録画中継

令和7年第6回倉敷市議会(第4回定例会)
12月9日(火) 本会議 質問
くらしき創生クラブ
時尾 博幸 議員
1 教育行政について
2 観光行政について
3 交通政策について
4 環境政策について
5 ハラスメントについて
            午前10時     開 議

○議長(荒木竜二 君) 皆さんおはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。
 ただいまの御出席は40名、会議は成立いたしました。

            ~~~~~~~~~~~~~~~

△〔質問〕

○議長(荒木竜二 君) それでは、前日に引き続き質問を行います。
 初めに、42番 時尾 博幸議員。
            (42番  時尾 博幸君  質問者席登壇)
◆42番(時尾博幸 君) (拍手) 皆さんおはようございます。くらしき創生クラブの時尾 博幸です。
 通告に従いまして、一問一答の方式により5項目について質問させていただきます。
 まず1項目めとして、教育行政についてお尋ねさせていただきます。
 この項では、5点についてお尋ねさせていただきます。
 1点目として、倉敷市の教職員の欠員状況とその対策についてお尋ねさせていただきます。
 県内では、教職員の欠員解消が喫緊の課題となっています。倉敷市内の小・中学校の欠員状況はどのようになっているのか、また今後欠員が生じないように、本市として対策は検討しているのか、お考えをお尋ねさせていただきます。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 皆さんおはようございます。それでは、時尾 博幸議員さんの御質問にお答えいたします。
 倉敷市立小・中学校における教員の休暇、休業等への代員の必要数は、校種や年度によって異なりますが、年々増加傾向にあり、近年の講師不足の状況から、直ちに代員が配置できず欠員となっている学校もあります。代員が必要となった場合、岡山県教育委員会が速やかに講師を配置することとなっており、現在も強く要望しているところでございます。
 倉敷市教育委員会といたしましては、退職教員や非常勤講師、教員免許を取得している支援員等に代員をお願いすることや、大学やハローワーク等を通じて代員の募集を行うなど、人員の確保に向けた取組を今後も進めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項2点目として、学校における働き方改革の一層の推進についてお尋ねさせていただきます。
 まず、本市における教職員の月当たりの時間外在校等時間、小・中学校別についてお尋ねさせていただきます。
 毎年6月に岡山県教育委員会が勤務実態調査を行っていると思いますが、常勤講師を含めた本市における教職員の令和7年6月の小・中学校別の時間外在校等時間はどのようになっているのか、お尋ねさせていただきます。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市立小・中学校における今年度6月の時間外在校等時間の平均時間数は、小学校が44.0時間、中学校が45.4時間でございました。
 小学校につきましては、文部科学省が示している月当たりの時間外在校等時間の上限の目安時間である45時間を下回っておりますが、中学校におきましては0.5時間程度上回っている状況でございます。
 これまでの取組が着実に成果を上げてきているところではございますが、さらなる改善に向け、より一層学校における働き方改革を進めてまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 次に、学校における働き方改革の一層の推進についてお尋ねさせていただきます。
 岡山県教育委員会は、令和7~10年度学校における働き方改革重点取組を発表されています。この中で、目標を月当たりの時間外在校等時間が45時間以内となっている教員の割合を100%にするとされています。本市としても、この目標を目指して取組を進めていかなければなりませんが、学校における働き方改革の一層の推進のために、本市としてどのような取組を計画しているのか、お尋ねさせていただく予定でしたが、さきの質問と重複いたしますので、質問は割愛させていただきます。
 この項3点目として、学校園の跡地活用についてお尋ねさせていただきます。
 令和8年4月の下津井学園開校に伴い、令和8年3月末をもって閉校となる下津井東小学校及び下津井西小学校の跡施設の利活用方法等について、サウンディング型市場調査、対話が進められています。
 このたびのサウンディング型市場調査は、学校園など公共施設の跡地活用を検討する過程において、どのような位置づけで行われるものなのか、お尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 森教育次長。
