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9月9日(金) 本会議 質問
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内容
会議録
令和4年第4回倉敷市議会(第3回定例会)
9月9日(金) 本会議 質問
くらしき創生クラブ
時尾 博幸 議員
1 教育行政について
2 大山康晴十五世名人生誕100周年記念行事について
3 今夏の参院選の総括と来春の統一地方選の取り組みについて
4 旧統一教会の関連団体が関わっていたイベントについて
◆26番(時尾博幸君) (拍手)くらしき創生クラブの時尾 博幸です。
通告に従いまして、一問一答の方式により4点について質問させていただきます。
まず1点目として、教育行政についてお尋ねいたします。この項では、4項目についてお尋ねさせていただきます。
この項1項目めとして、公立幼稚園の統廃合についてお尋ねいたします。
この項の1点目として、公立幼稚園・公立保育園・公立認定こども園の適正配置計画についてお尋ねいたします。
現在、公立幼稚園・公立保育園・公立認定こども園の適正配置計画に基づいて取組を進められています。平成29年9月に、倉敷市教育委員会が公表された公立幼稚園のあり方について(方針)の中で、3、適正配置のあり方、(1)適正配置の基本方針(統合の基準、適正園数等)では、4・5歳児合わせた園児が、30人に満たない集団で3年以上継続し、以後3年間の推計でも園児数の大幅な増加が認められない場合は公立幼稚園の統合の検討又は公立幼稚園と公立保育園を統合した認定こども園へ移行を検討するという、それまでの公立幼稚園・公立保育園適正配置計画に示した統合基準を維持し、過去の統合との整合性を図ることを基本とするとされています。
議長の許可を得まして、皆さんのお手元に資料1として、倉敷市教育委員会学事課が毎年公表されている倉敷市立幼稚園園児数・学級数により平成30年度から令和4年度までの5年間について、倉敷市立幼稚園における4・5歳児合わせた園児数の推移を独自に表にまとめました。
この表の下段に注意書きを書かせていただいていますが、4・5歳児合わせた園児数が30人に満たない数になっている数字を赤字にさせていただき、また、閉園、休園、認定こども園へ移行した園は園名に灰色の網かけをしています。また、先ほど述べた統合基準に上げられている4・5歳児合わせた園児が30人に満たない集団で、今年度を基準にして3年以上継続している園名を赤字にし、該当の園児数のところには緑色の網かけをしています。
この表では、全てで49園ありますが、灰色に網かけをしている閉園、休園、認定こども園へ移行した園の10園を除くと39園になります。先ほど述べた公立幼稚園のあり方について(方針)では、適正園数を30園程度とするとされています。
資料1を見ますと、閉園、休園に至っている園は、その前年度に4・5歳児合わせた園児数が1桁になり、翌年度に閉園、休園に至っている状況が分かります。
表によると、今年度4・5歳児合わせた園児数が1桁の園は、認定こども園への移行が予定されている琴浦東幼稚園を含めて7園あります。統合基準では、以後3年間の推計でも園児数の大幅な増加が認められない場合という点があり、今後の推計については表に記載していませんが、既に閉園、休園、認定こども園へ移行した園の10園を除くと39園で、今年度4・5歳児合わせた園児数が1桁の園児数の園、7園を除くと32園になり、公立幼稚園のあり方について(方針)が示す適正園数30園程度に近づくものと思われます。
そこでお尋ねいたしますが、平成25年度から適正配置の取組を進められていますが、現在の計画期間の令和2年度から令和6年度までの計画が、適正配置計画として、最終の計画という認識でよいのか、お考えをお尋ねいたします。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 時尾 博幸議員さんの御質問にお答えいたします。
公立幼稚園の適正配置につきましては、平成25年度から策定いたしております公立幼稚園・公立保育園・公立認定こども園の適正配置計画を基に、公立幼稚園の多機能化や近隣園への統合、認定こども園への移行などによる取組を進めているところでございます。
適正配置計画につきましては、現段階では令和2年度から令和6年度までの計画を示しており、その計画を基に、毎年度ごとの具体的な取組を公表いたしております。
令和7年度以降につきましては、今後の少子化や社会全体のニーズを踏まえて、策定の必要性について検討してまいりたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 時尾 博幸議員。
◆26番(時尾博幸君) この項2点目として、今後の公立幼稚園の統廃合についてお尋ねいたします。
