録画中継

令和8年第4回倉敷市議会(第2回定例会)
6月12日(金) 本会議 質問
くらしき創生クラブ
塩田 健 議員
1 倉敷市立図書館の運営方式について
◆8番(塩田健 君) (拍手) 皆さんこんにちは。くらしき創生クラブの塩田 健でございます。
 通告に従いまして、一問一答方式にて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
 2029年度に複合施設として生まれ変わる倉敷市立中央図書館は、出会い、学び、憩いの場として、倉敷市の新しい大きなシンボルとなる一大プロジェクトでございます。市民の皆様にとりましては、公立図書館の運営方式の議論については、少し専門的に感じられるかもしれません。しかし、これは市民の皆様の知る権利を守り、生涯学習の基盤をどのように守っていくのかという点で、とても大切なテーマであると確信をしております。くらしき創生クラブでは、このことをしっかり受け止め、他都市への視察も行い、新しい市立中央図書館が市民の皆様の貴重な学びの場となるよう議論を重ねてまいりました。今回は一般質問として登壇させていただきますが、会派のメンバーの思いを背負ってこの場に立たせていただいております。よろしくお願いいたします。
 それでは、まず初めに教育長に伺います。
 図書館の役割と生涯学習における重要性についてです。
 公立図書館が市民の生涯学習に対して果たすべき役割について。
 図書館は、あらゆる年代にとりまして生涯学習の重要な拠点であります。本市における公立図書館が果たすべき役割について認識を伺います。
○副議長(藤井昭佐 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 塩田 健議員さんの御質問にお答えをいたします。
 倉敷市立図書館は、子供から大人まで全ての市民に開かれた身近な生涯学習の拠点として、書籍や倉敷市に関する郷土資料などの必要な図書資料の収集、保存、整理に努めるとともに、市民の皆様の知的欲求、調査研究等に資料を提供することを通して、教育や教養、文化の発展に寄与していくことが大きな役割と考えております。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 子供から大人の方まで誰もが平等に学べる学びの場として重要な拠点であると認識をされていると伺いました。
 それでは次に、公立図書館が地域の子供たちに果たす役割についてお伺いします。
 地域の子供たちに対する図書館の役割をどのように認識されておられますでしょうか。こちらも教育長に伺います。
○副議長(藤井昭佐 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市立図書館では、幼児から小学生や子育て世代の方たちを対象に、子供たちの発達段階に応じた読み聞かせや季節ごとのイベントを実施したり、子育て支援コーナーを設置したりするなどしております。また、中・高校生を対象とした資料を集めた読書環境の提供も行っております。
 今後とも、地域の子供たちに読書の楽しさや知的欲求を満たす環境を提供することで、生涯学習の基礎づくりを支援することが大きな役割であると考えております。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 幼少期におきまして豊かな読書体験に触れるということは、人格形成においてもとても重要であると考えます。デジタル化が進む現代ですが、小さなお子さんがページを1枚ずつめくり、紙の感触を感じることができる紙の本との出会い、そこから生涯の読書習慣につなげていくことも図書館の大切な役割だと考えます。本と人を結びつける専門家である司書の皆さんによる読み聞かせや専門家目線の選書、知的な探究心を育む機能を持った図書館であってほしいと思います。
 それでは次に、今後の図書館の在り方についてお聞きします。
 図書館は、本の貸出しだけでなく、地域の学びのための知的なインフラであると考えます。その図書館の質というものをどのように維持されるか、伺います。
○副議長(藤井昭佐 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市立図書館は、運営基本方針として、開かれた図書館として幼児から高齢者まで全ての人々の利用に応えるため、資料の収集、保存、図書館の情報化の推進に努め、図書館サービスの拡充を図り、利用者の知的欲求、調査、研究、レクリエーション等に資するとしております。
 倉敷市教育委員会といたしましては、倉敷市立図書館は、地域の学びを支える生涯学習の施設として、乳幼児から高齢者まで幅広い世代の皆様に利用いただくことが重要であると考えております。そのため、今後も開かれた図書館として、市民のニーズを把握し、サービスの質の維持、向上に努めるとともに、多くの市民の皆様に喜んでいただける生涯学習施設としての役割を果たしてまいります。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 図書館は、地域の学びと課題解決を支える知のインフラ、そして学習と教育を支える教育のインフラ、そして市民の交流や情報発信の拠点となる社会的なインフラであると考えております。そこを大切に維持して守っていただけますよう、引き続きよろしくお願いをいたします。
 それでは、ここからは図書館の運営方針についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 まず初めに、他都市における再公営化の流れと指定管理者制度のリスクについて伺います。
 くらしき創生クラブでは、他都市の事例を参考にさせていただくため、山口県の下関市立中央図書館を視察してまいりました。下関市立中央図書館は、一度は指定管理者方式を導入されたものの、その後、様々な経緯を経て、現在は直営方式に戻されるという再公営化の道を選ばれました。
 こうした他都市の貴重な経験や動向は、これから本市が図書館運営方式を考える上でも大変参考になるものと考えております。それを踏まえた上でお尋ねをします。
