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池田 和夫 議員
令和7年第3回倉敷市議会(第1回定例会) 3月10日(月) 本会議 質問
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内容
会議録
令和7年第3回倉敷市議会(第1回定例会)
3月10日(月) 本会議 質問
公明党倉敷市議団
池田 和夫 議員
1 水島臨海鉄道水島商店街駅付近の地域活性化について
2 南海トラフ地震時の津波避難について
3 子育て支援について
4 各支所への有料コピー機設置について
午前10時 開 議
○議長(荒木竜二 君) 皆さんおはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。
ただいまの御出席は42名、会議は成立いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
△〔質問〕
○議長(荒木竜二 君) それでは、先週に引き続き質問を行います。
初めに、6番 池田 和夫議員。
(6番 池田 和夫君 質問者席登壇)
◆6番(池田和夫 君) (拍手) 皆さんおはようございます。1月に実施されました倉敷市議会議員選挙で初当選させていただきました、公明党倉敷市議団の池田 和夫と申します。地域に根差し、市民の小さな声をしっかりと市政に届けていく決意でございます。本日は、私自身にとって第1回目の質問となります。不慣れな部分はあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、通告に従いまして、一問一答の方式にて私から4項目について質問させていただきます。
まず1項目め、水島臨海鉄道水島商店街駅付近の地域活性化について質問させていただきます。
現在、水島臨海鉄道の栄駅は、水島支所で働く方々や電車通勤の会社員、電車通学の学生さんなど、一定数の市民が利用されております。また、水島支所で働く職員さんは、栄駅に隣接する職員駐車場に車を駐車し、水島支所まで徒歩で通勤されております。栄駅前は、朝と夕方は、人の往来は多少なりともあると感じております。栄駅、常盤駅、水島駅は水島商店街に隣接している駅でございます。特に栄駅前は、駅西側付近の景観をよくし、利便性を高め、イベントが開催できる土地開発を行い、水島商店街を巻き込んだ地域活性化が必要であると考えております。水島商店街の方からそのような声も上がっており、お聞きしております。
本市はこれまで水島地域の整備事業で、平成22年に水島リフレッシュ構想、平成28年には倉敷市公共施設等総合管理計画、そして令和4年には倉敷市公共施設個別計画を策定と、整備事業を実施してきた実績と今後の計画がございます。
倉敷市ホームページには、令和4年度に水島まちづくりプロジェクトチームを庁内に設置し、倉敷市都市計画マスタープランや倉敷市立地適正化計画などの上位・関連計画との整合を図りながら、整備場所の検討や各施設の課題を整理すると、そのようにも記載されておりました。このように、水島地区の地域活性化について整備の構想を掲げられております。
さらに、本市は、令和5年度に水島地区公共施設再編整備プロジェクトチームを設置し、公共施設の再編整備の方向性について検討を進められ、将来の水島の町の姿を見据えながら、新しく整備する複合施設とエリア全体が今後も広く市民の皆様に親しまれ、また安全、安心のまちづくりにつながるものとなる倉敷市水島地区公共施設再編整備基本構想を策定されております。
先月、企画財政局の方から御説明いただきました令和7年度当初予算(案)の概要の中におきましても、水島地区の老朽化した公共施設、水島公民館・児童館・図書館等の再編整備を行うに当たり、水島地区公共施設再編整備事業に2,892万円の事業費が予定されております。また、福田町のほうでは、老朽化した屋内水泳センターを水島緑地福田公園水泳場に統合し、新たな屋内プールを整備する(仮称)水島緑地福田公園屋内プール整備事業に12億9,130万円も予定されております。
このように、水島支所周辺と水島緑地福田公園の整備が進むほど、水島地域には人が集まり、人の流れは増え、栄駅を中心とした駅周辺の整備も推し進めていく必要性を感じます。栄駅西側周辺の整備を行い、さらなる水島地域の活性化と、水島商店街も含めた地域活性化へとつながっていくよう、整備事業の計画を求めたいと考えます。
そこで、3点についてお伺いいたします。
まず1点目ですが、水島臨海鉄道高架下の活用についてお伺いいたします。
全国には、高架下に商業施設として飲食店などを出店し、にぎわっている地域は多く存在しております。先ほど述べさせていただきましたように、今後、水島地区公共施設再編整備事業やその後の整備事業が進みますと、人の流れが増えてくることが予想されます。
