録画中継

令和6年第3回倉敷市議会(第2回定例会)
6月14日(金) 本会議 質問
日本共産党倉敷市議会議員団
田口 明子 議員
1 安全・安心・障がい者や高齢者に優しいまちづくりを目指して
2 持続可能な地域公共交通の充実にむけて
3 市立高等学校の教育環境の充実にむけて
◆11番(田口明子 君) (拍手) おはようございます。日本共産党倉敷市議会議員団の田口 明子です。
 通告に従いまして、一問一答にて質問いたします。
 まず1項目め、安全、安心で高齢者や障がい者に優しいまちづくりを目指して8点お伺いいたします。
 子供から高齢者まで、誰もが安心して安全で暮らせるまちは、誰もが望んでいるところです。2000年、平成12年5月、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律、以下交通バリアフリー法といいますが、障がい者団体などの運動によって成立いたしました。その後、2006年、平成18年に高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆる交通バリアフリー新法が制定されています。
 初めの目的は、文字どおり、公共交通機関の駅や電車などの乗り物をバリアフリー化することでした。しかし、新しい法律の目的では、高齢者、障害者等の移動上及び施設の利用上の利便性及び安全性の向上の促進を図り、もって公共の福祉の増進に資することと定められております。
 そこでお伺いいたします。まず1点目、高齢者や視覚障がい者にとって日常生活の中で、安全で安心して円滑に移動できるように定められた交通バリアフリー法について、本市の認識をお伺いします。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 田口 明子議員さんの御質問にお答えさせていただきます。
 高齢者や身体障がい者等、誰もが公共交通機関を利用して移動する際の利便性や安全性を確保するため、平成12年5月に高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律、通称交通バリアフリー法が制定されました。
 この交通バリアフリー法では、鉄道やバスなどの旅客施設や車両及び1日の利用客数5,000人以上の鉄道駅を中心とした重点整備地区のバリアフリー化を推進することとされております。
 本市では、本法律を踏まえ、子供から高齢者まで、誰もが安全、快適に暮らせるまちの実現を目指していく必要があると認識しております。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) それでは、2点目、この法律制定後、本市におきましては、平成18年に倉敷市交通バリアフリー基本構想が策定されております。
 これまでの取組状況についてお聞かせください。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 本市では、交通バリアフリー法に基づきまして、平成18年3月に倉敷市交通バリアフリー基本構想を策定いたしました。
 本計画では、倉敷駅、新倉敷駅、児島駅周辺を重点整備地区と定め、公共交通事業者、道路管理者及び公安委員会等がエレベーターの設置や歩道の段差解消、点字ブロックや誘導案内板の設置など、バリアフリー化を行ってまいりました。
 また、その他の地区についても、茶屋町駅、中庄駅、西阿知駅へのエレベーター設置や歩道などのバリアフリー化を行ってまいりました。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) 次に、3点目、倉敷駅周辺のバリアフリー化の現状についてお伺いいたします。
 倉敷駅周辺を重点整備地区と位置づけて、優先的に取り組まれてきたことと思います。しかし、基本構想策定から18年が経過し、果たして高齢者や車椅子の方、あらゆる障がいがある方々のニーズに合った町になっているでしょうか。
 車椅子では、倉敷駅南口から美観地区方面や商店街に行こうとすると、2階デッキから直接行くことができません。1階に降りてもアクセスが悪く、何度も立ち止まらなければなりません。視覚障がい者の方にとっても、点字ブロックが途切れていたり、誘導できない状況にあります。
 あらゆる人たちが自由に、そして快適に移動できるように整備されているとは思えません。このような状況を市はどのように認識されているでしょうか。お答えください。
 そして、時代の変化とともに、求められるニーズも変化してきます。バリアフリー化の整備についての見解をお示しください。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 本市では、倉敷市交通バリアフリー基本構想に基づきまして、倉敷駅、新倉敷駅、児島駅周辺において、特定経路を中心にバリアフリー化を進めてまいりました。
 今後のバリアフリー化の整備につきましては、障がい者団体や高齢者団体、老人クラブ等で構成される倉敷市バリアフリー市民会議において検討された歩道等のバリアフリー化案に基づき、利用状況や設置場所を踏まえ、必要に応じて点字ブロックなどの整備を進めているところでございます。
