録画中継

令和4年第3回倉敷市議会(第2回定例会)
6月15日(水) 本会議 質問
日本共産党倉敷市議会議員団
田辺 牧美 議員
1 市街地上空の低空飛行について
2 自治体業務のデジタル化について
3 環境問題について
4 市民活動を支える施策について
◆11番(田辺牧美君) (拍手)おはようございます。日本共産党倉敷市議会議員団の田辺 牧美です。一般質問最後の質問者となります。4項目質問いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 1項目め、市街地上空の低空飛行について3点お伺いいたします。
 1点目、5月23日の低空飛行についてお伺いいたします。
 5月23日16時過ぎに玉島上空を中心に、轟音を伴って戦闘機が低空で飛びました。私は、そのときは倉敷市庁舎内にいましたけれども、市庁舎内にいても相当の爆音でした。
 玉島にお住まいの方から、夫が玉島E地区の会社に行っているが、他の音が何も聞こえないほどの爆音だった。社員の中には他国からミサイルが飛んできたのではないかと一時は騒ぎになったとか、機体の横の部分がはっきり見えるほど低く飛んで、いきなり飛んだので怖かったなどの苦情が私のところに届きました。ほとんどの市民は低空飛行について事前に知らされておらず、轟音を伴っていきなり戦闘機が頭の上を飛んだわけです。5月23日の低空飛行は、どんな機種の飛行機で、高度とスピード、飛行ルート、飛行目的は何だったのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(中西公仁君) 平松文化産業局長。
◎文化産業局長(平松孝幸君) 田辺 牧美議員さんの御質問にお答えいたします。
 5月23日の航空自衛隊機の飛行につきましては、5月29日に第8回玉島ハーバーフェスティバルで行われる展示飛行に向けたテスト飛行を目的としたものでした。
 同フェスティバルの実行委員会に確認したところ、航空自衛隊機F2の2機が法令で定められている高度以上の高さで飛行したとのことです。
 速度は時速約370キロメートルから約830キロメートル、また飛行ルートにつきましては、フェスティバルの会場である水島港玉島地区から旋回地点である霞橋南側までの間を、玉島地区と連島地区を通過する2つのルートで飛行したとのことでございました。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) ただいま高度については、はっきりおっしゃいませんでした。高度を問題にしているわけで、航空法は守っていると言われたのですけれども、何メートルだったのかということを改めて聞いていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(中西公仁君) 平松文化産業局長。
◎文化産業局長(平松孝幸君) 同フェスティバルの実行委員会に確認したところ、高度は自衛隊のほうから、法令で定められた高度以上で飛んでいたということを私どもはお聞きしているというところでございますので、いま一度、可能であれば実行委員会のほうにそのあたりの確認はしてみたいとは思っております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) ぜひとも確認をしていただきたいと思います。
 市にはたくさんの苦情や問合せがあったと思いますけれども、どんな内容で何件あったのでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(中西公仁君) 平松文化産業局長。
◎文化産業局長(平松孝幸君) 5月23日の航空自衛隊機のテスト飛行につきましては、市民の皆様から、大きな音がして驚いた、何があったのかといった問合せや、騒音がうるさい、住民への事前周知がなされていない、29日の本番飛行を取りやめてもらいたい等の苦情が約30件、市へ寄せられました。
 また、玉島ハーバーフェスティバル実行委員会にも、事前広報の不備、騒音、自衛隊機を飛ばす意味等に関する苦情が10件程度寄せられたと伺っております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) それでは、市民の方からの問合せや苦情を受けて市はこの件についてどのように認識して、どのように対応されたのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(中西公仁君) 平松文化産業局長。
◎文化産業局長(平松孝幸君) 5月23日の航空自衛隊機のテスト飛行につきましては、実施団体による事前周知が十分でなく、市民の皆様から御心配や御不安、また苦情の声が寄せられたことについて遺憾に思います。
 市としては、市民の皆様からの通報を受け岡山県危機管理課に情報提供を行いました。
 また、イベント主催者である玉島ハーバーフェスティバル実行委員会に対し、市に苦情が寄せられている旨を伝えるとともに、29日の本番飛行について、周辺住民への事前周知を徹底するよう強く申し入れたところでございます。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 5月23日の低空飛行は予行演習だったわけですけれども、5月29日の玉島ハーバーフェスティバルでの自衛隊機の展示飛行についてお伺いいたします。
