倉敷市議会ホーム
会議録検索サイトへ
文字サイズの変更
標準
大
録画中継
トップ
/
議員名でさがす
/
田口 明子 議員
令和7年第6回倉敷市議会(第4回定例会) 12月5日(金) 本会議 質問
会議名でさがす
議員名でさがす
会派名でさがす
操作方法について
1倍速
1.2倍速
1.5倍速
2倍速
内容
会議録
令和7年第6回倉敷市議会(第4回定例会)
12月5日(金) 本会議 質問
日本共産党倉敷市議会議員団
田口 明子 議員
1 都市計画道路について
2 子どもが安心して遊べる環境整備について
3 「おひとり様」への終活について
◆9番(田口明子 君) (拍手) 皆さんこんにちは。日本共産党倉敷市議会議員団の田口 明子です。
通告に従いまして、一問一答にて順次質問いたします。よろしくお願いいたします。
それでは、まず1項目め、都市計画道路について4点質問いたします。
都市計画道路は、様々な機能を有する町を形成するに当たっては極めて重要な基盤施設となっています。戦後の混乱期を経て、かつての高度経済成長や人口増加を前提に都市計画決定され、整備されてまいりました。多くの都市計画道路は、人口増加、都市の拡大、輸送量の増大を前提に、量をもって町の将来を見据え設計されてきましたが、現在では住環境の改善、持続可能性、地域の実情への適応が重視されるようになってきています。つまりは、道路だけでの話ではなく、町の魅力やにぎわい、町並み、歴史や文化、そこに住む住民の生活にとってかけがえのない地域資源であるということがとても重要視され、社会情勢の変化に伴って都市道路の計画自体も、それに合わせて見直しされていく必要があると思われます。
そこで、この項1点目、都市計画道路の現状についてお伺いいたします。
本市の都市計画道路に関して、都市計画決定からその後の見直しを含むこれまでの経緯と、現在の整備率についてお答えください。
○副議長(藤井昭佐 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 田口 明子議員さんの御質問にお答えいたします。
本市における都市計画道路は、これまでに国、県、市が決定しており、その多くは高度経済成長期に当たる昭和30年から昭和40年代頃、国が決定したものでございます。
その後の見直しにつきましては、平成17年3月に県が策定した岡山県都市計画道路見直しガイドラインに基づきまして、並行する路線により機能が代替えできる路線などにつきまして、平成23年3月に7路線を廃止しております。
また、市内の都市計画道路の整備は、国、県、市がそれぞれ行っており、令和7年3月末現在、全延長が約343キロメートルのうち約260キロメートル、約77%が供用されております。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) 先ほどの答弁もあったように、昭和30年代とか昭和40年代に都市計画道路が決定され、その間、見直しもされてはきておりますが、それでも40、50年たった今でも整備率がゼロのところも、まだ残されているというのが現状だと思います。
次に、その都市計画道路等の予定地について伺いたいと思います。
都市計画道路が決定されると、その道路予定地や周辺には、建築に関する一定の規制がかかる場合があります。
本市における建築規制の具体的な内容についてお示しください。
○副議長(藤井昭佐 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 都市計画道路の計画区域内では、将来、都市計画道路を整備する際に事業の円滑な施行を確保するため、建築行為が制限されており、建築物を建築しようとする場合には、都市計画法第53条の規定により許可を受ける必要があります。
許可の要件としましては、2階建て以下で地下を有しないこと、もしくは主要構造部が鉄筋コンクリート造でないことなど、かつ容易に移転し、また除却できるものであると認められる場合には、建築のほうが許可されることとなっております。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) それでは次に、固定資産税の減額についてお伺いしたいと思います。
都市計画道路として決定された区域や予定地については、都市計画法による建築制限、先ほど答弁がありましたように、そういった制限を受けるために自由に建物を建てることができません。
利用価値が下げられ、固定資産税の減額措置が講じられていると思いますが、本市における現状についてお答えください。
○副議長(藤井昭佐 君) 川越市民局長。
◎市民局長(川越里子 君) 都市計画道路予定地である土地の固定資産税につきましては、国からの通達により、当該土地の総面積に対する都市計画道路予定地の割合を考慮して、3割を限度に減額するものとされています。
本市では、都市計画道路予定地が占める割合に応じて、5%から30%の範囲で減額を行っております。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) 都市計画道路の指定を受けた土地については、固定資産税が減免されておりますので、その分だけ、市が本来得られるはずだった市税収入が減ってしまうということです。それは結果として、市税の減収になるのは自然の流れです。
