録画中継

令和4年第3回倉敷市議会(第2回定例会)
6月13日(月) 本会議 質問
未来クラブ
片山 貴光 議員
1 地域防災力の向上について
2 中央図書館を核とした複合施設棟の整備について
3 地域の魅力を活かした夜型観光推進事業について
4 倉敷市山陽ハイツ跡地整備事業について
◆20番(片山貴光君) (拍手)皆さんおはようございます。未来クラブの片山 貴光です。
 それでは、通告に従いまして一問一答の方式にて質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 1つ目の項目は、地域防災力の向上についてお伺いいたします。
 平成30年7月豪雨から間もなく4年を迎えようとしております。梅雨の時期を迎え、大雨が気になる季節となってまいりました。また、内閣府は南海トラフ巨大地震の30年以内の発生確率を70%から80%であると発表しており、災害がいつ起きても混乱することがないように、災害への備えを怠るわけにはいかないという状況であると思います。
 ところで、大規模な災害が発生した場合には国や自治体などの、いわゆる公助は十分に機能できないことが明らかになっており、私はこれからの時代、自らの命は自らが守る自助と、地域の住民が万が一の際に助け合う共助の、この2つを高めることにより地域防災力を向上させていくべきと考えています。
 まず、この項1点目として、自助に関し個々人の防災意識についてお伺いいたします。
 私は、地元消防団の団員として25年間活動していますが、消防団の活動を通じて、住民の皆さんの防災意識が、必ずしも高くないと感じることがあります。4年前に真備地区で深刻な被害を受けた倉敷市民の一人として、残念な気持ちでいっぱいであります。
 本市においては、地区防災計画や個別避難計画など地域防災力の向上を目指した取組を進めておられますが、これを成功させるためには、その前段として、まずは一人一人、個々人の防災意識を高める必要があると考えますが、当局の考えをお聞かせください。
○議長(中西公仁君) 柳井総務局参与。
◎総務局参与(柳井一泰君) 皆さんおはようございます。片山 貴光議員さんの御質問にお答えさせていただきます。
 本市では、平成30年7月豪雨災害を受けて設置した倉敷市災害に強い地域をつくる検討会において、地域と行政が今後目指すべき5つの方針の一つとして、住民一人一人の避難行動の実行が掲げられ、その中で、「自らの命は自らが守る」意識の徹底が示されました。
 現在、自主防災組織の結成、地区防災計画や個別避難計画の作成促進など共助の取組を進めておりますが、その前提として、まずは住民一人一人が高い防災意識を持つ自助が重要と認識しております。
 このため、市では、従来より防災講演会の開催や出前講座などの啓発活動を行うとともに、昨年度の総合防災訓練では、家具の固定やハザードマップの確認など、市民一人一人の取組を呼びかけてきたところでございます。さらに、今年度は大人から子供まで気軽に参加できる防災の普及・啓発イベント、くらしき防災フェアの実施に向けて本議会に関係予算を計上させていただいております。
 こうした訓練や啓発活動を通じて、より多くの方々に防災に触れていただき、一人一人の防災意識の向上を図ってまいります。
○議長(中西公仁君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光君) 住民一人一人が高い防災意識を持つ自助が重要と認識されているとの答弁でした。防災講演会や出前講座などでの啓発活動や、総合防災訓練ではハザードマップの確認や家具の固定など一人一人の取組への呼びかけや、今年度はくらしき防災フェアを計画するなど市民の皆さん一人一人に防災に触れていただく機会を設けるなど、防災意識の向上に取り組んでいただいておりますが、災害の少ない本市では、一人一人の防災意識の向上には時間はかかるでしょうし、継続して行っていく必要があると思います。今後も、個々人の防災意識を向上するために時間をかけて啓発や教育を行っていただき、積極的な啓発活動を継続して行っていただきますようお願いいたします。
 次に、2点目の自主防災組織の活性化についてお伺いする予定でしたが、先日の井出 妙子議員と重複しておりますので、あえて答弁は求めませんが、市内の結成されている自主防災組織は493団体、カバー率が78.14%となっております。しかし、493団体のうち、どれだけの団体が活動されておられるでしょうか。せっかく自主防災組織を結成したにもかかわらず、活動が低調な組織もありますし、結成してから一度も活動したことがない組織もあるように聞いております。また、活動が活発であった自主防災組織においても、会長が交代すると活動内容が一変する状況もあるとお聞きしております。自主防災組織は共助の中核をなす団体であり、活動が低調な団体を活性化させるよう施策を講じていただき、自主防災組織の活動が活発になるように努力していただきますよう、よろしくお願いいたします。
