録画中継

令和4年第5回倉敷市議会(第4回定例会)
12月8日(木) 本会議 質問
青空市民クラブ
小郷 ひな子 議員
1 不登校支援について
2 一人一台パソコンについて
3 Wi-Fi環境について
4 代替教員制度について
5 放課後児童クラブについて
6 学校園のエアコン整備について
◆8番(小郷ひな子君) (拍手)皆さんこんにちは。青空市民クラブの小郷 ひな子です。
 通告に従いまして、一問一答の方式にて質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 まず1項目め、不登校支援について3点お伺いします。
 1点目、児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査の結果についてお伺いします。
 令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果が公表されました。結果を見ますと、不登校の児童・生徒数は、小・中学校の合計が全国で24万4,940人、岡山県では3,138人、倉敷市では700人となり、倉敷市は前年度の581人から20.5%増加しています。
 まずは、今年10月に公表された令和3年度の調査結果とその分析について、どのように考えられているのか、教育委員会の見解をお示しください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 小郷 ひな子議員さんの御質問にお答えいたします。
 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査は、主にいじめ、暴力行為、長期欠席・不登校について、文部科学省が全国の学校に対して毎年実施いたしております。
 まず、倉敷市のいじめの認知件数は、小・中学校ともに前年度より増加いたしております。これは、部活動や学校行事の活動が再開され、交流の機会が増えたことも要因として考えられますが、冷やかしや悪口、からかい等の軽微な日常的衝突事案も積極的に認知し、早期発見、早期対応する学校が増加したことが要因と考えております。
 次に、暴力行為の発生件数は、小学校では前年度より増加、中学校では減少いたしております。これは、学校警察連絡室等の関係機関と連携した防犯教室や非行防止教室、ケース会議の実施等の成果であると考えております。
 最後に、不登校についてでございますが、小・中学校ともに増加いたしておりますが、不登校出現率は、全国、岡山県と比べて低い状況となっております。これは、学校行事等の中止や規模縮小による登校意欲の低下、学級閉鎖や休校等による生活リズムの乱れ等に加えまして、感染回避のための欠席等により、休むことへの抵抗感が低くなってきたことなどが増加の要因であると考えております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) この項2点目、不登校児童・生徒への対応についてお伺いします。
 倉敷市においても、不登校児童・生徒は毎年増加し、本調査では過去最多となっています。このことを踏まえ、倉敷市において、今後の不登校対策についてどのように考えられているのか、見解をお示しください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 倉敷市教育委員会では、不登校対策といたしまして、小学校44校、中学校26校に支援員を配置して、登校支援や別室での学習支援等を行っております。
 各学校においては、家庭訪問や電話連絡、プリント配付やオンラインによる学習支援、放課後登校等の個別の相談、支援を行っているところでございます。また、欠席が見られ始める初期の段階で、教員や不登校支援員による家庭訪問等を実施し、スクールカウンセラーや適応指導教室などの関係機関と連携を図りながら、不登校の未然防止と早期対応に努めております。
 今後も、一人一人の児童、生徒の状況をしっかりと把握し、実態に応じてきめ細やかな個別の支援を実施してまいりたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 再質問させていただきます。
 今まで議会質問において、校内フリースクール、民間のフリースクールとの連携等、様々な不登校の児童、生徒への対策が必要ではないかと質問、提案してきました。選択肢を増やす必要があると私は申し上げたいのです。倉敷市教育委員会では、自宅訪問、別室登校、適応指導教室、ふれあい教室等、対応しているとの御答弁でした。対応されていたにもかかわらず、不登校児童・生徒や不登校出現率は年々増加し、令和3年度過去最多を記録する結果となりました。
 今回の調査結果から見て、私は、倉敷市においても、不登校対策として今までと同じ選択肢のままでは、不登校の児童、生徒への対策には限界があると考えています。なぜなら、コロナ禍で不登校児童・生徒の心にも変化が起きていると感じているからです。
 コロナ以前は何らかの原因、要因があって行けなくなった児童、生徒が、不登校の児童、生徒の主な理由だったかもしれませんが、コロナの影響で様々な制約が生じ、学校へ行く楽しみ、学校へ行く意味が感じられなくなり、行かない選択肢をする児童、生徒も増加してきたのではないでしょうか。行けないではなく、行かない選択をしている不登校の児童、生徒への対策も考えなければならないのではないでしょうか。
