録画中継

令和7年第5回倉敷市議会(第3回定例会)
9月9日(火) 本会議 質問
くらしき創生クラブ
時尾 博幸 議員
1 中心市街地におけるまちづくりについて
2 教育行政について
3 人事行政について
◆42番(時尾博幸 君) (拍手) くらしき創生クラブの時尾 博幸です。
 通告に従いまして、一問一答の方式により、3点についてお尋ねさせていただきます。
 1点目として、中心市街地におけるまちづくりについてお尋ねいたします。
 この項1項目めとして、MICE(マイス)の取組についてお尋ねいたします。
 本市においては、2016年にG7倉敷教育大臣会合、2023年にG7倉敷労働雇用大臣会合を誘致し、世界的な会議の舞台裏を支え、成功裏に終えたところです。また、2024年に第50回日本ニュージーランド経済人会議の開催支援を行うなど、国際会議開催地として豊富な経験があるところであります。
 海外においては、会議やレセプション開催時に歴史的建造物や公的空間等で特別感や地域特性を演出できる施設ユニークベニューが、都市の差別化を図るツールの一つとして利活用が進んでいます。また、MICE誘致活動においても、ユニークベニューの活用提案は、地域全体で誘致機運が醸成されている点から、開催地決定要因の一つにも挙げられていると伺います。
 行財政改革プラン2025において、公共施設、公共空地の有効活用として、今年度末までに、倉敷市の公共施設、公共空地におけるユニークベニュー活用推進の方針を定めると伺います。
 倉敷市立美術館は、本市におけるユニークベニューの一つと考えています。旧倉敷市役所庁舎である倉敷市立美術館は、世界の丹下 健三氏が建築設計をされました。丹下 健三氏は、設計に当たり、倉敷市の伝統と近代的発展にふさわしい、しかも市民のよりどころになるにふさわしい建物をと思って設計したと語られたと伺います。
 また、浦辺設計の初代会長でもあった大原 總一郎氏は、倉敷の1キロメートル四方の旧市街地を、中世の市壁に取り囲まれ、中世の面影を残し、美しい町並みが残るロマンチック街道沿いの町であるドイツの観光人気上位都市のローテンブルクの名前を挙げ、倉敷を日本のローテンブルクにしたいとの構想を持たれていました。
 倉敷市立美術館は、国登録有形文化財でもあり、文化庁も保存と活用をうたっている中、このすばらしい建物を、市民をはじめ広く内外にPRしてその価値を理解してもらうため、MICE活用も有効だと思いますが、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) それでは、時尾 博幸議員さんの御質問にお答えいたします。
 倉敷市立美術館についてでございますが、市の美術館は、美術品の保存や展示、そして市民の皆様への文化、芸術の普及という目的を持っており、そしてお話もございましたように、丹下 健三さんをはじめ名立たる建築家が関わった施設として、非常に大切な市の財産でもあり、これをMICEにも活用するということは大変効果があると考えております。
 お話にもありました2つのG7大臣会合、また昨年の日本ニュージーランド経済人会議でも、市立美術館についてはレセプション会場として使用し、海外から来られた皆さんが、大変すばらしい建物であり、また美術館をこのようなレセプション会場として活用するということは本当にすばらしいという話もいただきましたし、また参加者の方に市の美術館が所蔵する美術品の紹介も行ったところでございます。
 今後も、市民の皆様の利活用、また施設の用い方など、よく検討して、MICEへの活用を進めていきたいと考えているところでございます。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項、要望して終わらせていただきたいと思います。
 現在、倉敷市立美術館は、教育委員会所管の社会教育施設となっています。先行自治体では、美術館の所管が、例えば京都市は文化市民局文化芸術都市推進室、姫路市では観光経済局観光コンベンション室になっています。本市においても、美術館が教育委員会所管の社会教育施設としての制約を取り払うため、美術館の所管を現在の教育委員会から市長部局の文化産業局へ移管したり、倉敷市立美術館のゾーニングを行うことなどを今後御検討いただけたらと思います。
 この項2項目めとして、倉敷市立中央図書館並びに倉敷市立自然史博物館の跡地活用についてお尋ねいたします。