また、都市計画道路がいつ整備されるのか不明なまま数十年も凍結されて、未整備のまま放置されれば、土地所有者だけが半永久的に制限を受ける結果になってしまっています。
また、先ほどの答弁にもありましたように、建築物を自由に建てることができないということで、建物が老朽化しても建て替えが制限されるために、生活の安全性が損なわれるということにもつながっているわけです。
そこで、今後における都市計画道路の必要性と、そして検証、点検を求めたいと思います。
平成29年10月に国土交通省は、都市計画道路の必要性の点検というものを出しています。都市計画決定の主体である地方公共団体において、都市計画道路の必要性について検証を行い、その結果を踏まえて、廃止や幅員の変更など、適切な見直しを行うよう対応を求めています。
都市計画道路の予定地では、固定資産税の減額によって本市の税収が減少しているだけではなく、都市計画決定から長期間未整備のままの道路におきましては、宅地化がどんどん進められていて、周辺には店やマンションなどが建ち、新たにその周辺道路が整備されるといったような具合で、決定された当時からすると、住民の皆さんが移動していく、そういった手段や路線も大きく変化してきています。町の状況も大きく変化している現状があるということです。
戦後、復興後の混乱の中、住民の合意もなく決定され、それゆえに今も何十年たっても未整備のままになっている路線や、実現性や有効性が乏しい道路については再点検を行い、今後の必要性を改めて検証すべきと考えますが、本市の見解を求めます。
○副議長(藤井昭佐 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 国の都市計画運用指針では、都市計画道路は、長期的視点からその必要性が位置づけられたものであり、単に長期未着手という理由だけで見直しを行うことは望ましくありませんが、必要と判断される場合につきましては、計画の見直し、変更を行うべきとされております。
また、岡山県都市計画道路見直しガイドラインでは、都市計画決定から長期間を経た未整備道路は、その必要性に変化が生じているものも少なくないことから、都市計画決定から30年以上経過した路線、また県や市町の上位計画に位置づけられていない路線を対象に見直しを行うこととされております。
これらのことから、県や周辺市町と連携しながら、本市のまちづくりや倉敷市立地適正化計画を見据えた道路ネットワークとなるよう、必要性や実現可能性などを踏まえ、都市計画道路の見直しについて検討しているところでございます。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) ぜひとも、実現性、有効性、しっかり見極めていただきまして、やっぱり町の様相が大分変わってきておりますので、時間がたてば。そういったことも見ていただいて、検証と再検討をしていただきたいというふうに思います。
その中でも、やはり先ほどの答弁の中にもありましたように、有効性があって緊急輸送的に使わなければいけないとか、必ずこの道は要るんだというような道については、優先整備の道路として計画を新たに立てていかないといけないというふうに思います。
その優先整備道路の検討を求めて質問したいと思います。
都市計画道路が見直し、再検討されれば、本市が目指す将来のまちづくりや、災害時の緊急時における機能強化、そして生活道路の安全性など多角的な視点から、より効果的かつ計画的な道路整備が必要となってまいります。
そのため、整備期間や整備目標を明確にして、優先整備道路という位置づけの検討が今後必要になってくるのではないかというふうに思われますが、本市の見解としてお答えください。
○副議長(藤井昭佐 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 都市計画道路の整備により、道路ネットワークの形成による交通渋滞の解消、災害時の緊急輸送道路の確保などによる都市防災性の向上、安全で快適な歩行空間、自転車走行空間の確保など、本市が進めるコンパクトなまちづくりに多くの効果が期待されます。
このため、本市では、国、県と役割を分担しつつ、社会経済情勢の変化や関連計画、まちづくりの効果などを踏まえ、優先度の高い路線から順次整備を進めているところでございます。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) 都市計画につきましては、住民の皆さんの住まいの権利や移動権が保障され、環境保全や気候変動への対応など、そこに住む住民に不利益が被らないよう、どういったことが求められているのか、行政がつかむことが必要だと思います。都市計画道路のインフラ整備は生活環境に大きな影響があるため、住民の皆さんとの丁寧な合意形成がなされて整備が進められるよう、求めておきたいと思います。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員、この際申し上げます。
質問の途中でありますが、ここで休憩いたします。再開は2時5分からの予定です。
