメン店の開業を目指す起業家が育成事業にチャレンジされております。
 本市におきましても、飲食店の開業を目指す起業家は多くいると思っており、今後、庁舎等再編整備により図書館も移転することになり、本庁舎周辺は市民の集いの場の一つになると思っております。この機会に合わせて、きっさの空き店舗の場を学び、育成の場として活用することも検討されてはと思いますが、見解をお伺いいたします。
○議長(中島光浩 君) 尾崎総務局長。
◎総務局長(尾崎英樹 君) 本庁舎につきましては、建設当初と比較して職員数や電子機器が大幅に増加したことにより、執務スペースや会議室が不足する状況となり、本庁舎内の狭隘化の解消の一環として、1階にあった喫茶室を令和2年2月に閉鎖し、執務室やマイナポイント支援のための臨時窓口などとして活用してまいりました。現在は市民や職員の休憩スペースとして活用しており、令和6年度からはクーリングシェルターとしての役割も担っております。
 現在、本庁舎の再編整備に伴い、部署の再配置等を検討しており、その中で旧喫茶室につきましても、より有効な活用方法を検討してまいります。
○議長(中島光浩 君) 塩津 孝明議員。
◆24番(塩津孝明 君) 庁舎東側の市民交流ゾーンですけれども、図書館を核として、本と人、人と人との新たな出会いが生まれ、多世代の人が学び、心地よくて人が集まる憩いの場となり、市民に愛され、行ってみたくなる複合施設を目指されており、カフェの整備や移動販売のスペースの確保、軽食等の提供も検討されていると書かれておりましたので、きっさの跡地についても、しっかりと検討していただくことを要望させていただきます。
 この項3点目、最後の項目になりますけれども、本庁舎周辺の整備についてお伺いいたします。
 倉敷市役所本庁舎は、建築家の浦辺 鎮太郎氏の設計により昭和55年6月に竣工されました。外観は倉敷格子、土蔵造りのしっくいや塗籠軒裏、張り瓦を思わせる窯変タイルにベンガラ、紡績工場の赤れんがといった倉敷の町並みをイメージさせる庁舎であります。
 本庁舎の北西の入り口から入ると、中国山地をイメージした三角の岩山があり、屋内駐車場西側には、市木クスノキの並木沿いに母なる川、高梁川をイメージしたせせらぎを配し、市民の散歩道となっている、クスノキプロムナード。食堂前の八角広場には、昭和56年12月に新庁舎のシンボルとして制作された高さ1.8メートルのブロンズ像、乙女の像。八角広場からさらに南に進むと、水と緑のテラス、日本のふるさと瀬戸内海をイメージした池と壁泉があり、本庁舎のみならず庁舎周辺も、市民に親しまれるよう整備されました。
 本庁舎建築から44年が経過した現在、これらのことを知っている市民の方、職員の方はどれぐらいいらっしゃるのでしょうか。
 現在、庁舎北側には、防災危機管理センター棟の新築工事が行われており、コンセプトの一つである緑の中の市庁舎として整備されていくこのタイミングで再度整備を行い、再び高梁川にはせせらぎを配し、後世に語り継がれていけるような表示板の設置もしてはと考えますけれども、見解をお伺いいたします。
○議長(中島光浩 君) 尾崎総務局長。
◎総務局長(尾崎英樹 君) 昭和55年に竣工した本庁舎は、明るく、市民に親しみやすい庁舎をテーマとして、屋内駐車場西側のプロムナードは、高梁川をイメージした水の流れや市木クスノキを配置し、市民の遊歩道として親しまれてまいりました。庁舎等再編整備事業におきましても、防災危機管理センター棟の外壁を、本庁舎の外観との調和に配慮したれんが造りのアーチ形状とするなど、プロムナードを豊かに演出する景観づくりに努めているところでございます。
 議員御指摘の水路等につきましては、水路全体から漏水が生じており、これまでも修繕を繰り返し実施してきましたが、改善には至っておらず、抜本的な対策が必要な状態であり、全体を改修するには多額の費用もかかることから、表示板等の設置も含めて、今後どういったことができるか、引き続き研究してまいります。
○議長(中島光浩 君) 塩津 孝明議員。
◆24番(塩津孝明 君) 今後、本庁舎東側は、先ほど言いましたけれども、図書館を核として本と人、人と人との新たな出会いが生まれ、多世代の人が学び、心地よくて人が集まる憩いの場となり、市民に愛され、行ってみたくなる複合施設を目指されています。また、西側の行政ゾーンは、防災危機管理センター棟の外壁を、本庁舎の外観との調和に配慮したれんが造りのアーチ形状とするなど、プロムナードを豊かに演出する景観づくりがされます。
 市民交流ゾーン竣工の2年後には、庁舎竣工50年の節目を迎えることになりますので、高梁川をイメージした水の流れや表示板の設置についても、前向きに御検討いただくことを要望させていただきます。
 最後に、4期16年間、伊東市長をはじめとする執行部、職員の皆様並びに議員の皆様、そして報道機関の皆様には、長きにわたり様々な場面で大変お世話になりましたことを御礼申し上げます。今後は、一市民として市政発展のために、微力ながら協力してまいりたいと考えております。
 伊東市長におかれましては、5つの施策の一番最初に災害に備えるまちづくりを掲げられておりますけれども、市民の皆様に、倉敷は安全で安心して暮らせるまちだなと感じてもらえるように、さらに取り組んでいただきたいと思っております。これからも伊東市長をはじめとする執行部の皆様並びに議員の皆様が車の両輪となって、さらに倉敷市政を発展させていただくことを要望しまして、私の最後の質問を終わります。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
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