 当初、現在の倉敷市立美術館、旧倉敷市役所庁舎の北側に市民広場、向かい側に公会堂を建設予定だったと伺います。旧倉敷市役所庁舎ができた当時の構想をひもとくと、現在の倉敷市立美術館を中心としたエリアは市民に開放した場と位置づけられていたことが分かり、文化都市として、市民や観光客のよりどころになる場所としての整備が求められているものと思います。倉敷市庁舎等再編基本計画の図書館も含めた市民交流ゾーンについては、令和11年度中の供用開始、ライフパーク倉敷の敷地内に移転する市立自然史博物館についても令和11年度からの供用開始が予定されています。
 倉敷市立中央図書館並びに倉敷市立自然史博物館の跡地活用についてはどのように考えているのか、駐車場としての整備にとどまらず、公開空地としての広場の整備を行ってはどうかと考えますが、お考えをお尋ねいたします。
 また、今後のスケジュールについても併せてお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 中央図書館と自然史博物館の跡地は、美観地区に近く、市立美術館や市営駐車場などと隣接しており、中心市街地のまちづくりを進める上で重要な場所だと認識いたしております。跡地の活用につきましては、倉敷市中心市街地活性化基本計画等に基づき、国の登録有形文化財である市立美術館と調和した町の魅力向上や、人が集い交流する町なかの形成などを図る必要があると考えております。
 今後のスケジュールですが、現在は庁内横断的に調査、検討を行っている段階であり、来年度以降、市民の皆様や関係者の方々からも御意見を伺い、行財政改革プラン2025でお示ししている令和9年度中の活用方針決定に向けて、引き続き検討を進めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項3項目めとして、市役所駐車場から美観地区へのシャトルバス運行についてお尋ねいたします。
 この項については、大守議員の質問と重複いたしますので、質問は割愛し、要望をさせていただきます。
 倉敷駅周辺総合整備計画や倉敷市中心市街地活性化基本計画でも、中心市街地へのアクセスの在り方、駐車場供給量不足及び中心部への流入抑制対策について触れられ、これまで、将来的な駐車場の最適配置や集約、公共交通の利用促進、市街地の回遊促進等に、官民が連携して取組を進められてきたものと思います。倉敷市立中央図書館並びに倉敷市立自然史博物館の跡地活用を行う中でも、観光シーズンでの駐車場不足の解決は難しいものと思われます。
 令和9年度末に倉敷市立中央図書館並びに倉敷市立自然史博物館の跡地活用の方向性が示され、また令和11年度中に倉敷市庁舎等再編整備事業(市民交流ゾーン)が供用開始される中、行財政改革プラン2025において、倉敷市庁舎等再編整備事業(市民交流ゾーン)における複合施設棟の供用開始までに、駐車場の円滑な利用や周辺道路の渋滞緩和を目的に、本庁舎駐車場の有料化を検討し、方針決定されると伺います。倉敷市役所本庁舎駐車場としては、現在よりさらに駐車台数が増設される予定の中、倉敷市役所本庁舎駐車場の重要性はより高まるものと考えます。
 都心中心部への自動車流入を抑制するため、その周辺に車を駐車し、公共交通や徒歩等で移動するための駐車場を、フリンジパーキングといいます。倉敷駅周辺総合整備計画においても、中心市街地への自家用車の流入は抑えていく方向になっているものと思います。美観地区を中心部とした場合、倉敷市民会館の敷地内にある市営美観地区東駐車場や倉敷市役所本庁舎駐車場はフリンジパーキングに当たるものと思います。
 フリンジパーキングを利用し、車利用から公共交通や徒歩等に転換することにより、居心地がよく、歩きたくなる魅力的なまちづくりに寄与するため、これまでも実施した倉敷市役所本庁舎駐車場から美観地区へのシャトルバスの運行を行うべきと考えますので、要望させていただきます。
 2点目として、教育行政についてお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員、この際申し上げます。
 質問の途中でありますが、ここで休憩いたします。再開は11時5分からの予定です。

            午前10時54分  休 憩

            ~~~~~~~~~~~~~~~

            午前11時 5分  開 議

○議長(荒木竜二 君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 42番 時尾 博幸議員、質問項目2番から質問を再開してください。
◆42番(時尾博幸 君) 2点目として、教育行政についてお尋ねいたします。
 この項1項目めとして、学校と教師の業務の3分類についてお尋ねいたします。
 1点目として、学校と教師の業務の3分類の見直しについてお尋ねいたします。