 ハーバーフェスティバル当日、飛行した戦闘機の機種、高度、スピード、飛行ルートはどのようなものだったのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(中西公仁君) 平松文化産業局長。
◎文化産業局長(平松孝幸君) 5月29日に行われた玉島ハーバーフェスティバルでの航空自衛隊機の展示飛行につきましては、同フェスティバルの実行委員会に確認したところ、機種、高度、スピード、飛行ルートについては、いずれも5月23日のテスト飛行時と同じであったとのことでございました。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) それはおかしいです。2回とも見た方のお話では、高度もコースも明らかに23日と29日は違っていた。そんなうそを言ってはいけないと思います。もう一度、実行委員会のほうに確かめていただきたいと思いますが、いかがですか。
○議長(中西公仁君) 平松文化産業局長。
◎文化産業局長(平松孝幸君) 実行委員会のほうから、私どもはそのような報告を受けております。よろしくお願いいたします。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 多くの方が目撃されています。23日と29日が同じだったということが、明らかにうそであることは分かると思います。
 当日、市民が撮影した写真を基に居場所を実測して、低空飛行解析センターの方が計算したところ、29日の飛行については高度は約610メートル程度ではなかったかということです。確かに航空法には触れていませんけれども、相当低い高度であります。
 23日と29日の両方を見た方によれば、23日のほうが低かったということですから、航空法ぎりぎりの高さではなかったかと思われます。航空法に触れていないからといって許されるものではありません。東京タワーぐらいの高さを、戦闘機がいきなりハイスピードで飛べば、これは恐怖以外の何物でもありません。
 29日の展示飛行に対して、市民の方からの問合せや苦情は、どんな内容のものが何件あったのでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(中西公仁君) 平松文化産業局長。
◎文化産業局長(平松孝幸君) 5月29日の航空自衛隊機の展示飛行につきましては、市への問合せや苦情はございませんでした。
 なお、同フェスティバル実行委員会には、事前広報の不備、騒音、自衛隊機を飛ばす意味等について3件の苦情が寄せられたと伺っております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 29日の自衛隊機の展示飛行については、市はどのように認識し、今後対応をしていくのでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(中西公仁君) 平松文化産業局長。
◎文化産業局長(平松孝幸君) 5月29日の航空自衛隊機の展示飛行につきましては、市への苦情等はなかったことから、実行委員会による事前周知に一定の効果があったものと考えております。しかしながら、テスト飛行において、事前周知が十分でなかったことは遺憾であり、今後このような事態が起こらぬよう、実行委員会と事前に緊密な協議をしてまいりたいと考えております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 今回、戦闘機の展示飛行をするということは、当初計画にはなかったけれども、自衛隊のほうから提案があったと複数の方から聞いております。そして、市民への事前の広報はほとんどなされていませんでした。住民生活への影響がほとんど考慮されていなかったのではないでしょうか。
 自衛隊は災害救助では大変お世話になっており、感謝をしているところでございますけれども、だからといって何をしてもいいというわけではありません。市民に恐怖と不安を与え、轟音で仕事や市民生活に影響を及ぼすほど戦闘機が市街地上空を低空飛行するという危険な行為は中止するよう自衛隊に求めるべきと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(中西公仁君) 柳井総務局参与。
◎総務局参与(柳井一泰君) 市に寄せられた市街地上空の低空飛行目撃情報は、その都度、岡山県へ報告し、県は中国四国防衛局へ調査依頼を行っております。
 今後も定められた事務手続によって適正な対応をしてまいります。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 初めて事が起こったときにきちんと対処することが必要と考えます。
 市民の命と暮らしを守る点で市として確固たる姿勢が示されるべきではないかと思います。市としても直接申し入れるべきと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(中西公仁君) 柳井総務局参与。
◎総務局参与(柳井一泰君) 市として直接申し入れるべきではないかという御質問ですが、市としましては、市街地上空の低空飛行、目撃情報が寄せられた場合には、定められた手続によりまして、これまで同様に岡山県のほうへ情報を提供してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) ぜひとも市としても確固たる姿勢を示していただきたいということを強く要望しておきたいというふうに思います。
