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3月3日(木) 本会議 質問
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内容
会議録
令和4年第2回倉敷市議会(第1回定例会)
3月3日(木) 本会議 質問
青空市民クラブ
小郷 ひな子 議員
1 不登校支援について
2 児童扶養手当について
3 倉敷市奨学金について
4 子どもの安全について
5 令和4年3月末で閉校となる霞丘小学校について
◆8番(小郷ひな子君) (拍手)皆さんこんにちは。青空市民クラブの小郷 ひな子です。
通告に従いまして、一問一答の方式にて質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
1項目め、不登校支援について2点お尋ねします。
この項1点目、不登校児童・生徒に対する対応についてお伺いします。
倉敷市で、通所すれば学校の出席扱いとなるふれあい教室では、不登校の児童、生徒が十分に受け入れられるだけの定員がないことが昨年11月の議会質問で分かりました。
不登校の児童、生徒にとっても、今の年齢は今しかありません。学びを止めないためにも、ふれあい教室に入所したくても入れない児童、生徒、ふれあい教室にも通うことができない不登校児童・生徒について早急な対応が必要であると考えますが、今後教育委員会としてどのようにお考えなのか、お示しください。
○議長(中西公仁君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 小郷 ひな子議員さんの御質問にお答えいたします。
倉敷市教育委員会では、不登校の解消は喫緊の課題と考えており、各学校において不登校児童・生徒の学校復帰や自立的な成長を目指して、定期的な家庭訪問や電話連絡、プリント配付やオンラインを活用した学習支援、別室や放課後登校等の個別の相談、支援を行っているところでございます。
また、スクールカウンセラーとの連携や適応指導教室等との情報共有、進学時の幼、小、中、高による校種間の引継ぎ等も行いながら、今後も一人一人の不登校児童・生徒への丁寧な支援に努めてまいりたいと考えております。
○議長(中西公仁君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) この項2点目、校内フリースクールの設置についてお伺いします。
不登校の児童、生徒への支援は、学校に登校するという結果のみを目標とするのではなく、児童、生徒が自らの進路を主体的に捉えて社会的に自立することを目指す必要があると、令和元年10月25日に文部科学省が通知した不登校児童生徒への支援の在り方についてと、令和3年10月6日に文部科学省が出した不登校に関する調査研究協力者会議資料、文部科学省における不登校児童生徒への支援施策の中に記されています。
また、個々の状況に応じて教育支援センター、不登校特例校、フリースクールなどの民間施設、ICTを活用した学習支援など多様な教育機会を確保することとも記されています。
しかしながら、倉敷市には不登校特例校や出席扱いとなるフリースクールなどもない上、出席扱いとなるふれあい教室も定員の関係上、希望する児童、生徒を、仮に不登校の児童・生徒全員が希望した場合、希望者全員を受け入れられない状況となっています。
文部科学省の示している資料内容から見ても、私は個々に不登校の児童、生徒に柔軟な対応ができるような学校等の取組が必要だと考えます。
そこで、まずは市立の小・中学校の校内に校内フリースクールを設置してはどうかと思います。
議会事務局に依頼し、校内フリースクールを設置されている市町村にアンケート調査をしていただきました。また、議長のお許しをいただき、校内フリースクールがどのようなイメージなのか、簡単なものではありますが、校内フリースクールに関する記事をお手元に配付させていただいています。
校内フリースクールは、呉市、岡崎市、横浜市等が既に設置しています。また、名古屋市においては、令和4年度から設置予定とのことでした。
設置条件、設備、受入れ条件等はそれぞれ違いますが、岡崎市はICTを活用し、多様な学びの場を設定する、学習指導や生徒理解に優れ生徒や保護者への対応等の経験が豊富な教員を担任として1人配置する、運営理念を教職員及び全生徒が理解するよう校長が努めるなどの設置条件があるそうです。校内に設置ということで、在校生と交わらないように配慮している、冷暖房完備、じゅうたんや畳、ソファーがある、パソコンやテレビがある等、市町村や学校によって工夫されているようです。また、正規職員も配置があるという回答が大半でした。
校内フリースクールに通う児童、生徒の出席扱いについて尋ねたところ、呉市、岡崎市、名古屋市は出席扱いとなる、また横浜市は対象児童・生徒の状況に応じ、学校長の判断で出席扱いとなるという回答でした。
そして、卒業後の進路についても、ほとんどが高等学校へ進学、専修学校、高等学校の通信制、定時制等に全員進学という不登校児童・生徒の明るい将来につながっているような回答でした。
学校に戻すことだけが、教室に戻すことだけが最終目標になるのではなく、止めることのできない限られた時間を少しでも児童、生徒にとって実のある時間を過ごすことができるよう、不登校の児童、生徒にも学びの保障の確保ができるような体制づくりが必要だと考えます。倉敷市においてもこのような校内フリースクールの設置を考えてはどうかと思います。
また、市内全域というのは空き教室の関係上難しいと考えますので、不登校児童・生徒の居場所づくりとして、例えば空き教室の十分ある市立の小・中学校の校内に学区外からも通える校内フリースクールを設置してはどうかと考えます。