午後 1時53分 休 憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後 2時 5分 開 議
○副議長(藤井昭佐 君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
9番 田口 明子議員、質問項目2番から質問を再開してください。
◆9番(田口明子 君) それでは、2項目め、子どもが安心して遊べる環境整備について3点質問いたします。
1点目、公園管理について2点伺います。
清掃や草刈りなどの公園管理の現状と今後についてです。
市内の公園の清掃や草刈りについては、地元愛護会へ管理を委託していたり、地元の高齢者団体や障がい者団体に委託をしている公園があるかと思います。今年の夏も猛暑が続き、毎月1回行っている草刈りや公園清掃もできず、草が伸びて公園が荒れてしまっているというような状況があると伺っております。管理していただく多くは高齢者の皆さんです。公園の清掃管理の継続が難しく、解散してしまう会もあると伺っています。
公園の維持管理についての現状と、今後市はどのようにしていくのか、どういう考えなのか、お聞かせください。
○副議長(藤井昭佐 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 現在、市内には1,132の公園があり、愛護会、シルバー人材センター、指定管理者等への委託により管理を行っており、そのうち約4割を愛護会へ委託しております。一部の愛護会からは高齢化などを理由に、管理の継続が難しい、解散したいなどの声が市に寄せられております。
市といたしましては、地元の公園は、できるだけ地元の方に管理していただきたいとの思いがありまして、まずは、引き続き地元の方々の協力を得て愛護会を存続していただけるよう、お願いをしているところでございます。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) それでは次に、公園のトイレの管理状況について伺いたいと思います。
まず、公園のトイレの洋式化についてはどのようになっておりますか。お答えください。
○副議長(藤井昭佐 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 市内の公園トイレの洋式化率につきましては、現在約16%となっております。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) 公園の全体のトイレからいくと、洋式化率というのが若干低いようにも思われます。その中でも、公園のトイレの和式のくみ取り式の場合、子供が利用するのに怖くて使えないという声をいただいていたり、あと、中に物を落としてしまったり、あるいは心ない人はたばこのポイ捨てがあったりということで、トイレの役目が果たされずに利用しにくいという意見や、維持管理している方たちからも、清掃していくことが大変だということを伺っております。
くみ取り式の和式だと、そもそも水を流すというような仕組みになっておりませんので、近くに水道がなくて、掃除をして清潔に保つということ自体が困難な状況だということです。せめてくみ取り式の和式トイレは、水が流せるように改善を図るべきです。トイレの環境の改善がされれば、掃除も行き届き、利用する方にとっても気持ちよく利用できます。
ぜひ公園のトイレの環境改善を求めたいと思いますが、答弁を求めます。
○副議長(藤井昭佐 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 本市では、和式のくみ取り方式のトイレについて、愛護会などからの要望、施設の老朽化、下水道の普及に合わせて、順次洋式化や水洗化などの改修を進めております。
今後も引き続き、公園の利用者が快適にトイレを利用できるよう設備の更新を進めてまいりたいと考えております。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) 施設の改修に取り組んでいくということで、よろしくお願いいたします。なかなか水洗化されないところは、簡易水洗だったりすると思うんですね、くみ取り式ということで、なかなか子供が使えないということもあって、そういうお声も届いておりますので、できるだけ早急に、洋式化にはならなくても、できるだけ水洗化、あるいは簡易水洗でも構わないので、改修のほうをしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
次に、公園のトイレの今後について伺います。
先ほど述べたように、頻繁に利用者がいるにもかかわらず環境が整っていないようなトイレや、逆に使用頻度が低いトイレ、目立たない場所にあるトイレ、人目につかないトイレなどは犯罪行為の温床になることがあります。子供たちがよく使うようなトイレは、周辺の植え込みを低くするなどして、周りからの視線を遮らないように工夫するとか、明るくて清潔なトイレを維持管理していくことが大切です。
今後は状況を踏まえて対策を検討する必要があると思いますが、本市の見解をお示しください。
