録画中継

令和7年第5回倉敷市議会(第3回定例会)
9月5日(金) 本会議 質問
くらしき創生クラブ
天野 千歌 議員
1 放課後児童クラブについて
2 倉敷市立小・中学校の保護者へのICTを活用した情報発信について
3 学校給食について
◆7番(天野千歌 君) (拍手) 皆さんおはようございます。くらしき創生クラブの天野 千歌でございます。このたび、倉敷市議会議員として初当選させていただきました。市民の皆様から温かい御支援をいただき、この場に立たせていただいておりますことを心から感謝申し上げます。
 これまで約30年、たくさんの子供たちや保護者の皆様と出会い、日々の悩みや相談に耳を傾けてまいりました。子供たちの笑顔に励まされ、また保護者の方々の声に学ばせていただき、その積み重ねが、今の私の原点となっております。私は、倉敷のまちが大好きです。だからこそ、子供たちにも倉敷っていいなと思ってもらいたい、そんな願いを込めて毎年、街探検というイベントを行っております。美観地区やその周辺を1日歩きながら謎解きを楽しむ取組で、地域の多くの方々に協力いただきながら続けてまいりました。参加した子供たちが、この間お母さんとまた美観地区に行ってきたとか、阿智神社の階段の数をまた数えに行ってきたなど、話してくれる姿を見るたびに、子供たちがこのまちをもっと知りたい、そして倉敷をもっと好きになってもらえていることを実感しております。そうした経験が、倉敷で育ち、将来は倉敷で子育てをしたいと思っていただける一つのきっかけになればと願っております。
 これからは、先輩や同僚議員とともに、倉敷の魅力を未来へつなぎ、子供たちも大人も安心して暮らせるまちづくりのために、全力で努めてまいりたいと思っております。
 あわせて、伊東市長をはじめ、副市長並びに執行部の皆様にお願い申し上げます。私たち倉敷市議会議員は、少なくとも選挙に足を運んでくださり、そして私たちに投票してくださった約12万7,500人の声を代表してここに立っております。どうか私たちの声に耳を傾けていただき、よりよい倉敷市を共に築いていただけることを切に願うものであります。
 それでは、通告に従いまして、一問一答の方式により質問させていただきます。
 最初の項目、放課後児童クラブについて2点お伺いします。
 この項1点目、放課後児童クラブの入所手続についてです。
 本年度、倉敷市の小学校児童数は2万4,912人、そのうち学童に入所している児童は6,512人、入所率にして26.1%となっております。ここには民間学童に通われている児童は含まれていないため、実際は約3割の児童が児童クラブに通っていると思われます。児童数そのものは、人口減少の影響もあり、毎年100人から200人ずつ減少しております。しかし一方で、児童クラブの入所率は年々上昇しており、利用希望は確実に増えている状況です。その背景には、共働き世帯の増加や、地域における子育て環境の変化があります。特に低学年からの利用が多く、放課後に安心して子供を預けられる場所が必要だという声が年々高まっております。
 そこでお伺いします。
 放課後児童クラブの入所手続は、各クラブで行っていることは認識しておりますが、市内の放課後児童クラブにおける入所申請から入所決定までの大まかなスケジュールをお伺いします。
○議長(荒木竜二 君) 野田保健福祉局長。
◎保健福祉局長(野田和男 君) 天野 千歌議員さんの御質問にお答えいたします。
 放課後児童クラブの入所手続につきましては、本市が入所手続を行う保育所等とは異なり、それぞれの児童クラブにおいて入所申請から入所決定までの事務を行っており、そのスケジュールは各児童クラブにより異なります。
 多くの児童クラブでは、新1年生に関しては、10月頃に各小学校で行われる就学前の健康診断で入所申請の案内をしており、また在校生については、学校や児童クラブを通じて入所申込みの案内を配布しております。その後、おおむね11月末頃までに入所申込みを受け付け、書類審査や面談などを実施し、12月末から1月末までに入所決定を行っております。
○議長(荒木竜二 君) 天野 千歌議員。
◆7番(天野千歌 君) 決定の流れは理解しました。
 次に、放課後児童クラブの入所決定時期についてお尋ねします。
 1月以降に入所が決まる場合、申込みが多い児童クラブでは、入れないかもしれないといった保護者の皆様の不安を耳にすることが多いです。そのため近隣の民間学童にも、同時に申し込まざるを得ない状況が生じております。民間への入会には入会金等が発生するため、保護者負担も大きくなっているのが実情です。
 そこでお伺いします。
 申込みが多い児童クラブにおいても、入所の可否について、できる限り早く連絡できるよう対応することはできないでしょうか。子育て支援課の御見解をお伺いします。
○議長(荒木竜二 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) 児童クラブの入所のことですけれども、先ほど申しましたように、入所手続が各クラブにより異なっており、一概には言えないわけでございますが、10月以降に入所申込みを取りまとめ、早いクラブでは、申込みの締切りと同時に入所できるかどうかが分かるところもあるなど、年内に入所決定が行われる児童クラブもある一方で、定員等の関係や、また、その必要性の部分等も書類審査とか面談などを行う必要があるところもございまして、1月以降に決定となる児童クラブもあるような状況でございます。
