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令和7年第6回倉敷市議会(第4回定例会)
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12月5日(金) 本会議 質問
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内容
会議録
令和7年第6回倉敷市議会(第4回定例会)
12月5日(金) 本会議 質問
青空市民クラブ
齋藤 武次郎 議員
1 倉敷支援学校について
2 学校給食無償化について
3 公立幼稚園の多機能化と果たすべき役割について
4 からくり時計について
◆35番(齋藤武次郎 君) (拍手) 皆さんおはようございます。青空市民クラブの齋藤 武次郎です。
青空市民クラブは、去る10月3日に伊東市長に対し、令和8年度重点要望を提出させていただきました。会派の基本政策・理念を、子供たちの最善の利益が保障される子供ファーストとしていることから、学校生活の暑さ対策や学校給食費無償化等、子供に関することを中心に5項目に絞って要望させていただきました。早速、来年度から2学期始業式を9月1日に繰り下げることを決めていただく等、実現していただいたことに感謝申し上げたいと思います。
それでは、通告に従い、一問一答の方式で質問させていただきます。
質問通告1点目の倉敷支援学校についてお伺いいたします。
1点目は、スクールバスについてです。
今回の補正予算案でスクールバス運行事業費として、児童・生徒数増加に伴い、来年度から倉敷支援学校送迎用スクールバスを現在の5路線から1路線増やし、6路線とするための1,622万円の債務負担行為を設定する予算案が提案されたことを評価するとともに、質問した一人として厚く御礼申し上げたいと思います。保護者の皆さんも大変喜ばれておられました。中には、今年度の中等部3年生の人数が多く、高等部に進学した際に、必要な生徒もスクールバスを利用できないのではと心配していたが、安心したというお声もお聞きいたしました。
そこでお尋ねいたします。
スクールバス増便により、スクールバスを利用できる児童・生徒数が増えると思いますが、現時点で希望する児童、生徒が全員利用できるのか、お尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 齋藤 武次郎議員さんの御質問にお答えいたします。
倉敷支援学校では、中学部に在籍している生徒のうち、高等部を希望する生徒と保護者を対象として、11月から1月にかけて出願前の教育相談を行っており、現在、自力通学が困難な生徒のスクールバスの乗車希望の有無を確認しているところでございます。
スクールバスの増便により、利用できる人数は30人程度増加することから、現時点では、小・中学部の児童、生徒と高等部の自力通学が困難な生徒は、乗車できる見込みでございます。
○議長(荒木竜二 君) 齋藤 武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎 君) 必要な子供たちは利用できるということで、安心いたしました。ただ、全国や岡山県の調査では、特別支援学校の在籍児童・生徒数も全児童・生徒数に占める割合も、年々増加いたしています。ということは、今後もスクールバス利用希望者が増えることが予想されますので、その都度の適切な対応をお願いしておきたいと思います。
次に、この項2点目として、高等部入学者選抜実施要項についてお伺いいたします。
令和8年度高等部入学者選抜生徒募集要項の出願の条件、制限から、自力で通学が可能な者とするという項目が削除されました。本会議や委員会で求めた者として、評価と感謝を申し上げたいと思います。
そこでお尋ねいたします。
出願の条件、制限から、自力で通学が可能な者とするという項目が削除されたことに伴い、高等部の自力通学が困難な生徒の通学について、今後どのように対応していくおつもりなのか、お尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市内には、倉敷市立倉敷支援学校と岡山県立倉敷まきび支援学校が設置されていることから、入学者選抜実施要項の作成や教育環境の整備につきましては、岡山県教育委員会と連携しながら取り組んでいるところでございます。
このたび、岡山県立特別支援学校高等部入学者選抜実施要項が見直され、出願の条件のうち、自力で通学が可能な者とするという項目が削除されたことを踏まえ、教育委員会会議で協議の上、倉敷市立倉敷支援学校入学者選抜実施要項においても、同様に変更することといたしました。
倉敷市教育委員会といたしましては、今後も高等部の自力通学が困難な生徒一人一人の実態に応じて教育相談するなど、丁寧な対応に努めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 齋藤 武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎 君) それでは次に、この項3点目として、教室不足についてお伺いいたします。