 しかしながら、今回も以前の議会質問での御答弁と同じ内容でした。前回の質問の時点では令和2年度の調査結果を受けての対応方法で、今回私が質問させていただいたのは令和3年度の調査結果を踏まえての対応をお伺いしました。毎年、同じ選択肢、同じ対策で対応するのではなく、日々、年々変化している不登校の児童、生徒の分析に基づき対応策を考える必要があると思います。
 2017年に施行された教育機会確保法で、不登校は問題行動ではない。学校に行けない、行かない児童、生徒に対しても、市町村は学ぶ機会を確保しなければならないとされています。
 一つでも多くの選択肢、楽しい、面白いと魅力を感じる居場所づくり、学校に行かなくても学べる環境づくりをする必要があるのではないでしょうか。見解をお示しください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) まず、新しい取組についてお尋ねがございましたが、現在は、フリースクールに通室した場合、あるいは自宅におけるICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上での出席扱いについて、慎重に検討してまいりたいと考えております。
 それから、不登校につきましては、児童、生徒一人一人の実態やニーズが多様であることが一番大きな課題であると考えておりまして、現在取り組んでいる成果や課題を検証しながら、不登校対策を粘り強く行っていくことも大切なことであると考えております。
 今お話ししましたように、新しいことも他市の状況も注視しながら、現在行っている対策につきましてもしっかりと取り組んでいきたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) この項最後、不登校児童・生徒へのオンライン授業配信についてお伺いします。
 年々増加している不登校児童・生徒のうち、別室登校、適応指導教室、ふれあい教室にも民間のフリースクールにも、どこにも通うことができていない児童、生徒へのさらなる対応策が必要と考えます。
 そこで、不登校対策の一つとして、パソコン上で仮想空間の学校へ登校するバーチャル教室の取組を熊本市がされていることをニュースで知り、熊本市へ視察に行ってきました。
 熊本市では、令和2年度に小・中学校の不登校児童・生徒数が1,542人、令和3年度には2,152人という現状があります。熊本市は、不登校の児童、生徒を何とか助けなければならないとの考えで、不登校児童・生徒の中でも、令和2年度に100日以上の欠席がある児童、生徒722人に着眼点を置きました。この722人のうち、適応指導教室等の公的機関、民間のフリースクール、オンライン学習支援、別室登校のどこにもつながっていない児童、生徒、約6割に当たる414人をどこかにつなげようと始められたのが、フレンドリーオンラインという不登校の児童、生徒のためのオンライン授業です。
 フレンドリーオンラインは、熊本市内の小規模校である小学校と中学校、各1校ずつにオンライン配信拠点校をつくり、スタジオを設置、熊本市内全域の不登校児童・生徒に配信されています。そして、スタジオから専属の支援員が、不登校の児童、生徒たちに呼びかけるような授業を行っています。
 また、オンライン授業の内容も、国語、算数の学習だけでなく学習アプリを活用した学習、図画工作、家庭科、音楽、プログラミング等の創造的な学習活動、動画コンテンツを活用した学習、週1回中学校の各教科の先生によるオンライン授業、様々な施設へ出向き、施設の様子を配信、社会勉強をする出前授業など、充実していました。
 さらに、同じ時間に3種類の授業を同時配信し、不登校の児童、生徒が好きな授業を選択できるようになっていました。
 また、心すっきりタイムと呼ばれる親子が相談できるオンラインカウンセリングも実施し、スクールカウンセラーと連携を取られています。
 その他、熊本大学教育学部の学生と連携し、不登校児童・生徒の自宅で話し相手になったり、ゲームの対戦相手になったりするユア・フレンドの取組もされています。このユア・フレンドの取組を行った結果、自分探しができて、友達とのつながりが持てるようになっているとのことでした。担当の方の説明をお聞きしながら、兄弟姉妹のような年齢差が不登校の児童、生徒の心を開きやすく、効果が出ているのではないかと感じました。
 倉敷市では、適応指導教室等(公的機関)、民間のフリースクール、オンライン学習支援、別室登校のどこにもつながっていない児童・生徒数の把握は困難である。家庭訪問やふれあい教室との連携で個別の支援に努めていると、以前の議会質問で御答弁にありました。しかしながら、熊本市では、公的機関、民間フリースクール、オンライン学習支援、別室登校のどこにもつながっていない児童・生徒数を把握し、対策を取られています。倉敷市においても、同様の把握が必要なのではないでしょうか。
 そこで、不登校対策の一つとして、熊本市のような不登校の児童・生徒専用のオンライン授業配信をしてはどうかと考えます。不登校の児童・生徒専用のオンライン配信により、不登校の児童、生徒が画面上に映ることもなく、担任の先生が教室の授業とオンライン授業を同時にする負担もなく、不登校の児童、生徒が受け身の授業を受ける懸念もなくなるそうです。