◎教育次長(森茂治 君) 倉敷市では、用途廃止した学校園を含む公共施設につきましては、市役所内他部署での利活用を検討し、活用が見込まれない場合は、原則として一般競争入札による売却を行うこととしておりますが、売却に適さない物件や市で保有すべき物件などにつきましては、事業者提案による手法等についても考えることとしております。
 閉校後の下津井東小学校及び下津井西小学校につきましては、庁内他部署での利活用の検討を行いましたが、活用が見込まれなかったことから、施設等の利活用について幅広く検討するため、このたび民間事業者との意見交換等を通して、様々なアイデアや意見を把握するサウンディング型市場調査を実施するものでございます。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項4点目として、試行されている不登校児童・生徒の指導要録上の出欠の取扱い及び成績評価についてお尋ねさせていただきます。
 今年の10月1日から開始した倉敷ふれあい教室(適応指導教室)以外の公的機関やフリースクールなどの民間施設への通室、及びICT等を活用した自宅等における学習支援を受けている不登校児童・生徒の指導要録上の出席扱いについて、現在の進捗状況についてお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 仁科教育長。
◎教育長(仁科康 君) 倉敷市教育委員会では、不登校児童・生徒の指導要録上の出欠の取扱いにつきまして、令和7年10月から試行的に運用を開始いたしました。試行するに当たり、不登校児童・生徒の相談、指導を目的とした民間施設への説明会を行い、その取扱いについての周知を図りました。
 また、学校に対して、不登校児童・生徒が民間施設等を利用している状況の調査を行い、その民間施設が出席扱いとすることができる施設かどうかの判断をしているところでございます。一方で、児童、生徒があらかじめ在籍校の担任等と計画を立て、自宅で学習するなど、その学習活動を出席扱いとしている学校の状況も把握しております。
 今後は様々な課題の改善を図り、よりよい試行的な運用となるよう努めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項5点目として、学びの多様化学校、いわゆる不登校特例校についてお尋ねさせていただきます。
 本市において、学びの多様化学校、いわゆる不登校特例校の開設についての本市の見解をお尋ねさせていただく予定でしたが、さきの質問と重複いたしますので、質問は割愛し、要望させていただきたいと思っております。
 本市においては、不登校児童・生徒の指導要録上の出欠の取扱い及び成績評価が可能になりましたが、フリースクール等の民間施設へ通室する場合や、民間が提供するICT教材等を活用する学習を行う場合には、保護者の経済的な負担が大きいと考えます。今後、市教委として、学びの多様化学校の開設について前向きに検討していただきたいと思います。また、学びの多様化学校を開設する場合の候補地として、令和9年4月1日に開校する統合校に統合される予定の倉敷市立精思高等学校については、JR倉敷駅にも近く、交通の利便性がよいことから、跡地の活用として御検討いただければと思います。
 2項目めとして、観光行政についてお尋ねさせていただきます。この項では、3点についてお尋ねさせていただきます。
 この項1点目として、大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)並びに瀬戸内国際芸術祭2025についてお尋ねいたします。
 まず、大阪・関西万博並びに瀬戸内国際芸術祭2025での本市の取組と効果についてお尋ねさせていただきます。
 大阪・関西万博並びに瀬戸内国際芸術祭2025での本市の取組と効果はどのように考えているのか、お尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) 大阪・関西万博並びに瀬戸内国際芸術祭2025は、倉敷市の魅力を国内外に広く発信し、観光誘客と地域経済の活性化を図る機会と捉まえまして、様々な取組を実施したところでございます。
 まず、大阪・関西万博では会期中4つの出展を行いまして、マスカットや白桃ジェラートなどの販売、畳縁やジーンズを使ったワークショップ、ステージでの観光PR、またVRを活用した美観地区などの観光体験ができるようなものなど、食、歴史、文化、特産品といった倉敷の様々な魅力を、全体で約17万人の方がこれを体験していただいたかというふうに思っております。
 また、瀬戸内国際芸術祭につきましては、本島会場への定期船が発着します児島観光港のトイレの洋式化など受入れ環境の整備、また大原美術館など市内のアート施設への誘客を図るためのパネルの設置なども行いました。
 倉敷インバウンド誘致委員会に加盟する14の施設の令和7年4月から10月における外国人観光客の宿泊者数でございますが、令和6年比で158%となっておりまして、これはもちろん、為替とか航空便など複数の要因も想定されるところではありますが、万博や瀬戸内国際芸術祭が、本市への誘客に一定の効果をもたらしているものと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 次に、KITTE大阪に開設している倉敷市のアンテナショップ「クラシキ」についてお尋ねさせていただきます。