また、校内であれば、1人1台パソコンが教室にすぐにでも設置でき、活用が可能であると考えますが、教育委員会の見解をお示しください。
○議長(中西公仁君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 全国には、不登校の子供に対しまして学習活動や教育相談、体験活動などを、学校の空き教室等を利用して行う、いわゆる校内フリースクールを取り入れている自治体がございます。
倉敷市教育委員会では、不登校児童・生徒や教室へ入りづらい子供たちの居場所として5つの適応指導教室を設置するとともに、各学校では別室を活用した支援を行っているため、校内フリースクールの設置については、現時点では考えておりません。
また、1人1台パソコンの活用につきましては、別室においても利用可能であることから、個々の子供の実態に合わせた学習の手段の一つとして活用を進めているところでございます。
○議長(中西公仁君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 続きまして2項目め、児童扶養手当について4点お尋ねします。
まず1点目、児童扶養手当の申請と現況届についてお伺いします。
独り親家庭支援事業の一つとして、離婚による独り親世帯等、父または母と生計を同じくしていない児童が育成される家庭の生活の安定と自立の促進に寄与するため、当該児童について手当を支給し、児童の福祉の増進を図る児童扶養手当という制度があります。この制度は、平成22年8月から父子家庭も対象となっています。
この児童扶養手当の支給を受けるには、申請する必要があります。また、年1回、現況を確認するために現況届という書類の提出が必要になります。
そこで、まず1点目、児童扶養手当の申請方法と年1回の現況届の提出はどのような手続が必要なのか、お答えください。
○議長(中西公仁君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原昌行君) 児童扶養手当制度は、独り親家庭の生活の安定と自立の促進に寄与するため手当を支給するもので、その申請方法は、まずは住所地を管轄する社会福祉事務所の窓口で生活の状況などについて御相談いただき、その後戸籍謄本など必要な書類を御準備いただいた上で申請していただいております。
また、現況届は毎年8月に受給資格の継続の審査や生活状況を確認するために行うもので、自宅に郵送された書類に必要事項を記入し、管轄の福祉事務所の窓口へ持参の上、対面により御提出いただくこととなっております。
○議長(中西公仁君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 新規に申請する際も、年1回の現況を報告する際も、窓口で手続が必要であるということですが、子育てや仕事で大変な状況の中、なかなか都合が合わず申請に行けない、また、窓口に行くために時間と手間がかかるなど、負担になっている方が少なくないのではないでしょうか。
働く親にとって、また1人で子育てする親にとって、市役所に来て申請する時間がなかなか取れず、郵送で手続ができたら助かるのに、空き時間に申請ができるようにネットで申請ができたら助かるのに、また、仕事を休むと収入が減ってさらに生活が厳しくなるので、休日に手続ができる日を設けてもらえれば助かるのに等、市役所に出向くことが大変だという声を聞きました。
また、先ほどの御答弁の中で面談が必要とのことでしたが、面談をしていない自治体もあります。
そこで、2点目、手続・申請方法についてお伺いします。
親の負担軽減だけでなく、終息のめどがいまだ立たないコロナ禍の状況も鑑み、倉敷市においても市役所に行かない、待たない、郵送での申請方法に変更してはどうかと考えますが、当局のお考えをお示しください。
○議長(中西公仁君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原昌行君) 児童扶養手当の年1回の現況届の手続は、傷病等や居住地が離島であることなど、来庁することが著しく困難である特段の事情がある場合を除き、対面で行うよう厚生労働省からの通知で求められております。
これは、手当の受給資格の確認に加えまして、子育て、生活、就業、養育費の確保など、現在抱えている様々な課題の相談機会でもあり、市といたしましても、生活の状況を把握させていただくため行うものでございます。
新規申請につきましても、生活の状況の把握や扶養義務者などの認定に必要な情報を丁寧にお伺いするとともに、申請される方によって必要となる書類が異なることから、対面での受付を行っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中西公仁君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 新型コロナウイルス感染防止対策として、千葉市、北九州市、酒田市、さくら市等は郵送による受付を実施しています。また、さくら市は新規郵送のみですが、郵送による手続を実施した結果、好評だったとのお話をお伺いしました。
倉敷市においても、せめて新型コロナウイルス感染防止対策の特例措置として、コロナ終息までは郵送による受付をしてはどうかと考えます。
令和2年4月13日付の厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課からの事務連絡によると、児童扶養手当の認定請求への対応については、必ずしも対面による手続を前提とすることなく、郵送による受付を原則とする、対面による手続を行う場合であっても、認定に当たって直接必要な情報のみ対面で聴取し、そのほかの情報は後日電話等により聴取するなど、柔軟な対応をお願いしたいと通知が出されています。