 今まで倉敷市においても、不登校の児童、生徒への対策として、別室登校、適応指導教室、ふれあい教室等対応されていますが、不登校児童・生徒の人数や不登校出現率は年々増加し、令和3年度は過去最多を記録する結果となりました。
 熊本市のフレンドリーオンラインの取組は、国の次世代の学校・教育現場を見据えた先端技術・教育データの利活用推進事業の予算で始められたそうです。調査した結果、令和4年度は熊本市をはじめ箕面市等10団体が採択されています。令和5年度も、次世代の学校・教育現場を見据えた先端技術・教育データの利活用推進事業費として、令和4年度の2倍に当たる2億円が文部科学省の令和5年度概算要求に示されています。
 倉敷市においても、ぜひこの事業に手を挙げていただき、不登校児童・生徒の支援充実を図っていただきたいと考えています。小規模校の空き教室など、例えば、小学校と中学校と1校ずつ拠点校を設置し、拠点校から不登校児童・生徒専用のオンライン配信ができる環境づくりを、熊本市の実践等を参考にしながら進めてはどうかと考えます。教育委員会の見解をお示しください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 全国には、不登校の子供に対して、在籍している学校からではなく、拠点校等から専用のオンライン配信を行っている自治体があるということは認識いたしております。
 倉敷市では、本年2学期から試行的にタブレット端末の持ち帰りを始めており、各学校において、実態に応じて不登校児童・生徒とオンラインでつながったり、対面で相談や指導を行ったりいたしております。
 倉敷市教育委員会といたしましては、今後も他市の動向を注視しながら、一人一人の不登校児童・生徒に応じた環境づくりに取り組んでまいりたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 再質問させていただきます。
 熊本市のような取組をされている自治体があることを、既に御存じだということですね。ただ、知っているというだけでは意味がないのではないでしょうか。
 熊本市では、100日以上の欠席がある児童、生徒の中で、どこにもつながっていない児童、生徒の把握がしっかりとできている。まさに、そのこと自体が一人一人の不登校児童・生徒と向き合う姿勢、誰一人取り残さない対策を行おうという強い意志の表れではないでしょうか。倉敷市は、その把握すらもできていないのです。それで一人一人の不登校の児童、生徒の居場所づくりができるのでしょうか。不登校の児童、生徒の選択肢が一刻も早く、少しでも多くなければならないと思います。
 午前中、時尾議員からも指摘がありましたが、他都市の動向を注視しているときではなく、一つでも多くの選択肢を増やすために、実践が求められているときであると思いますが、教育長の不登校対策に取り組む熱意をお聞かせください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 先ほどもお話をさせていただきましたが、不登校の児童・生徒一人一人の実態やニーズはかなり多様でございます。ですから、いろいろやり方はありますが、倉敷市としては、現在、何年もかけてかなり継続的に不登校対策を実施してきております。まずは、それをきちんと検証しながら、できるところはやっていきますが、あわせて他市の、いろいろ取組をされていることも承知しておりますので、取り組めるところは、またそれも取り組みながら、不登校対策を進めていきたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員、この際申し上げます。質問の途中ではありますが、ここで休憩いたします。質問は2時10分からの予定です。

            午後 1時58分  休 憩

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            午後 2時10分  開 議
○副議長(塩津孝明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 8番 小郷 ひな子議員、質問項目2番から質問を再開してください。
◆8番(小郷ひな子君) 2項目め、一人一台パソコンについて3点お伺いします。
 1点目、1人1台パソコンの持ち帰りについてお伺いします。
 倉敷市では、令和4年度の2学期から1人1台パソコンの持ち帰りが、希望する学校で始められました。
 現在、どのぐらい持ち帰りを希望している学校があるのでしょうか。希望する学校の児童、生徒は日々持ち帰りをしているのでしょうか。また、持ち帰った児童、生徒はどのような活用をしているのでしょうか。現状をお答えください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 倉敷市教育委員会では、GIGAスクール構想における1人1台パソコンについて、令和5年度から全校を対象とした持ち帰りの運用開始を目指しまして、令和4年度2学期から試行としての持ち帰りを進めているところでございます。