 今年の8月19日に開かれた中央教育審議会の教師を取り巻く環境整備特別部会において、学校の働き方改革に関するいわゆる3分類の改定案が示されました。
 見直しを受けて、本市では今後具体的にどのような取組を行っていくのか、お考えをお尋ねいたします。
 また、委員からは、この3分類の見直しによって学校事務職員の負担増を懸念する意見が相次いだと伺います。その点についてのお考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 中央教育審議会の教師を取り巻く環境整備特別部会におきまして、学校と教師の業務の3分類について協議されており、現段階での改定案が示されました。
 倉敷市教育委員会といたしましては、今後、国や県の動向を注視しながら、これまでの取組を進めるとともに、さらなる学校の働き方改革を推進してまいりたいと考えております。また、各学校におきまして、一部の職員だけに負担がかからないよう、役割分担や校務分掌の工夫をするなど、業務の平準化を図っていくことで、学校事務職員も含めた学校全体の働き方改革をさらに進めてまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 2点目として、始業時間と子供の朝の居場所についてお尋ねいたします。
 学校と教師の業務の3分類の指針への位置付け(案)では、学校以外が担うべき業務として、勤務時間前、下校時刻後の預かり活動を行う必要がある場合は学校以外の管理体制を構築とあります。
 下校時刻後の預かり活動については、学童保育などでスポットが当たりやすいですが、教職員が勤務開始時刻前に児童、生徒を預かる行為は多くの学校で実情として行われており、この問題は、児童、生徒の登校時間と教員の勤務時間の設定を適切に見直すことで解決が図られるべき課題と思われます。例えば東京都八王子市では、朝の校庭開放を始め、委託された地域の団体が子供たちを見守り、神奈川県大磯町では、学校敷地内の学童保育所を使い、朝の子どもの居場所づくり事業を行うなどされています。
 教職員の勤務時間前の児童、生徒の登校の通学路における見守り活動や、子供の朝の居場所における学校以外の管理体制の構築についてどのように考えているのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市立小・中学校においては、保護者や地域の方の理解や協力を得ながら、登下校の見守りを地域ボランティアの方にお願いしたり、登校時間を教員の勤務開始時刻に近くなるように工夫することで、教職員の業務負担軽減に努めております。
 倉敷市教育委員会といたしましては、国や県の今後の動向を注視しながら、子供の朝の居場所における学校以外の管理体制の構築についても研究してまいります。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項2項目めとして、教育課程の編成についてお尋ねいたします。
 1点目として、本市における小・中学校の教育課程の編成・実施状況についてお尋ねいたします。
 文部科学省は、各学校において、学習指導要領に示された標準授業時数を確保することに加え、標準授業時数を大幅に上回ることがないよう授業時数の計画をすることを求めています。
 本市における小・中学校の教育課程の編成・実施状況についてはどのようになっているのか、お尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 小・中学校の学習指導要領では、標準授業時数を各教科などの指導に必要な授業の時間として確保するよう示されております。また、令和5年9月、文部科学省から出された、教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策を踏まえた取組の徹底等についてという通知におきまして、教員の働き方改革の観点から、標準授業時数を大幅に上回って教育課程を編成することがないよう示されております。
 令和6年度の倉敷市立小・中学校におきましては、文部科学省が示す適正な授業時数で教育課程が計画、実施されております。また、令和7年度につきましても、本年2月に全ての学校から教育課程編成表の届出がされ、適正に計画されていることを確認しております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 2点目として、2学期の開始時期についてお尋ねいたします。
 現在、本市における2学期の始業式が8月下旬になっているのは、授業時数の確保が主な要因の一つと伺っています。