私は閉園した水島幼稚園を卒園し、我が子も第四福田幼稚園を卒園し、子供がお世話になった園のPTAや倉敷市、岡山県、全国国公立幼稚園・認定こども園PTA連絡協議会の役員も経験させていただき、公立幼稚園への思いを持っているところであります。
幼児教育・保育の無償化が始まり、認定こども園など新たな仕組みもできている中で、倉敷市として、公立幼稚園の機能を残していただいていることは、幼児教育の推進の観点からも大変ありがたいことだと思っております。
一方、幼児教育における集団規模の確保、教職員の配置や、現在議会でも議論されているエアコンの整備をはじめとした施設整備の充実を図る上でも、公立幼稚園の統廃合を進めることはやむを得ないことと思っています。
保護者など地域への説明などを丁寧に行っていかなければならないので、拙速に取り組むことは避けなければいけませんが、もう少し公立幼稚園の統廃合の取組を早める必要もあるのではないかと感じています。
また、真備地区については、災害からの復興が最優先とされますが、真備地区復興計画の計画期間が令和5年度までとされている中、質の高い幼児教育及び保育の総合的な提供を行うため、復興計画後を見据え、真備地区全体での幼児期における集団規模を確保し、公立幼稚園、公立保育園の再編について、将来像を示す時期が近づいているのではないかと考えますが、お考えをお尋ねいたします。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 幼児が集団の生活を通して他の幼児と関わりを深めたり、折り合いをつける体験をしたりすることは、幼児期の自律性や社会性の形成において大切な経験であり、適正な集団規模を確保することは重要であると考えております。
公立幼稚園の適正配置につきましては、公立幼稚園・公立保育園・公立認定こども園の適正配置計画を踏まえ、在籍園児数の推移や地域の実情等を考慮しながら、計画的に進めてまいります。
今後も、真備地区を含め集団規模の確保に努めながら、子供たちにとってよりよい幼児教育及び保育環境の創出を目指してまいりたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 時尾 博幸議員。
◆26番(時尾博幸君) 適正配置計画については、これまで例年10月に所管の市民文教委員会と保健福祉委員会で、当該年度分が公表されていることと思います。通常であれば来月の2つの委員会に、今年度分の適正配置計画が示されるものと思いますので、その計画を注視して、その内容によっては引き続きこの場で議論させていただければと思っています。
この項2項目めとして、公立幼稚園におけるエアコン設置についてお尋ねいたします。
この項1点目として、今年度の夏季の園の状況についてお尋ねいたします。
暑さ指数や温度など今年度の幼稚園の園内での状況を、市教育委員会としてどのように把握しているのか、お尋ねいたします。
○副議長(塩津孝明君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹君) 公立幼稚園では、各園が設置している暑さ指数も計測できる温湿度計を確認することにより、園児の体調に留意しながら保育を行っております。
倉敷市教育委員会におきましては、各園から状況を聞き取ったり、園を訪問した際に確認したりすることで把握に努めているところですが、各園では、テントやミストシャワー等も適宜活用して熱中症対策を行ってきたところです。
○副議長(塩津孝明君) 時尾 博幸議員。
◆26番(時尾博幸君) この項2点目として、今後の公立幼稚園のエアコンの設置についてお尋ねいたします。
今年度当初予算では、大高、葦高、茶屋町東、玉島の4園に、1部屋の保育室に1台エアコンが増設され、小さな一歩ではありますが、歓迎されているところと伺っています。
公立幼稚園の保育室全てに早くエアコン設置が求められるところではありますが、小・中学校に比べて部屋の広さにより、幼稚園は国庫補助を受けるのが難しく、単市での整備になると伺っています。そこで現実的な対応として、大規模園を優先して取組を進めていってはどうかと考えます。
議長の許可を得まして、資料2として、令和4年5月1日現在の令和4年度倉敷市立幼稚園園児数・学級数を配付させていただいていますので、御参照いただけたらと思います。
大高幼稚園は、市内で一番園児数が多く192人と、200人近い園児が在籍しており、今年度保育室に1台エアコンが設置されますが、さらに別の保育室にもエアコンを増設してほしいという声を伺っています。
また、今年度の設置園以外で、今年度園児数が100人を超えている老松、西阿知、第二福田、船穂の4園については、特に西阿知については今年度の合計園児数が139人となっており、今年度設置する葦高や玉島より園児数が多い状況にありますが、エアコンの増設には至っていません。御承知のとおり、西阿知地区は新しい戸建ての住宅などが増えており、園舎も新しくなり、令和3年度から3歳児保育や預かり保育も始まり、今後の推計でも園児数が見込まれるものと思います。