 現時点では各学校の実態に応じて、全校で週末に持ち帰りをしている、また、学年・学級単位で持ち帰りをしているなど、小・中学校合わせまして41校で持ち帰りを実施いたしております。
 また、持ち帰りを行った児童、生徒は、学習ソフトでの反復学習や動画を活用した学習、さらには学校からの課題、日記や連絡帳としての活用などを行っております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 再質問させていただきます。
 小・中学校合わせて41校で持ち帰りを実施されているとのことですが、内訳を教えてください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 現時点で、小学校34校、中学校7校で実施していることを確認いたしております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 再々質問させていただきます。
 小学校と中学校では、持ち帰りにかなり差が出ているように思います。
 高校受験や独自での学習に活用しやすい中学校のほうが、持ち帰りの希望が多いのではないかと、私個人は思うのですが、小学校と中学校で差が大きいのは、何か理由があるのでしょうか。分かる範囲で構いませんので、見解をお示しください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 小学校と中学校で学校の数に差があるということですが、今考えておりますのは、小学校は学級担任で、1人の担任が1つのクラスを担当しております。中学校は教科担任です。持ち帰りは、ただ持って帰らせるのではなくて、必ず課題を与えて、明日までにこれをしましょうということで持ち帰らせて、それをやって学校へ持ってきて確認するということです。中学校の場合は教科担任なので、現在でもやっておりますが、宿題が特定の日に重ならないように、英語とか国語、数学それぞれが、月曜日は数学の課題を出す、火曜日は英語というふうに調整しながら課題を出しておりますので、多分、中学校のほうがそこら辺りの調整に時間がかかっているのではないかということを、今の時点では思っております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 1人1台パソコンをしっかり利活用し学習できるよう、周知していただけるようお願いいたします。
 2点目、1人1台パソコンの持ち帰りにおける故障、破損の補償についてお伺いします。
 先日視察した熊本市では、故障、破損について、全て熊本市が掛けている保険で賄い、自己負担はないとお聞きしました。その上、1人1台パソコン全てがLTE契約されていて、熊本市内の全児童・生徒はどこにいてもネット環境が利用でき、また、学習できる体制が整備されていました。
 そこでお尋ねします。1人1台パソコンの持ち帰りにおいて、倉敷市では故障や破損が起きた場合、現在どのような補償内容で対応されているのでしょうか。現状をお聞かせください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 令和4年度2学期から試行として実施しております1人1台パソコンの持ち帰りにおいて、故障、破損した場合は、学校内で利用しているときの対応と同様に、紛失、故意または重大な過失による破損以外は、市が費用負担を行っております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 3点目、令和5年度からの補償内容についてお伺いします。
 倉敷市では、令和5年度から市内の小・中学校全校において1人1台パソコンの持ち帰りが始まることになっていますが、故障や破損が起きた場合にどのような補償内容を考えられているのでしょうか。
 また、破損・故障時に保護者負担が発生する場合があると、持ち帰りを懸念する保護者が出るのではないかと危惧しますが、対応策は考えられているのでしょうか。見解をお示しください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 1人1台パソコンを持ち帰った際に壊してしまわないか、心配だという保護者の御意見があることは認識いたしております。
 令和5年度から持ち帰りの運用を開始する際に、故障や破損が起きた場合の保護者の負担の在り方につきましては、現在実施しております試行の状況等を踏まえながら、検討してまいりたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 1人1台パソコンは、子供の学びのための大切な教材の一つであると思いますので、子供が安心して学びのために使用でき、保護者も安心して子供に使用させられる体制を整えていただけるよう、保険の補償内容についてはしっかり御検討いただけるよう要望させていただきます。
 続きまして3項目め、Wi-Fi環境について、この項1点お伺いします。
 1人1台パソコンの持ち帰りに伴うWi-Fi環境の整備についてお伺いします。
 倉敷市では令和5年度から、市立の小・中学校全児童・生徒の1人1台パソコンの持ち帰りが始まります。倉敷市から貸与される1人1台パソコンは、Wi-Fi環境が整っていなければ活用が困難な状況です。1人1台パソコンが準備された当初に比べると、自宅にWi-Fi環境の整備をした御家庭が増えてきたようにお聞きしています。