 まず初めに、現在検討されております運営方式につきまして、比較検討の選択肢に上がっている運営方式の種類をお示しください。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 中央図書館を中心とした複合施設では、憩の家や市民活動センターなど図書館以外の機能とも融合する計画となっております。そのため、様々な目的を持って利用される多くの市民の皆様のニーズに応えることができる図書館とはどのような運営がよいのか、直営、業務委託、指定管理者制度及びこれらを組み合わせた方式も含めまして幅広く検討しております。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 直営方式、業務委託、指定管理方式などを検討されているとのこと、ありがとうございます。
 次に、図書館の運営方式の検討状況について伺います。
 3月に新しい中央図書館の基本的な概要が公表をされました。移転時期がもう決まっておりますので、運営方式を決定しなければならない期日は、日に日に近づいております。本年2月定例会の代表質問におきまして我が会派の藤原 薫子議員の質問に対する御答弁では、市立図書館の運営方針と決定時期については、複合施設の概要が明らかになった後、令和11年度中の供用を目指して検討を進めるとのことでした。
 施設の概要も公表されましたが、検討はどのあたりまで行われているのでしょうか、現時点での状況を詳しくお聞かせいただけたらと思います。お願いいたします。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 倉敷市立図書館の運営方針につきましては、様々な御意見があると認識をしております。倉敷市教育委員会といたしましては、それらの御意見を踏まえ、多くの市民の皆様に喜んでいただくためにはどのようなサービスが必要とされているのか、そのためにはどのような運営がよいのかなど、様々な観点から運営方式について検討する必要があると考えております。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 先ほど指定管理方式を選択肢にも含めていただいてるというお話だったんですけど、その理由も教えていただければと思うのですが、お願いします。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 中央図書館を中心としました複合施設は、先ほども答弁をさせていただきましたけれども、憩の家や市民活動センターなど、図書館以外の機能とも融合する計画となっております。様々な目的を持って利用される多くの市民の皆様のニーズに応える図書館とはどのような運営がいいのか、直営、業務委託、指定管理者制度及びこれらを組み合わせた方式も含めて幅広く検討しております。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) それでは次に、指定管理者制度の導入をした場合にもたらされるリスクについて伺いたいと思います。
 指定管理者制度を検討対象とされているのであれば、その制度に伴うリスクについても検証が必要です。懸念される次の3つのリスクについて、市の認識を伺いたいと思います。
 まず1点目ですが、司書の退職と専門性の損失についてです。
 運営方式の変更により、これまで本市で経験を積んできた正規の図書館司書の配置や雇用環境が変化し、退職を余儀なくされるケースが他都市で見られております。これによりまして、長年培われてきた専門性や地域ごとのノウハウの蓄積が失われてしまう懸念がありますが、この点についてどのようにお考えでしょうか、お聞かせください。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 現在、図書館司書が行っている選書や目録作成、レファレンス、地域資料や児童サービスに関する知識や技術は、特に司書の専門性が必要とされる業務と認識をしております。倉敷市教育委員会といたしましては、現在まで引き継がれてきた司書の専門性が失われることがないよう確実に継承し、司書の専門性を高め、図書館サービスの質を維持、向上させていくことが大切と考えております。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) それでは次に、図書館無料の原則の担保について伺います。
 図書館法が定める無料の原則は、誰もが平等に知識を得る権利を保障するための大原則であります。仮に、指定管理者方式を導入した場合、この原則が将来にわたって確実に担保されますか、お伺いしたいと思います。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 図書館法第17条では、公立図書館は入館料、その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならないと規定をされております。そのため、今後も図書館の運営形態にかかわらず、図書館の利用に対する対価を徴収することなく、これまでと同様に御利用していただけます。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 次に、3点目です。郷土資料など地域固有の知的財産の収集、保存について。
 倉敷の歴史や文化を後世に伝える郷土資料の収集、保存には、資料の価値を判断できる高い知識と経験、そして数十年単位の継続性が必要になります。指定管理者制度の導入によってこうした地域固有の貴重な知的財産の収集や適切な保存、継承が途絶えるリスクはないのか、認識をお伺いします。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 図書館法第3条では、図書館は郷土資料、地域行政資料の収集にも十分留意し、と規定されているように、郷土資料や地域行政資料の収集は図書館の運営形態にかかわらず、公立図書館の大切な役割であると認識しております。