 また、今後米軍に対しても低空飛行があった場合は、中止の申入れをすべきと考えますが、いかがでしょうか。どこの飛行機であれ、危険極まりない市街地上空の低空飛行はするべきではありません。中止を強く求めたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(中西公仁君) 柳井総務局参与。
◎総務局参与(柳井一泰君) 米軍機等の目撃情報が本市に寄せられた場合には、定められた書式である米軍機低空飛行等に関する調査票を作成し、速やかに県へ報告しております。
 この報告は、岡山県から中国四国防衛局に伝達されており、米軍機の安全な飛行につきましては、必要に応じて国を通じて米軍等に申入れがなされていると伺っております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 市は報告をしますよということでとどまっていますけれども、ぜひとも市としても確固たる姿勢を貫いていただきたい、再度要望して、次の質問に移らせていただきます。
 2項目め、自治体業務のデジタル化について3点お伺いいたします。
 1点目、岡山県後期高齢者医療広域連合からマイナンバーカード取得勧奨の案内が発送された事案の検証についてお尋ねいたします。
 今年3月に75歳以上の方が加入している岡山県後期高齢者医療広域連合から、昨年10月31日時点でマイナンバーカードを取得していない方にマイナンバーカード交付申請書が送られてきました。封書を受け取った方から、マイナンバーカードを取得しているかどうかは後期高齢者医療広域連合は知らないはずなのに、どうしてこんなものが送られてくるのかとお怒りの連絡がありました。また、申請書が届いたけれども、マイナンバーカードを作らないといけないのかと困惑して多くの方から尋ねられました。
 調査したところ、政府は、マイナンバーカード取得と被保険者証としての利用を促進するために、高齢者をターゲットにして全国の後期高齢者医療広域連合から申請書を発送していました。倉敷市では4万1,974人の方に郵送されていました。本来、後期高齢者医療広域連合は、先ほども申しましたように、誰がマイナンバーカードを作っているのか、あるいは作っていないのかというデータは持っておりません。全国一斉に統一した形で発送するために、昨年7月に内閣府と総務省と厚生労働省が、9月には総務省と厚生労働省とデジタル庁が連名で、全国の後期高齢者医療広域連合と都道府県の関係部局に発送までの詳細で具体的な業務手順を書いた事務連絡が送られていました。膨大な量の封書を全国で郵送するので、いつどこの部署が何をするのか、どんな返信用封筒を作成するのかまで、細部にわたって指示が出されていました。国の省庁が地方自治体担当者の事務作業に、こんなにまで詳細な指示を出すのは異例ではないかと感じました。
 そこで、お尋ねいたします。
 本市において関与したのはどこの部署でどんな作業をされたのでしょうか。
○議長(中西公仁君) 渡邊保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(渡邊浩君) 国はマイナンバーカードの健康保険証利用の本格運用を踏まえ、取得の促進を進めており、岡山県後期高齢者医療広域連合におきましても、本年3月に国の促進策に基づき、県内全市町村の加入者のうち、マイナンバーカードを取得されていない方に対して取得を勧奨する案内を送付しております。
 案内の送付に当たり、広域連合の構成団体である本市では、国の事務処理手順により、市民課では、地方公共団体情報システム機構、通称J-LISでございますが、そこから送られてきた発送対象者について、住所などの確定を行い、作成したデータを、医療給付課を通じて、後期高齢者医療広域連合へ送付しております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) それでは、自治事務と個人情報保護の観点からのチェック機能についてお尋ねいたします。
 マイナンバーカードを市町村が住民に交付する事務は、第1号法定受託事務と定められています。これは国が本来果たすべき役割に係るものであって、国においてその適正な処理を特に確保する必要があるものとして、法律またはこれに基づく政令に特に定めるものと決められています。
 しかし、今回の業務は、マイナンバーカードに係ることとはいえ、岡山県後期高齢者医療広域連合がマイナンバーカード取得をお勧めする案内を郵送する送付先データの作成です。
 現に厚生労働省、総務省、内閣府、デジタル庁が連名で出した事務連絡は、形式としては協力のお願いの文章になっています。
 そこで、お尋ねします。
 今回、岡山県後期高齢者医療広域連合に個人情報の提供を行うことについて市はどのように判断して提供したのでしょうか。
○議長(中西公仁君) 渡邊保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(渡邊浩君) 先ほど申し上げましたが、このたびのマイナンバーカード取得の勧奨案内は、岡山県後期高齢者医療広域連合が保険者として実施しております。
 なお、国の通知により、広域連合は構成地方公共団体の一部署に代わって事務を行うものであり、構成地方公共団体が保有している個人情報について、同一地方公共団体内の内部利用とみなして、必要な限度で利用することができるものとされております。