 2学期の始業式を遅らせることについて、年々猛暑になる中、登下校をする児童、生徒への暑さ対策という意味と、文部科学省が、標準的な授業時数を上回っている学校が多いとして、子供の負担軽減や教員の働き方改革を目的に授業時間の短縮を要請し、それを踏まえ、島根県松江市では今年、8割の学校が9月1日に始業式を行い、島根県内全体を見ても9月スタートが大多数だったとのことであります。
 2学期の始業式を現在の8月下旬から9月に遅らせてはどうかと考えますが、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市立の中学校では平成30年度から、小学校では令和2年度から、8月末に5日間の授業日を設けております。この5日間は、適切な授業時数の確保と、台風による臨時休業やインフルエンザなどの感染症による学級閉鎖となった場合においても対応できるよう設定しているものでございます。
 近年、行事などの精選や簡略化により、学習に必要な授業時数や学級閉鎖などに対応する授業時数の確保はできております。また、昨今の猛暑の状況が続いている中、登下校時の児童、生徒の命の安全を確保する必要があることなどを踏まえ、今後、2学期の授業日の始まりの時期について検討してまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項目、要望して終わりたいと思っております。
 今回、教育行政について何個か質問している中で、2学期の始業式を8月下旬から9月に遅らせてほしいということについては一番要望が多かったといいますか、現場から強い、切実な声を伺っているところであります。
 年々暑さが増す中、今年は大人であっても涼しい部屋から外に出ると、すぐくらっとなるような感じの状況になっておりますけれども、例えば登下校であれば、中学生は自転車で通学をしますけれども、小学校の低学年の子であれば、8月下旬であれば、特に下校であれば暑い時間帯に下校するようなことになります。市内の学校には通学距離の長い学区もあり、熱中症などの心配もされるところであります。学校によっては保護者が車で迎えに来るケースもあるように伺っております。また、暑さ指数で、外での活動が制約されている状況も伺っております。
 また、最近行われた校長会では、2学期の始業式を現在の8月下旬から9月に遅らせてはどうかということが話題になったと伺っております。参加された校長先生も、多くの方が、現在の2学期の8月末からのスタートではなくて、9月からのスタートに賛同されていたというふうに伺っております。来年度からでも早急に2学期を9月からスタートしてほしいというお声もお伺いしているところでございます。
 先ほど、検討という御答弁でありましたので、今後、教育委員会や校長会等関係の機関で議論することも必要だと思いますけれども、来年度に向けた、例えば教育課程の編成の担当者の会議に間に合うように議論していただいて、来年度からでも2学期の始業式の開始時期を9月に遅らせることができるよう、柔軟な対応も求めて、要望にしたいと思います。
 この項3項目めとして、倉敷支援学校についてお尋ねいたします。
 1点目として、倉敷支援学校の今後の児童・生徒数の見込みについてお尋ねいたします。
 倉敷支援学校の児童・生徒数の推移はどのようになっているのか、お尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市立倉敷支援学校の過去5年間の児童・生徒数は、令和3年度、4年度はいずれも240名、令和5年度は261名、令和6年度は267名、令和7年度は253名となっております。
 倉敷支援学校は、未就学児の実態や障がいの状況などについての情報が把握しづらく、入学者数が明確ではないため、推計を算出するのは難しくなっておりますが、ここ近年の推移を見る限り、大幅な増減はなく、今後も同様に推移していくものと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 2点目として、プレハブの活用についてお尋ねいたします。
 グラウンド内にプレハブ校舎が設置され、現在は、主に授業のために使用する作業室や更衣室として活用していると伺います。
 プレハブの耐用年数や今後の増改築などの施設整備についてはどのように考えているのか、お尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 森教育次長。
◎教育次長(森茂治 君) 倉敷支援学校では、プレハブ校舎を平成19年度から21年度にかけて3棟設置しており、主に物づくり、手芸、園芸、清掃などを学ぶための教室や更衣室として使用しております。
