録画中継

令和7年第5回倉敷市議会(第3回定例会)
9月8日(月) 本会議 質問
くらしき創生クラブ
塩田 健 議員
1 10月1日から開始される「マイナ救急」実証事業について
2 いじめ対策の強化について
3 倉敷に住む人・訪れる人に優しいまちづくりについて
4 雑草対策について
◆8番(塩田健 君) (拍手) 皆さんおはようございます。くらしき創生クラブの塩田 健でございます。
 通告に従いまして、一問一答の方式で4項目質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 まず初めに、10月1日から開始される「マイナ救急」実証事業について4点お伺いします。
 1点目は、マイナ救急を活用することで期待される効果と周知方法についてです。
 倉敷市消防局では、総務省消防庁と連携し、10月1日からマイナ救急の実証事業を開始すると伺っています。マイナ保険証を救急業務に活用することで、救急活動をより迅速に行えると聞いています。しかし、市民の中にはマイナンバーカードの利用に抵抗を感じる方もいらっしゃいます。
 そこでお尋ねします。
 マイナ救急とはどのような事業なのか、市民にとってどのようなメリットがあるのか、また市民への周知はどのように行われるか、教えていただきたいと思います。
○議長(荒木竜二 君) 加藤消防局長。
◎消防局長(加藤司 君) 塩田 健議員さんの御質問にお答えします。
 マイナ救急とは、健康保険証として登録されたマイナンバーカードを救急隊が活用し、病院選定などに役立つ情報を把握することで、救急業務の円滑化を図る取組です。
 救急隊員と話すのが苦しいときや、気が動転しているときでも、かかりつけ医や病歴、お薬などの情報を正確に救急隊や医療機関へ伝えられ、迅速に処置を受けることができます。
 このマイナ救急は、総務省消防庁が全ての消防本部を対象に行う実証事業です。倉敷市では、令和7年10月1日から令和8年3月31日までの間、全17台の救急車で行います。
 このマイナ救急を始めることについては、倉敷市公式アプリやSNSの動画配信を9月から行っており、広報くらしき10月号への掲載などを通じて市民の皆様に広く周知してまいります。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 救急隊や搬送先の医療機関で必要な情報を正確に得られることで、搬送される御本人や御家族の負担が軽くなり、迅速な搬送や処置にも役立つことが分かりました。周知につきましては、公式アプリをはじめ、様々な方法で適切に行うことで市民の皆様に御理解をいただき、スムーズな運用につなげていただきたいと思います。
 次に、マイナ救急を活用するに当たりまして、市民の皆様にあらかじめ準備していただきたいことがありましたらお聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 加藤消防局長。
◎消防局長(加藤司 君) マイナ救急を御利用いただくためには、健康保険証として登録されたマイナンバーカードが必要になります。そのマイナンバーカードを常に持ち歩くことを倉敷市公式アプリなどでPRしております。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 市民の皆様には、マイナ保険証を準備しておくこと、そしていざというときには使えるよう、できる限りふだんから持ち歩いていただくことをお願いするということ、よく分かりました。ありがとうございました。
 次の3点目です。円滑な事業実施に向けた課題と対応について伺います。
 昨年度に行われたマイナ救急の実証事業では、マイナ保険証の提示に気が進まなかったり、システムの不具合が発生したケースがあったと伺っています。そのようなことによって病院への搬送が遅れるような事態は起こらないのでしょうか、当局のお考えをお聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 加藤消防局長。
◎消防局長(加藤司 君) 傷病者からマイナ保険証を利用することの承諾が得られない場合や、システムに不都合がある場合には、今までどおりの救急活動を行ってまいりますので、病院への搬送開始が遅れることはありません。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) そのような事態が起きてもこれまでどおりの救急活動を行うということで、病院への搬送までの時間は変わらないとのこと、それを聞いて市民の皆様も安心できると思います。
 それでは、この項最後の質問です。
 マイナンバーカードの受渡しのトラブル対策についてお尋ねします。
 大切なマイナンバーカードを使用するということで、カードの紛失を心配される市民もおられると思いますが、対策はどのように検討されていますでしょうか。
○議長(荒木竜二 君) 加藤消防局長。