 JR大阪駅直結の大型複合施設JPタワー大阪内の商業施設部分、KITTE大阪に開設している倉敷市のアンテナショップ「クラシキ」については、令和6年7月から令和9年3月までが契約期限と伺います。
 営業実績により契約更新の可能性があると認識していますが、開設以来の営業実績と今後については、現状どのように考えているのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) アンテナショップ「クラシキ」は、関西国際空港と直結した関空特急はるかの乗り入れや、大阪・関西万博の開催によるJR大阪駅周辺の国内外の観光客の増加を見据え、令和6年7月に開設いたしました。
 店舗による購入者数からの推計では、これまでに約30万人ものお客様に御来店いただいております。一方、売上げにつきましては、累計として見込額を上回る成果を上げているものの、短期的に見れば、万博開催期間中に見込額を下回る月もあり、開設から約1年4か月が経過し、事業効果の維持、向上への課題も見え始めているところでございます。
 市といたしましては、引き続き来店者数や売上げなどを注視してまいりますとともに、JR大阪駅周辺の再開発に伴う人流の変化や観光客の動向などを総合的に判断し、契約の更新について検討してまいります。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項2点目として、水島港まつりについてお尋ねいたします。
 まず、第69回水島港まつり・第7回水島よさこいを終えてについてお尋ねさせていただきます。
 先日開催されました第69回水島港まつり・第7回水島よさこいを終えて、本市としての所感を伺います。
○議長(荒木竜二 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) 第69回水島港まつり・第7回水島よさこいにつきましては、中四国を中心に関東、関西などから49チーム、総勢2,064人の踊り子が躍動感あふれる演舞を披露いたしました。地元からも保育園の園児、金融機関と高校生の連合チームや新たな踊りチームなどが参加しており、水島よさこいを中心とした地域のイベントとして定着してきております。
 また、新しい企画であるみずしまパンマルシェを含むキッチンカー、屋台などのフードエリアでは、終日客足が途絶えることはなく、好天に恵まれたこともあり、5万人を超える来場者でにぎわい、好評を博したものと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 次に、第70回水島港まつり・第8回水島よさこいについてお尋ねさせていただきます。
 昭和31年から様々な催しで水島を彩ってきた地域を代表するお祭りである水島港まつりは、来年、70回目の節目の開催になります。
 来年度の取組についてはどのように考えているのか、また運営体制について課題があると伺っていますが、今後の祭りの運営体制についてはどのように考えているのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) 水島港まつりは、昭和31年に第1回が開催されて以降、地域を代表する祭りとして継続し、来年で第70回の節目を迎えることから、その内容につきましては、記念開催にふさわしい祭りとなるよう、地域の皆様はもとより、地元事業者の方々とも協議してまいりたいと考えております。
 また、運営体制につきましても、地域全体の活性化やにぎわい創出につながるイベントとなるよう、これまでに関わっていただいた関係者の皆様とも相談しながら、できるだけ多くの方々に運営から参加いただけるような体制づくりに努めてまいります。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項、要望で終わらせていただきたいと思っています。
 コロナ禍が明けて、水島よさこいを本格的に開催する中で、水島支所と地元ボランティアによる実行委員会での運営体制に課題もあるように伺っています。来年、70回目の節目の開催を控える中、運営体制の在り方について関係者で十分御議論いただき、今後もすばらしいお祭りを開催していただけたらと思います。
 この項3点目として、全国工場夜景サミットin倉敷についてお尋ねさせていただきます。
 まず、全国工場夜景サミットin倉敷を振り返ってについてお尋ねさせていただきます。
 私も、当日参加させていただきましたけれども、本市において初めて開催した全国工場夜景サミットin倉敷は、屋内外に多くの参加者が集い、成功裏に終わったと思います。
 全国工場夜景サミットin倉敷を終えて、成果や課題などがあれば教えていただきたいと思います。
○議長(荒木竜二 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) 全国工場夜景サミットは、工場夜景を観光資源として活用、またPRすることにより、工場夜景の知名度の向上や観光客誘致を図ることで、観光振興及び地域の活性化に寄与することを目的として、全国工場夜景都市協議会に加盟する都市による持ち回りで毎年開催されております。