 繰り返しになりますが、今後、この倉敷市バリアフリー市民会議の場で御意見などをいろいろいただきながら、必要に応じてバリアフリー化を順次進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) 先ほどの3点目の質問になりますが、今も言ったように、なかなか高齢者の方々、そして障がい者の方々がスムーズに移動できるような動線になっていないのではないかというような状況です。
 先ほど御答弁がありましたように、このバリアフリー基本構想の中でも示されているように、この18年前の特定経路だと、なかなか南口から阿知方面に行けないというような状況になっておりますので、先ほども認識についてお答えくださいと言ったのですけれども、市としての、その辺りの認識はどのようにお持ちなのか、もう一度答弁いただきたいと思います。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 当時、平成18年に、この基本構想に基づきまして特定経路と準特定経路ということで、駅の南口に重点的に整備していく場所を計画しておりました。
 今、議員がおっしゃられるように、時代が変わってきまして、本当にその経路でいいのかということを多分おっしゃられているんだと思いますが、現在のところでは、南口から国道429号線を渡りながら、地上で回遊といいますか、車椅子とかの方々についても、物理的に可能なところにつきましては、移動はできるような形にはなっていると思っておりますが、またいろんな面で、今後検討のほうはさせていただきたいと思っております。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) 時代のニーズに合わせた形で検討していただきたいなと思います。新しいビルができたり、あるいは商業施設ができたり、この前はあちてらす倉敷ができたりということで、人の流れや移動の範囲というのが変わってきますので、その辺りも含めて、今後検討していただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員、この際申し上げます。
 質問の途中でありますが、ここで休憩いたします。再開は11時10分からの予定です。

            午前11時     休 憩

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            午前11時10分  開 議

○議長(中島光浩 君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 11番 田口 明子議員、質問項目1番の質問を再開してください。
◆11番(田口明子 君) それでは次に、4点目、倉敷駅地下通路を誰もが利用できるよう、エレベーターの設置を求めたいと思います。
 先ほども述べたように、倉敷駅南口から美観地区方面に行くには、交通量の多い国道429号線を通らなければなりません。2階デッキから歩道橋を利用したとしても、下りのエスカレーターも設置されていないため、高齢者や身体障がい者にとっては、安全に交差点を渡ることもできず、スムーズに移動することができないというような状況です。そこで、安全に移動できるよう円滑化を図るべきと考えます。
 倉敷駅地下通路にエレベーターの設置を求めます。市の見解をお答えください。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 倉敷市交通バリアフリー基本構想では、倉敷駅南口において、1階、2階の通路を特定経路及び準特定経路としており、地下通路につきましては、経路に位置づけをしておりません。
 新たなエレベーターの設置につきましては、現在の利用状況などを踏まえ、設置の必要性を含めて慎重に研究してまいりたいと思います。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) 今後、この地下通路、今階段しかないんですけれども、そこにしっかりエレベーターなり、アクセスがいいような形で造っていただけると、多くの皆さんが御利用いただけるのではないかというふうに思いますので、今後検討していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 障がいがある人もない人も、倉敷を訪れた人にとっても安全で安心して過ごせるような環境整備が必要と考えます。
 では次に、5点目、視覚障がい者の命を交通事故から守る施策について伺います。
 横断歩道の近くで、よくピヨピヨとかカッコーカッコーと鳴る信号機に遭遇することがあると思います。これは、視覚障がい者用音響式信号機と呼ばれるものです。信号の色が変わっても目で確かめることができない視覚障がい者にとって、音響式信号機は、1つ目、そこに横断歩道があるということ、2つ目には、信号が青であるということ、3つ目には、アバウトながら横断の方向を示すものとして認識されております。
 エスコートゾーンといって横断歩道上に敷かれた点字の誘導体ですけれども、このエスコートゾーンと併せて、道路横断の命綱になっています。しかしながら、この音響式信号機ではなかったがために、視覚障がい者が横断歩道に誤って進入して、事故に遭うというケースが後を絶ちません。