そこでお尋ねいたしますが、今年度増設する大高幼稚園へは保育室にさらに1台増設し、今年度園児数が100人を超えている老松、西阿知、第二福田、船穂の4園について、今年度と同様に、来年度1つの保育室にエアコンを1台増設してはどうかと考えますが、お考えをお尋ねいたします。
○副議長(塩津孝明君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹君) 公立幼稚園のエアコン設置につきましては、これまで預かり保育を新たに行う保育室への設置、さらに昨今の気象状況を踏まえ、昼食時に全園児が集まって涼しい環境で食事ができるよう、遊戯室への設置を完了しております。
また、園児数が多く、昼食時に時間差を設ける等、密を避ける工夫をしながら昼食を取っている大高、葦高、茶屋町東、玉島の4園につきましては、保育環境を整備するため、今年度にエアコンを各園1室ずつ増設しているところです。
倉敷市教育委員会といたしましては、各園の保育環境の状況を踏まえながら、必要な暑さ対策について検討してまいりたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 時尾 博幸議員。
◆26番(時尾博幸君) 要望させていただいて、この項目を終わりたいと思いますけれども、今後の公立幼稚園におけるエアコンの整備については、各園の保育環境の状況を踏まえて、必要な暑さ対策について検討してまいりたいとの答弁でありました。
今年度増設した4園の設置理由として、園児数が多く、昼食時に時間差を設ける等、密を避ける工夫をしながら昼食を取っているということを大きな理由として述べられました。しかし、このような状況は、今年度増設する4園に限った話ではありません。
また、昼食時に全園児が集まって涼しい環境で食事ができるよう、遊戯室への設置を完了したと今答弁されましたけれども、現在、全園児が集まって遊戯室で昼食ができていない状況があると伺っている中で、先ほどの御答弁ですと、現場の状況を市教育委員会がしっかり把握しているのかという疑問が湧いてくるところであります。
私が、今回の質問で新たにエアコンの増設を提案させていただいた今年度園児数100人を超えているいずれの園も、昼食時に既にエアコンが設置されている預かり保育の部屋や遊戯室を使用しても、一度には全園児がエアコンのある部屋に入ることができず、グループに分けて時間差を設けて、前半のグループは午前11時頃から昼食の準備をして、11時半頃から昼食を取り、後半のグループは12時頃から昼食の準備をして、12時半頃から昼食を取っていると伺いました。中にはエアコンのある部屋を求めて、預かり保育の部屋や遊戯室のみならず職員室まで利用して、園児が昼食を取っている園もあると伺いました。また、部屋の中が暑過ぎてお弁当が食べられずに、お弁当を持ち帰る園児もいると伺います。
そのような状況も十分把握されて、公立幼稚園におけるエアコンの増設を、今後少しずつでも前向きに取組を進められることを期待し、要望させていただきます。
この項3項目めとして、夜間中学の設置についてお尋ねいたします。
この項1点目として、高梁川流域学び直し支援事業の総社市在住者の利用状況についてお尋ねいたします。
様々な事情で義務教育課程の学習が十分にできなかった市民の学び直しを支援しようと、総社市は総社市真壁の総社市中央公民館常盤第2分館を会場に、そうじゃ「夜間中・学びの教室」を今年の6月30日から開講し、週1回の学習を始めたと伺います。広報紙を通じて、夜間中学や学び直しのニーズを調査し、22人から要望があり、20代から70代までの13人が受講を申し込まれたと伺っています。ニーズの広がり具合を見て、将来的には夜間中学設置を視野に入れていると伺います。
令和3年2月定例会の私の一般質問において、夜間中学の設置について質問させていただきました。高梁川流域学び直し支援事業について、夜間の利用者の居住地で総社市から延べで22人の利用があるとの答弁でありました。
総社市において、そうじゃ「夜間中・学びの教室」が開講されましたが、現在、高梁川流域学び直し支援事業の総社市在住者の利用状況はどのようになっているのか、状況をお尋ねいたします。
○副議長(塩津孝明君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹君) 倉敷市教育委員会では、高梁川流域学び直し支援事業として、人との関わりが難しい傾向にある若者を対象にしたまなびばippo(いっぽ)を平成29年7月に開設し、平日の日中に学習支援及び居場所を提供しております。