児童・生徒数が増加するわけですから、スクールバスだけでなく、教室不足も生じると推測されます。学校にお聞きすると、現在、作業学習等に使用しているプレハブ校舎の一部を、来年度は普通教室として使わなければならないそうであります。音も響くので、障がいのある生徒の中には、気になって学習に集中できない生徒もおられるようで、改修が必要だそうであります。
そこでお尋ねいたします。
来年度の教室不足にどのように対応するお考えなのでしょうか。お聞かせいただきたいと思います。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷支援学校の児童・生徒数につきましては、障がいのある児童、生徒の学びの場について審議を行う倉敷市特別支援教育支援委員会での判断や、保護者の意向を踏まえて就学先が決定するため、現時点で正確に児童・生徒数を算出することが難しい状況でございます。しかしながら、例年の傾向から、令和8年度の児童・生徒数は増加するものと考えております。
倉敷市教育委員会といたしましては、児童、生徒の増加に伴い教室が不足する場合には、児童、生徒の学習環境を第一に考え、学校と相談しながら既存校舎にある教室の配置を変更することで、必要な教室を確保してまいります。
○議長(荒木竜二 君) 齋藤 武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎 君) 確かに入学者が決まらないわけですから、地域の学校と違って、人数がどうなるかというのは未知数だと思うんですけども、一方で、スクールバスのほうは、増えるということで増便するわけですから、やっぱり増えることを前提で準備することが大切だと思います。今の御答弁では、基本的には、プレハブ教室ではなくて、本校舎の中で普通教室を確保していくというお考えだというふうにお聞きいたしました。ただ、先ほどのスクールバスと同様に、今後も児童・生徒数が増えることが予想されると、さらなる教室不足が年々生じることが懸念されますので、しっかりとした対応をお願いしたいと思います。
次に、この項最後に、プレハブ校舎の老朽化についてお伺いいたします。
プレハブ校舎の現状を拝見させていただきましたが、雨漏りしている箇所がありました。トイレも、外から中が見えて、のれんのようなもので簡便に目隠ししているようでありました。カーテンレールのない教室もあり、テープで目隠しをしている箇所もありました。PTAの方から、プレハブの暑さ対策や老朽化を何とかしてほしいとの御要望をいただきました。
そこでお尋ねいたします。
先ほどの答弁で、普通教室には使用しないとしても、老朽化したプレハブ校舎の改修は必要だと思いますが、どのようにお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(荒木竜二 君) 森教育次長。
◎教育次長(森茂治 君) 倉敷支援学校では、プレハブ校舎を平成19年度から21年度にかけて3棟設置しております。施設の適切な維持管理を行うため、建物の屋根や外壁、トイレ、給排水設備等について日常点検及び法定点検を行っており、その際に判明した不具合等について、適宜修繕などを実施しております。また、学校から連絡のあった建物、設備等の不具合等についても、技術系職員が現地確認を行い、対応しております。
引き続き学校と連携を図りながら、必要に応じて教室やトイレなどの環境改善を行い、児童や生徒にとって、よりよい学校生活が送れるよう努めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 齋藤 武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎 君) 対応いただいているんだろうと思いますが、一方で、現地を見ると雨漏りしているんですよね。これは対応しているって、なかなか思えないと思うんですね。必要な環境改善をしっかり行っていただけるようお願いいたします。
次に、質問通告2点目の給食費無償化についてお伺いいたします。
この項1点目の小学校給食費無償化の準備については、先ほどの伊東議員の質問と重複いたしますので、割愛させていただきたいと思います。
次に、この項2点目として、基準額についてお伺いいたします。
自民党、日本維新の会、公明党の3党協議の中で、月額の児童1人当たりの基準額を4,700円とする案が出されているようであります。これは令和5年度に国が行った調査で、小学校の給食費は全国平均で1か月4,688円であったことから、出された数値のようでございます。その際の岡山県の平均額は5,155円で、全国6位の高さでありました。岡山県は全国平均より約500円高く、給食が比較的充実している地域と言えるとも思います。そして、我が倉敷市は、岡山県平均よりさらに高くって、地産地消の取組をはじめ、学校給食がとても充実していると高く評価ができると思います。また、倉敷市の学校給食というインスタグラムもあり、積極的な情報発信にも力を入れられております。このことも併せて評価をしておきたいと思います。
さて、ここからは分かりやすく議論するために、1食当たりの価格で質問させていただきたいと思いますので、御了承ください。月に4,700円ということは、1食当たり269円になります。
そこでお尋ねいたします。