 次に、この項最後に、地区防災計画についてお伺いいたします。
 本市においては、平成30年7月豪雨の後から地区防災計画に取り組んでおられます。地区防災計画とは、地域防災力を高めるため住民同士が話し合い、防災に関してふだんの活動や万が一の際の対応を取り決めるとともに、お互いが助け合うことを確認するもので、地域住民の合意の下、地区防災計画を進めるに当たり住民同士で議論し、自らの力で防災計画をつくり上げることから、地域コミュニティの強化にもつながるので、積極的に進めていただきたいと思っております。
 ただ、本市がこの取組を始めた直後から新型コロナウイルス感染症の感染拡大が始まり、自主防災組織の活動なども制限せざるを得ない状況となっているため、大変苦慮されているともお聞きしております。
 地区防災計画について、現段階の進捗状況と今後の進め方をお聞かせください。
○議長(中西公仁君) 柳井総務局参与。
◎総務局参与(柳井一泰君) 地区防災計画とは、町内会や自主防災組織、事業所などが、地域特性に応じて情報の伝達や避難誘導などを主体的に行う防災活動の計画のことです。本市では、地域が主催する会合や防災訓練などに参加し、地域が自主的に作成できるよう支援しており、現在4地区が計画を提出しております。
 地区防災計画の作成に当たっては、住民同士が集まり、意見を交換する必要があり、これまでコロナ禍において取組が困難でしたが、徐々に地域活動を再開している団体が増えてきております。
 今年度は、五福学区防災協議会が県の地区防災計画等作成モデル事業に採択されたほか、各地域の自主防災組織等においても訓練を実施したり、防災マップの作成や計画作成に向けての出前講座を受講するなど、約20地区において具体的な取組が進んでいるところでございます。
 今後、参考となる事例の紹介や地域に出向いて話合いに参加するなど、積極的に地区防災計画の作成支援を行ってまいります。
○議長(中西公仁君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光君) 現在、4地区が計画を提出しており、今年度は1地区がモデル事業に採択され、他地区でも具体的な取組が進んでおられるということで、少しずつ地域防災力の向上が進んでいるように感じます。
 この地区防災計画は、地域の皆さんが自主的に取り組むということで、地域で危険箇所や避難計画、助け合いを話し合うことで共助の意識が高まり、それに伴い自助の精神も高まることで、自主防災組織の活発な活動にもつながっていくのではないかと考えられます。そうすることで、災害時には混乱することなく災害対応ができる倉敷市になっていくと思いますので、引き続き地区防災計画を作成する地域を促進していただきますようお願いいたします。
 次に、2項目めの中央図書館を核とした複合施設棟の整備についてお伺いいたします。
 この項1点目は、複合施設棟の整備についてお伺いいたします。
 庁舎等再編整備事業において、中央図書館、市民活動センター、中央憩の家などの5施設を複合施設として整備するため計画が進められておりますが、図書館を核とする複合施設整備計画は現在どのように進めておられるのか、また、今後の計画はどうなっているのか、お聞かせください。
○議長(中西公仁君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹君) 複合施設棟につきましては、中央図書館を核として、老朽化した中央憩の家や倉敷労働会館、市民活動センターに加えまして、倉敷市文化交流会館にありました国際交流情報コーナーなどの機能を複合化し、整備する予定としております。
 現在、倉敷市教育委員会では、令和4年2月から3月にかけて実施いたしましたアンケート等も参考にし、基本計画の策定に向けて関係部局と協議を進めているところでございます。
 令和4年度中に素案を公表する予定としており、今後、令和5年度に基本計画の策定、令和6年度中に設計に着手、令和9年度以降の運用開始を目指すこととしております。
○議長(中西公仁君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光君) 令和4年度中に素案を作成し、公表予定との答弁でしたが、市民の皆さんも大変関心を持たれている施設ですので、よりよい施設になるように計画を策定していただくようにお願いいたします。
 次に、2点目の中央図書館の運営方針についてお伺いいたします。
 複合施設棟の核となる中央図書館の運営方針について、市民の皆さんは、倉敷市がどのような運営方針を考えておられるのか、大変関心を持たれているように聞いております。
 複合施設棟の核となる中央図書館の運営方針について、教育委員会はどのように考えておられるのか、お聞かせください。