 その中でも、家庭にWi-Fi環境がない児童、生徒への対応はどのようにされる予定なのでしょうか。また、就学援助を受給している独り親世帯等の非課税世帯、また、経済的にWi-Fi通信料等の負担が困難な世帯もあると思います。そのような世帯への対応はどのようにされる予定なのでしょうか。見解をお示しください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 令和4年度2学期から試行として実施しております1人1台パソコンの持ち帰りにおきましては、家庭にWi-Fi環境が整わずモバイルWi-Fiルーターの貸出しを希望される場合は、ルーター本体を貸与することとしておりますが、通信に係る契約手続や費用につきましては、御家庭の負担といたしております。
 令和5年度に持ち帰りの運用を開始する際には、非課税世帯などを含め、家庭にWi-Fi環境がない世帯への対応につきまして、現在実施しております試行の状況等を踏まえ、検討してまいりたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 令和5年度から1人1台パソコンの持ち帰りが始まるとき、新1年生の保護者や、非課税世帯や生活保護世帯等、保護者の負担がないように対応の御検討をよろしくお願いいたします。
 また、全ての児童、生徒がどんな環境の家庭であっても、児童、生徒が貧困の格差等を決して感じることがないよう、誰一人取り残すことがないよう、将来に向けて1人1台パソコンを有効に活用し、学びの一助になるような対応をしてくださるよう、よろしくお願いいたします。
 続きまして4項目め、代替教員制度について2点お伺いします。
 まず1点目、産休・育休代替教員についてお伺いします。
 文部科学省は11月、教員不足の課題について、年度途中で産休、育休に入ってしまう教員の代替教員について年度初めに前倒しして配置することができるよう、来年度から実施すると発表されました。
 倉敷市では、文部科学省が発表した新たな産休・育休代替教員の制度を導入する予定があるのでしょうか。見解をお示しください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 文部科学省は、教員不足に対応するために、年度途中で産休、育休に入る教員の代替教師について、人材を確保しやすい年度当初に前倒しで配置する場合、少人数指導などの加配分を柔軟に活用できるようにする措置を講じる予定であると、都道府県教育委員会等に通知していると伺っております。
 現時点におきましては、岡山県教育委員会からは、まだ詳細について通知されておらず、今後、任命権者であります岡山県教育委員会からの通知に従って、県に教員の配置を要望してまいります。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 2点目、産休・育休代替教員の確保についてお伺いします。
 倉敷市教育委員会は、令和5年度、年度当初の産休・育休取得予定である教員の人数を把握されているのでしょうか。また、対象となる教員の代替教員をどのようにして確保される予定なのでしょうか。お答えください。
○副議長(塩津孝明君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 令和5年度、年度当初の産休・育休取得予定の教員につきましては、随時学校長からの連絡により把握するとともに、定期的に調査を実施し、岡山県教育委員会にも報告いたしております。
 そして、代替教師の確保につきましては、任命権者であります岡山県教育委員会が人員を確保し配置を行うこととなっておりますが、倉敷市教育委員会といたしましても、退職した教員や支援員等で教員免許を取得している方等に講師を依頼するなど、人員確保に努めてまいりたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 5項目め、放課後児童クラブについて1点お伺いします。
 放課後児童クラブの倉敷市の利用料についてお尋ねします。
 独り親家庭であったり、経済的に困難な家庭であったり、働かざるを得ない家庭の子供の保護者の中には、就学援助を受けながら義務教育課程に通わせている家庭もあります。
 全国学童保育連絡協議会の2018年実態調査によると、全国で何らかの軽減措置があると回答した放課後児童クラブが、892市町村のうち、独り親世帯43.5%、住民税非課税世帯42.9%、就労している生活保護世帯69.7%等、全国の放課後児童クラブでは、何らかの減免措置が行われているところもあるようです。
 貧困家庭や独り親家庭等、経済的に余裕がない家庭が、保育料の支払いが困難なため、学童保育への入所を諦め、自宅で一人、親の帰りを待たないといけない状況では、働く親も安心して仕事ができないのではないでしょうか。
 令和3年2月の議会質問でも、放課後児童クラブの保育料については取り上げています。児童クラブによって保育料が4,000円程度から1万円を超えるなど、クラブにより差があるとお聞きしています。