 警察庁によりますと、2022年度では、全国に20万7,057基ある信号機のうち、音響式信号機は2万838基と、ほぼ1割にしかすぎません。岡山県でも同様と思われます。
 視覚障がい者用音響式信号機と横断歩道へのエスコートゾーンの設置を県に求めていただきたいと思いますが、見解をお示しください。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 誘導音にて、視覚障がい者の横断を安全に誘導する視覚障がい者用音響式信号機や横断歩道上に点字ブロックが設置してあるエスコートゾーンは、視覚障がい者の方の円滑な道路横断の一助となっていると認識しております。
 設置の要望をいただいた際には、周辺の点字ブロックの整備状況などを勘案しながら、必要に応じまして、所管する県の公安委員会のほうに要望していこうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) では、よろしくお願いいたします。
 次に、視覚障がい者用誘導ブロック、これは点字ブロックですけれども、これについて質問いたします。
 視覚障がい者と言っても、その見え方は様々です。信号の色は見えないけれども、目の前ならぼんやりと見えるというような、強度の弱視の方もいらっしゃいます。
 1980年代以降、周囲の環境と調和する色合いをデザイン優先で採用するところが増え、歩道に溶け込むような同系の色や素材の点字ブロックが設置されるようになってきました。
 議長のお許しをいただきまして、資料を提示いたします。
 写真の①を見ていただきたいと思います。これは、倉敷駅にある点字ブロックです。一番左側の写真ですけれども、黄色い部分、ここはJRが管理しているところ。手前側の大理石調の誘導ブロック、この点字ブロックは市が管理する点字ブロックになります。このように途中で色が変わったりするようなことがあると、色弱の方なんかは、なかなか見にくいというような状況です。
 また、真ん中の写真を見ていただきますと、これは歩道と同系色、同素材のブロックです。これでは、強弱視の方、色弱の方には識別が困難です。
 一番右側の写真、これは階段でありますけれども、点字のテープが剥がれてしまっているというような状況で、これでは白内障や緑内障になった方も、この階段のへりが分かりづらいというような状況です。
 2枚目の写真を見ていただけますでしょうか。これは交差点にかかる歩道の点字ブロックです。誘導を示す点字ブロック棒線の縦のラインが入っている分ですけれども、これが途中で寸断しているというような状況。そして、丸いものが警告を示す、止まれという点字ブロックですけれども、これが破損しているような状況です。これでは識別が困難になります。
 真ん中の写真で言いますと、この止まれの警告、丸の点字ブロックは役割を失っておりまして、亀裂が入って割れているというような状況です。これでは、交差点に進入する手前で、どこで止まっていいのか、どこで待機していいのかが分かりません。歩道上の歩道と車道の境、隅切りといいますけれども、縁石の隅切りのところで方向を見失ってしまいます。
 一番右の写真は、警告を示す丸の点字の上にアスファルトで舗装されてしまっているというような状況です。これでは、交差点での交通事故を引き起こしかねないような状況になっています。
 このように、突然色が変わったり、破損したり、あるいは寸断したりという誘導ブロックが至るところで見受けられるような状況ですけれども、ぜひとも市内の点字ブロックを点検していただいて、改善、そして改修、必要なところは、今後は増設を検討していただきたいと思いますが、市の見解をお答えください。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 市内に設置している点字ブロックの色につきましては、景観に配慮したグレーなどがありますが、現在は黄色を基本に考えまして、変更を進めているところでございます。
 破損などの不良箇所につきましては、道路パトロールなどにより随時補修を行っております。また、視覚障がい者の方の通行に支障があると判断した場合は、ブロックの配置換えや増設を行っているところでもあります。
 なお、国道や県道の点字ブロックにつきましては、それぞれの道路管理者のほうに要望してまいりたいと思っております。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) ぜひとも改修、増設も含めて、今後、点検等もやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは次に、7点目、公共施設における音声での案内、誘導を求めます。
 不特定多数の方が利用される施設において、音声での案内は、今では多く設置されるようになってきました。弱視の方にとっては、透明のドアや自動ドアの認識が困難な場合が多くて、音サインや音声での案内が有効となっています。
 今後、庁舎等再編で整備されます複合施設や本庁舎、各支所をはじめとした公共施設におきましては、音声案内や誘導ブロック等の設置が必要と考えますが、見解をお示しください。
