録画中継

令和2年第5回倉敷市議会(第3回定例会)
9月7日(月) 本会議 質問
日本共産党倉敷市議会議員団
三宅 誠志 議員
1 新型コロナ対策について
2 学校給食の品質管理について
3 倉敷市地域公共交通網形成計画について
4 公園のあり方について
◆1番(三宅誠志君) (拍手)皆さんおはようございます。日本共産党倉敷市議会議員団の三宅 誠志です。トップバッターで質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 皆さん、新型コロナのような新しい感染症が次々と現れるのは、大本に地球規模の環境破壊があると言われています。森林が次々に伐採され、動物に潜んでいたウイルスが人間にうつりやすくなっているとの指摘があります。もうけのために、熱帯雨林の破壊も、地球温暖化もためらわない資本主義の在り方が問われています。
 また、新型コロナ危機は、世界でも、日本でも、社会の脆弱さ、矛盾が明るみに出たと思います。危機を体験して、今の新自由主義の社会の下でいいのかの問いかけも始まっています。企業の利益のために公的サービスを切り捨てるやり方では、住民の暮らし、命は守れないと思います。みんなで支え合う社会をつくるようにと、倉敷市に強く求めます。
 それでは、質問に入ります。
 最初の項目は、新型コロナ対策関連についてお伺いいたします。
 まずは、医療機関の現状と支援策についてです。
 今回の新型コロナ問題で、コロナ対応の医療機関の赤字は、月平均で約1億円に上っています。非コロナ医療機関も、大幅な受診抑制によって経営危機が深刻です。国の第2次補正予算では、コロナ対応の医療機関には1.2兆円の支援がありましたが、非コロナ医療機関には財政支援は全くありませんでした。
 コロナ患者が発生していない地方都市の真庭市の病院が、全国でコロナ倒産1号として自己破産いたしました。
 そこでお伺いします。倉敷市内の医療機関の現状はどのようでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 吉岡保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(吉岡明彦君) 皆様おはようございます。三宅 誠志議員さんの御質問にお答えいたします。
 本市では、令和2年1月から倉敷市連合医師会及び市内36病院と新型コロナウイルス感染症対策連絡会議を開催し、医療現場における課題などについて情報共有を図っているところです。この会議において、一部の医療機関から患者の減少などの声を聞いております。
 なお、病院については、倉敷市だけでなく、岡山県南西部二次医療圏という枠組みの中で患者の受入れを行っており、医療機関、薬局等における感染拡大防止等支援事業、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業など、国や県からも様々な支援が行われております。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) コロナ対応の医療機関とそうでない医療機関は、役割分担をして日本の医療を支えています。津山市では、感染リスクと厳しい現況下、最前線にて対応されている医療機関に対し、感染拡大防止への対策推進及び地域における医療提供体制が確保、維持できるよう支援するため、医療機関支援金を交付するとして、医療機関支援給付金事業を行っています。倉敷市においても医療機関への直接支援の事業をすべきと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 西企画財政局長。
◎企画財政局長(西雅敏君) 医療機関への対応については岡山県が担う業務となっておりますが、先ほどの答弁にもありましたとおり、国、県から様々な支援が行われております。そうした中、倉敷市としては地方創生臨時交付金を活用し、市独自に医療機関も対象として事業継続支援金を給付しております。
 また、物的支援として、倉敷市連合医師会等を通じ、医療機関へマスクや消毒用アルコール、フェースシールドの支援を行っております。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 津山市でも医療を守るためにやっていることが倉敷でもできると考えますし、同時に、国、県へ強く要望していただきたいと考えますが、いかがお考えでしょうか、お伺いいたします。
○議長(斎藤武次郎君) 西企画財政局長。
◎企画財政局長(西雅敏君) 先ほど申しましたとおり、本市としては独自に物資支援や事業継続支援金による支援を行っているところでございます。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 倉敷市に対して、医療支援体制や保健所の強化を強く求めたいと思います。
 次に、PCRの検査の拡充についてお伺いいたします。
 倉敷市においても新型コロナ感染者が増えています。新型コロナの特徴は、無症状でも感染力を持った人が多いということです。こういった人たちが繁華街などに集まり、知らず知らずに感染を広げ、感染震源地となって感染が拡大しています。世田谷区では、濃厚接触者だけでなく震源地で働く人、住む人全てを対象に、広く面でPCR検査を行っています。倉敷市としてはいかがお考えでしょうか、お伺いいたします。
