録画中継

令和7年第4回倉敷市議会(第2回定例会)
6月11日(水) 本会議 質問
未来クラブ
若林 昭雄 議員
1 ペロブスカイト太陽電池について
            午前10時     開 議

○議長(荒木竜二 君) 皆さんおはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。
 ただいまの御出席は42名、会議は成立いたしました。

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△〔質問〕

○議長(荒木竜二 君) それでは、前日に引き続き質問を行います。
 初めに、18番 若林 昭雄議員。
            (18番  若林 昭雄君  質問者席登壇)
◆18番(若林昭雄 君) (拍手) 皆さんおはようございます。未来クラブの若林 昭雄でございます。本日、一般質問最終日、4日目、4人よろしくお願いいたします。
 質問通告に従い、一問一答の方式で質問させていただきます。
 今回は大項目1つだけとなりますが、ペロブスカイト太陽電池について5点お聞きいたします。
 本年2月、未来クラブの代表質問でも取り上げさせてもらいました。また、4月には未来クラブの会派としての行政視察で資源エネルギー庁に伺い、現在の国の動向を聞いてきました。私は体調不良で同行はできませんでしたが、担当課である新エネルギー課の取り計らいによりオンラインにより参加をさせていただきました。
 それでは、まず1点目、ペロブスカイト太陽電池を含む再生可能エネルギー導入方針についてお聞きします。
 地球温暖化対策やエネルギーの自給自足、地域経済の活性化といった観点から、再生可能エネルギーの導入は重要な課題です。政府も2050年カーボンニュートラルを目指しており、地方自治体としても積極的な対応が求められています。本市でも、再生可能エネルギーの導入や脱炭素社会の実現に向けた取組を数々行っております。
 再生可能エネルギーは、太陽光発電や小水力、バイオマス、風力など多々ありますが、ゼロカーボンシティくらしきの実現に向けた本市の再生可能エネルギーの導入ポテンシャルと方針はどのようなものであるか、お聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 外村環境局長。
◎環境局長(外村博之 君) 皆さんおはようございます。若林 昭雄議員さんの御質問にお答えいたします。
 市域全体の地球温暖化対策を推進するため、令和5年8月に改定したクールくらしきアクションプランにおいて、本市における再生可能エネルギーの導入可能性を示すとともに、再生可能エネルギーの最大限の導入を重要な取組方針の一つに位置づけております。
 特に、日照条件に恵まれている本市では、太陽光発電設備は再生可能エネルギーとしての導入可能性が極めて高いことから、市の施設へ率先して導入を進めるとともに、家庭向け太陽光発電設備に対する補助制度などを通じて民生部門への導入を拡大しているところでございます。
○議長(荒木竜二 君) 若林 昭雄議員。
◆18番(若林昭雄 君) 日照条件に恵まれている本市では、太陽光発電の導入ポテンシャルは高いという判断されていることが理解できました。
 鍵となるのは、次世代型太陽電池、カーボンリサイクルをはじめとした革新的なイノベーションと言われております。そうならば、近年国内外で注目されているのがペロブスカイト太陽電池で、今後の太陽光発電の主軸になると思われます。これは従来のシリコン型に比べて軽量で柔軟性が高く、量産化されれば低コストも大いに期待されています。
 また、都市空間や建材への応用可能力も高く、従来導入が難しかった場所、例えば建物の壁面や窓ガラス、湾曲した体育館の屋根、あるいは自動車への設置も可能とされております。充電器につながなくても、走りながら充電するという時代もすぐそこに来ています。また、製造エネルギーも少ないため、環境負荷の面でも優れております。何より、国産技術であり、原料の中心であるヨウ素も国内調達できるというエネルギーの自給自足が可能となり、日本のエネルギー政策、産業戦略における中核技術としての育成が期待されています。市として、この新技術に対する評価や認識をどのようにお持ちでしょうか。
 2点目、本市のペロブスカイト太陽電池に対する認識と評価についてお聞きします。
○議長(荒木竜二 君) 外村環境局長。
◎環境局長(外村博之 君) ペロブスカイト太陽電池は、軽くて曲げられるという特徴を有していることから、従来型のシリコン型太陽電池が設置できなかった場所にも導入できるため、災害時における電力供給にも有用であるなど、国産の次世代技術として高い期待が寄せられています。また、主な材料として用いられるヨウ素は、国内生産量が世界シェアの約3割を占めるなど、エネルギーの自給自足という経済安全保障の観点からも重要であると認識しております。