◎消防局長(加藤司 君) 傷病者の所持品管理につきましては、常に厳正に取り扱っているところでございます。
 マイナンバーカードについては、原則傷病者または家族が使用することとしております。
 また、使用した後は速やかに返却し、マイナンバーカードを所持していることを搬送先医療機関へお伝えすることとしており、トラブルの未然防止対策を行ってまいります。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) マイナンバーカードは、原則御本人か家族の方が使用され、厳正に取り扱っていただけるということで安心いたしました。
 それでは、この項目の質問は以上になります。次の項目に移ります。
 次は、いじめ対策の強化について2点お伺いします。
 まず1点目は、子供が安心して利用できるホームページについてです。
 いじめ対策に先進的に取り組んでいる自治体のホームページでは、子供にも分かりやすいデザインが採用されていたり、子供向けのページにスムーズにアクセスできる工夫がされています。
 そこで、倉敷市教育委員会のホームページや1人1台端末のトップ画面についても、助けを求める子供たちが利用しやすく、検索しやすいページとなるように工夫していただきたいと考えますが、教育委員会の御見解をお伺いします。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市教育委員会では、いじめや不登校など、学校や子育てのことで悩みを抱える子供や保護者に向けた相談窓口一覧をホームページに掲載し、児童生徒のみなさんへという見出しをつけることで、子供たちに分かりやすく安心して相談できるようにしております。
 さらに、児童、生徒が毎日使う1人1台端末に相談窓口の情報や気持ちを落ち着かせる方法が示された動画などを掲載し、いつでも気軽に使用することができるようにしております。
 今後も、誰もが見やすく検索でき、簡単に利用できるよう、リンクを挿入したり、文字のフォントを変えるなど、ホームページや1人1台端末のレイアウトなどについてさらに工夫してまいります。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 子供さんや保護者の方が少しでも安心して相談できるような構成にしていただくようよろしくお願いいたします。
 続いて、2点目の質問です。いじめ対策に特化した担当課の設置についてお尋ねします。
 6月議会で片山 貴光議員さんが質問されていた大阪府寝屋川市の取組についてです。私の所属する市民文教委員会でも寝屋川市を視察し、現地で詳しいお話を伺い、ぜひ倉敷市でも取組を再検討していただきたいと考え、質問させていただきます。
 倉敷市の小・中学校では、学校いじめ対策基本方針に基づき、学校や教育委員会が連携して取り組まれていることは、これまでの議会でも御説明いただいています。一般的に、いじめに悩む児童、生徒は、家族や担任の先生などに相談することで、周囲がいじめ事案に気づくことができます。しかし、中には保護者や先生に相談しにくい、あるいは相談したくてもできない子供もいます。そうした場合、誰にも気づかれないまま、1人で悩み続け、不登校につながるケースもあります。
 寝屋川市では、1人1台端末を通じた学校への相談件数よりも、学校や教育委員会とは別に市長部局の危機管理部に設けられた監察課が受け付ける、いじめ相談チラシを使った手紙による相談件数のほうが多いというデータもあります。
 ここで、議長に許しを得まして、資料を提示させていただきます。
 資料1になります。
 これは、寝屋川市と北海道の旭川市が児童、生徒に配付しているチラシになります。これは、チラシを切り取ってポストに投函しますと、直接市長部局の担当課に届く仕組みになっております。
 寝屋川市の監察課では、通報があれば翌日までに事実関係の調査を行い、関係者に面会し、1か月以内にいじめとされる行動を停止させます。平穏な状態を取り戻すことを主眼とし、関係修復が厳しい場合には、個別指導や出席停止、クラス替えなどの対応も行っています。監察課の職員の方からも、取り組んでよかったという感想をお聞きしました。保護者の方からの評価も高く、教職員の負担軽減にもつながっているそうです。つまり、子供が相談できる窓口が学校以外の市長部局内に設けられることで相談しやすい環境が整い、それが子供の救いになっているのです。
 ここで、次の資料を御覧いただきたいと思います。
 資料2になります。全部で3ページあります。
 これは、いじめ対応を担う市長部局の担当課を示した自治体の組織図を抜粋しております。寝屋川市の監察課は危機管理部に設置されております。北海道旭川市のいじめ防止対策推進課はいじめ防止対策推進部に、そして大阪府八尾市のこども・いじめ何でも相談課はこども若者部となっています。
 旭川市や八尾市の担当職員の方に電話で伺ったところ、寝屋川市と同様、子供が相談しやすい環境が整うだけでなく、教職員の負担軽減にもつながっているとのことでした。
 そこで伺います。