そして、令和2年6月19日付の通知には、児童扶養手当の現況届についても柔軟な対応を行うことは差し支えない旨が示されています。
国の考え方からしても、今年8月のコロナの感染状況によっては、現況届について原則郵送とすることを検討すべきと考えますが、御見解を再度お尋ねします。
○議長(中西公仁君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原昌行君) コロナ禍での特例ということでお尋ねいただきました。令和2年、3年と、郵送での現況届の受付を実施されている自治体もあるとはお聞きしております。実際にそういうところにお伺いしましたら、現況届に添付する必要書類が異なっていることから、7割近くの方が窓口に来られまして、残りの3割につきましても不備が多く、何度も書類の提出をされたということでした。
本市としましては、引き続き原則である対面での受付を行ってまいりたいと考えております。
○議長(中西公仁君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 国からも郵送をして差し支えない、新型コロナウイルスの防止対策の特例としてこういった事務連絡が出ているということでありますから、ぜひ今年の8月、コロナの状況を考えていただいて、状況に応じた対応をしていただけるよう要望とさせていただきます。
3点目、窓口設置場所についてお尋ねします。
年1回の児童扶養手当の現況届の提出について、市役所における集中窓口が、現在は本庁1階のオープンスペースに設置されています。ですが、該当する方からは、児童扶養手当の受給者だと丸わかりになり行きづらい、他人に貧困だと思われる、行くのが恥ずかしい等、オープンになっていることでの行きづらさを感じられている方が少なくありません。
届出の内容についても、養育費、養育費を支払った者、収入、家屋、月の支出額など、かなり深い個人情報を尋ねられる様式のものであり、他人に知られたり聞かれたりするべき内容ではないものもあると思います。
先ほどの御答弁にあったように、現況届の手続が子育て、生活、就業、養育費等の確保など、現在抱えている様々な課題の相談機会でもあるならば、プライバシーの保護という観点は不可欠だと思います。
そこで、個人情報の保護の観点からも、人目につかないで手続できるような配慮が必要ではないかと考えます。
年1回の現況届の提出に当たり、集中窓口の設置場所を1階のオープンスペースではなく、プライバシーが守られた場所へ設置する等の配慮をしてはどうかと考えますが、見解をお聞かせください。
○議長(中西公仁君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原昌行君) 福祉の受付業務は、独り親の方、障がいのある方、高齢者の方、生活に課題を抱える方などに応じて業務ごとにそれぞれの担当課の窓口で行っております。
児童扶養手当の現況届は、毎年8月に対面により受付を行っておりますが、この期間は多くの方が受付に来られることから、子育て支援課近くに臨時窓口を設置し、通常の受付業務に加えて、イレギュラーな案件にも職員がすぐに駆けつけ、迅速に対応しております。
また、窓口案内においては、場所の分かりやすさも重要ですので、御理解をいただきますようお願いします。
また、プライバシーの配慮につきましては、できるだけ臨時窓口でも奥まった場所にするというような工夫もしているところでございます。
なお、様々な相談業務においては、個別に相談させていただいているケースもございますので、お申出いただければ個別対応させていただきます。
○議長(中西公仁君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 再質問させていただきます。
場所の選定が困難なのであれば、パーティションなどで入り口から中が見えにくくするなどの配慮をしてはどうかと考えますが、この点につきまして再度御答弁をお願いします。
○議長(中西公仁君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原昌行君) 臨時窓口のレイアウト上、制限はございますが、プライバシーに配慮するための工夫について考えていきたいと思います。
○議長(中西公仁君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 今後パーティションなどの対応策も含め、プライバシーがしっかり保護されるような設置場所の選定を強く要望させていただきます。
この項最後、マイナンバーカードを利用した申請、現況届の確認についてお伺いします。
今後、マイナンバーカードに登録した方が窓口に行かなくてもオンラインでの手続ができる仕組みを整備してはどうかと考えます。倉敷市においてマイナンバーカードと連携することは不可能なのでしょうか、見解をお示しください。
○議長(中西公仁君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原昌行君) マイナポータルには、児童手当や児童扶養手当に関するメニューはございますが、本市では児童手当の現況届につきましては、マイナポータルを活用し、令和3年度は110件の届出を受理しております。
一方、児童扶養手当の現況届については、マイナポータルを活用して民生委員さんの証明など関係書類をスキャナーで読み取り、事前に送信することはできるものとされておりますが、対面での届出が求められており、別途来庁していただく制度のため、本市では実施しておりません。
マイナポータルで新規申請や現況届を完結するためには、生活状況の把握など対面での申請や届出が求められている現状が、行政のデジタル化を踏まえどのような運用になるのか、まずは国の動向を注視してまいりたいと考えております。