○議長(中西公仁君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹君) 中央図書館の今後の運営方針につきましては、行財政改革プラン2020におきまして、民間活力の導入も視野に入れながら、令和4年度末までに今後の運営方針を決定することといたしております。
 現在、令和4年2月から3月にかけて実施しました市民アンケートに寄せられた意見や、民間活力を既に導入している他都市の図書館の事例も参考にしながら、市民の方に広く利用していただける中央図書館の在り方について検討を続けているところでございます。
○議長(中西公仁君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光君) 市民アンケートに寄せられた御意見や、民間活力を導入している他都市の図書館の事例も参考にしながら検討しているとのことですが、市民の皆様は、中央図書館の運営方針が直営方式になるのか、はたまた民間委託になるのか、それとも直営と民間のよいところを取り入れた運営方針になるのかと関心を持ちながらも、どのような図書館に生まれ変わるのか心配しておられます。検討する中でも、アンケートだけではなく、折に触れ市民の皆様からも意見を頂戴して、市民の皆さんに愛着を持っていただける施設になるようにお願いいたします。
 次に、この項最後に、複合施設棟の整備に係る情報発信についてお伺いいたします。
 複合施設棟は、多くの皆様が利用することになるため、市民の皆さんも非常に関心の高い施設であると思われます。そういったことから整備に当たっては、折に触れ複合施設棟における中央図書館の運営方針の検討状況を含め、市民の皆さんに発信していくべきと考えますが、当局のお考えをお聞かせください。
○議長(中西公仁君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹君) 倉敷市教育委員会といたしましては、中央図書館を核とした複合施設棟の整備に係る状況等につきましては、今後、広報紙や本市ホームページ等を通じて、市民の皆様へ発信してまいりたいと考えております。
○議長(中西公仁君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光君) 広報紙やホームページなどで情報を発信していくとの御答弁でしたが、先ほどもお伝えしておりますように、中央図書館を核とした複合施設ということで、市民の皆さんも大変関心を持たれておりますし、心配されている施設でもあります。そういった施設であるからこそ、広報紙やホームページだけではなく他都市の図書館の事例を参考にして、教育委員会としてはどう感じたのか、また検討や協議をどのように進めておられるのかといった情報を提供していただきたいと思います。
 くれぐれもお願いしておきますが、途中経過の公表をされることがないまま、基本計画や中央図書館の運営方針を発表することがないようにお願いいたします。
 次に、3項目めの地域の魅力を活かした夜型観光推進事業についてお伺いいたします。
 この項1点目は、事業の詳細についてお伺いいたします。
 長引くコロナウイルスの影響で観光業は厳しい状況が続いておりますが、今年度は県外移動の規制もなく、海外の観光客も2万人までの規制はあるものの、コロナ後に行ってみたい国1位に日本が選ばれ、インバウンド効果も期待できる状況となり、観光業界は少しずつ活気づいてきております。
 この機を逃すまいと、本市としても宿泊型の観光地として生まれ変わるために、このたびの事業を考えられたのではないかと推察いたしますが、本事業の目的、対象者、具体的な取組の想定事例等についてお聞かせください。
○議長(中西公仁君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織君) 地域の魅力を活かした夜型観光推進事業についてでございますけれども、ウイズコロナ、そしてポストコロナの状況の中で、観光客の方々の滞在時間の延長や宿泊客数の増加を図り、地域経済の活性化を行っていくために企画したものでございます。
 市内の文化観光施設や宿泊施設、そして飲食店などが夕方から夜間、また早朝を対象とした観光コンテンツ造成等に取組されるものを支援していきたいと考えております。
 具体的には、文化観光施設が行うナイトミュージアムでありますとかプロジェクションマッピング、また宿泊施設が行うモーニングツアー付の宿泊プランの造成、そして複数の飲食店で共同して行う夜また朝の食のマルシェなど、そういうことによりましてイベントや各店舗など、地域を巡っていただけるようなものについて支援していきたいと考えております。
 今後も、こうした支援や施策に取り組むことによりまして、ウイズコロナ、アフターコロナの観光客の方に来ていただくこと、それから外国からのお客様の訪日も始まってのインバウンド需要の拡大、そして2025年には大阪万博の開催も控えております。