 この入所決定に時間を要する児童クラブにつきましては、保護者の方が他の民間施設やサービスなどを検討される時間も確保できるように、なるべく保護者の方に対し、これまで以上に申込み状況とか入所の見込みなどの情報提供を行うように、お願いしていきたいと思っているところでございます。
○議長(荒木竜二 君) 天野 千歌議員。
◆7番(天野千歌 君) 先ほど伊東市長のお話にもあったように、情報提供があるだけでも、保護者の方の不安を取り除けるのではないかなと思いました。申込みが多い児童クラブほど審査に時間を要し、決定通知が遅れることも、もちろん理解しております。ただ、保護者の立場になると、4月から仕事を続けられるかなとか、子供が小学生になるから勤務時間を延ばしたいけれども、児童クラブが決まらないと仕事場にも相談できないなどの不安の声や、あとは、学年が上がると児童クラブに行けるかなというような不安もよく耳にします。その不安を少しでも早く取り除いてあげてほしいと切に願っております。できるだけ年内に決定通知が届き、安心してお正月を迎えていただけるよう、皆様にはどうぞよろしくお願いいたします。また、入所できなかった御家族に対するサポートについても、併せて配慮をお願い申し上げます。
 以上でこの質問は終了いたします。
 それでは、次の項目へ入らせていただきます。倉敷市立小・中学校の保護者ヘのICTを活用した情報発信について2点お伺いいたします。
 学校からは、学校だよりや給食だよりなど、定期的にプリントを配布していると思います。プリント配布に併せて、ICTを活用して情報発信を行えば、保護者に対して、より確実に情報を伝えることができると思います。
 現在、倉敷市立の小・中学校においては、保護者へのICTを活用した連絡はどのような方法があるのか、お聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市教育委員会では、保護者や地域の方々に学校の取組等を発信するため、ホームページを作成、更新することができる管理システムや、保護者に文書配信を行うことができる保護者連絡システムを情報発信のツールとして整えております。
 倉敷市立小・中学校では、行事予定や学校だより、給食だより等につきまして、児童、生徒への文書の配布や学校のホームページへの掲載、保護者連絡システムを活用した文書配信等を、各学校の教育活動の実情や内容に応じて選択したり、それらを組み合わせて保護者や地域の方々に向けて情報発信を行っているところでございます。
○議長(荒木竜二 君) 天野 千歌議員。
◆7番(天野千歌 君) 保護者連絡システムは、緊急性の高い情報が発信されていて、保護者の皆様や見守り隊の方たちのところに情報がスムーズに届き、とてもよいシステムだと思っております。
 ホームページを作成、更新することができる管理システムを使っているということなのですが、その更新状況には、学校ごとに差があるように感じます。
 ホームページの記載を含め、保護者が必要とするタイミングで、行事予定などの情報を適切に発信することが重要と考えますが、倉敷市教育委員会の御見解をお聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市教育委員会では、ホームページの活用については、地域や保護者の方々へ学校の取組を発信する有効な連絡方法の一つと考えており、指導主事による学校訪問や研修等の機会を通じて、学校の取組に応じて更新するよう伝えているところでございます。
 今後も、ホームページの更新を含め、学校が適切な時期に効果的な方法で情報発信ができるよう、教職員を対象としたICT活用研修などを通して、学校への支援に努めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 天野 千歌議員。
◆7番(天野千歌 君) ホームページを活用することで、いずれはペーパーレスを目指し、献立とか学校行事などをホームページからということが定着すれば、印刷代などの学校の費用も削減できるのではないかと考えます。また、ホームページは、転勤で倉敷に移ってくる御家族が学区を選ぶ際の参考にもなっていると、私もよく聞いております。学校ごとのイベントを紹介することは、新しい市民へのアピールにもつながります。保護者が配布物をなくした場合もホームページを確認すれば、学校への問合せも減り、教職員の業務削減にもつながるのではないかと考えます。
 一方で、不特定多数が閲覧できる可能性があるため、犯罪に悪用されるおそれも否定できません。その点に配慮しつつ、各学校のホームページをより充実させていただきたいと思います。ただ、現状では、ホームページや配信システムの更新作業等は、ほとんど教職員が担っていると伺っております。そのため、業務の多様化、負担増加にもつながる面があります。この業務についてはICT支援員や業務アシスタントの方を活用し、新学期などには特に日数を増やすなどして学校を回ってもらい、教員の負担を軽減しながら情報発信ができるようお願いしたいと考えます。
 以上でこの質問は終わります。
 それでは、最後の質問に入らせていただきます。学校給食について2点お伺いします。
 この項1点目、学期の開始日についてお伺いします。
 保護者から、学校によって給食開始日が違うのはなぜとの声をいただきました。実際、始業式以外は給食ありの学校もあれば、2、3日後に始まる学校もありました。
 どのような基準で給食開始日が決まっているのかをお聞かせください。また、共働き世帯が増えている中、給食開始をできる限り早め、保護者の負担軽減を図ることはできないでしょうか。