 また、所蔵している倉敷市に関する郷土資料は、倉敷市立図書館固有の貴重な資料であると認識していることから、引き続き適切に収集、保存することが市民の皆様の地域の貴重な財産を守ることにつながると考えております。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) リスク3点とも問題ないという答弁をいただきました。ただ、長期にわたりましてその点が担保できるかというのは、管理者の状況によって必ずしも保障されるものではないと考えております。この件に関しましては、利用する市民の方や、それから現場の声、そして議会の意見もしっかり聞いていただきまして、慎重に協議をしていくことが必要だと考えております。
 それでは続きまして、直営方式の利点と課題について伺いたいと思います。
 岡山県内にあります岡山県立図書館は、来館者数及び個人貸出冊数が全国トップクラスを誇る直営方式の図書館であります。この岡山県立図書館の直営方式による成果と実績について、本市としてどのような認識をお持ちでしょうか、答弁を求めます。
 また、執行部が直営以外の方式も検討されているということは、現行の直営方式による運営において何らかの課題や見直すべき問題点を認識されているからでしょうか、その点についてもお答えください。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 岡山県立図書館が所蔵する図書は、県内の市町村立図書館の窓口においても貸出しの受付を行っていることもあり、県立図書館の中での貸出数は全国でもトップレベルであると認識をしております。
 直営方式の利点といたしましては、契約に縛られずに行政の意思決定をじかに運営に反映させることができることですが、直営方式以外の場合でも、要求水準書や協定書において基準を示すとともに、継続的にモニタリングなどを実施することにより、サービスの質を担保することができます。
 直営方式の課題といたしましては、新たなサービスの導入などに時間がかかることや、市民のニーズに柔軟に対応するには制度上の制約があることなどが上げられます。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) それぞれメリット、デメリットがあると思います、それぞれの方式につきまして。今現在、倉敷市立中央図書館が採用しております直営方式のよさもしっかりと発展させていただけたらと思います。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員、この際申し上げます。
 質問の途中でありますが、ここで休憩いたします。再開は午後3時25分からの予定です。

            午後 3時12分  休 憩

            ~~~~~~~~~~~~~~~

            午後 3時25分  開 議

○副議長(藤井昭佐 君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 8番 塩田 健議員、質問項目1番の質問を再開してください。
◆8番(塩田健 君) それでは続きまして、管理運営方式の決定プロセスと今後のスケジュールについて伺います。
 過去の議会答弁を踏まえた運営方針の議論について。
 本件につきましては、これまでも議会において度々議論をされてきました。また、議会で採択された請願書をはじめ、多くの市民から寄せられた意見を受け、庁内ではこれまでどのような議論を重ねてこられたでしょうか。できる限り具体的にお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 運営方針につきましては、先ほども御答弁をさせていただきましたが、様々な目的を持って利用される多くの市民の皆様のニーズに応えることができる図書館はどのような運営がよいのか、直営、業務委託、指定管理者制度及びこれらを組み合わせた方式も含めて幅広く検討しておりますが、倉敷市教育委員会では、図書館司書を中心とした生涯学習部が多くの市民の皆様に図書館を利用していただくにはどのようなサービスを提供していくことが必要であるか、またどのように運営していくことが望ましいかについて、これまでの図書館サービスの状況や今後求められる市民ニーズも踏まえ、本庁舎エリア再編整備推進室と連携し、検討を進めているところでございます。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) なかなか詳細な内容っていうのが聞けない状況ではありますが、検討の進捗状況というのがなかなか表に出にくい、出しにくい状況もあるかもしれません。進捗状況が市民の方々になかなか見えにくいというか、はっきり分からない状態で、期日だけどんどん迫ってきますと、そのことに対して市民の方が不安を募らせてしまうような方もおられるようです。可能な限り市民の皆様にも安心して進捗状況が分かるような形にしていただけたらと思い、そのあたりは要望させていただきます。
 それでは続きまして、運営方式の議論と決定スケジュールについて伺います。
 運営方式の選定に関しまして、今後はどのようなステップを経て、いつ頃までに決定をされる予定なのか、明確なスケジュールをお示しください。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 図書館全体の運営方針につきましては、複合施設棟となる中央図書館については令和11年度の供用開始としていることから、供用開始に間に合うよう令和8年度末までには公表できるよう取り組んでまいりたいと考えております。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 再質問させていただきます。
 2029年度の開業という期日というのは決まっているわけですから、そこに間に合わせるようにするのであれば、逆算をしますと、運営方式の決定をしなければならない期限というのはおのずから決まってくるはずです。いろいろ新しい図書館になって引継ぎですとか、いろんな準備も必要ですから、ある程度の時期を決めておかないと、運用開始までというか、供用開始までというスタンスをはっきりさせていないようであれば、組立てというか準備もなかなか難しいと思うのですが、そのあたりはどうでしょう。決定時期だけでも教えていただけたらと思います。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 供用開始の時期は11年度と決まっておりますので、スケジュールに遅れることなく、令和8年度末までには公表できるよう取り組んでまいりたいと考えております。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) なかなかちょっとはっきりしないようですので、(笑声)今後の委員会とか定例会でもまた御質問、お尋ねをさせていただきたいと思います。