令和5年度に調査を行ったということは、恐らく令和4年度の給食費であったというふうに推測されます。それから、お米をはじめ食材費は相当高騰しています。269円という数値は、現在の実勢価格とかけ離れていると言わざるを得ません。まずは基準額について、今の給食提供が可能な額とするよう国に強く求めるべきと考えますが、当局の御見解をお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 森教育次長。
◎教育次長(森茂治 君) 本市の小学校の学校給食費につきましては、国が実施した学校給食における実態調査の調査年度である令和5年度は1食当たり310円でしたが、米価高騰等の理由により1食当たり20円値上げし、現在は1食当たり330円となっております。したがって、国が令和5年度の調査を基に基準となる額を設定した場合、本市の単価を下回ることとなります。
全国市長会は令和7年11月14日に、国の責任において必要な額を全額国費で確実に担保する仕組みとされるよう強く求めているところです。今後も国に対して、必要な額を全額国費で安定的な財源を確保し、確実に措置されるよう強く求めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 齋藤 武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎 君) 先ほど御答弁になったように、現在倉敷市の小学校の給食費は1食当たり330円ですから、仮に、案に出されている269円の基準額とは、実は61円もの大きな開きがあります。もし国の基準額で給食を提供しようとすると、給食の質を低下せざるを得ません。しかし、そんなことが許されるとは思えません。かといって、差額をこれまでのように保護者から徴収することも、国が給食費無償化をうたっている以上、現実的ではないと思います。国の基準が幾らになろうと、今の給食の質を下げるべきではないと考えます。このことについても、先ほどの伊東議員の質問と重複いたしますので、今の給食の質を下げないことを強く要望させていただきたいと思います。
次に、この項3点目として、財源確保についてお伺いいたします。
給食費の無償化、本来ならば、この財源は国が全額を負担すべきで、倉敷市議会からの国への意見書にも、そのように求めています。ただ、国から地方自治体に一定の負担を求めてくることも予想ができ、その財源確保は大きな課題であります。
先ほど伊東議員からも紹介がありましたように、一部のマスコミによると、昨日の12月4日に自民党、日本維新の会、公明党の3党の実務者協議が開かれ、国による全額負担に対しては慎重な意見が出ており、国費による全額無償化を断念、自治体に一定の負担を求める方向で詰めの調整をしていると報道がされておられます。
また、現在、都道府県レベルで給食費無償化に取り組んでおられる東京都や青森県でも、市区町村に負担を求めています。その上に、先ほど議論させていただいた基準額を上回る部分の負担もあります。仮に基準額が269円となって、青森県のように市町村負担が4分の1と仮定すると、現在1食330円の給食を倉敷市が提供しようとすると、概算ですけど、倉敷市の年間の財政負担は約6億900万円になる計算となります。
そこでお尋ねいたします。
給食費無償化に伴う倉敷市の財政負担も巨額になるということが懸念されますが、その財源確保はどのようにされるお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(荒木竜二 君) 森教育次長。
◎教育次長(森茂治 君) 現在、学校給食費の無償化について具体的な制度設計がされていない状況におきまして、お答えすることは困難です。
国に対して引き続き、必要な額を全額国費で安定的な財源を確保し、確実に措置されるよう強く求めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 齋藤 武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎 君) 答弁はごもっともなんですね、まだ分かっていない。ただ、4月ですから、もう残り4か月を切っているわけですよね。当初予算の準備も予算編成もしなきゃいけない中で、多額な財政負担も想像、懸念されますので、要望もしっかりしながら、しかし一方で、準備もしていかなければならないと思います。ただ、財政負担が大きいからといって、子育て家庭の負担軽減という観点からは、やっぱり給食費無償化は進めるべき国策だと思います。国における議論の推移を注視し、必要な額を全額国費で賄っていただけるよう、引き続き強く求めていただきたいと思います。
次に、この項の4点目として、給食の食べ残し対策についてお伺いいたします。
これまでも学校現場では、食べ残しが少なくなるよう様々な取組をされておられることを評価させていただきたいと思います。ただ、給食費無償化が実現すると、食材も税金で購入することになります。さらに、食べ残しが少なくなるような対策も必要なのではないでしょうか。
そこでお尋ねいたします。
コスト縮減の面から、想像される食べ残しの量の幾分かは、最初から調理する量を減らす対策を講じてはどうでしょうか。お伺いいたします。
○議長(荒木竜二 君) 森教育次長。
◎教育次長(森茂治 君) 学校給食の献立につきましては、文部科学省が定める学校給食実施基準に基づき、児童、生徒の健全な成長に必要な栄養素の基準を満たすように献立を作成し、提供しております。そのため、一律に学校給食の提供量を減らすことは栄養不足を招き、児童、生徒の成長に及ぼす懸念があるため、困難です。