 これらを踏まえて、本市におきましても、国の事務処理手順に基づき、データ提供等を行ったものでございます。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 今回、保健福祉局では、部長や参与など幹部職員がこのデータを提供したということを御存じありませんでした。やはり、提供した時点で、提供するということについて上司に報告すべきではなかったかと思うのですけれども、この点についての認識はいかがでしょうか。
○議長(中西公仁君) 渡邊保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(渡邊浩君) 庁内でそれぞれの事務について、職務権限に応じて決裁権などが定められておりますが、このたびのデータ利用に関しましては、これまでも市と後期高齢者医療広域連合の間では、日々、被保険者に係る住民票のデータとかのやり取りをしているところでございまして、もちろん個人情報の法令に基づいたデータ利用を支援するとなっております。このたび市から、市を通じて広域連合に提供したデータにつきましても、マイナンバーのデータとかを一切含まない、住所地のデータのみとなっておりますので、これに準じた取扱いとして考えており、それに基づく適切な事務処理を通じて提供したものと考えております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) これだけ大がかりな、市民に影響のある仕事でございますので、やはり幹部の職員の方がこれは当然知っておかれるべきものであったのではないかと私は思います。
 今後、ますますマイナンバー制度やマイナンバーカードについて業務が増えることが予想されます。国や県や地方公共団体情報システム機構から依頼があったからといって、無批判に作業するのではなく、根拠法は何か、作業の結果市民にどんな影響が起きるのか、個人情報保護の観点は大丈夫かなど、ぜひチェックしていただきたいと思います。
 デジタル化が進めば、生身の生活者の個人情報ということが忘れ去られ、一つの数字、一つの記号になって独り歩きしてしまいます。しかし、その一つの数字、一つの記号は、生身の市民の大切な個人情報であることを肝に銘じて扱っていただきたいと思います。
 次に、今回のように倉敷市以外の組織に提供された個人情報データの管理についてお尋ねいたします。
 今後、倉敷市以外の組織に官民問わずデータを送ることが増えると予想されます。倉敷市以外の組織に提供された個人情報の管理については、提供先できちんと管理がなされるのかどうかをどのように市としては確認していくのでしょうか。また、今回マイナンバーカードを取得する意思がない方の名前、住所、生年月日、性別も岡山県後期高齢者医療広域連合へ送付されてしまいました。提供された個人情報は、本人が希望すれば、抹消できるのでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(中西公仁君) 渡邊保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(渡邊浩君) 後期高齢者医療広域連合へ提供された個人情報につきましては、広域連合で定められている個人情報保護条例などに基づき適切に管理されるものと考えております。
 なお、個人情報の抹消につきましては、依頼があれば広域連合が判断するものと考えております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 後期高齢者医療広域連合が判断をするということですから、抹消されないという場合もあるかと思いますけれども、そんな場合は知らせてほしくなかったという方に対して市はどのように責任を取るのでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(中西公仁君) 渡邊保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(渡邊浩君) 今回のマイナンバーカード取得の勧奨につきましては、マイナンバーカードに関しまして、保険制度におきましても、保険証利用とか、お薬手帳の利用とか、あと手続の簡素化とか、被保険者の利便性の向上に資するものが含まれておりますので、そういった観点から、市は国の手順に基づいて実施したものでございますので、御理解いただきたいというふうに思っております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 一度作成され、送付されたデータを抹消するのは容易ではありません。個人が不利益を被る場合もあります。データ送付先の個人情報管理体制についても、厳重に確認すべきというふうに改めて指摘しておきたいと思います。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員、この際、申し上げます。
 質問の途中でありますが、ここで休憩いたします。再開は11時15分からの予定です。

            午前11時 3分  休 憩

            ~~~~~~~~~~~~~~~

            午前11時15分  開 議
○議長(中西公仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 11番 田辺 牧美議員、質問項目2番の質問を再開してください。