○議長(中島光浩 君) 尾崎総務局長。
◎総務局長(尾崎英樹 君) 現在、本庁舎や各支所における視覚障がいのある方への案内、誘導は、点字ブロックにより行っております。
 また、現在整備中の庁舎等再編整備事業におきましても、防災危機管理センター棟や複合施設棟の新築に合わせ、視覚障がいのある方を各施設まで誘導するために点字ブロックを整備する予定としております。
 御指摘の声による案内、誘導につきましては、保健所や健康福祉プラザ、市民病院は視覚障がいのある方も多く利用される施設であることから、点字ブロックに加えまして、声による案内も行っております。
 公共施設での声による案内、誘導につきましては、今後も、その施設の特性や視覚障がいのある方の利用状況なども踏まえながら、設置について判断してまいります。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) 適切に判断されることを期待したいと思います。
 この項最後に、障がい者への理解が広がるよう周知を求めます。
 障がい者の方が安全で安心して歩けるまちにすることを求めて質問をしてきました。しかし、せっかく設置した音響式信号機も騒音だという住民の声に配慮する形で、時間帯によっては音が消されてしまったり、黄色の点字ブロックは景観を損ねるとの苦情が寄せられたりすることをお聞きしました。一部に、このような偏見や差別があることは非常に残念なことです。
 そこでお伺いします。インクルーシブ社会の実現に向けて、差別と偏見をなくすためにも、障がい者への理解が広がるよう取り組んでいただきたいと思いますが、見解をお答えください。
○議長(中島光浩 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) 倉敷市では、令和6年度から令和11年度までを計画期間といたします倉敷市障がい者基本計画の中で、障がいを理由とする差別解消の推進を施策項目として位置づけまして、広報紙やパンフレットを活用した障害者差別解消法の周知、また12月3日から12月9日までの障がい者週間を周知するための記念事業の実施など、障がいのある方に対する理解を深める啓発活動に取り組んでいるところでございます。
 令和6年4月1日には、改正障害者差別解消法が施行されまして、国の行政機関や地方公共団体などと同様に、民間事業者の方々にも、合理的配慮の提供が義務づけられたことから、今後も事業所や市民の皆様を含めまして、広く差別解消に向けた周知、啓発に努め、全ての方が障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら、共生できる社会の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) 点字ブロックは、視覚障がい者の安全かつ快適な移動を支援するための設備として、1967年、昭和42年に岡山県で世界初、敷設されました。今となっては世界共通のものとして、世界中の視覚障がい者の移動支援に役立てられています。
 先ほどの冒頭、伊東市長が答弁された中にも、世界に誇れるまちづくりということを述べられたと思いますけれども、障がい者の皆さんや高齢者の皆さんにとって優しいまちは、私たち健常者にとっても、そして世界中から訪れていただく方々にとっても、優しいまちであると思います。ぜひ安全で、そして安心して歩ける倉敷市を目指して取り組んでいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、2項目め、持続可能な地域公共交通の充実にむけて6点質問いたします。
 暮らしと命を守る交通権が保障される交通政策づくりには、交通の本質を捉え、その意義をいかに政策として掲げるかが要だと考えます。
 そこで、倉敷市地域公共交通計画策定に当たって寄せられたパブリックコメントからお伺いいたします。
 令和5年1月18日から約1か月間で寄せられたコメントは108件です。免許返納後の移動手段の確保が困難なことや、コミュニティーバスを求める声、コミュニティータクシーは、地域主体ではなく、市が主体となって継続的に運営を求める声など、多岐にわたって寄せられています。
 これらの声を、本市はどのように受け止めて、この計画に反映させていますか。お答えください。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 倉敷市地域公共交通計画は、令和5年1月にパブリックコメントを行い、令和5年3月に策定いたしました。
 先ほど議員さんがおっしゃられまして、ちょっと重復するところもありますが、パブリックコメントは、43人から108件の御意見をいただいております。主なものといたしましては、鉄道、路線バスなどの利便性の維持、向上、コミュニティータクシー制度の普及、高齢者や障がい者等に対する支援の充実などがありました。
 これらの御意見を踏まえ計画に反映しており、今後も公共交通の維持、充実に向けて取り組んでいく必要があると考えております。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) 交通施策は、生活に必要な移動を保障する政策の重要な柱の一つです。地域住民が、いつでもどこでも自由に安全に移動することは、健康で文化的な生活を営む上で欠かせないものです。交通は、社会的な便益を地域全体にもたらします。