水島商店街付近の水島臨海鉄道栄駅・常盤駅・水島駅周辺の高架下を店舗出店などの地域活性化に活用できないか、御答弁をお伺いいたします。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 皆様おはようございます。それでは、池田 和夫議員さんの御質問にお答えさせていただきます。
水島臨海鉄道の高架下につきましては、水島臨海鉄道の所有地ということもありまして、栄駅・常盤駅・水島駅周辺の高架下の多くは、現在、月ぎめ駐車場や貸し倉庫、駐輪場などに利用されております。
水島臨海鉄道からは、高架下は常設の店舗等の活用を想定しておりませんが、地域活性化に向けたイベント等での利用について相談がありましたら、個別に対応したいと伺っております。
○議長(荒木竜二 君) 池田 和夫議員。
◆6番(池田和夫 君) 高架下は水島臨海鉄道株式会社の所有する土地であるということで、常設の店舗は想定しておられないということ、承知いたしました。
これまで臨鉄ガーデンなどのイベントがございましたけれども、今後も地域活性化に向けたイベント等では個別に対応していただけることを、引き続きお願いしたいと思います。その際は、本市からも全面的に対応していただきたいと要望させていただきます。
続いて、2点目の質問でございます。栄駅周辺の地域活性化についてお伺いいたします。
栄駅の西側周辺の景観をよくしてほしいとの地域の声がございました。特に水島東栄町第1公園は、公園の木が大きくなり過ぎて駅の外観が遠くからは見えない。また、公園内には照明がないため夜は暗く、野良猫が集まり、繁殖や衛生面などの問題があること。また、不審者などの防犯問題も懸念されると、地域からの声が届いております。
今後、水島地区公共施設再編整備事業やその他の整備事業が続くと地域活性化が進み、人の流れが増加することが予想されます。また、地域活性化を進める意味でも、栄駅周辺、特に西側付近の公共用地を地域活性化につながるように整備し、景観をよくして、快適な空間に整備する必要があると思います。
そこで質問です。
栄駅西側の水島東栄町第1公園と周辺の土地を活用し、憩いの場や多目的イベント会場などに使用できる整備事業で地域活性化ができないか、本市としてのお考えを、御答弁お願いいたします。
○議長(荒木竜二 君) 伊東市長。
(市長 伊東 香織君 登壇)
◎市長(伊東香織 君) 水島支所の周辺地域において、市としましては、水島臨海鉄道栄駅をはじめ、常盤駅、水島中央公園、また水島地区公共施設再編整備により新たに整備してまいります水島市民交流センターを結んだエリアにおいて、回遊性を促進していくことで地域全体のにぎわい創出につなげていきたいと考えているところでございます。
このうち、御質問がありました栄駅の周辺につきましては、現在、まちづくり団体や商店街、地元の自治会等で構成いただいております水島まちづくり協議会などの御意見を伺いながら、水島東栄町第1公園等の市有地につきましては、さらに市民の皆様の交流、イベントが行われる場として活用してもらいたいという御意見をいただいておりますので、どういう方向で活用できるようにしていくかということについて検討を行っている状況でございます。
今後も、地域の皆さんと一緒になりまして検討を進めていきたいと思っております。
○議長(荒木竜二 君) 池田 和夫議員。
◆6番(池田和夫 君) 栄駅周辺におきましては、既に水島まちづくり協議会などと意見を交換し、市有地の活用についても御検討され、地域活性化を図る取組をお考えであるとのこと。水島地域の整備事業を今後も力強く推し進めていただきますように、どうかよろしくお願い申し上げます。
続いて、3点目の質問です。商店街への出店を促す補助金についてお伺いいたします。
水島商店街では、シャッターが閉まっている空き店舗が散見されております。商店街への新たな出店を促す補助金により空き店舗を解消していくことで、地域活性化へつなげることはできないかと考えます。
本市においては、補助金制度があるとお聞きしておりますが、制度の内容と水島商店街での活用についてお伺いいたします。
○議長(荒木竜二 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) 本市では、商店街ににぎわいをつくり出すことで地域経済や町の活性化を図ることを目的に、パワーアップ商業振興事業を実施しております。
この事業では、商店街の空き店舗に出店する際の改装費などにつきまして、最大100万円の補助を行うとともに、出店者が新規創業者である場合は、家賃につきましても最大30万円の補助を行うことで商店街への新規出店を支援しており、水島商店街におきましても、この補助制度を活用して飲食店や美容院など、過去3年間で4店舗が出店しております。
市といたしましては、今後もこの補助制度を通じて、商店街への新規出店の促進による空き店舗の解消を図り、地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 池田 和夫議員。