○副議長(藤井昭佐 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 本市では、人目につきにくい場所などにあるトイレにつきましては、地域の皆様の御意見を伺いながら、犯罪行為防止につながる啓発看板や人感センサーライトの設置のほか、樹木の剪定等による見通しの確保などの対策を行っております。
今後も引き続き、安全、安心な公園管理に努めてまいります。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) よろしくお願いいたします。
それでは次に、公園での暑さ対策について2点伺います。
先日開園した倉敷ふれあいの丘公園や酒津公園、そしてみらい公園や福田公園などは、通年にわたって親子連れの利用者が多く、子供たちも楽しめる憩いの場として多くの皆さんに親しまれております。しかしながら、近年、猛暑日が続き、公園では利用者の安全確保と快適性の向上のための暑さ対策は、ますます重要になってきております。
これまで公園に来られた方たち、保護者の皆さんを対象にアンケート等を行ってまいりました。そこでは夏の暑い時期、熱中症が心配なので、自分では対策をしているけれども、子供たちが遊べるような、じゃぶじゃぶ池やミストシャワーなどがあったらいいなというようなお声も伺っています。保護者の方たちも、木陰にベンチがあるというだけでも安心するというようにも言われておりました。せっかく公園に来ていただいて、外遊びしている子供たちに、思う存分外遊びさせてあげたいと思うのは、保護者の願いでもあります。
そこでお伺いいたします。
公園に夏の暑さ対策として、エコミストや緑のクールスポットの設置、木陰にベンチやテントなどの設置をするよう、この暑さ対策、検討を求めたいと思います。市の見解をお示しください。
○副議長(藤井昭佐 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 公園の暑さ対策につきましては、あずまやの設置や樹木による日陰の創出、緑のクールスポットとして藤棚の設置などを行っているところでございます。
また、エコミストの設置につきましては、利用者の多い公園について、他都市の事例等を参考に研究してまいりたいと考えております。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) 緑と水の効果で暑さ指数は、エコミストなんかがあった場合なんかは約3度低減するというふうにも言われておりますし、緑のクールスポットは人工的な日よけとは異なりますので、熱を逃がしやすく、蒸発散作用があるために温度が上がらないというような特徴もあります。利用者の皆さんが少しでも長く遊べて快適に過ごしてもらえるように、今後、他都市の事例等も検討していただくということで、来年の夏、どういうふうな対策が取られているのか、私も伺ってみようと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは次に、遊具の熱さ対策について伺います。
昼間に日光で温められた遊具が熱を持ってしまって、高温となる危険があります。熱くなっていることを周知することや、遊具の更新時には熱を持ちにくい素材のものに変更していくなどした対策が今後必要だと考えますが、市の見解をお答えください。
○副議長(藤井昭佐 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 公園の金属製遊具は、夏場の日差しにより高温となり、やけどをする可能性があります。このため、複合遊具への更新を行う際には、熱さ対策を考慮し、樹脂製の遊具を採用しております。
また、既存の金属製遊具につきましては、注意喚起するためのパネル等を今後設置してまいりたいと考えております。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) 熱さ対策で、滑り台なんかは本当にやけどするぐらい熱くなっておりまして、先ほど言われたように、注意喚起の看板等を設置していただくということなので、広報紙も含めてですけれども、遊具の遊び方というか、使い方とかということでも、ぜひ周知していただきたいというふうに思います。
それでは次に、室内の遊び場の確保を求めて2点伺います。
夏の暑い時期、熱中症アラート等が出ているときですけれども、外遊びができない、あるいは雨天時、こういった場合は、外で遊べない日は、どうしても体を動かす機会が減りがちになります。室内遊び場となる、走る、跳ぶ、登るなどの大きな動きがしやすくて、子供の運動不足の解消につながるような遊び場が、子供たちにとって必要と考えます。
本市における室内遊び場の現状についてお答えください。
○副議長(藤井昭佐 君) 伊東市長。
(市長 伊東 香織君 登壇)
◎市長(伊東香織 君) 市では、子供さんが室内で遊んでいただける主な場所といたしましては、おおむね3歳までの子供とその保護者の方が自由に集っていただいている地域子育て支援拠点を、市内の21か所に設置しております。また、主に18歳未満の子供さんたちの遊び場としまして、市内6か所に児童館や児童センターを設けているところでございます。