 倉敷市においても、教育機関とは別に、いじめ対策を担う専任の担当課の設置が必要だと考えますが、教育委員会の御見解をお聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市立の学校では、いじめの積極的な認知を行い、認知したいじめの対応について校内のいじめ問題対策委員会で方針を決め、複数の教職員による事実確認や適切な指導、保護者との連携など、組織的に対応することで早期解決に努めております。
 また、1人1台端末を利用した心の健康観察で児童、生徒の心の変化に気づくことができるよう取り組んでおります。
 倉敷市教育委員会では、学校からいじめの報告や相談を受けた際、必要に応じて指導主事が学校へ出向き、指導や助言を行っております。さらに対応が困難な事案では、警察官、弁護士などで構成されました学校問題支援プロジェクト事業推進会議で専門的な立場から助言を受けることができる、そういった体制も整えております。
 今後も、引き続き児童、生徒の安全、安心な学校生活の実現に向け、関係機関との連携を強化し、いじめの未然防止と早期発見、早期解決が図られるよう取り組んでまいります。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 教育委員会が倉敷市いじめ問題対策基本方針に基づき、早期発見、早期解決に向けて最大限努力されていることは評価しております。しかし、現在の仕組みでは気づけないいじめ事案が存在します。保護者や学校に相談できない子供もおり、今の対策だけでは限界があると考えます。倉敷市には学校以外の窓口として、青少年育成センターがあり、電話やメールで相談を受け付けております。前年度には、電話で333件、メールで155件の相談が寄せられました。全てがいじめの事案ではないものの、これだけの子供たちが学校以外の窓口を必要としていることが分かります。しかし、青少年育成センターでは匿名での相談が原則であるため、相談者と継続的にやり取りすることが難しい状況です。そのため、経過を追った支援や介入が行えない課題があります。また、学校、教育委員会、そして児童、生徒の関係性が近いがゆえに、中立的な立場で相談に応じてもらえるか、家族が不安視しているケースもあります。先生方も、担任の業務や授業の準備等の通常業務に追われ、いじめ対応には限界があります。学校以外に第三者的な相談窓口を設けることは、子供にとっては先生とのトラブルも含めて相談できる安心にもつながり、先生方にとっても保護者対応などの負担軽減にもつながります。
 いじめは、不登校や命に関わる重大な問題であり、自治体の対応姿勢は、子育て世代に倉敷市を安心して子育てできるまちとして選んでもらえるかの判断材料にもなります。
 こども家庭庁では、教育委員会や学校以外の市長部局がいじめ対応を行う実証事業を進めております。令和5年度に始まり、令和7年度には13の自治体が参加しています。次回の募集があれば、倉敷市にもぜひ応募していただきたいと考えます。
 子供たちの学校生活の大切な時間がいじめによって奪われることがないよう、また重大事案が起きる前に取り組んでいただくことを強く要望し、この項目の質問を終わります。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員、この際申し上げます。
 質問の途中でありますが、ここで休憩いたします。再開は11時10分からの予定です。

            午前10時55分  休 憩

            ~~~~~~~~~~~~~~~

            午前11時10分  開 議

○議長(荒木竜二 君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 8番 塩田 健議員、質問項目3番から質問を再開してください。
◆8番(塩田健 君) それでは、3項目めの質問に入らせていただきます。
 倉敷に住む人・訪れる人に優しいまちづくりについて4点お尋ねします。
 まず1点目は、倉敷駅歩行者デッキ、ペデストリアンデッキ周辺や美観地区での熱中症対策についてです。
 近年の夏の異常な暑さは、もはや災害レベルとなっております。倉敷で暮らす方や観光で訪れる方の熱中症対策、そして満足度向上のために、主要な場所にミストシャワーを設置する必要性を強く感じています。
 7月末、市民文教委員会の派遣調査で豊橋市を訪れました。その日の気温は38度を超え、豊橋駅に到着したときにはかなり疲労した状況でした。しかし、駅の歩行者デッキに差しかかるとミストシャワーと通路屋根があり、ミストの冷たさと屋根で日差しが和らぎ、とても心地よく感じられました。特に、疲れているときには、このような配慮が非常にありがたいことを実感しました。
 それでは、資料の3を御覧いただきたいと思います。
 これは豊橋駅に設置されたミストシャワーと、それから通路屋根の写真になります。
 そこでお尋ねします。