 放課後児童クラブは、保護者が保育料の安いクラブを選択することは、基本できません。入所を希望する場合は、保育料に関係なく、自分の住んでいる学区の児童クラブを利用するしかありません。倉敷市内の児童クラブでも、65クラブ中、10クラブ程度が独自に減免制度を導入されているとお聞きしています。
 様々な金額の保育料が設定されている倉敷市の児童クラブですが、児童クラブの利用を必要としている方に少しでも利用しやすくするため、例えば、減免措置のマックスの金額を決めるなどして、独り親家庭等の非課税世帯への、放課後児童クラブ利用料の減免措置ができないのでしょうか。見解をお示しください。
○副議長(塩津孝明君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原昌行君) 本市では、児童クラブの保育料は地域の実情に応じ、それぞれ運営事業者が決定しているため、児童クラブごとに様々な金額の保育料が設定されており、運営を利用者みんなで支え合う応益負担の仕組みとなっております。
 なお、保育料の減免措置につきましては、国に対し、低所得者世帯や独り親世帯に対する補助制度の創設を要望しているところです。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 6項目め、学校園のエアコン整備について2点お伺いします。
 まずは、公立幼稚園の保育室へのエアコン設置については、早急に御対応くださり、ありがとうございました。多くの保護者の皆さんや保育士の方から、喜びとお礼の言葉がたくさん私の下にも届きました。
 それでは、1点目、市立高等学校の普通教室へのエアコン整備についてお伺いします。
 9月議会質問では、暑さ対策について検討していくと教育次長からの御答弁がありました。早速、12月補正予算案に高等学校普通教室エアコン設置事業費2,270万円を計上してくださり、大変うれしく感謝しております。
 今回の補正予算で計上されている市立高等学校の普通教室へのエアコン設置事業費は、全ての市立高等学校の普通教室に整備されるのでしょうか。学校単位で具体的にお答えください。また、いつまでに整備が完了するのか、併せてお答えください。
○副議長(塩津孝明君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織君) 設備のことですので、私のほうからお答えさせていただきます。
 まず、9月の補正予算で幼稚園のエアコンの整備について計上させていただきました。これまで市議会で、各会派をはじめといたしまして多くの議員の皆様方から、学校園へのエアコン整備の要望をいただいておりまして、市といたしまして、温暖化のことも踏まえて計画的に整備を進めていくということにさせていただいておりました。
 9月に、幼稚園の整備ということで計上させていただきました。そして、このたび12月の補正予算で、高等学校へのエアコン整備を行うこととしたものであります。
 整備の内容といたしましては、まず個別にということでございますので、市立工業高等学校につきましては、現在必要としております普通教室8室全てにエアコンを設置したいと考えております。また、真備陵南高等学校につきましては、必要とする普通教室10室のうち、既にエアコンが2室設置されておりますので、新たに8室に設置したいと考えております。最後に、精思高等学校、玉島高等学校の2校についてですけれども、統合が予定されておりまして、また、受変電設備の電気容量等の関係も踏まえて、各校普通教室2室程度に設置し、既に設置済みの特別教室等とも併せて運用していきたいということで考えております。
 今後、各校と調整を進めまして、生徒が支障なく、暑い時期にエアコンの利用もできながら勉強もしていただけるように調整を進め、来年の夏にエアコンを使っていただけるように早期の発注に努めていきたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 2点目、公立小学校の特別教室へのエアコン設置について、最後にお伺いします。
 9月議会質問において、小学校の特別教室へのエアコン設置について質問した際、倉敷市教育次長から、令和2年度末までに設計完了している。工事発注時期は、中学校の特別教室へのエアコン設置工事完了後に検討するとの御答弁をいただいています。
 市立小学校の特別教室へのエアコン設置の時期はいつ頃になるのでしょうか。
○副議長(塩津孝明君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹君) 小学校の特別教室へのエアコン設置につきましては、現在行っている中学校の特別教室へのエアコン設置工事の完了後に検討してまいりたいと考えております。
○副議長(塩津孝明君) 小郷 ひな子議員。
◆8番(小郷ひな子君) 一人一人の大切な命を守るために早急に御対応いただき、ぜひとも令和5年の夏の設置を目指して、早期発注、早期工事してくださるよう強く要望させていただきます。
 以上で私の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)
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