 これらペロブスカイト太陽電池が有する数々のメリットは、再エネ導入拡大と地域共生を両立するものとして期待されていると評価しております。
○議長(荒木竜二 君) 若林 昭雄議員。
◆18番(若林昭雄 君) 災害時の電力供給の確保は、最も重要な課題の一つです。避難場所への速やかな設置、道路が遮断された場所には、軽量なのでドローンを用いての輸送も可能となり、ミニ発電所が設置できます。スマホくらいの充電ならすぐできると思います。
 次に、今年はペロブスカイト太陽電池元年と呼ばれ、先ほどの答弁にもあったように、大規模実証実験をはじめ、商用化に向けた動きが各地で加速しています。本市でも、学校や庁舎などの公共施設、あるいは大学、企業、病院、駅等と連携したペロブスカイト太陽電池の実証導入を検討してはいただけないでしょうか。
 新技術を活用した再エネ導入は、コスト削減や地域のイノベーション促進にもつながります。一部の自治体では、企業と連携して実証実験に取り組んでいる事例も見受けられますが、本市ではそうした動きをどのように考えているのでしょうか。
 3点目、ペロブスカイト太陽電池の実証実験についてどのように考えているのか、倉敷市の考えを教えてください。
○議長(荒木竜二 君) 外村環境局長。
◎環境局長(外村博之 君) 国をはじめ一部の自治体では、地元企業との協力の下、機材の取付方法や製品自体の耐久性、発電効率の検証を目的とした実証実験の場を提供している事例も見受けられます。
 一方、本市では、現時点において製造企業などから実証実験への協力に関する具体的な提案はありませんが、今後そのような機会がありましたら協力してまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 若林 昭雄議員。
◆18番(若林昭雄 君) 国や企業等からの要請があれば、積極的に協力ということですので、事前準備をしっかりしておき、言われてから考えるのではなくて、いつ言われても迅速に対応できるように準備をよろしくお願いいたします。
 次に、4点目、産官学連携、地元企業との協力についてお聞きします。
 ペロブスカイト太陽電池の普及を推進するに当たり、産官学の連携を強めることが不可欠と考えますが、本市の見解を教えてください。
○議長(荒木竜二 君) 外村環境局長。
◎環境局長(外村博之 君) ペロブスカイト太陽電池をはじめ、カーボンニュートラルを実現するためのイノベーションを生み出し、普及させるためには、共同研究や協議会による意見交換などの取組を通じた産官学連携が重要であると認識しております。
 そのため、本市におきましても、昨年5月に経済産業省が設置した次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力強化に向けた官民協議会にオブザーバーとして参加させていただいております。
○議長(荒木竜二 君) 若林 昭雄議員。
◆18番(若林昭雄 君) 官民協議会への参加は、大いに評価させていただきます。まだまだ参加が少なく、先月5月の第9回の官民協議会では、全国の都道府県、市町村の自治体のうち参加は172、県内では岡山県と瀬戸内市と西粟倉村と我が倉敷市でした。しっかりと国からの情報を収集して、倉敷市が県内の市町村をリードしていくくらいの意気込みで取り組んでほしいところでございます。
 そして、普及のためには、市民や中小企業が自分事として再生可能エネルギーに関心を持ち、実際に行動できるようにするために、分かりやすく、親しみやすい情報発信が不可欠です。ペロブスカイト太陽電池を幅広い地域で導入を促していくために、特に地元企業に対して積極的な周知啓発と参加機会の創出を強くお願いしたいと思いますが、今後どのような働きかけを行っていく予定であるのか、本市として地元企業導入促進についてどのようにお考えか、伺います。
○議長(荒木竜二 君) 外村環境局長。
◎環境局長(外村博之 君) ペロブスカイト太陽電池は、今後徐々に商用化が進んでいく段階であるとともに、従来のシリコン型太陽電池と比べて当面は導入コストが高いため、国においてもGIグリーンイノベーション基金を活用した次世代型太陽電池の開発プロジェクトにおいて、コスト低減に向けた技術確立を目指しているところです。
 そのため、再生可能エネルギー導入の新たな一手法となるペロブスカイト太陽電池の地元企業に対する普及を図っていくために、本市として、国や県と連携を図りながらペロブスカイト太陽電池のメリットを情報発信するなど、普及の段階に合わせた取組を検討してまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 若林 昭雄議員。
◆18番(若林昭雄 君) 次に、関連企業の誘致についてお聞きします。
 ペロブスカイト太陽電池メーカーの誘致は、既に競争が激しく難しいと考えますが、先日の資源エネルギー庁での話の中では、リサイクル分野についてはまだまだ未開拓だとお聞きしました。時代を先取りし、ペロブスカイト太陽電池のリサイクルに取り組む企業を誘致してはどうでしょうか。関連企業の誘致についてお考えを伺います。