 熱中症対策と観光客の満足度向上のため、倉敷駅南北の歩行者デッキや美観地区にミストシャワーを設置することが必要と考えますが、市の御見解を伺います。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) ミストシャワー設備は、熱中症対策の一助になると考えておりますが、倉敷駅南北のペデストリアンデッキや美観地区内におけるミストシャワー設備の新設につきましては、設置場所等の課題もあるため、他都市の事例などを研究してまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 美観地区などでは景観との調整も必要になると思いますが、倉敷市のおもてなしの心が伝わるよう、御対応をよろしくお願いいたします。
 2点目に入ります。本庁舎の駐車場についてです。
 本庁舎西側出入口付近にあるタクシー乗り場や障がい者等用駐車場では、利用者が雨にぬれながら車椅子やベビーカーの準備をされていることがあります。
 そこで、駐車スペースに屋根を設置することや、駐車場所から最寄りの出入口までの通路に屋根を設けることについて、市の御見解を伺います。
○議長(荒木竜二 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) まず、本庁舎西側の市民課前の出入口のところにありますタクシー乗降場についてですけれども、ここは現在屋根のない場所にスペースを設けておりまして、雨の日には正面玄関のアーチ屋根の下のスペースを利用していただくように御案内をしているところでございます。しかし、今、アーチ屋根の下のスペースに、雨の日は乗降場とできるという案内表示がついていませんので、その案内方法について検討していきたいと思っております。
 また、障がい者等用駐車場についてですけれども、本庁舎東側の出入口に設置しております駐車場ですけれども、3台分が障がい者等用の駐車場ということになっておりますが、現在屋根がないわけでございまして、今後庁舎等再編整備事業におきまして、大体倍ぐらいには増やしまして、駐車スペースから本庁舎東側出入口までの通路のところに、屋根の設置を今考えているところでございます。少しでも利便性がよくなるようにしたいと思っております。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) まず、タクシー乗り場につきましては、分かりやすい案内表示の検討をしていただけるとのこと、ありがとうございます。
 また、庁舎東側出入口の駐車場に、雨天時に対応した屋根などの整備を行っていただけることに感謝いたします。
 それでは、続いて3点目に入らせていただきます。
 倉敷駅南北の歩行者デッキへの通路屋根の設置についてお尋ねします。
 この件につきましては、令和6年9月議会で瀧本 寛議員が質問されておりました。その際の御答弁では、屋根を設置するためにはデッキの補強など大規模な改修が必要となり、多額の費用もかかるため、費用対効果の観点から設置予定はないとのことでした。しかしながら、現在も市民の皆様から何とかしてほしいという切実なお声が寄せられています。私もその都度この御答弁の内容をお伝えしているのですが、市民の方からは、そんなに重厚な屋根ではなくて、軽量なもので、雨さえしのげたらいいとの御意見が返ってきます。
 そこでお伺いします。
 既存デッキの補強を必要としない軽量素材による屋根設置について検討していただけないか、御見解を伺います。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 倉敷駅南北のペデストリアンデッキへの屋根の設置につきましては、現在のデッキの設計は、新たに設置する屋根などの重量を考慮していないため、軽量材料を使用しても、土台となるデッキの大規模な改修が必要となり、補強を行わず設置することは困難と考えております。このため、現時点では屋根を設置する予定はございません。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 分かりました。軽量屋根を使用しても、現在の設計では屋根の重量まで考慮されていないので、土台のデッキ改修がどうしても必要となり、多額の費用もかかり、設置は現実的ではないとのことです。駅の北側デッキも南側デッキも外見はとてもしっかりした造りに見えてしまうので、市民の皆様からは強度が足りないということはなかなか御理解が得られないのも事実でございます。
 それでは、再質問させていただきます。
 現在のデッキに荷重がかからない設置方法はないのでしょうか。既存のデッキの上に屋根を乗せると荷重がかかります。ならば、デッキに重量が全くかからない工法、例えば雨対策の屋根を支える支柱を歩行者デッキとは別に設け、デッキの直近の地面から直接立ち上げるなど、別の工事方法は考えられないでしょうか。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 再質問にお答えいたします。