 本市では、水島コンビナートの工場夜景をPRすることで、工場夜景都市としての認知度の向上を図り、夜型観光を推進することを目的に協議会に加入した今年、水島愛あいサロンを会場として全国工場夜景サミットin倉敷を開催いたしました。
 屋内会場では、全国14の加盟都市による工場夜景PR、水島まちづくり協議会や倉敷古城池高校の生徒による水島地域を盛り上げるための取組事例の発表、倉敷市の工場夜景PRとして、地元の団体や地域の方々の協力により作成した動画も放映し、工場夜景の魅力や可能性のみならず、水島地域のまちづくりや水島コンビナートについても広く知っていただく機会となりました。
 また、屋外会場では、地域の事業者による飲食販売やワークショップ、水島コンビナート企業から協賛いただいた景品が当たるガチャガチャなど、倉敷中央高校の生徒にサポートいただきながら進めてまいりました。
 今回の夜景サミットを通じて、協議会加盟の他都市の皆様の様々な取組事例を知ることができるとともに、工場夜景をテーマとして地元の方々と一体となって取り組めたことは、大きな成果であったと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 次に、今後の取組についてお尋ねさせていただきます。
 サミット後の日常において、工場夜景を観光資源にする取組として、例えば、日中に倉敷美観地区を観光した後、日が暮れて水島コンビナートの工場夜景や、水島地区に多い焼肉店で夕食を満喫するコースなどの周遊観光プランの造成をしてはどうかという声も伺っています。
 地域の住民団体とも協力しながら、本市として今後どのような取組を行っていくのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) 今回のサミット終了後に、大型バスによる夜景観光バスツアーを実施したところ、募集定員がすぐに埋まるなど、工場夜景への関心の高さがうかがえました。
 この夜景観光バスツアーは、水島まちづくり協議会の皆様に夜景スポットの情報を提供いただき、地元の工場夜景愛好家の方に説明いただくなど、地元の方々の協力もあり、魅力的なツアーとなりました。
 また、参加自治体関係者を対象として実施した工場夜景クルーズでは、間近で見られるコンビナート夜景を地元高校生に案内していただき、大変好評でした。
 今後の工場夜景を観光資源とする取組につきましては、まちづくり協議会やコンビナート企業など地元関係者の皆様と意見交換を行いながら、具体的な検討を進めてまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項目も要望で終わらせていただきたいと思いますが、水島まちづくり協議会においては、今後、工場夜景に関する部会も新たに設置される予定と伺っております。コンビナート企業などにも引き続き御協力をいただきながら、今回のサミットを契機として、工場夜景を観光資源とした取組がさらに前に進むことを期待しております。
 3項目めとして、交通政策についてお尋ねさせていただきます。この項では、3点についてお尋ねさせていただきます。
 この項1点目として、水島臨海鉄道についてお尋ねさせていただきます。
 まず、駅券売機へのキャッシュレス決済の導入についてお尋ねさせていただきます。
 公共交通事業者において、キャッシュレス決済に対応するための所要の設備やシステムの導入を支援するものとして、国土交通省の補助メニューの地域交通キャッシュレス決済導入支援事業を活用した場合、最大3分の1の補助があると伺います。
 水島臨海鉄道において、自動券売機でキャッシュレス決済できる設備の導入を検討していると伺いますが、市としても、支援を行ってはどうかと考えますが、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 公共交通のキャッシュレス化は、幅広いニーズやインバウンドにも対応できることから、利用者の利便性向上につながるものと考えております。
 市といたしましては、水島臨海鉄道が倉敷市駅と水島駅に設置を予定している、クレジットカードと二次元バーコードによる支払いが可能な自動券売機の導入に対しまして、必要な支援を検討してまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 次に、トイレの整備についてお尋ねさせていただきます。
 現在、トイレが設置されていない水島臨海鉄道の駅について、市として駅周辺にトイレの設置をしてはどうかと考えますが、お考えをお尋ねいたします。
 また、弥生駅のトイレは現在閉鎖されており、常盤駅のトイレは一部使用できない状況になっていますが、今後どのように修復するのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 水島臨海鉄道の10駅のうち5駅でトイレが設置されておりませんが、本市としましては、鉄道利用者のためのトイレにつきましては、鉄道事業者が整備すべきものと考えております。