また、倉敷市の特徴的な活動の一つとしましては、児童館活動の一環として、児童館の職員が、子供が遊べるおもちゃや遊具などを車に載せまして、公民館や学校施設等に出かけまして、地域の子供たちに遊びを提供するおでかけ児童館につきまして、例年、年間大体350回程度各地区に出向きまして、そういう場所を提供しておりますので、ぜひそういうところも活用いただきたいと思っております。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) それでは次、来年度から子ども相談センターが改称いたしまして、こども家庭センターとして、くらしき健康福祉プラザ内に移転する予定ですが、今後は子供の来所が増えることが予想されます。
現在、プラザには、野外の遊び場はありますが、暑い夏の時期、雨天時でも子供たちが安全に遊べる場として、プラザ内にも室内の遊び場の設置を求めたいと思いますが、見解をお答えください。
○副議長(藤井昭佐 君) 野田保健福祉局長。
◎保健福祉局長(野田和男 君) くらしき健康福祉プラザは、全ての市民が健康で生きがいのある生活を営むことができるよう、保健と福祉のサービスを総合的に提供する拠点施設として、健康づくりの支援、保健または福祉に関する相談、貸し館事業など、地域福祉活動の支援等を行っております。
現状では、屋内遊び場を新たに設置するスペースを施設内に確保することは困難ですが、おおむね3歳までの子供とその保護者であれば、室内にある倉敷市子育て支援センターを利用できます。また、暑い時期にはクーリングシェルターとして、一時的に暑さを避けて休むこともできます。
今後も引き続き、子供、障がい者、高齢者等、全ての市民の健康で豊かな生活を支援する拠点施設として運営を行ってまいります。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) せっかくですので、くらしき健康福祉プラザで、今後子供たちの来所も増えるということも予想されますので、夏の暑い時期や長期休暇のときには、できれば体育館なんかも、今予約がいっぱい入っておりますけれども、時期を見て、ある一定開放する時間を設けるなどして、子供たちが暑い時期でも、雨天時でも、体を動かして遊べるという場をちゃんと創設していくということ、すごい大事だと思いますので、ぜひとも今後検討していただきたいと思います。
それでは、3項目めの「おひとり様」への終活について4点伺います。
近年、核家族化や少子化、生涯未婚の方の増加が進み、配偶者や子供がいないと言われる、いわゆるお一人様が増えております。また、子や兄弟姉妹がいても、疎遠になっていて頼れないという声も聞きます。このように身寄りのない高齢者等が増加する中、人生の最終段階に向けた様々な準備、終活が重要と考えます。
お一人様への終活に向けた本市の取組と現状についてお答えください。
○副議長(藤井昭佐 君) 月本保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(月本清治 君) 本市では、身寄りのない高齢者など、お一人様を含めた全ての市民に対しまして、人生の終盤に向けた様々な準備や整理を進めるためのきっかけづくりを行っております。
具体的には、市では、もしものときに備えて、医療や介護の希望などについて整理するきっかけとなるエンディングノートを令和6年度に作成しまして、現在、実際にノートに書き込むワークショップの開催などを通じて、活用を進めているところでございます。
また、個別の相談があった際には、適切な相談機関の紹介や、必要に応じて後見制度の紹介などの対応を行っているところでございます。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) それでは次に、残置物の処理等に関するモデル契約条項の周知を求めたいと思います。
国土交通省と法務省が、単身の高齢者の居住の安定確保が図られることを目的に、残置物の処理等に関するモデル契約条項を策定いたしました。
この条項の内容の御説明を、まずお願いいたします。そしてまた、この制度の周知を図っていただきたいと思いますが、答弁を求めます。
○副議長(藤井昭佐 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律が令和7年10月1日に施行され、居住支援法人の業務に、入居者からの委託に基づく残置物処理の業務などが追加されました。当該業務は、国土交通省及び法務省により策定された残置物の処理等に関するモデル契約条項を活用して実施することが基本とされております。
モデル契約条項は、賃貸住宅における単身高齢者等の居住の安定確保を図るため、入居者が死亡した場合に備え、賃貸借契約の終了と残置物の処理に関する契約を、あらかじめ大家と入居者が締結しておくものでございます。
現在、国がガイドブック等により宅建協会などの不動産関係団体に広く周知しており、本市でもホームページにおいて周知しております。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) 相続人の有無や所在が不明な単身者が亡くなった場合、賃貸借の契約の解除の手続や、そして室内等に残された荷物、いわゆる残置物ですけれども、その荷物の処理をどのように進めていけばよいのかということで、不安を感じていらっしゃる大家さんや管理会社が存在いたします。その結果、死亡後の対応リスクを懸念して、高齢者からの入居申込みを拒否してしまうというようなケースが見受けられます。こうした不安感を解消し、高齢の単身者でも安心して住まいを確保できるようにするために、残置物の処理等に関するモデル契約条項、この活用が今後さらに重要になってくると思います。宅建業界だけではなく、契約する双方にとって有益な情報ですので、ぜひともホームページだけではなく、広報紙などを使っていただいて、広く周知していただくよう求めておきたいと思います。
