録画中継

令和7年第4回倉敷市議会(第2回定例会)
6月9日(月) 本会議 質問
くらしき創生クラブ
伊東 裕紀 議員
1 公共施設廃止後の跡地活用の在り方について
◆30番(伊東裕紀 君) (拍手) くらしき創生クラブの伊東 裕紀です。今回、私は1項目に絞って質問させていただきます。
 1項目、公共施設廃止後の跡地活用の在り方についてです。こちらにつきまして4点質問させていただきます。
 まず1点目、児島文化センター跡地の一般競争入札の時期と条件、それを判断した根拠についてです。
 ちょうど今日から、今週が入札受付期間となっております。
 児島文化センターは2021年4月から検査のため休館になり、2024年3月には閉館が決まりました。そして、2024年9月の総務委員会に一般競争入札の実施についてとして、報告事項にて児島文化センターの競争入札の報告が上げられております。その中で補足事項として、建物解体後、マンション等住居用途を含む建物敷地の用に供することと条件がついておりました。
 児島地域の市民にとって児島文化センターへの関心はとても大きいものでした。それは、休館から閉館が決まるときも、代替施設として複合化される公共施設の体育館を建設するというときも、児島文化センターの後継となる体育館の設備、舞台、席数の一つ一つに至るまで、いろいろな方から様々な意見が出てきたことからも、執行部側も当然理解されていたと思います。
 そして、その複合施設の内容を決めていくときには、児島地域の議員ですとか地域団体、そしていろんな説明会、何度も何度も合意形成を図ってくださいました。どこに複合施設を建てるかという時点からも、たくさんたくさん会議で諮ってくださいました。その際にも、児島文化センターの跡地はどうするつもりなのか、どうなるのかという質問は何度も出ていました。ですが、今回この一般競争入札については何の意見聴取もなく突然売りに出されたような感覚がございます。どういった経緯を経て、どういった根拠でこの条件をつけてこの時期にしたのかをお答えください。
○議長(荒木竜二 君) 杉岡企画財政局長。
◎企画財政局長(杉岡知裕 君) 伊東 裕紀議員さんの御質問にお答えいたします。
 まず、廃止する公共施設につきましては、市役所内他部署での利活用の検討を行い、今回の児島文化センターのように庁内では活用が見込めない場合には、庁内で財産処分の方針を決定する公有財産処理委員会に諮った上で、一般競争入札による売却を行うこととしています。
 児島文化センターにつきましては、施設の老朽化や維持管理上の問題が生じたため、令和6年3月末の用途廃止後、早期の売却を目指し準備を進め、9月には売却の方針を総務委員会へ御報告いたしました。そして、準備の整った今年2月以降、広報紙、ホームページ、現地看板等で売却を周知し、3月3日から一般競争入札による手続を行っております。
 また、入札に際しましては、人口の減少傾向が進んでいる児島地区市街地におきまして、人口密度の低下を防ぎ、にぎわいを創出する目的で、物件の全部または一部をマンション等住居用途とする建物敷地の用に供することを売却の条件としております。
○議長(荒木竜二 君) 伊東 裕紀議員。
◆30番(伊東裕紀 君) 閉館が決まってすぐ公有財産処理委員会に諮ったのでこのタイミングということですね。ただ、休館から閉館まで3年ございました。この3年、閉館が決まるまでという期間も、もう再開しないのか、児島文化センターはどうなるのかといった声は様々ございました。その間に新しい複合施設についての話合いも何度も行われておりました。売却も仕方ないと思います。その中で、住居用途というのをつけていただいたこともいいことだとも思います。それでも、もう少し、児島文化センター跡地活用の方針は段階的に示していっていただきたかったと思います。
 そこで、2点目の質問です。今後廃止されていく公共施設の跡地活用の方針についてお伺いします。
 公共施設の統廃合が進む今、比較的大きな規模の公共施設の跡地が出てくることは確定しています。全てを売却するようなことはないとは思いますけれども、とはいえ、あれは売却する、これは残すといったことはまだ決まっていないでしょうから、今後出てくる跡地についてどのようにしていく方針なのか、全体的に方針を御説明ください。
○議長(荒木竜二 君) 杉岡企画財政局長。
◎企画財政局長(杉岡知裕 君) 倉敷市公共施設個別計画に基づき、現在様々な施設の複合化、再編整備に取り組んでいるところです。複合化に当たりましては、財政的に有利な地方債である公共施設等適正管理推進事業債を活用することとしておりますが、活用に当たっては新施設の供用開始後5年以内に複合化前の施設を除却、売却、転用する必要がございます。
 施設の廃止に当たりましては、施設総量適正化などの観点から、施設及び跡地の売却を優先しつつ、中心市街地等におきましては、にぎわい創出やまちづくりの観点で、市及び民間活力による利活用についても検討してまいります。
 また、市で活用しない場合や売却に至らない場合には、有償での一時貸付け等を行うなど、有効活用を図ってまいります。
○議長(荒木竜二 君) 伊東 裕紀議員。