 国内外から観光都市倉敷に来ていただけるような取組として、力を入れていきたいと考えております。
○議長(中西公仁君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光君) 宿泊施設、文化観光施設、飲食店にとっては好転の兆しが見えてきてはいるものの、コロナ後に向けて新たな企画を計画しておられる事業者にとって勇気を与えてくれる事業であると思いますし、通過型の倉敷市から宿泊型の倉敷市に変貌するためにも、こういった事業をさらに推し進めていただいて、宿泊型の倉敷市に生まれ変わるように力を入れていただきたいと思います。
 次に、この項最後に、官民連携についてお伺いいたします。
 このたびの地域の魅力を活かした夜型観光推進事業は、民間事業者の企画などに対して補助金を交付する事業でありますが、補助金を交付するだけではなく、例えば、鷲羽山スカイライン上にある水島展望台をはじめとする展望台からの景色を損ねる木々があった場合に、民間事業者から伐採を要望された場合への対応などがあると思われます。
 夜型観光の推進には、官民の連携が重要であると考えますが、本事業を活用した民間事業者の取組と連携した本市の取組としてはどのようなものが考えられるのか、お聞かせください。
○議長(中西公仁君) 平松文化産業局長。
◎文化産業局長(平松孝幸君) 夜型観光の推進における官民連携は重要であると認識しております。
 市の取組としては、例えば、民間事業者が造成したツアーの立ち寄り先である市所管の夜景観賞スポットの清掃や樹木の剪定などの環境整備をはじめ、造成された観光コンテンツについて、市の観光WEBサイトや夜景をテーマとした広報キャンペーンで情報発信することなどが考えられます。
 今後は、本事業を活用する民間事業者からの提案を踏まえ、こうした連携によって夜型観光を効果的、効率的に推進してまいります。
○議長(中西公仁君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光君) 官民連携が重要と認識しておられるとのことでした。まさにそのとおりで、観光の町倉敷を復活させ、さらに飛躍させるためには、民間事業者だけではなく官民がしっかりとスクラムを組み、推し進めることが大変重要であります。私もこの事業に関しては応援しておりますので、民間事業者とともに、宿泊型観光地に向けて頑張っていただきますよう、よろしくお願いいたします。
 次に、4項目めの倉敷市山陽ハイツ跡地整備事業について、1点山陽ハイツ交差点についてお伺いいたします。
 倉敷市山陽ハイツ跡地については、防災備蓄倉庫や学校給食共同調理場の建設、また災害時の一時的な避難場所にもなる公園等が整備される予定とお聞きしております。様々な施設が整備されることにより、多くの方々が訪れていただく施設になることが予想されます。
 しかし、この施設への天城方面からの入り口となる市道新田天城線山陽ハイツ交差点については、右折レーンがなく、現在でも渋滞することがあり、将来的に施設の利用者が増加すれば慢性的な渋滞の発生が予想されることから、この交差点への対策が必要ではないかと考えますが、当局のお考えをお聞かせください。
○議長(中西公仁君) 山本建設局長。
◎建設局長(山本達也君) 倉敷市山陽ハイツ跡地整備事業につきましては、グラウンド敷地の中に防災備蓄倉庫及び学校給食共同調理場を新しく建設し、そのほかの敷地を、自然や地形を生かした多世代が集う都市防災公園などとして整備するものです。
 市道新田天城線の山陽ハイツ交差点においては、現在、天城方面から敷地内へ進入するための右折車線が設置されていない状況であります。
 市といたしましては、今後、山陽ハイツ跡地の整備内容や利用者数の想定などを踏まえ、必要に応じた対策を検討してまいりたいと考えております。
○議長(中西公仁君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光君) 山陽ハイツ跡地の整備内容が決まっていく中で交差点についても考えていただくということで、施設の更新とともに、交差点の改良に取り組んでいただけるのじゃないかなと判断させていただきましたので、よろしくお願いいたします。
 この件に関しましては、市民の皆様からの要望もあってこの質問をさせていただきましたので、私だけではなく、市民の皆さんもそういった考えがあるということも御理解していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 これで私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)
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