また、令和元年度から3年度までは県の委託事業として、夜間学び直し事業を週1回夜間に実施し、年齢を問わない学びの場を提供してまいりました。
夜間学び直し事業は、県が夜間中学設置に関する調査を目的として実施されたもので、総社市在住の利用者の方は、令和3年度末には4名おられましたが、うち3名の方は夜間学び直し事業の終了後も、日中のまなびばippoを利用されております。
○副議長(塩津孝明君) 時尾 博幸議員。
◆26番(時尾博幸君) この項2点目として、夜間中学の設置についてお尋ねいたします。
岡山県の夜間中学設置について、令和3年2月定例会での私の一般質問では、平成28年度に設置された岡山県中学校夜間学級調査研究委員会が令和元年9月に県内全域のニーズを把握するためにアンケート調査を実施し、倉敷市教育委員会としては、その調査報告や国、県の動向を注視したい旨の答弁でありました。
その後、岡山県中学校夜間学級調査研究委員会での県との協議など、岡山県教育委員会から倉敷市教育委員会へ、倉敷市内への夜間中学設置について打診はあったのか、お尋ねいたします。また、倉敷市教育委員会として、現在、夜間中学の設置についてはどのように考えているのか、お考えをお尋ねいたします。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 公立中学校の夜間学級、いわゆる夜間中学の設置につきましては、岡山県中学校夜間学級調査研究委員会が夜間中学のニーズを把握するために、岡山県下の社会教育施設等にアンケート用紙を配布して調査を行い、令和3年3月に調査結果を発表して以来、調査研究委員会での協議は行われておらず、岡山県教育委員会からの打診等は受けておりません。
また、倉敷市教育委員会といたしましては、倉敷市立高等学校の中で学んだり、成人も含めた学習支援、人間関係づくりの場として、まなびばippoの事業を実施したりするなど、市内に学び直しの受皿はあると認識しており、現時点では、本市において夜間中学は、設置する状況にはないと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 時尾 博幸議員。
◆26番(時尾博幸君) この項4項目めとして、生徒指導提要の改訂についてお尋ねいたします。
生徒指導のガイドブックとされる生徒指導提要が12年ぶりに改訂され、早ければ今月にも公開される予定と伺います。
髪を一律に黒く染めるということで、生まれつき髪の色が明るい人もいますが、黒に染めろという指導があったり、ヘアスタイルで、刈り上げた下部分と上部分をつなげずに、髪のブロックが2つに分かれている状態のツーブロックの禁止、下着の色の指定など、いわゆるブラック校則の改善に向けた方策として、校則を学校ホームページで公開するなど、校則の運用、見直しや、性の多様性への配慮などについて盛り込まれていると伺います。
本市としては、生徒指導提要の改訂に今後どのように対応していくのか、お考えをお尋ねいたします。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 生徒指導提要とは、平成22年3月に文部科学省が生徒指導の理論、考え方や実際の指導方法等をまとめて作成したものでございます。
このたび文部科学省は、新たに校則の見直しや性の多様性への配慮等を盛り込んだ生徒指導提要の改訂を行い、今年度の早い時期に各都道府県教育委員会へ通知すると伺っております。
倉敷市教育委員会といたしましては、国及び県からの通知を受け、各学校へ通知するとともに、学校訪問や校長会、生徒指導担当者会の中で、改訂の趣旨や変更点についての研修会や協議等を行いながら、教職員への周知に努めてまいりたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 時尾 博幸議員。
◆26番(時尾博幸君) 2点目として、大山康晴十五世名人生誕100周年記念行事についてお尋ねいたします。
来年は、本市出身の将棋の大山 康晴十五世名人の生誕100周年を迎えると伺います。今年も5月28日、29日、倉敷市芸文館において第80期名人戦七番勝負第5局倉敷対局が開催され、渡辺 明名人が挑戦者の斎藤 慎太郎八段を破り、防衛を果たされました。
大山 康晴十五世名人生誕100周年記念行事として来年行われる第81期名人戦も、倉敷市に招致してはどうか。プロの名人戦の誘致が難しい場合は、全日本アマチュア名人戦の誘致も含めて検討してはどうかと考えますが、お考えをお尋ねいたします。また、プロアマの名人戦招致以外にも、記念行事を何か検討してはどうかと考えますが、お考えをお尋ねいたします。
○副議長(塩津孝明君) 伊東市長。
(市長 伊東 香織君 登壇)
◎市長(伊東香織君) 大山 康晴十五世名人は、1923年に倉敷市西阿知町に生まれ、来年の2023年が生誕100周年となります。