○議長(荒木竜二 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) 本市の企業誘致につきましては、現在新規立地に対する奨励金制度の運用、県と連携した企業立地セミナーの開催、民有地情報の収集及びニーズのマッチングなどにより、その促進を図っております。
 また、奨励金制度には、太陽光発電をはじめとする新エネルギー関連分野などの特定業種に対する優遇措置を設けております。
 市といたしましては、次世代産業の誘致は重要であると認識しており、国策としても注目されているペロブスカイト太陽電池のリサイクルにつきましても、その技術が現時点では確立されてはおりませんが、今後研究開発が進められるものと承知しておりますので、引き続き国及び業界の動向を注視してまいります。
○議長(荒木竜二 君) 若林 昭雄議員。
◆18番(若林昭雄 君) しっかり注視をしていただくことはもちろんでございますが、優遇措置ということでやっていただくのは、他の自治体と同じではなかなか誘致できかねるかもしれません。ここは競争ですので、倉敷市独自の魅力ある支援をぜひよろしくお願いいたします。
 ハイスピードで進化していくだろうペロブスカイト太陽電池関連の技術を応援することに加えて、本市の地域経済の循環に、あるいはベンチャー企業の倉敷市での立ち上げにも大いに貢献できると思います。
 では、5点目、これからの再生可能エネルギー導入方針・目標についてお聞きします。
 冒頭では、現在の再生可能エネルギー導入方針についてお聞きしましたが、最後は、これからの導入方針・目標を伺います。
 市が実際に導入しているという事実が安心感と信頼を生むと思います。主軸となるペロブスカイト太陽電池を今後普及させるために、本市では公共施設への導入を進めるなど、具体的な計画はあるのでしょうか。ペロブスカイト太陽電池の導入計画について、まずお聞きします。
○議長(荒木竜二 君) 外村環境局長。
◎環境局長(外村博之 君) 本市が策定した倉敷市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)では、2030年度までに、太陽光パネルが設置可能な公共施設の50%以上に設置することを目標としており、これまで建物の新築時などに合わせて従来型の太陽光パネルを導入してまいりました。
 本市では、ペロブスカイト太陽電池の開発状況が実証実験段階であることから、今後の供給状況も見極めつつ、軽くて曲げやすい特性を生かして、従来の太陽光パネルの設置が難しかった公共施設への導入が可能な施設があるかどうかなどを調べてみたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 若林 昭雄議員。
◆18番(若林昭雄 君) 先ほども申し上げましたように、今の段階で調べてみたいというのはあまりにもスピード感が足りません。再生可能エネルギーに関する中・長期的なビジョンを明確にし、住民や事業者と共有しながら推進していくことで、より戦略的で持続可能な取組になると考えます。
 何度も言いますが、市が実際に導入しているという事実が安心感と信頼を生むことは、間違いありません。具体的な数値目標の設定とその発信をぜひ検討していただきたいと思います。
 ペロブスカイト太陽電池の円滑な導入を推進するためには、製品がほぼ世に出回っていない今の時期から、自治体として様々な支援を行う必要があると考えます。
 再生可能エネルギーへの関心が高まりつつあるとはいえ、ペロブスカイト太陽電池がまだ十分に浸透しているとは言えないのが現状です。市民や中小企業が自分事として再生可能エネルギーに関心を持ち、実際に行動できるようにするためには、分かりやすく、親しみやすい情報発信が不可欠です。
 例えば、市民に対してペロブスカイト太陽電池の認知度を向上させる啓発などは比較的取り組みやすいと考えられますが、本市では今後どのような支援の在り方を予定しているのか、教えてください。
○議長(荒木竜二 君) 外村環境局長。
◎環境局長(外村博之 君) 国や企業においてはペロブスカイト太陽電池の商用化に向けた技術開発の推進とともに、現在開催中の大阪・関西万博において会場内のバスターミナルの屋根や各種パビリオンに対しペロブスカイト太陽電池を設置しているほか、スタッフユニホームの生地に貼り合わせた空調服の電源に用いるなど、様々な場面で目にする機会を創出し、発信しているところです。
 本市といたしましても、まずは市民の皆様に対し、国や企業の取組を参考にしながら、イベント、出前講座などで紹介が可能かどうかなど、啓発方法について検討してまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 若林 昭雄議員。