○議長(荒木竜二 君) 森教育次長。
◎教育次長(森茂治 君) 学校給食の開始日につきましては、学校長が行事や時間割等を基に決定するもので、本市のほとんどの小学校、中学校では、始業式の翌日または翌々日から給食を開始しております。
 学校給食法では学校給食を実施する目的を、児童及び生徒の心身の健全な発達に資するものであり、かつ児童及び生徒の食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で重要な役割を果たすものと規定しています。
 引き続き、学校給食の開始日につきましては、学校長が学校給食法の趣旨を踏まえ、行事や時間割などを基に決定します。
○議長(荒木竜二 君) 天野 千歌議員。
◆7番(天野千歌 君) 学校長が決めるということは存じませんでした。そうなりますと、教育委員会ヘのお願いとなりますが、学校給食開始日もそうなのですが、学期が始まってからしばらくの間や、学期の終わりの頃というのは、下校時間が13時前後と早まり、その状態が1週間ほど続きます。気候のよい時期はいいのですが、近年は気温上昇が著しく、7月や9月にこの状況が続けば、登下校中の熱中症の危険も高まります。この点につきましては、ぜひ各学校の校長先生へ御指導のほど、お願い申し上げます。
 それでは、この項2点目に入ります。学校給食の献立についてお尋ねいたします。
 今までも、何人かの議員もこの質問をされてきていると思いますが、改めて質問させていただきます。
 学校給食の献立は、どなたがどのような基準で作成しているのでしょうか。また、1食当たりの単価はどの程度で、昨今の物価高騰に対してどのように対応しておられるか、お聞かせください。
○議長(荒木竜二 君) 森教育次長。
◎教育次長(森茂治 君) 本市の学校給食の献立につきましては、文部科学省が定める学校給食実施基準に基づき、学校や共同調理場に勤務する栄養士が、必要な栄養素やカロリーの確保に加え、地産地消や郷土料理を考慮して作成しております。また、学校給食は毎日約4万食を提供するため、これに使用する大量の食材を安定的に確保する必要があることから、1年以上前に献立を定めております。
 次に、学校給食の単価は、令和7年1月から1食につき、小学校330円、中学校385円となっております。近年の食材の価格高騰への対策といたしましては、岡山県学校給食会を通じて米や牛乳を県内の自治体で共同購入しているほか、使用食材の見直し等の対策を行っております。
 なお、食材費の高騰による保護者負担の軽減を目的に、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用して、令和6年度、令和7年度の2回にわたり、学校給食費の引上げ分の3か月分に相当する額の支援を行うこととし、さらには令和7年6月の1か月分の給食費の支援を行っております。
○議長(荒木竜二 君) 天野 千歌議員。
◆7番(天野千歌 君) 実は先日、くらしき創生クラブの皆様とともに、倉敷学校給食共同調理場を視察させていただきました。その際、給食費をお支払いして、実際に給食をいただきました。みんな、お盆を持って順番に取っていってと。その日の献立は子供たちに大人気の冷麺であり、私自身もとてもおいしくいただきました。一方、その中で栄養士の皆様からは、物価高騰の影響で献立づくりに苦慮しているというお話も伺いました。
 ここで御提案です。
 荒木議長の許可を得て資料を提出させていただいております。
 かつて、1950年代から1980年代にかけて、学校給食には鯨肉が広く使われておりました。近年では、環境省や農林水産省が水産物の安定供給と水産業の健全な発展を目的に、鯨肉の公的利用を支援しております。資料を見ていただくと分かるように、倉敷市が、もし学校給食用に申し込むと、1キログラム当たり、安くて230円から平均して500円前後で購入できるとのことです。鯨肉は高たんぱく質、低脂肪で栄養価が高く、牛肉や豚肉に比べても優れた点が多くあり、国産です。アレルギー源も少ないと聞いております。ぜひ、鯨肉を献立に取り入れることを御検討いただきたいと存じます。
 そして、ジビエも学校給食にという声があります。ジビエも栄養価が高く、特に鉄分が豊富なので、子供たちの成長には必要と考えます。ぜひ、ジビエも併せて御検討ください。
 子供たちの給食には、楽しみという要素は欠かせません。かつてはクリスマスイブ、12月24日にはクリスマスケーキが給食に出ていたり、果物も今よりももっと多く献立に並ぶことがありました。物価高騰の折ではありますが、そうした特別な献立を復活させていただくことで、給食が今以上に楽しく、思い出に残る給食時間になることを願い、私からの質問を終わらせていただきます。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
ご利用について
  • この議会中継は倉敷市議会の公式記録ではありません。
  • 録画中継は、会議の翌日から起算して、おおむね3日後(土、日、祝日を除く)からご覧いただけます。
  • 映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
  • 本サイトに掲載している情報、また、倉敷市議会ウェブサイト全体は著作権の対象となっており著作権法により保護されています。「私的使用のための複製」や「引用」など著作権法上認められた場合を除き、無断で複製・転用することはできません。