大山名人は、生前、子供さんや女性の皆さんなどに対しての将棋の普及にも、特に御尽力されておりましたことから、市では、その遺志も継承するために将棋全般の普及、そして平成5年からは女流棋士の公式タイトル戦である大山名人杯倉敷藤花戦、平成7年からは大山名人杯争奪全国小学生倉敷王将戦を創設するなど、将棋文化普及事業を積極的に実施してきているところであります。
本年は、名人の没後30年の節目に当たりますことから5月に、お話にもありました第80期名人戦を開催し、併せて女流棋士の皆さんによる青空将棋道場も開催させていただいております。
来年は、大山名人の生誕100周年の記念となる年でございます。第81期名人戦の誘致に努めるとともに、倉敷藤花戦などのイベントの中でも記念事業を計画するなど、より一層将棋文化の普及に努めていきたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 時尾 博幸議員。
◆26番(時尾博幸君) 要望させていただきたいと思いますけれども、来年行われる第81期名人戦での渡辺 明名人への挑戦権をかけて、現在順位戦が行われているところと伺っています。A級は10人による総当たり戦で行われていまして、その中には岡山市出身の菅井 竜也八段や藤井 聡太竜王も、名人への挑戦権をかけて戦われていると伺っています。挑戦者が誰になるかによっても、注目が高まるところかと思います。
今年は、倉敷市では第5局が開催されましたが、可能であれば、来年は必ず対戦が行われる第4局までの対戦を倉敷市に誘致していただき、大山 康晴十五世名人生誕100周年に花を添えていただけたらと思います。
3点目として、今夏の参院選の総括と来春の統一地方選の取り組みについてお尋ねいたします。
この項1項目めとして、今回の参院選についてお尋ねいたします。
今回の参院選について年代別の投票率など、市選挙管理委員会としてどのように総括されているのか、お考えをお尋ねいたします。
○副議長(塩津孝明君) 大熊選挙管理委員会委員長。
◎選挙管理委員会委員長(大熊裕司君) 先般の参議院議員通常選挙の投票率は45.08%で、前回選挙に比べ2.75ポイント高くなっておりまして、年代別で見ますと、若年層の18歳から19歳の投票率が29.78%で、前回に比べ4.95ポイント高く、20歳代は28.96%で、前回に比べ5.95ポイント高い結果となっております。また、イオンモール倉敷での期日前投票者数は4,522人で、昨年の衆議院議員総選挙時に比べて1,004人の増加となっています。
選挙管理委員会では、高等学校での出前授業など、教育機関との連携による主権者教育など、今まで実施してきたことに加え、新たに高校生が作成した若い世代向けの動画による啓発を行うなど投票率向上への取組により、一定の効果が出たものと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 時尾 博幸議員。
◆26番(時尾博幸君) この項2項目めとして、来春の統一地方選の対応についてお尋ねいたします。
来春には、統一地方選挙が行われます。大型商業施設などでの期日前投票所の設置や若者の関心を引き寄せるための啓発活動など、本市として、投票率向上に向けた取組をどのように行っていくのか、お考えをお尋ねいたします。
○副議長(塩津孝明君) 大熊選挙管理委員会委員長。
◎選挙管理委員会委員長(大熊裕司君) 現在までに決まっている次回の選挙は、来年春に執行される統一地方選挙の岡山県議会議員選挙となりますが、選挙日程などはまだ決まっておらず、また、現在、今回の結果等を検証している段階でございますので、民間施設への期日前投票所の設置については、今後判断していきたいと考えております。
また、若者に向けた啓発活動については、岡山県議会議員の選挙となりますので、岡山県選管とも連携を図りながら進めていきたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 時尾 博幸議員。
◆26番(時尾博幸君) 最後に4点目として、旧統一教会の関連団体が関わっていたイベントについてお尋ねいたします。
この項1項目めとして、旧統一教会と倉敷市の関係について、この項2項目めとして、本市としての今後の対応についてお尋ねさせていただく予定でしたが、先ほどの末田議員の質問と重複しますので、質問は割愛させていただき、今後の対応については慎重に内容を精査され、旧統一教会関連団体からの寄附は受け取らないなど毅然とした対応を求め、要望とさせていただきます。
以上で私の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)
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