◆11番(田辺牧美君) この項2点目、国民健康保険証の発行について2点お伺いいたします。
 この間、国民健康保険証の発行については何度も確認してまいりましたが、政府は6月7日閣議決定した経済財政運営の指針、骨太の方針に健康保険証をマイナンバーカードに一体化させ、マイナ保険証の利用を促し、マイナンバーカードを利用できるシステム導入を原則義務化し、現行の保険証の原則廃止を目指すと報道されました。しかし、マイナンバーカードの取得は任意であり、マイナンバーカードを取得しないことを選択しても、治療が受けられるように保障すべきではないでしょうか、市のお考えをお伺いいたします。
○議長(中西公仁君) 渡邊保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(渡邊浩君) マイナンバーカードを取得後、パソコン、スマートフォン、市町村窓口などで健康保険証の利用申込みをすることにより、令和3年10月からマイナンバーカードを健康保険証として利用することができるようになっております。
 また、御質問にありましたように、今月7日に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針2022におきまして、マイナンバーカードと健康保険証の選択制を導入し、将来的に健康保険証の原則廃止を目指すことが示されたところです。
 しかし、現在のところ、健康保険証は法令により交付することが義務づけられている、そういった状況でございます。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 先ほども申しましたけれども、政府はマイナ保険証を原則義務化し、現行の保険証を廃止する方針を打ち出しました。しかし、マイナ保険証は、医療機関にとっても患者にとっても大変使い勝手が悪い仕組みです。その理由は、現在の保険証は自治体からの郵送や勤める会社を通じて受け取りますけれども、マイナ保険証は5年ごとに市役所に出向いて更新手続をする必要があります。マイナンバーカードの電子証明書の期限が過ぎると保険証として使えなくなります。更新手続中の約10日間は、保険資格確認ができない状態になります。また、日頃の受診では、多くの医療機関が1か月に1回保険証の確認をしていますけれども、マイナ保険証は受診のたびに読み取り機による資格確認をする必要が生じてきます。その際、顔認証か暗証番号が必要です。
 そして、御高齢の方などは、マイナ保険証を度々紛失してしまわれる方も多くなるのではないかというのも現実として考えられます。
 また、ケアマネジャーなどが保険証を預かって手続をすることがありますけれども、マイナ保険証は原則預かったり、暗証番号を代理で入力することはできません。
 政府がマイナ保険証のメリットとして、本人が同意すれば、治療や検査結果履歴を見ることができるとよく宣伝していますけれども、多くの場合、かかりつけ医療機関にデータは蓄積されていますので、取り立てて大きなメリットというほどではなく、マイナ保険証に一本化したデメリットのほうがはるかに大きいと思います。
 そこで、お尋ねいたします。
 再度確認ですが、国民健康保険証については従来どおり発行するということを今後も求めていきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(中西公仁君) 渡邊保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(渡邊浩君) 現時点で法令上、保険者には国民健康保険証の交付が義務づけられていることから、従来どおり国民健康保険証は全ての世帯に交付してまいります。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) もう一点、再質問させていただきますけれども、先ほど申しましたように、マイナ保険証になった場合、更新手続中の約10日間はマイナ保険証が手元にない。そういった場合には、治療を受けた場合、10割負担をしなければならないということが生じてくるのではないかと思いますけれども、この点につきましては、どのように認識されておられますでしょうか。
○議長(中西公仁君) 渡邊保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(渡邊浩君) 現時点では、被保険者の方から紙の保険証の交付を求められた場合には、保険者はそういった紙の保険証を交付しなければならないということになっております。そういったことが生じないように、紙での交付ができるということも周知していきたいと考えております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) やはり保険証はマイナ保険証にしますと、かなり使い勝手が悪いということを、これもちゃんと国民の方が知らないといけないと思います。
 この項3点目、国の給付金申請手続に関する住民サービスについてお伺いいたします。
 コロナ禍において生活やなりわいを保障する国や県の給付金制度が各種設けられました。これらの給付金申請窓口は、市ではなく、国や県や委託先の商工会議所等でした。申請手続は、パソコン限定で、申請書をダウンロードして記入するものなど、パソコンやプリンターを持っていなければ、申請書類すら手に入らない。内容も煩雑で市民の方は申請に大変苦労されておられました。