◆30番(伊東裕紀 君) 売却を優先にということでしたし、中心市街地のまちづくりの観点でとのことでしたが、児島の住民にとりまして児島文化センター跡地がその観点に入っていなかったというのは、少しショックなことでもあったんです。本当に売却しますって言われるのがとてもショックでした。
 その方針の説明を受けまして3点目の質問です。廃止された公共施設の跡地活用における今後の改善策についてお伺いいたします。
 先ほど、売却を優先しつつ中心市街地やまちづくりの観点でとのことでしたが、その方針をもう少し具体的に丁寧に公表してもらえませんでしょうか。特に、複合化によって廃止となる跡地については、新しい複合化施設と同様にまとめて分かりやすく示していただきたいです。今までの質問でも何度もございますが、新しい施設については、交通手段ですとか駐車場ですとかいろいろと意見が出ますし、その説明も丁寧にしてくださいます。ただ、それによって廃止される施設というのも、もう少し丁寧にまとめて説明していっていただきたいなと思っております。
 また、一般競争入札になることも、条件がつくことも当然の流れだとは思いますが、事前に考えることや納得することができるように、公共性の高い施設跡地については、処分、活用に当たって事前に方針案を公表し、市民提案型ですとか、公募型プロポーザルのような手法も取り入れてほしいと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(荒木竜二 君) 杉岡企画財政局長。
◎企画財政局長(杉岡知裕 君) 倉敷市公共施設個別計画に基づき、複合化等により用途廃止する公共施設につきましては、計画でお示ししているとおり、除却や転用を進めてまいりますが、具体的な跡地等の方針につきましては、今後適切な時期に情報提供してまいりたいと考えております。
 また、廃止する施設の跡地について、市で活用しない場合は、施設総量適正化等の観点から、基本的に一般競争入札による売却を行うこととしておりますが、売却に適さない物件や政策的に市で保有すべき物件などにつきましては、有償での一時貸付けのほか、事業者提案等による手法などについても考えてまいりたいと思います。
○議長(荒木竜二 君) 伊東 裕紀議員。
◆30番(伊東裕紀 君) 情報提供、どうぞよろしくお願いいたします。
 最後に4点目、今度はこれは個別的なものになるんですけれども、下津井東・西小学校の跡地活用についてお伺いいたします。
 先日の小郷議員の質問にもございましたので、小学校というのがどういうものかという前段は割愛しつつ、端的にお伺いいたします。
 小郷議員の質問の答弁で、学校という特殊施設が地域コミュニティーとしての性格も有していることを認識しており、その跡地活用については関係部署と連携しながら進めているとございました。
 閉校まであと1年を切っています。具体的にどう進めていくのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(荒木竜二 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) 小学校につきましては、児童教育のための施設であるわけでございまして、また防災、地域交流の場としての機能も持っている場所でございます。先ほどお話もございましたが、地域コミュニティーとしての性格も有していると思っております。
 今、個別的なお話ということでございましたので、まずは地元のコミュニティーの皆さんからの、どういう部分について今後も使いたい等の今後についての御意見をお伺いするところから始めたいと思っております。それをよく市のほうでも考えながら、全体的な方針を考えていくというふうに考えているところでございます。
○議長(荒木竜二 君) 伊東 裕紀議員。
◆30番(伊東裕紀 君) 地元からの意見も聞くとのことでした。そうですね、ただ、地元の方々から様々な意見があると思います。しかし、閉校するという経緯を含めましても、意見というか希望が全部いけるかというのは、なかなか難しいことだとも思うんですけれども、水島地域の再編整備計画で、サウンディング型市場調査を実施していくという言葉もございました。ぜひ、この小学校の跡地活用、跡地処理でもサウンディング型市場調査というようなことを実施していただきたいなと思っております。どうぞ丁寧によろしくお願いいたします。
 私はコンパクトシティー推進派です。施設を複合化していくことも、そして閉館した土地は売却していくべきことも人口減少社会において必要だと考えています。致し方ないと思っております。ですが、だからこそ、そこに住んでいる近隣住民、そしてそこがにぎやかなりし頃を知っている世代の感情にも配慮しなければなりません。公共施設の統廃合が進む今、売却するという結果は同じだとしても、それまでの過程をどうか丁寧に説明しながら、どうか丁寧に進めていっていただきたいと思います。どうかお願いいたします。
 以上で私の質問とお願いを終わります。ありがとうございました。(拍手)
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