 じゃあ、次の質問に移ります。
 それでは、市民の意見についてということで、直営方式を求める市民の声の反映について伺いたいと思います。
 令和5年に実施されたパブリックコメントでは、事業手法などの検討に関することとして、直営方式を求める市民の意見も多数寄せられていました。これらの意見をどのように反映されるのか、伺います。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 市民の皆様からは、今後の図書館の運営に関する様々な御意見をいただいております。倉敷市教育委員会といたしましては、運営方針の決定につきましては、多くの市民の皆様に御利用していただけるよう検討を進めているところでございます。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 市民の皆様からは、これまでの直営方式だからこそ安心して利用ができるとの声や、司書の方々の高度な専門性が評価をされております。その声もしっかりとくんでいただけたらと思います。
 それでは最後に、運営に係るコストとサービスのバランスについて現実的な視点から伺いたいと思います。
 まず初めに、具体的なコスト削減方法について。
 仮に図書館運営を民間委託とした場合、想定している委託料の規模はどの程度でしょうか。現行の直営方式と比較して、具体的なコスト削減効果、金額や割合など、どれくらい見込まれているか、伺います。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 民間委託によるコスト削減につきましては、民間事業者の持つ効率的な運営手法などを活用することにより一定の効果が期待できるものと認識をしておりますが、個々の業務に係るコストにつきましては、今後どのような図書館サービスを実施するかによって異なっていくと考えており、定量的なコスト削減効果について、現段階でお示しすることは難しいと考えております。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) 今現在、検討を行っている最中ということだと思います。今はまだ結果とかなかなか見えないと思いますが、なるべく早く検討のほうしていただきまして、市民の方が安心できる形で公表のほうお願いしたいと思います。
 続きまして、サービス向上とコスト削減の矛盾点について伺いたいと思います。
 これは一般論ですが、サービスの質を向上させればコストは増加すると考えられます。図書館業務におきまして利用者へのサービスを向上させますと、業務の効率化やコストの削減については本質的には相入れない部分があるのではないでしょうか。仮に、導入当初の委託料が安く抑えられたとしましても、サービスの質を維持するための仕様変更を行いますと追加費用が発生したり、行政側の専門ノウハウが年々喪失してしまう可能性もあります。そして、長期的には、かえって見えない財政負担の増加につながったという他都市の指摘もありますが、そのあたりの検証はされておられますでしょうか、お願いします。
○副議長(藤井昭佐 君) 島田教育次長。
◎教育次長(島田旭 君) 倉敷市教育委員会といたしましては、今後多くの市民の皆様に令和11年度中に供用開始となる中央図書館をはじめとする倉敷市立図書館を利用していただきたいと考えております。そのためには、どのようなサービスを導入し、どのような運営方針が望ましいのか、サービスの質の確保、コストと業務の効率とのバランス等、様々な観点から検討を進めているところでございます。
○副議長(藤井昭佐 君) 塩田 健議員。
◆8番(塩田健 君) まだ検討段階ということで、なかなか答弁のほうは難しいと思いますが、しっかり市民の方々が満足していただける、そういった図書館にしていただくために、様々な視点で検討のほうしていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
 すみません、それでは質問事項のほうは以上になりますが、最後に要望のほうを申し上げたいと思います。
 図書館をただの本棚にしてはいけない、これは我が会派の中で頻繁に出てきた言葉であります。倉敷市庁舎等再編整備事業(市民交流ゾーン整備)では、倉敷市立中央図書館が倉敷憩の家や労働会館、そして今後設置される屋外広場とも融合する形になります。この新しく生まれ変わるこの施設が多くの市民の皆様に親しまれまして、たくさんの人が自然に集まり、そしてそこでたくさんの本にも出会うことができるすばらしい場所にぜひしていただきたいと考えております。そのためにも、そこで働く方々がやりがいを持って、生き生きと働くことができる運営の方式をぜひ採用していただきたいと思います。
 運営方式につきましては、実際に利用する市民の皆様のしっかり声を聞いていただいて、それから私たち議会の意見もしっかり耳を傾けていただきまして、これからの施設の在り方を共に協議する機会を設けていただくよう、心からお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
ご利用について
  • この議会中継は倉敷市議会の公式記録ではありません。
  • 録画中継は、会議の翌日から起算して、おおむね3日後(土、日、祝日を除く)からご覧いただけます。
  • 映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
  • 本サイトに掲載している情報、また、倉敷市議会ウェブサイト全体は著作権の対象となっており著作権法により保護されています。「私的使用のための複製」や「引用」など著作権法上認められた場合を除き、無断で複製・転用することはできません。