 名古屋市では、敬老パスを交付して、様々な社会的便益の効果を調べる検証を行っています。敬老パスを利用して外出することで、健康、経済、環境、社会参加などへの影響と効果を検証した結果、経済的効果は、事業費130億円の2.4倍の効果があったということです。
 そこでお伺いいたします。2点目、公共交通の充実がもたらす地域経済への影響について、本市の見解をお答えください。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 公共交通は、市民の皆様の日常生活、社会生活を支える重要な基盤であり、通勤、通学、買物、通院などのために利用されております。
 令和4年度、令和5年度に実施した路線バス・臨鉄無料デーでは、イベントとの相乗効果もあり、市内の主要エリアにおける滞在人数や歩行者数が増加いたしました。このことから、公共交通を利用していただくことで外出が促進され、活発な交流が生まれるなど、市街地のにぎわいの創出や地域経済の活性化にもつながるものと考えております。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) ぜひ、公共交通を使って外出していただく、そういう施策を本当に考えていただきたいなと思います。利便性のいい公共交通を今後も検討していただきたいことを、改めて求めておきたいと思います。
 次に、3点目、交通不便地域に対する移動手段の確保について伺います。
 昨年の2月定例会で、私は交通不便地域について、今の実情と市の認識について伺いました。当時、山本建設局長は、交通不便地域の居住人口は、自家用車などで移動することが可能な方も含めて全人口の約4割と、そして、今後も高齢化が進行する中、交通不便地域における移動手段の確保は重要な課題であるということで答弁をされております。
 以前も述べましたように、地域任せになっているコミュニティータクシーの普及も、運行を担うタクシー事業者の経費、運転手不足など、課題が山積しています。遅々として進まない現状に、本当にこれでいいのかという思いです。行政が主体となって本気で取り組まなければ、せっかく計画を策定しても絵に描いた餅になってしまいます。
 約4割の交通不便地域への移動手段の確保は今後どのようにしていくつもりなのか、お答えください。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 本市では、鉄道やバスなどの公共交通が利用しにくい地域を、倉敷市地域公共交通計画において交通不便地域と定義し、その地域の目安としては、鉄道駅から半径800メートル、路線バス、コミュニティータクシーの停留所から半径300メートル以上離れた地域としております。
 現在のところですが、この交通不便地域における移動手段の確保については、先ほどありました各地区のコミュニティータクシー制度を普及させるということと、タクシーの相乗りサービスなどの活用を、新しいサービスとしまして利用できたらということを考えておりまして、地域の多様な輸送資源の利活用についても、検討を現在しているところでございます。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) コミュニティータクシーですけれども、コミュニティータクシーが本当に必要だと言われているような地域というのは、どうしても高齢化が進んでいるようなところだったりします。そういった地域に、地域が主体となってコミュニティータクシーの制度をつくっていくというのはなかなか困難で、以前もこの議会質問でも取り上げましたけれども、やっぱり地域と一緒になって、もちろん行政も介入するんですけれども、行政が主体となって地域のコミュニティータクシーの普及を図っていかないと、その地域自体が高齢化しているので、それまでやれる余力が残っていないというような状況ですから、その地域地域に応じた交通の利便性を求める声にしっかりと寄り添っていく必要があるのではないかなということを、改めて申し述べておきたいと思います。
 次に、パブコメでも要望の多かったコミュニティーバスの運行を求めたいと思います。
 先日、会派で茨城県龍ケ崎市へ視察に行きました。人口は約7万人、面積は児島地区と同じぐらいの広さです。そこで実施されているのは、2社の民間バス事業者が路線バスを運行しています。そして、乗合タクシーと9台のコミュニティーバスが市内を運行しています。市内300か所の停留所を設置しておりまして、運営主体は市が行っています。料金は市内一律200円、市独自で路線バスの昼間割引制度をつくって、朝の8時から午後5時までの時間帯に民間のバス路線を利用した場合は、市内の移動料金額を上限200円、現在は210円ですけれども、200円に設定して、民間バス事業者へのバス利用促進を図るという取組を行っていらっしゃいます。割引制度による減収分は、市が補填しているということです。