 軽量鉄骨造りのプレハブ校舎の法定耐用年数は、一般的に27年とされています。本校のプレハブ校舎の屋根や外壁などについても、適切なメンテナンスを行うことで長期間使用することが可能であると考えており、日常点検や法定点検を確実に行い、必要に応じて修繕などを実施して、適切な維持管理に努めております。また、今後の施設整備については、児童・生徒数の推移を注視しながら、施設の老朽化の状況等も踏まえた上で、総合的に判断してまいります。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 3点目として、3学期の終了時期についてお尋ねいたします。
 倉敷市立倉敷支援学校は、現在、小学部、中学部、高等部が開設されています。昨年度、倉敷支援学校の修了式は、市内の幼稚園、小学校、中学校と同じく3月26日に実施されたと伺います。
 県立の支援学校や倉敷市立の高等学校の修了式は、3月21日に実施されています。年度末の事務処理や要録の引継ぎ等にゆとりを持って取り組むことができるようにするため、倉敷支援学校も県立の支援学校や倉敷市立の高等学校と同様の日に、修了式を早めて行うことを望む声を伺いますが、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市立学校管理規則では、小・中学校及び特別支援学校の学年末休業日を3月27日から3月31日までと定めております。また、学習指導要領において、始業式や修了式、入学式や卒業式などの狙いを、学校生活に有意義な変化や折り目をつけ、新しい生活の展開への動機づけとなるようにすることと示されております。このことから、倉敷市教育委員会といたしましては、修了式の日程は長期休業日の直前に設定することが望ましいと考えており、各学校では毎年、学年末休業日の直前に修了式を実施いたしております。
 今後、各学期の授業日の始まりや終わりの時期について、校長会などの御意見もお聞きしながら研究を進めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項目、要望をさせていただいて終わりたいと思います。
 先ほど、研究という御答弁であったのですけれども、支援学校の場合、通常の小学校、中学校等に比べると、年度末の処理や要録の引継ぎ等に時間がかかると伺っております。倉敷支援学校と同様に倉敷まきび支援学校も、小学部、中学部、高等部とあるわけですけれども、県立と市立の違いもあって修了式の時期が違うという状況があると伺っております。
 現場の管理職の方も含めた先生方のお声では、県立の支援学校と同じ時期に修了式を望む声があると伺っております。これを変えようとすると、倉敷市立学校管理規則の改正が必要だと伺っておりますけれども、倉敷市立学校管理規則の改正も含めて、今後、具体的な取組を行っていただくよう要望させていただきます。
 4点目として、採点支援システムの小学校への導入についてお尋ねいたします。
 本市においては、採点支援システムを市立中学校全26校に導入していると伺います。導入による効果についてお伺いさせていただきます。
 また、今後、小学校における採点支援システムの導入についてはどのように考えているのか、お考えをお尋ねさせていただきます。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 採点支援システムとは、テストの答案用紙をAIを用いてデータ化し、パソコン上で教職員が確認しながら採点、集計するシステムのことで、令和6年度から市内の26中学校に導入しております。中学校では、1人の教科担任が複数の学級のテストを採点することが多いため、このシステムを導入したことで採点業務の時間が短縮され、教員の授業準備や生徒に向き合う時間の確保ができました。
 小学校への導入につきましては、採点するテストの枚数や1回のテストの設問数が少ないことなどから、業務時間の短縮につながりにくいため、現段階では予定しておりません。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 5点目として、1人1台端末を活用した心の健康観察についてお尋ねいたします。
 今年の6月から、市内の小学校3年から6年、中学校の全学年、小学校1・2年と特別支援学校は学校裁量で、1人1台端末を活用した心の健康観察を実施していると伺います。導入の状況と課題についてお伺いさせていただきます。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市教育委員会では、児童、生徒の心の変化やSOSを早期に把握し、適切に対応することなどを目的に、本年6月から、全ての小・中・特別支援学校で、1人1台端末を活用した心の健康観察を実施しております。学校では、児童、生徒が毎朝、自分の心の状態や相談したいことの有無をタブレット端末を使って回答し、教員が回答結果を確認し、必要に応じて児童、生徒へ声かけや面談を行っております。