 また、弥生駅は、過去に度々便器などが壊されたため全面的に閉鎖されており、常盤駅につきましては、一部の便器が壊されて使用できない状況となっております。
 今後の修復につきましては、物価高騰などにより厳しい経営状況にあることから、現時点では困難であると伺っております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 次に、JR倉敷駅への乗り入れについてお尋ねさせていただきます。
 水島臨海鉄道の倉敷市駅とJR倉敷駅を結ぶ短絡経路を整備する場合には、利用者の集中によりJR倉敷駅ホームの混雑が懸念されることから、今後、安全性などについて、JR西日本と水島臨海鉄道、市の3者で協議を進めていくことになるとの本会議答弁がこれまでにありました。
 現在の検討状況はどのようになっているのか、お尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) これまで水島臨海鉄道の倉敷市駅とJR倉敷駅のホームを結ぶ短絡経路につきまして、JR西日本と水島臨海鉄道、市の3者で協議を進めてまいりましたが、JR倉敷駅のホームを水島臨海鉄道の利用者も利用することとなりますので、列車到着時に双方の利用者が集中、混雑し、接触や転落事故などの懸念があるといった課題があり、現状では安全性の確保などが難しいことが分かりました。
 このため、今後は乗り継ぎの利便性向上につながる代替えの方策につきまして、検討してまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 要望で終わりますけれども、JR山陽本線等倉敷駅付近連続立体交差事業を行う際も含めて、関係機関と引き続き協議をし、今後も乗り継ぎの利便性向上につながる方策の御検討をお願いしたいと思います。
 この項2点目として、水島緑地福田公園とライフパーク倉敷への公共交通機関の活用についてお尋ねさせていただきます。
 これまでの本会議での御答弁で、自然史博物館の移転や、現在水島緑地福田公園で整備を進めている屋内プールの開館に伴い、路線バス事業者に運行の検討をお願いしていきたいとのことでありましたが、現在の状況はどのようになっているのか、お尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 自然史博物館の移転や水島緑地福田公園の屋内プール開館に当たり、JRや水島臨海鉄道の駅から水島緑地福田公園、ライフパーク倉敷などを結ぶバス路線を新設することにつきまして、これまで路線バス事業者と協議を行ってまいりました。
 その結果、路線バス事業者としては、平成5年のライフパーク倉敷の開館に伴い、倉敷駅からライフパーク倉敷間と水島臨海鉄道の水島駅からライフパーク倉敷間の路線を新設した際、いずれも利用者が少なく、平成17年に廃止したため、再度の運行には課題があるとの話をいただいております。
 市といたしましては、開館後の移動手段の状況等を踏まえ、引き続き路線バス事業者に運行についての検討をお願いしてまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項3点目として、自動運転車両の導入についてお尋ねさせていただきます。
 先日、建設消防委員会の行政視察で愛知県春日井市に伺い、日本三大ニュータウンの一つとされる高蔵寺ニュータウンにおける先導的モビリティーを活用したまちづくりについて、視察させていただきました。
 自動運転に関わる動向として、政府は2023年12月に閣議決定されたデジタル田園都市国家構想総合戦略(2023改訂版)において、全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会を目指し、分野横断的に目標が掲げられていると伺います。
 この中で、自動運転による地域交通に関しては、関係府省庁が連携し、地域限定型の無人自動運転移動サービスを2025年度をめどに50か所程度、2027年度までに100か所以上で実現し、全国に展開、実装する。これに向けて意欲ある全ての地域が同サービスを導入できるよう、あらゆる施策を講ずるとされていることからも、地域交通における自動運転の社会実装は、確実に進んでいくことが想定されるところであります。
 本市において、自動運転車両による実証実験を行い、段階的に導入することについてのお考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 堀越建設局長。
◎建設局長(堀越信宏 君) 自動運転は、運転手不足や交通事故の削減など、地域公共交通が抱える課題に対する解決手段として期待されております。
 現在、国の補助金を活用し、全国各地で特定の条件が整備された道路におきまして、運転者を必要としない完全自動運転、いわゆるレベル4へ向けた実証実験が行われておりますが、環境整備等の費用面やシステムの技術的な課題もあるとお伺いしております。