 本市におきましても、市が主体となって運営するコミュニティーバスの運行を求めたいと思います。見解をお示しください。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 本市では、バス路線自体が、利用者数の低迷により減便、廃止となっていることなどから、コミュニティーバスの運行につきましては、利用者数の見込み、運行コスト、運行事業者の意見などを踏まえて、今後研究していく必要があると考えております。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) どうしてもバス路線が減便してしまっている、その地域についての補完をしっかり考えていかないといけないと思います。
 次に、AIを活用した乗合タクシーの運行を求めます。
 龍ケ崎市では、300を超える停留所がありますが、家から停留所まで行けない、停留所から目的地まで行けないというような声に応える形で、龍ケ崎のるーと、AIオンデマンド交通が実証運行されています。
 AIを使うことによって乗りたいときにアプリや電話ですぐ呼べて、目的地まで最短ルートで移動できる新しい乗合型の交通サービスです。
 この方法で全てが解決するわけではありませんが、移動手段の一つに、このAIを活用した乗合タクシーの検討を求めます。答弁を求めます。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) AIを活用した乗合タクシーは、先ほどもお話がありましたが、スマホのアプリなどを活用して、運行経路や乗降地点、時刻を利用者が自由に予約することができる公共交通となっております。
 導入に当たりましては、運行システムや運行コストなどについて、他都市の事例などを踏まえて慎重に検討する必要があると考えております。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) このAIについては、国の補助制度もあるということですので、ぜひとも、ほかの自治体の事例も併せて検討していただきたいと思います。
 龍ケ崎市では、鉄道や民間バス路線を補完するという形で、コミュニティーバスと乗合タクシーが運行されています。どれもが互いに補い合って、地域住民の交通権を保障しています。どの事業も欠かすことのできない施策となっています。交通は暮らしと命を守る人権であるということと住民参加など、地方自治を尊重する理念をしっかりと中心に据えた交通政策へ転換していくことを求めておきたいと思います。
 それでは、この項最後に、みんなが利用しやすい駅やバスの停留所の環境改善を求めます。
 倉敷市地域公共交通計画には、鉄道の駅やバスの停留所の待合環境の改善や快適性、利便性の向上が盛り込まれております。そのことを受けまして、昨年の9月議会で私は同様の質問をいたしました。そのとき亀山建設局長は、交通事業者に対して、停留所など待合環境の改善を支援するため、公共交通利用促進補助制度を創設したと答弁されております。
 議長のお許しを得まして、写真を提示いたします。3枚目の写真になります。
 左側は、水島臨海鉄道球場前駅の駐輪場です。上の写真は、弓道場側の駐輪場になりますけれども、この駐輪場には屋根が設置されておりますが、駅隣接の駐輪場には屋根がありません。学生の利用も多い駅です。屋根の設置については、要望書も出されていることと思います。
 そして、右側の写真は、八軒屋北側のバス停です。上の写真は倉敷駅方面へ向かう車線側のバス停になります。屋根やベンチが設置されておりますが、反対側のバス停には何もありません。ここは支援学校の生徒が通学で毎日利用するバス停です。ベンチがないために縁石に座っていたり、夏の暑い中、日陰もなくバスを待っている姿をよく見ます。支援学校に通う生徒の保護者からも要望があったと聞いております。
 このような駅や停留所は、ほかにもあるかと思います。ぜひとも改善していただきたいと思いますが、答弁ください。
○議長(中島光浩 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 倉敷市地域公共交通計画では、主要駅等における交通結節機能の強化を目標の一つとして掲げております。このため、鉄道駅における駐輪場の整備や、利用の多い主要なバス停については、屋根やベンチの整備を公共交通利用促進補助制度により支援を行っているところでございます。
 本市といたしましては、交通事業者に対し、制度の活用についても検討いただけるよう、最近も働きかけはさせていただいているんですが、基本的には事業者さんの負担があるということで、なかなか同意を得られていないというのが現実ですので、よろしくお願いいたします。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) 今後も検討していかなければいけない課題だと思いますけれども、よく利用される駅やバス停などについては、利用促進をうたうのであれば、ぜひとも改善を図っていただきたいと思います。鉄道やバス路線の廃止が相次いでおります。全国でも問題となっているように、地域公共交通の衰退を今こそしっかり止めて、維持、確保、改善することは、もはや事業者任せにはできないような状況です。地方自治体など行政が、財源の補助を含めて責任を持つべきと考えます。今回は、誰もが安心して住み続けることができる、そして住んでよかったと思えるような倉敷市を求めて質問しました。市民の切実な声だと受け止めていただきまして、倉敷市が住民の福祉増進のため、主体的に行政を進めることを願いたいと思います。