○議長(斎藤武次郎君) 吉岡保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(吉岡明彦君) 新型コロナウイルス感染症の患者が発生した場合、患者に聞き取りを行い、必要な場合には勤務先など所属する集団などに対しても調査を実施しています。調査の結果、患者と接触し、感染しているおそれがある濃厚接触者に対してPCR検査を実施しています。今後も、適切に患者等への積極的疫学調査を実施する中で、必要な場合はPCR検査を実施してまいります。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) ということは、今のお考えですと、こういった広く面でPCR検査は考えてないということでよろしいでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 吉岡保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(吉岡明彦君) 現在のところ、医師が必要だと判断した場合、PCR検査を実施しているのが実情でございます。現状で、医師が必要と認める範囲内で検査は実施できていると、そう認識しております。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 分かりました。この後にも関わってきますけれど、こういった面でやるということは必要だと、引き続きそれを検討していただくことを要望しておきます。
 次に、世田谷区においては、医療、介護、福祉、教育、保育など、人と人との接触を避けることが難しいエッセンシャルワーカーに対して定期的なPCR検査を実施することとしています。また、8月27日、岡山市においても10月からこのような分野の従事者に、軽い症状の方にもPCR検査を実施すると発表がありました。PCR検査の充実が感染による医療・教育崩壊の危険性を最小化すると考えますが、倉敷市としてはいかがお考えでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 吉岡保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(吉岡明彦君) 保健所では、新型コロナウイルス受診相談センターで相談を受け、症状のある方や感染者と接触した方等、必要な方に新型コロナウイルス外来を受診していただき、検査を実施しております。さらに、感染拡大を防ぐため、検査を受けられる仕組みを整備し、現在においては市内の多数の医療機関にて、医師が必要と認めた場合にはPCR検査を実施できる体制ができています。今後も、必要な方に対して適切な時期に検査ができるよう努めてまいります。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) こういった医療従事者たちへの検査はやらないというお答えでした。
 東京財団政策研究所の小林 慶一郎研究主幹は、9月末までに1日10万件、11月末までに1日20万件のPCR検査能力確保が必要だ。加えて、季節性インフルエンザの患者はピーク時に1日10万から30万人発生するので、この冬にインフルエンザとコロナを峻別できないと医療現場ではコロナが怖くてインフルエンザの検査もできなくなる。発熱患者の検査ができないまま、コロナが感染拡大したら収拾がつかなくなると述べています。
 インフルエンザと新型コロナは症状が似ていますので、PCR検査の充実は待ったなしだと考えます。1日20万件となると、人口比で考えますと、倉敷市では1日600件程度のPCR検査が必要ですが、どのような準備を倉敷市としてはお考えでしょうか、お伺いいたします。
○議長(斎藤武次郎君) 吉岡保健福祉局参与。
◎保健福祉局参与(吉岡明彦君) 新型コロナウイルス感染症におけるPCR検査については、主に鼻咽頭拭い液が用いられていました。しかし、検体採取時に医療従事者が感染リスクにさらされる危険があることから、自分で検体採取ができる唾液を用いた検査の拡充が図られています。今後、インフルエンザ流行期に備え、呼吸器専門医や感染症専門医、倉敷市連合医師会と連携を図り、どのような検査体制が望ましいか協議してまいります。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 9月3日の山陽新聞によりますと、総社市はドライブスルー方式で、検査を受ける人が自分で唾液を採取する臨時のPCR検査センターを設置する体制を整えたとのことです。倉敷市でもしっかりと準備していただくことを要望いたします。
 次は、倉敷市生活自立相談支援センターの現状と支援策についてです。
 8月27日付の山陽新聞の倉敷市生活自立相談支援センターの記事によりますと、コロナ不況下で倉敷市においても失業、減収による生活困窮者の相談が急増しているとのことです。前年度と比べた現状をお聞かせください。
○議長(斎藤武次郎君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原博之君) 本市では倉敷市生活困窮者自立相談支援事業として、平成26年10月に倉敷市生活自立相談支援センターをくらしきシティプラザ西ビルに設置し、仕事や生活にお困りの方の相談支援を行っております。
 相談件数等の状況でございますが、令和元年度の新規相談件数は年間1,997件で、月平均は166件でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大で経済が冷え込む中、生活困窮の相談が急増しており、具体的には、本年4月から8月までの月平均は357件で、前年度と比べて約2倍となっております。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 倉敷市生活自立相談支援センターの相談の急増に伴い、人員の充実も必要だと思いますが、どのように対応していますでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原博之君) 本市では、倉敷市生活自立相談支援センターへの相談件数等の増加を踏まえ、6月から支援員を2名、さらに7月からは生活に困窮する方々の自宅等に出向いて自立支援を行う支援員を1名、合計で3名増員しております。