それでは次に、死後事務委任契約の必要性について伺います。
成年後見人などがついている場合でも、被後見人が亡くなると後見人の事務は終わってしまい、後見人の方で亡くなった後の死亡届や家財の処分、各種手続ということを行うことができません。また、亡くなるとなると、自宅や施設内の家財も、それが遺産ということになりまして相続人のものになるために、相続人に無断で家財処分すると、刑事責任や民事責任を問われる問題に発展しかねません。
そこで、相続人がいない場合や、死後の手続を相続人が行ってくれることが期待できない場合には、死後の事務が迅速かつ適正に行われるように、生前に死後事務委任契約を結んでいくことが必要だというふうに考えますが、本市の認識をお聞かせください。
○副議長(藤井昭佐 君) 野田保健福祉局長。
◎保健福祉局長(野田和男 君) 死後事務委任契約とは、高齢者が亡くなった後に必要となる公的機関への届出や、医療費や施設利用料の支払いといった事務手続を、あらかじめ第三者に委託しておく契約のことを言います。
近年、高齢者で親族等がいない、または支援を受けることが困難な身寄りのない高齢者の方が増加しており、死亡した後の事務手続について、あらかじめ民間事業者等と死後事務委任契約を結び、準備することは、身寄りのない高齢者が安心して老後を過ごすことにつながると考えております。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) それでは、この項最後に、身寄りのない高齢者の終活登録制度、エンディングプラン・サポート事業の創設を求めたいと思います。
高齢者やその家族が、人生の最終段階に安心して備えられるように、情報提供や手続サポート、意思整理の支援などを行う事業となっています。死後事務委任契約の締結までは必要ないにしても、希望する葬儀の形式、規模、埋葬の方法、亡くなったことを知らせる必要がある親族や知人の名前、住所や連絡先など、亡くなった後のことを明確にすれば、様々な手続もスムーズに行えます。
葬祭事業者等と生前に契約を結ぶことを、市が支援していく。こういったエンディングプラン・サポート事業という仕組みが、今他都市でも取組が広がってきているところです。市民の皆さんが安心して終活に取り組んでいただくためには、事業者の質の保証に行政がちゃんと関与していくことが必要と感じます。
身寄りのない高齢者が人生の最期まで安心して暮らすことができるように、本市としてもエンディングプラン・サポート事業の創設を求めたいと思いますが、見解をお示しください。
○副議長(藤井昭佐 君) 野田保健福祉局長。
◎保健福祉局長(野田和男 君) 現在国では、判断能力が十分でない高齢者等の金銭管理や福祉サービスの利用援助手続をしている日常生活自立支援事業に、身寄りのない高齢者も対象とすることや、葬儀や納骨といった死後事務などを加えた支援制度を検討していると聞いております。
本市といたしましては、今後予定されております社会福祉法などの関係法令の改正内容や、身寄りのない高齢者等への支援に関する国の制度設計の動向を注視してまいります。
○副議長(藤井昭佐 君) 田口 明子議員。
◆9番(田口明子 君) ぜひとも高齢者の皆さん、その人その人が人生最期まで安心して暮らして、自分の死後も自分の意思をちゃんと貫き通すことができるように、市がしっかりとサポートしていくこと。このエンディングプランのサポート事業、登録制度ですけれども、他都市でも結構広がってきておりまして、どういうふうにその人の最期の処理をしていくのかというところも踏まえて、生前に契約していくということは本当に大事でして、今身寄りのない方も増えてきておりますので、ぜひとも倉敷市でもこういった事業を新しく創設していただきたいというふうに思います。
今回、質問に当たりましては公園の管理もですし、こういった自分の人生の最期をどう生きていくかということも踏まえて、多くの皆さんから寄せられた要望を基に質問させていただきました。こういったこと一つ一つが、市政を前に動かすことができるように願って、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
ご利用について
この議会中継は倉敷市議会の公式記録ではありません。
録画中継は、会議の翌日から起算して、おおむね3日後(土、日、祝日を除く)からご覧いただけます。
映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
本サイトに掲載している情報、また、倉敷市議会ウェブサイト全体は著作権の対象となっており著作権法により保護されています。「私的使用のための複製」や「引用」など著作権法上認められた場合を除き、無断で複製・転用することはできません。
戻る