 それでは、3項目め、市立高等学校の教育環境の充実にむけて6点質問いたします。
 まず1点目、市立高等学校の現状と市立高等学校が担っている教育的役割についてどのように認識しているのか、伺いたいと思います。
○議長(中島光浩 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 市立高等学校に進学する生徒は、働きながら学ぶ生徒から多様な学習経歴のある生徒へ変化してきており、先生方は生徒一人一人を大切にしたきめ細かい指導を行っております。
 市立高等学校は、地域と連携した取組やキャリア教育を充実し、卒業後に地元に貢献する社会人の育成に大きな役割を果たしていると認識いたしております。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) 次に、2点目、夜間定時制では、ハンディを持った生徒や、そして小・中学校で不登校であった生徒、全日制から中退した生徒など、様々な生徒が在籍しているというような状況です。そんな中で、生徒たちが置かれている学習環境の整備を求めたいと思います。
 市立高等学校の多くの校舎では、老朽化が進み、耐震化が進んでいないのが現状です。市立高等学校教育体制等の整備についての提言の中で、とりわけそれぞれの学校において、生徒や教職員の命を守るための校舎、そして屋内運動場の耐震化は急務であり、今後速やかに対応していく必要があると述べられております。
 精思高等学校について、統合校開校までの令和8年度末まで使用することとなっておりますが、耐震化ができておらず、安全性に不安を抱えたまま学校運営されているのが現状です。真備陵南高等学校については、築20年経過したプレハブ校舎をこのまま使い続けた場合も同様です。いつ発生するか分からない地震に対して、避難訓練等のソフト面だけではなく、校舎の耐震化が必要と考えます。
 市立高等学校校舎全体の耐震化についてどのように考えているのか、耐震化を求めたいと思います。
○議長(中島光浩 君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹 君) 精思高等学校と市立玉島高等学校につきましては、令和9年度に耐震化済みの精思高等学校霞丘校の校舎に統合することとしております。
 次に、倉敷翔南高等学校につきましては、新耐震基準で建築された南校舎(実習棟)を残した上で、市立短期大学の既存建物のうち、耐震性のある1号館と体育館を有効活用することとしております。
 また、真備陵南高等学校につきましては、プレハブ校舎も含め新耐震基準で建てられておりますので、耐震性は確保されております。
 なお、市立工業高等学校につきましては、倉敷市立高等学校体制整備基本計画に基づき、工業系高等学校の在り方について検討を進めているところであり、校舎等の耐震化についても、学校規模の適正化に向けた再編、整備を進めていく中で考えてまいります。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) 精思高等学校も市立工業高等学校も耐震化ができていないというような状況でして、ここで教鞭を執られている先生方や通っていらっしゃる子供たち、生徒たちのことを本当に考えていただきたいというふうに思います。いつ何どき起こるか分からない地震に対して、このまま放っておいていいはずがありません。子供たちや先生たちの命を最優先に考えていただきたいということを申し述べておきたいと思います。
 次に、3点目、特別教室へのエアコンの設置を求めます。
 市立高等学校4校の普通教室へのエアコンの設置が実現したことは、生徒からも教員の皆さんからも、学習に集中できると喜びの声が届いております。本当によかったなと思います。しかしながら、県立高等学校と比較しても、まだ不十分と言わざるを得ません。理科室や家庭科室などの特別教室には、エアコンが設置されておりません。
 ぜひ、子供たちの学びを保障するためにも、特別教室にエアコンの設置を求めます。答弁ください。
○議長(中島光浩 君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹 君) 市立高等学校におけるエアコンの設置につきましては、各学校と協議を行い、必要な教室には設置しておりますが、さらなるエアコンの設置につきましては、電気容量増加に伴う設備全体の再検討を行った上で、整備を進める必要があります。
 倉敷市教育委員会といたしましては、さらなるエアコンの設置につきましては、倉敷市立高等学校体制整備基本計画に基づく、学校規模の適正化に向けた再編、整備を進めていく中で考えてまいります。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) これから、まだまだ使う予定である真備陵南高等学校も含めてですけれども、理科室、家庭科室、これまで小・中学校につけていただいて、本当に喜ばれているかと思います。学びをしっかりと保障していくという意味でも、子供たちにしっかり寄り添っていただきたい。特別教室を使わなくていいわけがないので、そこにエアコンをつけていただいて、しっかりと整備を進めていただきたいと思います。