◆6番(池田和夫 君) 商店街の空き店舗を解消することを目的とした改装費や、一定期間の家賃補助があるということで、ぜひ県内に特に幅広く、こういった制度があるんだということを周知していただきながら、地域活性化につながるように今後ともよろしくお願いいたします。
それでは、2つ目の項目に移ります。南海トラフ地震時の津波避難について2点質問させていただきます。
政府の地震調査委員会の委員長であられる平田 直(なおし)東京大学名誉教授は本年1月15日に、大地震が今後起こる確率を予測する長期評価の最新版を公表されております。近い将来の発生が懸念されるマグニチュード8から9級の南海トラフ地震については、30年以内の発生確率が昨年の公表値である70から80%から、80%程度に上昇したということで、この情報は、おおよそ市民には認知されつつあると思われます。
そのような中、水島地域で、特に連島町鶴新田に住まれている市民からの声を複数お聞きしておりますが、南海トラフ巨大地震での津波発生時の浸水想定範囲、浸水の深さ、及び避難場所の収容人数並びに避難場所までの移動について、不安を抱えている方がおられます。避難場所については、地域の小・中学校などとなっておりますが、地域住民が収まるほど校舎の面積はないとの不安や、避難場所へ移動する際、高齢者の中でも歩行の際に手押し四輪車やつえなどが必要な方、介助が必要な住民が、液状化した道路を津波到着時間内に避難場所までたどり着けるかなどの不安を抱えられております。
そこで、まず1点目の質問です。津波ハザードマップの啓発についてお伺いいたします。
倉敷市では、わが家の津波ハザードマップを作成され、市内における南海トラフ地震の震度分布や津波浸水想定区域を示していますが、このハザードマップはどのように地域住民に啓発されているか、御答弁をお願いいたします。
○議長(荒木竜二 君) 大本総務局参与。
◎総務局参与(大本進 君) 本市では、岡山県が平成25年3月に公表した南海トラフ巨大地震の被害想定に基づき、平成25年8月に震度分布図、液状化危険度分布図及び津波浸水想定区域を掲載したわが家の津波ハザードマップを作成し、全戸配布を行っているところでございます。このハザードマップは、市のホームページや倉敷防災ポータルでも御覧いただけます。
また、本市へ転入された方には、各種ハザードマップが確認できるリンクを知らせたチラシを作成して、市民課窓口で配っているところでございます。このほか、くらしき防災フェアや災害の記録展など各種イベントにおいて紹介しております。
また、地域に出向いて出前講座やワークショップにおいて、ハザードマップの活用方法を含め、周知に努めているところでございます。
○議長(荒木竜二 君) 池田 和夫議員。
◆6番(池田和夫 君) 再質問させていただきます。
全戸にハザードマップが行き渡っているということで、ハザードマップが届いていないところは、基本的にはないということでよろしいでしょうか。
○議長(荒木竜二 君) 大本総務局参与。
◎総務局参与(大本進 君) 再質問にお答えします。
全戸配布は行っています。しかし、その後、時間がたっておりますので、イベントとかそういったところでも配布するようにしまして、広く周知に努めているところでございます。
○議長(荒木竜二 君) 池田 和夫議員。
◆6番(池田和夫 君) 全戸配布ということ、時間がたつとともに、またいろんな形で周知を行っていただいているということでございますので、引き続きよろしくお願いいたします。
続いて、2点目の質問に移ります。避難行動の啓発についてお伺いいたします。
南海トラフ地震が発生した場合には、津波被害が想定されております。
津波浸水想定区域内にお住まいの方に対し、避難先などの避難行動については、本市はどのように啓発されているか、御答弁をお願いいたします。
○議長(荒木竜二 君) 大本総務局参与。
◎総務局参与(大本進 君) 本市では、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されたことを受けまして、津波浸水想定区域内の避難行動要支援者の自宅を市職員が戸別訪問し、津波発生時の避難場所や避難行動の確認など、災害への備えについての普及啓発と、個別避難計画の作成支援を行っております。
また、津波からの避難の必要性をより啓発するために、その地域の津波の想定浸水深さを記載した津波注意表示板を、昨年9月下旬から津波浸水想定区域内のごみステーション約200か所に先行して設置し、現在も順次追加設置しているところでございます。
設置した津波注意表示板を御確認いただくと、その地点の浸水の深さが分かります。これを基に、各御家庭や地域において、どこに逃げるかをハザードマップなどで決めていただきたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 池田 和夫議員。