 本市といたしましては、今後、実証実験の結果などに注視しながら、どのような対応が必要なのかなどについて検討してまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 4項目めとして、環境政策についてお尋ねさせていただきます。この項では、2点についてお尋ねさせていただきます。
 この項1点目として、本市における鉄道アセットなどを活用した水素利活用についてお尋ねさせていただきます。
 鉄道アセットとは、鉄道事業を運営、維持するために保有する有形無形の資産・財産全般を指す言葉で、法令や会計上の固定資産や鉄道施設といった概念とほぼ同義で用いられると伺います。
 津山市では、水素燃料電池列車のJR津山線への導入と並行して、市内の駅をバス、トラック、乗用車に対する水素供給拠点として活用するほか、独自の水素利活用に向けた取組も検討されていると伺います。
 本市においては、ENEOS株式会社とJFEスチール株式会社による水島コンビナートにおけるCO2フリー水素の利活用に関する共同検討が行われていると伺います。
 また、JR西日本においては、岡山地区における水素輸送・供給に関する調査、検討として、倉敷市水島から津山市にわたる岡山地区において、水素キャリアとしてのメチルシクロヘキサン、脱水素後のトルエンの貨物鉄道による輸送に関する調査、複数種の交通機関等に供給する総合水素ステーションの設置、運営に関する調査、水素輸送・供給までの事業モデルの実現性及び事業性の評価を実施されていると伺います。
 国土交通省鉄道局の鉄道脱炭素施設等実装調査事業に採択され、JR西日本とJR貨物で、線路敷パイプライン及び水素利活用の検討等や鉄道による全国への水素輸送の検討等として、水島製油所において水素の受入れ、貯蔵、供給に向けた検討を行っているENEOSと連携調査を実施中と伺います。
 そこでお伺いさせていただきますが、水島臨海鉄道も含めた本市における鉄道アセットなどを活用した水素利活用について、どのように考えているのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 外村環境局長。
◎環境局長(外村博之 君) 次世代エネルギーとして水素が広く使用されるには、水素の原料の受入れ拠点や水素の製造拠点に加え、地域での水素ステーションの拡充や各拠点を結ぶ輸送経路の確保が不可欠であると認識しております。
 また、国と鉄道事業者による連携した取組では、鉄道分野でのカーボンニュートラル推進に向けて、水素燃料をはじめとする様々な化石燃料の代替手段を研究し、一部では実証も進んでいると伺っておりますので、今後も引き続き国や鉄道事業者の動向を注視してまいりたいと考えております。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) この項2点目として、水素ステーションと水素自動車についてお尋ねさせていただきます。
 水島愛あいサロンに設置している水素ステーションの活用状況と、本市所有の水素自動車の活用状況はどのようになっているのか、お尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 杉岡企画財政局長。
◎企画財政局長(杉岡知裕 君) 環境交流スクエアの水素ステーションは、平成29年5月に水素エネルギーの普及啓発を図るために設置し、併せて水素で走行する燃料電池自動車1台をリース契約し、環境学習の一環として施設見学や環境イベント等で活用してまいりました。設置からの8年間で、見学者数は延べ約1万7,000人、燃料電池自動車の走行距離は約3万8,000キロメートルとなっております。こうしたことから、これらの設備は一定の役割を果たしたものと認識しております。
 現在、メーカーから水素ステーションにつきましては、耐用年数が経過した令和7年4月以降の保守点検が困難であるとの申出を受け、利用を停止しております。また、燃料電池自動車につきましても、リース期間が満了しているため、水素ステーション廃止について検討していますが、水素など次世代エネルギーについての啓発は引き続き行ってまいります。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 今御答弁いただいた水素ステーションと水素自動車については、メーカーの都合もありますが、残念な状況かと思っております。
 最後、この項の全体の要望として、水素の利活用について要望させていただきたいと思っております。
 コンビナートにおける水素利用は、脱炭素化、カーボンニュートラルに向けた重要戦略であると思います。水素の価格差補填や、貯蔵タンク、パイプラインなどのインフラ整備費用を支援する水素社会推進法や、CO2の回収・貯留事業を支援する二酸化炭素の貯留事業に関する法律、いわゆるCCS事業法など、国の支援や法整備も進んできていると伺います。