 次に、4点目、市立高等学校のトイレについてです。
 市立高等学校のトイレの洋式化の整備があまり進んでいないように思われます。特に女子トイレの洋式化や職員用トイレの洋式化の要望を伺っております。
 また、生徒たちの多様性を踏まえながら、トイレの洋式化と併せてバリアフリートイレの設置を積極的に取り入れていただき、教育環境の充実を図っていただきたいと思います。
 教育委員会の見解をお示しください。
○議長(中島光浩 君) 早瀬教育次長。
◎教育次長(早瀬徹 君) トイレの洋式化、バリアフリートイレの設置につきましては、小・中学校においては計画的に進めており、令和6年3月末でトイレの洋式化率は約57%、またバリアフリートイレにつきましては、86校中62校に設置しております。
 市立高等学校につきましても、学校と協議を行いながら、小規模なトイレの洋式化改修や要配慮者に対するバリアフリートイレの整備を行うこととしており、現在、市立高等学校のトイレの洋式化率は約63%、バリアフリートイレにつきましても、5校中3校に設置しているところでございます。
 倉敷市教育委員会といたしましては、市立高等学校のトイレの改修につきましては、今後も学校と協議を行いながら、必要に応じて整備を進めてまいります。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) ぜひとも、バリアフリートイレの設置を要望されている学校もありますので、どうぞ検討いただきたいと思います。
 次に、5点目、スクールソーシャルワーカーの充実を求めます。
 市立高等学校は、これまで述べてきたように、学び直しの場であったり、不登校を経験した生徒であったり、困難を抱える生徒も少なくありません。学校が居場所になっている生徒もいます。
 そんな中、スクールソーシャルワーカーの需要が高まっている状況から、訪問の回数や相談対応時間を増やすなど、さらなる充実を求めます。教育委員会の見解をお示しください。
○議長(中島光浩 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) スクールソーシャルワーカーは、社会福祉士等の資格を持ち、課題を抱える家庭と学校への働きかけや関係機関との連絡調整を行うなど、児童、生徒の悩みや課題が解決に向かうよう支援する役割を担っております。
 倉敷市立小・中・高等学校へは岡山県教育委員会より、平成30年度からスクールソーシャルワーカーが全校に派遣されており、現在11名のうち3名が、市立高等学校において定期的に家庭訪問を行うなど、必要な支援を状況に応じて行っております。
 倉敷市教育委員会では、スクールソーシャルワーカーと毎月の連絡会等で情報共有を行い、緊密に連携を図りながら、学校や児童、生徒の支援に努めております。
 今後も、必要な支援が速やかに行われますよう、引き続き岡山県教育委員会に対して、訪問回数や時間等の拡充を要望してまいりたいと考えております。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) よろしくお願いいたします。
 この項最後に、教員の人員配置の充実を求めます。
 倉敷市立高等学校体制整備基本計画を進めていく中で、少ない教員数で学校を運営しているため、先生たちの業務が過重になっているという状況をお聞きしております。教員がいないために、生徒が履修できないというような状況は避けなければなりません。
 教員の配置を充実させるよう県に求めていただきたいと思いますが、答弁をお願いします。
○議長(中島光浩 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 市立高等学校に勤務する教員の配置は、公立高等学校の適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律、いわゆる高校標準法により岡山県教育委員会が行っております。
 倉敷市教育委員会といたしましては、倉敷市立高等学校体制整備基本計画を進める中で、計画の進行状況を岡山県教育委員会へ報告するとともに、教員の配置が充実されるよう要望してまいりたいと考えております。
○議長(中島光浩 君) 田口 明子議員。
◆11番(田口明子 君) 今見ますと、県のホームページにも載っておりますけれども、高校の教員の採用率というのが年々下がってきておりまして、ぜひともここは、人員配置も含めてしっかりと要望していただきたいと思います。
 子供たちが大切にされているということをしっかりと実感してもらうためにも、子供たちが将来に希望を持って学ぶことができるように、教育行政が最善の努力をすべきだということを申し述べて、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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