◆6番(池田和夫 君) 様々な対応をしていただいているということで、ありがとうございます。防災に関する用語として、自助、互助、共助、公助とありますが、自分の命は自分で守らないといけないこと、家族や近所の人などで助け合い守っていくこと、日頃から家族で話し合い、助け合いの精神を忘れず防災に対応できるよう、いざというときに備えておくことなど、ほかにも大切なことはいろいろありますけれども、本市としては、それらを市民に周知していただきながら、防災訓練や出前講座の取組、その他いろんな方法で、活動や仕掛けなどを通じて市民への防災意識向上を図る活動を、今後ともよろしくお願いいたします。
続きまして、3項目めに移らせていただきます。子育て支援について2点質問させていただきます。
まず、1点目の質問です。病児保育施設についてお伺いいたします。
昨年後半、冬のシーズンに入り寒い季節がやってきてからインフルエンザや新型コロナウイルスが流行し、罹患者が増加いたしました。ここ直近では、感染性胃腸炎の拡大もニュースで聞かれますけれども、罹患者の中には就学前のお子様も多数おられ、お子様を看病するため、保護者の方は仕事を休まれることが多々あったと思われます。本市や大手企業などに勤められている方々は、子供の看護休暇等の特別休暇などがございますが、まだ社会的には中小企業などを含め、制度の導入があまり進んでいない状況だと考えられます。
また、大人も多く感染症に罹患する状況でもあり、発病の方、また子供の看病の方が仕事を休まれることで、職場全体がさらに人手不足となる状況もあります。こういった状況下では、どうしても仕事に出勤しないといけないこともあり、病児・病後児保育は、そのような保護者にとって非常に助かる制度ではないかと強く感じるところであります。
これまで長く、市内で病児・病後児保育に当たってくださっている医療機関の皆様に感謝し、敬意を表したいと思います。本当にありがとうございます。
しかしながら、流行時には、なかなか予約が取れないなどの声も聞いております。施設をもっと増やしてほしいという切実な声もありますが、罹患者のピーク時に合わせて施設整備を行いますと、罹患者数が低下したときにはどうするのか、看護師や保育士不足の中、保育に当たる看護師や保育士の確保をどうするのかなど、課題は多くございます。また、これまで長年、市内で頑張って運営を続けてくださっている方々にも、迷惑をかける事態も当然あり得ると思います。
担当課の方に伺いますと、病児・病後児保育施設は、市内の施設だけでなく、岡山県内の施設も利用できるとお伺いいたしました。
そこで、病児保育施設について質問させていただきます。
寒い時期になりますと、病児保育の予約が取りづらいと、市民からの声を多数お聞きします。市内の施設だけではなく、相互利用でほかの市の施設も使えるようになっているとお聞きしましたが、そのことはあまり市民の方々に知られていないのではないでしょうか。
そこで、本市の病児保育施設の現状やその周知方法についてお伺いいたします。
○議長(荒木竜二 君) 森保健福祉局長。
◎保健福祉局長(森吉晴 君) 病児・病後児保育施設は、児童が病気などのため保育施設などに通えない場合に、適切な看護と保育を提供する施設でございます。
本市では、倉敷市連合医師会の御協力の下、市内の倉敷、水島、児島、玉島の各地区1施設ずつの計4施設で、病院や医院などの医療機関併設型の病児・病後児保育を実施しておりまして、広く市民の方に御利用いただいております。
また、病児・病後児保育施設が市町村間で相互に利用できるように、岡山県病児保育事業実施施設の相互利用に関する協定を結んでおり、倉敷市外の施設につきましても、昨年度より3施設増の16施設が利用可能となっておりまして、現在、計20施設での利用が可能でございます。さらに、企業主導型保育事業を実施している一部の施設におきましても、一般の方を対象とした病児・病後児保育が実施されております。
病児・病後児保育施設の利用につきましては、保護者への周知を図るため、くらしき子育てアプリや市ホームページ、子育てハンドブックKURAなどを活用しまして、引き続き情報提供に努めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 池田 和夫議員。
◆6番(池田和夫 君) 県内どこの病児保育施設でも利用できるということ、承知いたしました。倉敷市の方々がほかの市の施設を利用されていることもあり、逆に倉敷市の施設を近隣の市や町の方が利用されていると思います。このことを知っている方だけが利用しているのでは、せっかくの制度が活用し切れないと思います。そして、流行時には、例えば市のFAQ、よくある質問に掲載するなど、周知方法は定期的に見直しを行いながら工夫を重ねていただき、市民へ広く周知していただきますよう、今後もよろしくお願いし、次の質問に移ります。
続いて、2点目の質問でございます。保育園等の預け先、空き状況の確認についてお伺いいたします。