 今後、国や県がつくった制度であっても、市の窓口を設けて申請の支援をするなど、丁寧な対応をしていただきたいのですけれども、いかがでしょうか、お伺いいたします。
○議長(中西公仁君) 黒瀬企画財政局長。
◎企画財政局長(黒瀬敏弘君) 新型コロナ対策として、令和2年の特別定額給付金をはじめ、様々な種類の給付金事業が国により実施されております。これまで各給付金事業においては、専門部署を設け、専用のコールセンターや、本庁、各支所への申請窓口の設置など、制度決定から実施までの期間が短い中、できるだけ迅速に対応してきているところです。
 今後も市民の皆様に給付金に関する情報を迅速に伝えられるよう、ホームページ、広報紙、SNS等の様々な広報媒体を活用し、情報発信に努めてまいります。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 市の職員さんはいろいろ工夫し、そして尽力してこられたということは、よく分かりましたけれども、国が閣議決定後、十分な制度設計なしに次々、自治体に下ろしてきているという実態もございます。これでは自治体で窓口を設けたり、住民に分かりやすく広報したり、支援するという時間的・人的余裕もないというのも現状かと思います。我が党といたしましても、ぜひ国会議員団を通じてこういった現状を改善するように国に要望していきたいと考えております。
 それでは3項目め、環境問題について3点お伺いいたします。
 まず、船穂町にある堆肥センターについてです。
 大根の葉など、農業残渣や家庭生ごみを機械で粉砕し、米ぬかを混合させ発酵槽で発酵し、粒状にして乾燥させて、テクノペレットという良質の肥料にしています。この肥料は好評で、市外からも業者が購入に来るとお伺いしています。
 家庭の生ごみも、回収専用バケツに入れて週に1回、回収されています。現在約400世帯が参加しているとお聞きしています。
 先日、船穂町のあるサロン活動で市政報告をさせていただいたところ、堆肥センターが老朽化しており、機械が壊れたら廃止されるのではないかと危惧する意見が出されました。船穂町で、環境に優しい先進的な施設として建設された堆肥センターです。見学させていただき、職員の方からお話をお伺いいたしましたけれども、機械を丁寧に使い、少しでも長く稼働できるようにと努力されておられました。
 センターの老朽化への対応と、生ごみのリサイクル機能の維持、発展を求める質問をさせていただく予定でございましたけれども、同様の質問がございましたので、答弁は結構でございますが、私からも、ぜひこの堆肥センター機能を維持、発展させていただきますよう要望いたします。
 また、生ごみ回収専用バケツを、生ごみを移した後、水洗いしてほしいとの要望が以前より出されているとお聞きしています。排水設備がなく、浄化槽などを新設して排水路を造ろうとすると膨大な予算が必要との理由で、いまだに実現しておりません。施設の次の発展を考える際には、バケツ洗浄の問題が解決できるように併せて要望しておきたいと思います。
 この項2点目、農地の保全についてお尋ねいたします。
 農地は雨水をため、洪水を抑制する機能を持ち、国土の環境保全に重要な役割を果たしています。
 近年、農業者が高齢化するなどの理由で、耕作が難しくなる農地が増えてきています。農地を保全する上での課題に対し、市としてはどのような対策を取っているのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(中西公仁君) 坂田文化産業局参与。
◎文化産業局参与(坂田剛彦君) 高齢化などによる離農に伴い、耕作が難しくなる農地は、小規模、不整形な区画、煩雑な水管理、排水不良など、耕作条件が悪いところが大半であり、担い手への農地の利用集積が進みにくいことが大きな課題となっております。
 こうした状況を受け、農地を限りある地域資源と認識し、大字程度の地域単位でこれからの農業の在り方などを、しっかりと話し合う必要がございます。
 そして、その合意に基づく農地利用、栽培作目の選定、耕作条件の改善に向けた農地整備につなげるため、令和元年度から農業委員会、JA、関係行政機関と連携し、人・農地プランの実質化の取組を進めているところでございます。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 農業者の方の意見を十分踏まえて、ぜひとも進めていただきたいというふうに要望しておきます。
 次に、農地を保全する上で主食用米栽培だけでなく、小麦栽培も奨励してはどうでしょうか。コロナ禍で外食が減るなどして、昨年は米価が暴落いたしました。また、ウクライナ情勢等で、輸入小麦の価格が高騰しています。そして、地場産の小麦で作った安全なパンを学校給食に提供する自治体もあることなどから、水稲だけでなく、小麦への転作も農地保全の打開策の一つとして奨励してはどうかと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(中西公仁君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織君) 国におきましては、輸入依存度が高い小麦の安定供給体制を緊急的に強化するため、作付の団地化や営農技術・機械の導入等と併せまして作付面積の拡大を支援することにより、水田における小麦生産を推進しているところであります。