学校給食における食べ残しの削減に向けた取組といたしましては、食べ物の大切さや成長期に必要な栄養素についての食育の授業や、食べ残しの多い献立については内容の見直しを行っております。また、担任が喫食状況を把握し、児童自身が量を調整することで、無理せず食べられるように配慮しているところです。
今後も学校給食実施基準を守りつつ、食べ残しの削減に努めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 齋藤 武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎 君) 私も孫が小学生なんで、学校での取組が懸命にされていることをよく聞いております。そのことについては評価いたしておりますので、引き続き対策を講じていただきたいと思います。
次に、この項最後に、特別支援学校や中学校の学校給食無償化についてお伺いいたします。
今回の給食無償化は、公立小学校が対象となっています。
そこでお尋ねいたします。
来年度開校の下津井学園の1年生から6年生や倉敷市立倉敷支援学校の小学部は、この学校給食無償化の対象となるのでしょうか。お尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 森教育次長。
◎教育次長(森茂治 君) 現在、学校給食費の無償化について、国から具体的な制度設計が示されていませんが、義務教育学校の1年生から6年生及び支援学校の小学部についても、学校給食費の無償化の対象とされるものと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 齋藤 武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎 君) 当然のことだと思いますね、安心いたしました。
では、例えば、下津井学園の7年生から9年生、同じ学校の生徒の中で1年生から6年生と7年生から9年生、また倉敷支援学校の中等部、小学部はなるけど、中学部はならない。また、義務教育でありながら、小学校はなるけども、倉敷市立の中学校の給食はならないと。こういったことがあると、やっぱり不公平を感じると思うんですね、いわゆる中学校の3年間も無償化すべきと考えますが、当局の御見解をお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 森教育次長。
◎教育次長(森茂治 君) 再質問にお答えします。
中学校の給食費の無償化につきましては、市が単独で行いますと、年間で約9億円余りの財源が必要となることから、倉敷市が独自で実施することは困難であると考えております。まずは、国から制度設計が示された段階で、小学校の学校給食費の無償化に向けて適切に対応してまいります。
○議長(荒木竜二 君) 齋藤 武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎 君) 本来は、中学校が先にやったほうが、国策としてはいいんだろうと思いますけど、事情があるんだろうと思います。今回は喫緊の課題として、国で進められようとしている公立小学校の学校給食無償化について主に議論させていただきましたけれども、今回の新聞報道などを見ると、所得制限を設けない学校給食費の一律無償化ですから、全ての子供たちに等しく恩恵が及ぶよう、私立学校で学ぶ子供たちへの学校給食費相当額の支援を行うことも要望させていただきまして、この項の質問を終わらせていただきたいと思います。
続いて、質問通告3点目の公立幼稚園の多機能化と果たすべき役割についてお伺いいたします。
最近、倉敷市の保育園に入所できない旨のSNSへの投稿が多くなっているのに驚かされました。そのような投稿を見て、これから保育園に子供を預けようとする保護者の皆さんは、不安を感じてしまうのではないかと心配いたしております。実際に私のところにも、どこの保育園にも入所できなかったら困るので、本意ではないけれども、入所希望園に幼稚園も入れておいたほうがよいのかという御相談を複数お聞きいたしています。
ところで、令和7年度の倉敷市立幼稚園の定員充足率は41.2%で、年々定員総数を減少しているにもかかわらず、定員充足率は低下をし続けています。倉敷市では幼稚園の多機能化として、多くの公立幼稚園で3歳児保育や預かり保育が実施されています。しかし、公立幼稚園に入所する子供の人数は減少の一途をたどっています。公立幼稚園・公立保育園・公立認定こども園の適正配置計画も、どうも令和7年度で落ち着いた感があります。今後は公立幼稚園の果たすべき役割を明確にして、保育園に入所できなかった子供たちの受皿としてではなく、積極的に公立幼稚園を選んでもらえるようにしなければならないと思います。そのためには、9月議会で申し上げましたけれども、給食の導入や駐車場の整備が必要だと思います。
また、現在、保健福祉局の施策として公立幼稚園で実施されている幼児指導教室や子育て広場も、また子育て支援センターとしての役割も、教育委員会の施策として全公立幼稚園で実施してはどうでしょうか。地域の保護者や子供たちに入園前から公立幼稚園に来てもらうことこそが、幼稚園に親しみを持ってもらい、幼稚園の先生方に対する信頼感を持ってもらう。それこそが将来の入園につながるのではないでしょうか。