倉敷市外から市内に移住され、御家庭の都合でお子様を保育園や幼稚園等に預けたいと保護者の方が考えられた際、自宅のパソコンやスマートフォンなどで、自宅近くの施設や勤務先近くの施設に空きがあるかの情報を収集したいという、市民のそういったお声を聞いております。本市以外では、ネットで見られるという地域もあるようです。
そこで質問させていただきます。
認定こども園や保育園、幼稚園等の空き状況を家庭のパソコンやスマートフォンで、ネットで検索すると空き状況が確認できる、そういった環境は構築できないか、お伺いいたします。
○議長(荒木竜二 君) 森保健福祉局長。
◎保健福祉局長(森吉晴 君) 本市では、窓口に保育コンシェルジュを配置しまして、入所担当の職員とともに保護者の状況や意向を把握し、利用可能な施設やサービスの情報を提供するなど、保護者に寄り添った支援を行っております。
このため、年度の中途で入所を希望される方につきましては、児童の年齢、発達状況や保護者の就労状況などに応じ、3歳児以上が入所可能な施設やゼロ歳児から2歳児までを対象とした地域型保育施設など様々な選択肢をお示ししまして、一人でも多くの方が入所できるよう努めております。
また、入所可能な状況は日々変わるものであり、常に最新の情報をお示しすることは困難でございますので、今後においても、職員が保護者の意向や施設の状況などを丁寧に確認させていただき、きめ細やかな入所案内を行ってまいります。
○議長(荒木竜二 君) 池田 和夫議員。
◆6番(池田和夫 君) 本市としては、直接電話していただいたほうがきめ細やかな入所案内ができ、そのほうがよいと判断していること、承知いたしました。共働き世帯の子育てと仕事の両立を今後も最大限に御支援していただきながら、一人でも多くの方が入所できるように、今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
次に、4項目めに移ります。次が最後の項目です。各支所への有料コピー機設置についてお伺いいたします。
本市には、本庁以外に7か所の支所があります。例えば、遺族が市役所へ死亡届を提出する際に、窓口の職員さんから親切にも、コピーは取られましたか、コピーは取っておいたほうが後々の手続にいいですよと、助言していただくそうです。市民に寄り添った温かい助言にありがたさを感じます。
しかし、職員さんの助言どおりに、今後控えている各種手続において必要となる書類をコピーしたい場合、支所には市民が使用できるコピー機が設置しておらず、近くのコンビニなどに行かないとコピーが取れない状況でございます。そういった方の中で移動手段のない方、また近隣のコンビニに行くにはつえや手押し四輪車などで歩いていくしかない方々にとって、歩いて移動していくことは大変であり、困ってしまわれると思います。有料でよいので支所内にコピー機を設置してほしいとは、市民からの切実な声でございます。
本庁の敷地内にはコンビニがあり有料コピー機がありますので、自由に使える環境でございます。しかし、各支所の敷地内にコンビニはございません。よって市民が使用できるコピー機もないという状況でございます。
今回は、お悔やみに対しての市民からの御要望でしたが、死亡届以外の届けの提出時においても、コピー機が必要な場合があると考えられることから、市民サービス向上のために、有料コピー機を各支所に設置してはどうでしょうか。本市としてのお考えをお聞かせ願います。
○議長(荒木竜二 君) 尾崎総務局長。
◎総務局長(尾崎英樹 君) 本市では、死亡届のお届出の際、例えば、死亡診断書の控えが別の手続などで必要となる方は、事前にコピーを取っていただきますよう、電話や窓口で御案内するようにしております。
個人の文書については、あくまで個人の方できちんと管理していただくというのが原則で、個人情報保護の観点から、市役所窓口でコピーすることは行っておりません。
なお、市役所以外の手続で死亡診断書の控えなどが必要な方には、事前にコピーするよう、市の公式アプリで御覧いただけるおくやみハンドブックでも、今後御案内をしてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 池田 和夫議員。
◆6番(池田和夫 君) 個人情報保護の観点から、窓口でコピーができないこと、承知いたしました。死亡届は市役所へ提出後、その他の各種手続にコピーが必要なことがしっかりと市民へ伝わるように、おくやみハンドブックなどで今後も案内をしていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
以上、4項目にわたり質問させていただきました。これで私からの質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)
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