 しかしながら、水田において小麦を安定的に生産するためには、排水性のよい水田であるということが、これは不可欠なわけでございまして、また生産コストを低減させるためには、規模のほうが必要でありますので、地域での話合いに基づく農地の利用でありますとか、耕作条件の改善ということを実現していく必要があるというふうに考えております。
 人・農地プランの取組を進める中で、引き続き国が小麦生産に関して力を入れていること、こういう支援策があるということにつきまして、地域に対し、市といたしましても情報提供していきたいと考えております。
 そして、昨日の御答弁の中でも言いましたけれども、市といたしましては、もちろんこの小麦の生産に変えていくということと併せまして、米粉も商品開発支援によりまして、米の需要の拡大と、市内・県内産のお米の需要拡大にも、しっかり力を入れていきたいと考えております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) ぜひとも引き続きよろしくお願いいたします。
 この項3点目、不法投棄についてお伺いいたします。
 道路脇や河川等に不法に投棄された家電製品や大量のペットボトルなどが見受けられます。その都度、市や土地の管理者に撤去をお願いしていますが、後を絶たない状況です。
 引き続き、市民に向けてのごみを捨てないというモラルの向上・啓発活動とともに、不法投棄は犯罪であるという意識づけや、対策の強化に取り組んでいただきたいと考えますけれども、市の見解をお伺いいたします。
○議長(中西公仁君) 佐藤環境リサイクル局長。
◎環境リサイクル局長(佐藤慶一君) 本市では、職員による見回りやボランティア監視員の巡回パトロール、不法投棄を発見した方から連絡をいただく不法投棄110番等により、投棄ごみの早期発見・回収に取り組んでおります。
 また、未然防止対策として、監視カメラの設置やホームページ、広報紙等へ、不法投棄は犯罪ですと題した記事を掲載し、不法投棄防止の啓発用看板の配布や設置も行っております。
 令和3年度の投棄ごみの回収量は27.5トン、通報件数は119件で、直近の10年間では減少傾向にあり、回収量はピーク時の約3割、通報件数も約4割に減少していて、一定の成果は上がっているものと考えております。
 今後も引き続き、関係機関や地域の皆様と連携して、市民や事業者への意識啓発を図りながら不法投棄対策を推進してまいります。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) ぜひとも引き続き確固たる姿勢で取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 4項目め、市民活動を支える施策について3点お伺いいたします。
 まず、ふれあいサロンについてお伺いいたします。
 ふれあいサロン活動では、保険に加入している団体と加入していない団体があるとお聞きしています。
 先日、サロン活動中にけがをされた方があり、保険加入していなかったために困った事例があったとお聞きいたしました。サロン活動中の事故への備えとして、保険加入をふれあいサロンの申請要件に加え、その保険加入に係る経費として助成額の増額を行ってはどうかと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(中西公仁君) 渡邊保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(渡邊浩君) ふれあいサロン活動促進事業は、高齢者の社会参加や健康づくり、介護予防を推進するため、地域のサロン活動を支援しているものでございます。
 具体的には、サロン活動に係る経費について、年額3万円を上限に助成し、さらに毎週開催や多人数で開催しているサロンなどへは、加算の助成も行っております。
 経費につきましては、食料費や会場使用料のほか、サロン活動中の事故の備えとして加入する保険料などにつきましても対象となっております。
 ふれあいサロン活動は、住民が主体となり運営しているものであり、活動内容や活動場所も様々となっております。
 保険の加入につきましては、必要に応じて加入していただくものと考えており、生活支援コーディネーターによるサロンの立ち上げ支援等において、保険の紹介もしております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 人数が増えますと、保険の加入の費用もそれだけかかるということでございまして、ほかの活動費に回すのが圧迫されるという現実もありますので、引き続き検討をお願いしたいということを要望しておきたいと思います。
 次に、活動場所の確保について要望いたします。
 公民館など公共施設を使って活動しているサロンでは、施設の使用料が負担になっていると聞いています。ふれあいサロン活動の支援として、公共施設の使用料を無料にしてはどうでしょうか。また、公共施設の統廃合で、ふれあいサロンで使用する場所が減るのではないかとの懸念が出されています。高齢者福祉部門でも、高齢者がサロン活動などで集える場所を確保していただきますよう、支援に努めていただくように要望しておきたいと思います。
 次に、この項2点目、公民館活動について3点お尋ねいたします。
 近年、他都市では公民館がコミュニティハウスになってしまったということをよく聞いております。しかしながら、公民館は単なる集会所ではないはずです。