 また、7月の全校を対象とした実施状況アンケートでは、外見では分からない子供の心の変化やトラブルに早く気づくことができたという声が多く聞かれました。一方、導入して日が浅いため、教員間の情報共有の在り方に課題を感じている学校もあると聞いております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 最後に、3点目として、人事行政についてお尋ねいたします。
 この項1項目めとして、本市の職員採用と退職の状況についてお尋ねいたします。
 総務省の持続可能な地方行財政のあり方に関する研究会報告書において、専門人材、技術職員、デジタル人材等の不足や、今後、一般行政職員を含め人材不足が深刻化することが取り上げられています。
 本市における職員採用と退職の状況はどのようになっているのか、お尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 森総務局長。
◎総務局長(森吉晴 君) 職員採用の状況につきましては、全国的に公務員志望者が減少する中、本市におきましても、採用試験の受験者数は減少傾向にあり、特に技術職は、採用予定人員に達しない状況が続いております。一方で、事務職や消防職などは採用予定どおりの人員確保ができております。
 また、退職の状況につきましては、定年延長により定年退職者がおおむね生じない年度もありますが、結婚、出産、育児、転職などの理由により、早期に退職する正規職員は毎年一定数いる状況でございます。このため、採用PR活動の取組を強化し、受験者数の増加を図るとともに、職務経験者を対象とした採用試験や、事務職と土木技術職におきましては、既卒者を対象とした10月1日採用を実施するなど、人材確保に努めた結果、職員数は近年増加傾向となっております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項2項目めとして、公務員経験者対象の新試験導入についてお尋ねいたします。
 少子化に伴う人手不足などにより、志願者数が減少傾向にある中、岡山県では、県外からのIJUターン就職を希望する公務員経験者を対象にした採用試験を今月から初めて行うと伺います。また、いわゆる就職氷河期世代の就労を支援しようと、東京都立川市では、非正規公務員を対象とした正規採用試験を来春導入されると伺います。
 非正規雇用のうち年度ごとに契約を結ぶ公務員は全国でおよそ66万人に上る一方、正規雇用を望んでも年齢などを理由に自治体の採用試験を受けられない人も少なくなく、支援が課題になっていると伺います。立川市では、年齢制限を見直し、いわゆる就職氷河期世代を含む36歳から56歳まで受験できるように緩和したと伺います。これらの試験は、公務での経験を有する即戦力の人材確保などを狙いに実施していると伺います。
 本市においても、今後、人材不足の深刻化が予測される中、同様の取組を行い、即戦力となる人材の確保に取り組んではと思いますが、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 森総務局長。
◎総務局長(森吉晴 君) 本市におきましても、技術職やデジタル人材などにつきまして、幅広い層から即戦力となる人材を確保するため、公務員経験者に限定せず、民間企業等を含めた職務経験者を対象とした採用試験を実施しております。
 これまでも、職種ごとの受験資格の見直しを行うほか、一部の得難い職種につきましては随時募集を行うなど、多くの方に受験いただけるよう取り組んでまいりました。また、今年度から、保育・教育職につきましては、若手を指導できる中堅以上の職員を確保するため、育児、介護、転職などの諸事情により本市を退職した有為な人材を再度採用し、即戦力として活躍していただけるよう、カムバック採用の試験区分を新たに設け、現在募集しているところでございます。
 今後とも、他団体の状況なども注視しながら、必要な人材確保に努めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 以上で私の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)
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