 全国の主要コンビナートにおいても、川崎臨海部では川崎カーボンニュートラルコンビナート構想に基づく水素供給拠点の形成、大分コンビナートでは脱炭素化推進会議を発足させ、国の水素供給拠点を目指されていたり、周南市では水素利活用構想並びに計画を策定され、周南市水素利活用協議会において、企業関係者、商工関係団体、学識経験者、国、県、市や専門機関と連携の下、周南コンビナートで生み出される水素エネルギーをまちづくりに生かすことを検討されています。
 本市においても、水島コンビナートにおいても、CO2フリー水素供給インフラ構築に向けた需要調査などが実施されております。2050年カーボンニュートラルを実現するため、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標達成に向けた取組として、本市としても、水素の利活用を積極的に支援する取組を今後展開していただければと思います。
 最後に、5項目めとして、ハラスメントについてお尋ねさせていただきます。この項では、2点についてお尋ねさせていただきます。
 この項1点目として、カスタマーハラスメントについてお尋ねさせていただきます。
 まず、本市の取組についてお尋ねいたします。
 厚生労働省は本年11月17日、顧客らが理不尽な要求をするカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラから労働者を保護するため、全ての企業や自治体に対策を義務づける関連法を令和8年10月1日に施行する方針を明らかにされました。暴行や脅迫などカスハラに該当し得る事例を明記し、警察への通報など対応方法を盛り込んだ指針案も示されたと伺います。
 本市として、今後どのように取組を行っていくのか、お考えをお尋ねさせていただく予定でしたが、これまでの質問と重複いたしますので、質問は割愛し、要望させていただきたいと思います。
 東京都教育委員会では、今月6日、学校向け保護者対応ガイドライン案を公表されました。保護者らからの暴言や過度な要求での教職員の勤務環境などに悪影響が出る状況を減らすため、保護者との面談は原則30分以内とし、やり取りは録音するなど、詳細なルール設定に踏み込んだと伺います。都が今年4月に施行したカスタマーハラスメント防止条例を受けた対応で、来年度から公立学校での活用を見込むと伺います。
 本市においても、学校現場において、保護者らからの暴言や過度な要求により、教職員が心身の不調などを生じ、欠員が発生している状況もあるように伺っています。倉敷市としての対応と合わせて、市教委としても対策の検討をお願いさせていただきたいと思います。
 次に、企業などの相談窓口の開設についてお尋ねいたします。
 企業やフリーランスなどを対象としたカスハラの相談窓口を本市として開設することについて、どのように考えているのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 別府文化産業局長。
◎文化産業局長(別府正樹 君) 現在、労働者や事業主の皆様からのカスタマーハラスメントをはじめとする労働関係の相談について、専門の相談員が面接または電話で対応する倉敷総合労働相談コーナーを、岡山労働局が倉敷労働基準監督署内に設置しております。
 そのため、本市では現時点で、カスタマーハラスメントに関する相談窓口を開設する予定はございませんが、この倉敷総合労働相談コーナーを活用いただけるよう、窓口カウンターや市ホームページなどで情報提供を行っているところです。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 最後に、この項2点目として、求職者等に対するセクシュアルハラスメントの本市の取組についてお尋ねいたします。
 採用面接を受ける学生やインターン学生などへのセクハラの防止策についても、カスハラと同様に令和8年10月1日から義務化されると伺います。
 企業や自治体は、指針を参考に対策を検討することになると伺いますが、本市として、今後どのように取組を行っていくのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(荒木竜二 君) 森総務局長。
◎総務局長(森吉晴 君) 本市の採用試験におきましては、従事する職員に対しまして、受験者から不信感や疑念を持たれることのないような行動を心がけ、公平、公正な試験実施を徹底するよう指導しております。
 また、学生を対象としましたインターンシップにおきましても、本市のセクシュアルハラスメントやパワーハラスメント対策に関する指針に基づきまして、インターンシップの参加者へも、当然のことですが、ハラスメントを行わないよう、対応する職員へ周知しているところでございます。
 今後も、本市のハラスメント対策に関する指針や厚生労働省の示した指針も参考にしまして、本市で働くことを希望する方が安心してインターンシップや採用試験に臨めるよう、適正な運用に取り組んでまいります。
○議長(荒木竜二 君) 時尾 博幸議員。
◆42番(時尾博幸 君) 以上で私の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)
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