◆18番(若林昭雄 君) 万博では、バスターミナルとか停留所とか、それからパビリオンでも披露されております。そこは国の政策であり、大阪府のことであり、本市として何をしていくかということをぜひお聞きしたかったのですが、またこれも検討で、スピード感が全くないので、ぜひ、例えばペロブスカイト太陽電池の実物常設展示なども非常に有効だと思います。本庁舎や支所、公民館などの壁や窓に小規模発電展示をするとか、発電量をリアルタイム表示するモニターつき展示をするとか、関連企業とも連携を図りながら、例えば多くの方が利用するJR倉敷駅とか、あるいは倉敷美観地区などで皆さんに実際の物を見ていただく、そういうことはかなりスピーディーにできる範囲だと思うので、いろいろな方法があると思いますので、たくさんのお金をかけてほしいという要望ではなく、ぜひ今後は知恵を絞っていただいて、市民の皆さん、そして中小企業の皆さんに太陽電池のペロブスカイトということを周知していってほしいなと思います。
 再生可能エネルギーの導入促進は、カーボンニュートラルの実現やエネルギーの自給自足、災害に強い地域づくりの観点からも重要な政策課題です。近年では、国や多くの自治体が2030年、2040年、2050年といった将来を見据えた導入目標や実行計画を定めています。そこで、再生可能エネルギー導入に関して、倉敷市として2050年頃までに達成したい目標を定めていると思いますが、ペロブスカイト太陽電池が今後普及していくことを踏まえ、最後の質問として、本市としてこれからの再生可能エネルギーの目標は何なのか、お聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) 倉敷市では、クールくらしきアクションプランにおいて目標を定めているわけでございますが、現在、本市全域における太陽光発電の導入目標については、2020年度を基準としまして、太陽光発電では2030年度に1.9倍、2050年度に5.4倍を目指すとしております。これは、2020年度を基準としておりますので、主にはそのときまでの技術を基にして、しかしながら将来に向けてはこの5.4倍というのは野心的な目標でもあり、一方で今後の革新的な技術の開発ということも見込みながら、この5.4倍というものをつくったところでございます。
 そして、特に今議員さんがお話されているペロブスカイトの分ができてまいりますと、例えば幅広いものじゃなくて、10キロワット未満等の小さなものから、また万博で飾ってあるような大きなものなど、あと壁面とか、いろいろできるようになるのではないかと思っておりますので、この2050年度の5.4倍の目標ということになりますと、特に10キロワット未満の太陽光発電では2050年度には全住宅の約8割ぐらいに何らかの太陽光発電が設置されている状況を計算上想定しているところになります。
 2050年までには、今お話もありましたが、ペロブスカイトも国の30年、50年等の目標も出しております。ですので、それをまた想定していけば、さらに実現性が高くなっていくんじゃないかと思っておりますけれども、市といたしましても、議員さんがお話しされているこのペロブスカイトのことについては、もちろん万博でも紹介されており、国内で資源の重要な部分が確保できることなどもありますので、積極的な導入に向けての、まだ今すぐそのものを簡単に入れられるわけではないと思いますが、いろいろな機会も捉まえて、啓発とか、また先ほど来御質問いただいております実証のほうに、調べて手を挙げるとかということに取り組んでいきたいと思っております。
 今後非常に重要なエネルギーの確保策になってまいりますが、一方で、たくさん家とかに載せていただいている現在の太陽光発電についても、まだまだ償却期間がある方もいらっしゃいます。このあたりのところを両方ともしっかり見込みながら行っていくことが大切だと思いますが、もちろん全体的にはしっかり前向きに取り組んでいきたいと考えているところでございます。
○議長(荒木竜二 君) 若林 昭雄議員。
◆18番(若林昭雄 君) ぜひ前向きにということで、2050年の大きな目標があるので、それには必ずやこのペロブスカイト太陽電池は貢献していくと思いますので、ぜひその目標に対して頑張ってほしいと思います。
 再生可能エネルギーの導入、とりわけペロブスカイト太陽電池は、先ほどからも話がたくさんありましたが、環境面だけでなく地域経済の循環や防災の観点からも有効だと考えております。本市としても戦略的な取組を強く期待しております。
 行政が担うべき重要な役割は、研究から社会実装までのつなぎ役であり、新産業としての成長を牽引、または後方支援することだと思います。数々のパワーを秘めているペロブスカイト太陽電池を決して他の自治体に遅れることなく、先頭を走る倉敷市であれと期待して、今後も注視していきたいと思います。
 これで私の質問を終わりたいと思います。御清聴ありがとうございました。(拍手)
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