 本市では、公民館とはどのようなところと認識しておられるのでしょうか、改めてお尋ねいたします。
○議長(中西公仁君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹君) 公民館は、市民の皆様のために、生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって市民の皆様の教養の向上、健康の増進などを図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的として運用しております。
 具体的な活動といたしましては、学びを支援する公民館講座の開講や、文化やスポーツ、健康増進などに取り組む公民館グループの活動、会議やイベントなどが日々行われております。こういった公民館での活動は、生き生きとした人づくりや、住みやすい地域づくりを進めることに大きく貢献しているものと考えております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 公民館には、図書室や図書コーナーがありますけれども、狭く、本の種類が少ないし、古い本が多く、読みたくなる本が少ないという声もよくお聞きいたします。市民のニーズに合わせて図書室の充実を図っていただきたいと考えますが、市の見解をお伺いいたします。
○議長(中西公仁君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹君) 倉敷市の公民館には、倉敷公民館などの基幹公民館と、船穂・真備公民館を除く地区公民館22館に、図書室または図書コーナーを設置しており、図書館ネットワークを活用いたしました図書の貸出し・返却・予約サービスを図書館と協力し、平成17年2月から運用を始めております。
 これにより、これまでの各公民館の図書室等での読書といった利用方法から、パソコンやスマートフォンを利用したウェブ予約や、公民館窓口でのリクエストカード予約など、身近な公民館での受け取り・返却サービスの利用が年々増加しております。
 倉敷市教育委員会といたしましては、中央図書館と連携した受け取り・返却サービスに加えまして、図書館の本を公民館の図書コーナーへ配架するなど、図書を利用しやすい工夫をしており、今後も利用者ニーズの把握に努め、地域に最も身近な生涯学習施設として市民の読書活動推進を図ってまいります。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) ぜひとも住民の方のニーズをよく聞いて、引き続き充実を図っていただきますようによろしくお願いいたします。
 次に、講座の充実についてお尋ねいたします。
 公民館の講座は、若い方も高齢者の方も無料か比較的安い費用で教養を高めることができる貴重な場です。講座の内容は、いろいろ工夫している公民館もありますけれども、一部の公民館では、以前に比べて楽しめる講座が少なくなったとのお声もお聞きしています。
 知的要求を満たし、グループ活動にもつながっていく公民館の講座を、ぜひとも充実させてほしいのですけれども、市のお考えをお伺いいたします。
○議長(中西公仁君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹君) 公民館では、あらゆる世代に対応した学びの場として、市民の学習ニーズに対応した教養的な講座をはじめ、人権、防災、SDGsなどをテーマに、地域課題の解決に役立つ講座を、身近な生涯学習施設として、バランスよく開講しております。
 引き続き、多様な学習ニーズの把握に努め、より魅力ある公民館講座の提供に努めてまいります。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 引き続きよろしくお願いいたします。
 この項3点目、公共施設個別計画の実施に伴い、住民の意見を踏まえた施設改修にするよう求めて質問いたします。
 市民活動でよく使用する老人憩の家や公民館などの場合は、トイレの改修や、バリアフリーなど、使う方が改修について具体的な要望を持たれています。改修計画が確定する前に、ぜひとも実際に使っている市民の皆様に説明をして意見を聞いて施設改修をしていただきたいのですけれども、市の見解をお伺いいたします。
○議長(中西公仁君) 黒瀬企画財政局長。
◎企画財政局長(黒瀬敏弘君) 施設の改修に当たっては、安全、安心な施設とするために必要な対策を実施するとともに、指定管理施設で実施しているモニタリングや、個別計画を策定する際に実施した施設利用者アンケートなど、これまで利用者からいただいた御要望や御意見を参考に改善すべき箇所を検討してまいります。
 また、施設の利用状況や特性に応じて、施設利用者の皆様、地域の皆様や各種団体の皆様に対して、改修の方針などを説明することも検討してまいりたいと考えております。
○議長(中西公仁君) 田辺 牧美議員。
◆11番(田辺牧美君) 住民に身近な施設でございますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
 以上で私の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)
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