○議長(中西公仁君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 国の動向を見ながら、今後マイナンバーカードとの連携が可能になりましたら、早急にマイナンバーカードの導入をぜひよろしくお願いいたします。
3項目め、倉敷市奨学金について1点お尋ねします。
この項は、倉敷市奨学金の対象者の選定についてお伺いします。
倉敷市奨学金制度がありますが、倉敷市奨学金制度のうち返還一部免除型の奨学金で市の指定する職種について、選定方法を教えてください。
○議長(中西公仁君) 黒瀬教育次長。
◎教育次長(黒瀬敏弘君) 返還一部免除型貸付けにつきましては、卒業後、市の指定する職種に就き、市内での居住、就労の要件を満たせば、返還年賦額の半額を免除する制度であり、平成29年度に創設したものです。
市の指定する職種の選定方法につきましては、倉敷市奨学生選考委員会からの答申があり、地域経済や市民の生活を支える分野の中で、喫緊の課題であります子育て分野や、今後少子・高齢化の進展に伴い需要の高まりや不足が見込まれる医療、福祉、介護の分野から選定しております。
○議長(中西公仁君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 内容については、年々必要とされている職種にも変化があると思います。今現在では、例えばコロナ禍で不足していて必要とされている人員養成のためにその職業も対象としてはどうかと思います。ぜひ定期的に見直し、そのときそのときに対応し、倉敷市で必要とする人材育成のための奨学金にしていただきたいと要望させていただきます。
続きまして4項目め、子どもの安全についてお尋ねします。
この項については、1点、ランドセルカバーについてお伺いします。
毎年新1年生に配付されているランドセルカバーの改善については、前回の11月議会の質問で要望させていただいていました。今回見直しをしてくださることとなり、予算計上もしてくださり、令和5年度の新1年生から新しいランドセルカバーが配付されるとのこと、大変うれしく思います。本当にありがとうございます。
そこでお尋ねします。
新1年生のランドセルカバーですが、生地、サイズの見直し、反射板をつけるなど、前回の質問で要望させていただいていましたが、今回の改善で従来のランドセルカバーと比べ、改善される点はどのような点なのでしょうか、お聞かせください。
○議長(中西公仁君) 伊東市長。
(市長 伊東 香織君 登壇)
◎市長(伊東香織君) 倉敷市では、交通事故防止のために年度当初に各小学校を通じまして新1年生にランドセルカバーを配付いたしております。
近年ランドセルが大型化していることなどもありまして、昨年4月から5月にかけまして、全小学校を対象に調査を行いましたところ、カバーが小さくてかけにくい、また破損しやすい等の課題があることが分かり、その後検討を進めてきたところでございます。
その結果、令和4年度からは、現在のビニール素材からより丈夫なポリエステル生地に変更し、ランドセルの大型化にも対応するよう幅を広げるとともに、反射材もつけ、機能性、安全性がより向上するものを配付することとしておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中西公仁君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 予算では令和5年度とお聞きしていましたが、1年間早めて令和4年度から配付してくださるということで、本当に大変うれしく思います。多くの保護者の方から改善要望をいただいていた点が、今まで以上に子供の安全面を第一に考えてくださったランドセルカバーに改善し、準備してくださっていること、本当にありがとうございます。
最後の項、令和4年3月末で閉校となる霞丘小学校についてお尋ねします。
この項については、校舎の一般公開について1点お伺いします。
令和4年3月末に、ピーク時には600人もの児童が在籍した市立霞丘小学校が閉校することに伴い、卒業生や地域住民の方からは、学校の見学会をしてくれないのか、最後にもう一度学校を見たい等、閉校を惜しむ声をたくさんお聞きしています。
そこで、卒業生や地域住民の方に愛し続けられてきた校舎を一般公開してはどうかと考えますが、教育委員会の見解をお示しください。
○議長(中西公仁君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 霞丘小学校の閉校に当たりましては、これまでに地域の方々や保護者、学校職員で構成しております実行委員会において、行事についての検討を重ねてこられており、その中には校舎の公開や思い出の写真等の展示も行われる予定と伺っております。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、開催方法等、変更が生じる場合もございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(中西公仁君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 公開に向けて準備をしてくださっているとのことで、卒業生や地域住民の方からは喜ばれると思います。
新型コロナウイルスの感染対策をしっかりしていただきながら、また新型コロナウイルスの感染状況を把握していただきながらにはなりますが、実施、公開できるようによろしくお願いいたします。
以上で私の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)
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