 既存のデッキとは別の部分に基礎を築造し、屋根を設置することは工法的には可能であると思っております。しかし、デッキの下部は道路となっていることなどから、基礎の設置場所の課題や工事が大規模なものになるなど、非常に困難であると考えております。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) なかなか難しいということで、特に駅北側の歩行者デッキについてなんですが、倉敷みらい公園、ここはかまどベンチやマンホールトイレなどの災害対応機能を備えておりまして、最大で2万1,000人を収容できる土砂災害、地震、津波、高潮などの災害避難場所となっております。災害時には、倉敷みらい公園に避難された大勢の方が駅方面へ移動されることも想定されます。その際、雨にぬれたり、傘を差しながら移動せざるを得ない状況も考えられます。あらゆる場面を想定しながら、移動される方の安全性を十分に考慮して、使用できる年数や利用人数、満足度なども踏まえて、費用対効果の観点からも御検討いただくよう要望いたします。
 それでは、次に入ります。
 駅北歩行者デッキからアリオ倉敷2階入り口へのバリアフリー化についてお尋ねします。
 現在、駅北歩行者デッキとアリオ倉敷2階南側入り口を行き来するには、階段を利用しなければなりません。エレベーターを使えば1階からアリオ倉敷に入れますが、2階南出入口を利用するお客様の中には、ベビーカーを利用されている方もいらっしゃいます。その際、お一人が赤ちゃんを抱き、もうお一人がベビーカーを持って階段を上り下りしている光景も見られます。この状況を踏まえますと、階段部分に車椅子やベビーカー用のスロープが必要ではないかと考えますが、御見解を伺います。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 階段部分のスロープ設置につきましては、スロープの規模が大きくなるため、デッキの構造面や安全面の課題があり、工事も大規模となるため、本市では車椅子やベビーカーを御利用の方が倉敷駅北のペデストリアンデッキからアリオ倉敷へ行かれる場合には、北側のエレベーターを利用していただくこととしております。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) なかなか難しいということで、北側のアリオ倉敷の入り口あたりにつきましては利用者の方も多いので、今後大規模な修繕を行う際は、ぜひスロープの設置を要望いたします。
 また、大規模改修を待たなくても、何らかの方法があれば、御検討いただきますように要望して、この項の質問を終わります。
 それでは、最後の項目に入ります。
 住宅地における空き家や空き地の所有者への対応について1点お尋ねします。
 空き家や空き地の所有者が亡くなり、相続された方が遠方に居住しているため、雑草が放置されているケースがあり、その結果、隣地に雑草が侵入したり、害虫や蛇が繁殖するなど、近隣住民から苦情が増えております。
 そこで伺います。
 まず、雑草などが発生しないよう所有者に対して空き家の維持管理の必要性や管理に関する情報を提供する必要があると考えますが、御見解をお聞かせください。
 また、一度草刈りをしてもしばらくすると元の状況に戻り、同じことの繰り返しになります。継続的に良好な環境を維持し、近隣住民とのトラブルを防ぐ方法として、所有者が防草シート──草が生えるのを防ぐシート──これを購入する際の補助制度を設けることについて御見解を伺います。
○議長(荒木竜二 君) 外村環境局長。
◎環境局長(外村博之 君) 倉敷市空家等対策等の推進に関する条例では、空き家等の管理は所有者の責務とされていることから、本市では居住、その他の使用がされていない空き家等の所有者に対し、維持管理の必要性や相談窓口などについてパンフレットなどを用いた情報提供を行っております。
 また、雑草や雑木が繁茂した空き家や空き地について、近隣住民から相談、通報があった場合には、所有者などを調査し、現状を撮影した写真とともに所有者に適切な対応と継続的な管理を促す文書を送付しております。
 今後は、この文書を送付する際にも、空き家の維持管理に関するパンフレットなどを同封し、重ねて情報提供を行ってまいります。
 なお、防草シートの購入補助につきましては、今後他市の事例などを調べてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 空き家と雑草の問題が年々増加傾向にありまして、対応には御苦労もあると思いますが、空き家、空き地の維持管理の継続と住みやすい環境保持のため、また空き家や空き地が財産として有効に活用できるよう、引き続き取組をお願いいたします。
 以上で私の全ての質問を終わります。最後まで御清聴いただきまして、ありがとうございました。(拍手)
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