そこでお尋ねいたします。
公立幼稚園の果たすべき役割と今後の多機能化についてどのように認識され、そして倉敷市立幼稚園がどのような役割を果たしていくお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 生涯にわたる人間形成の基礎を培う幼児期の教育の重要性が、近年、改めて注目されている中、幼稚園には、地域における幼児教育の中心的な役割が求められており、倉敷市立幼稚園におきましても、地域や家庭と連携しながら子育て支援の充実、推進に努め、家庭の教育力の向上につなげております。
一方で、子育てについての保育ニーズに対応して、預かり保育や3歳児保育を拡充するなど、公立幼稚園の多機能化を進めることで、待機児童対策や子育て支援の役割も果たしております。
引き続き、幼児指導教室や子育て広場を実施している園なども子育て支援の拠点施設になるよう、子供たちにとってよりよい幼児教育及び保育の環境の創出を目指してまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 齋藤 武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎 君) あくまでも、公立幼稚園である保健福祉局の施策で進めるという御答弁だったと思います。その答弁は受け止めていきたいと思いますが、ぜひ幼稚園も教育委員会も、保育園に負けないよう頑張ってほしいとエールを送らせていただき、最後の質問に移らせていただきたいと思います。
次に、質問通告最後のからくり時計についてお伺いいたします。
JR倉敷駅北口のからくり時計の前には、長年にわたって、からくり時計は故障のため停止中の看板が掲げられております。からくり人形だけでなく、時計自体が止まっていることも少なくありません。私の記録では、令和4年3月にからくり人形がリニューアルされた旨が残されておりました。松山市の道後温泉の坊っちゃんカラクリ時計は、いつ訪れても私たちを迎えてくれ、楽しませてくれるのに、どうして倉敷市のからくり時計は故障が続いているのでしょうか。
そこでお伺いいたします。
令和4年3月以降、このからくり時計の稼働率はどのぐらいなのでしょうか。また、どうして修理ができないのでしょうか。修理についての考え方と今後の方針についてお聞かせいただきたいと思います。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) JR倉敷駅北口のからくり時計は、からくり人形と時計で構成されており、平成9年のチボリ公園開園に伴い、市が整備したものでございます。最近では、令和4年3月にからくり人形の大規模な修理を行いましたが、令和5年5月に再度故障し、停止いたしました。その後、時計だけでも稼働させるということで令和6年9月に修理を行いましたが、令和7年8月に再度故障し、令和4年3月から現在までのからくり時計の稼働率は約11%となっております。
現在、故障原因や修理方法などについて調査をしているところですが、全体的に老朽化が進んでいることや、特殊な構造であり、部品もないことから、今後の在り方も含め、さらに検討してまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 齋藤 武次郎議員。
◆35番(齋藤武次郎 君) 11%なんですね。
ところで、長野県安曇野市のショッピングセンターあづみ野本館吹き抜け部分に設置されている大型からくり時計が、約20年ぶりに完全復活した。運営会社と全国のからくり時計を調査する団体、はまなす団との出会いを機に、修復が実現。令和7年10月19日にお披露目され、施設のシンボルとしての輝きを取り戻した。このような記事を目にいたしました。この団体は、ほかにも名古屋市の御園通商店街のからくり時計も修復されたそうであります。
私は、先日、このはまなす団の方とお話をする機会がありました。お聞きすると、倉敷市のからくり時計は西日本最大の大きさで、全国的にからくり時計が珍しいものになっており、復旧すれば、全国的にも注目されると言われておりました。特に音響に特化した倉敷市のからくり時計は、全国的にも珍しいそうであります。修復も可能だと言われておりました。
鳥取市のわらべ館では本日12月5日まで、時を彩る総合芸術、からくり時計の世界というイベントが開催されており、家庭向きのからくり時計から高さ3メートルに及ぶ大型の作品が展示され、さらには製作者や全国に存在する様々なからくり時計を紹介されているそうであります。全国のからくり時計がある町が連携して、からくり時計サミットやからくり時計巡りが実現すればいいなと、その団体の皆さんと大いに話が盛り上がりました。このような団体に協力を依頼して、修復を目指してはどうでしょうか。
いつの日か、あのからくり時計が修復され、デッキに多くの人が足を止め、楽しいからくり演出に魅了されるときが再び訪れることを期待して、私の質問を終わらせていただきたいと思います。御清聴ありがとうございました。(拍手)
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