 また、3名の増員により、必要に応じて平日の夜間や土曜日も相談対応を行うなど、生活が困窮する方々にとって相談しやすい体制にしております。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 再質問ですが、1人当たりの相談件数の8月の実績は、昨年は29件で、今年は43件と、1.5倍程度になっていました。コロナの終息がまだまだ不透明ですので、さらなる増員が必要だと考えますが、いかがお考えでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原博之君) これまでも3名の増員等による体制強化を図っているところでございます。また、複合的な課題を抱える生活困窮者については、相談者の意見を丁寧に聞きながら関係機関と連携を図り、支援をしております。引き続き、相談支援等の状況を見てまいりたいと考えております。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 昨年度に比べて平均で1.5倍という数字になっておりますので、かなり負担がかかっているんじゃないかと考えます。増員を要望しておきます。
 次に、市民生活への支援についてです。
 倉敷市生活自立相談支援センターの8月27日の記事にもありましたが、生活困窮者の相談の中にはシングルマザーが際立っているとのことでした。
 国が行っている児童扶養ひとり親世帯臨時特別給付金事業は、児童扶養手当が支給される方には申請なしで、基本給付を1世帯5万円、第2子以降は1人につき3万円、新型コロナの影響を受けて家計が急変し、収入が減少している方には、申請が必要ですが、5万円の追加給付があります。倉敷市での追加給付の現状はどうなっていますでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原博之君) ひとり親世帯臨時特別給付金の追加給付については、専ら児童扶養手当の現況届での来庁時に併せて申請の御案内をしており、8月28日時点で2,469件の給付件数となっております。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 独り親世帯の児童扶養手当の受給者に対して、多くの自治体が市独自の給付金を出しています。奥州市では1世帯3万円、第2子は2万円加算、第3子以降は1人につき1万円加算、久留米市では児童扶養手当受給中の18歳以下の子1人当たりに1万円を給付、厚木市では児童扶養手当受給者に対し1世帯当たり5万円を給付するなど、市が独自で行っている支援があります。倉敷市でも市独自で独り親世帯への支援を求めますが、いかがお考えでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原博之君) 新型コロナウイルス感染症対策としての子育て関係の本市独自の給付事業としましては、妊娠、出産から子育てまでの切れ目ない支援の一環として、国の特別定額給付金では対象外となる、令和2年4月27日時点において妊娠中で、その日を超えて生まれた子供に1人当たり10万円を支給する出産育児応援特別定額給付金給付事業や、コロナ禍においても継続して保育業務等に従事し、地域社会を支えていただいた民間の保育所、幼稚園、認定こども園、放課後児童クラブなどの職員の方々に市独自で1人5万円を上限として給付する特別支援給付金給付事業などを実施しているところです。
 なお、独り親世帯への市独自の給付制度の創設は困難であると考えております。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 困難である理由は分かりませんけれど、引き続き、こういった方にも支援を行うよう要望しておきます。
 この項目の最後に、観光業界への直接支援についてお伺いいたします。
 倉敷市には、国内有数の観光地である倉敷美観地区や鷲羽山などがあります。新型コロナによってダメージを受けた観光業界の現状を倉敷市としてどのように把握しているか、お伺いします。
 また、観光業界に対して、ぼっけぇお得な「倉敷みらい旅」事業が3,000人以上の宿泊プランの販売につなげたと聞いていますが、この経済効果は幾らだったのでしょうか、併せてお伺いいたします。
○議長(斎藤武次郎君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織君) 観光業界の現状についてということで御質問いただきました。
 倉敷市が行いました調査では、5月の宿泊者数は対前年比が19.2%、6月は同31.2%、7月は同52.3%と徐々に回復してきております。倉敷観光コンベンションビューロー加盟の観光関連事業者に対して行いました売上げに関する調査では、5月中の売上げが前年に比べ50%以上減少したと回答した事業者は94.3%、6月は73.3%、7月は56.1%という結果になっており、徐々には回復してきている状況であると考えております。
 市が5月15日から7月末にかけて販売した、ぼっけぇお得な「倉敷みらい旅」事業については、販売額が約4,200万円、販売人数が3,115人となっておりまして、市が助成いたしております特典部分の1,600万円と合わせて、直接効果としては約5,800万円の経済効果、またこれに加えて宿泊に伴う消費への波及効果が数倍見込まれると考えております。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 次に、倉敷市では、今回の補正予算案で観光客受入れ環境の充実などに取り組む宿泊事業者を支援する、安心して過ごせる観光地づくり推進事業を行いますが、今の状況では観光客のV字回復があるかどうかが不透明な状況だと思います。
 収益が非常に落ち込み、大きな打撃を受けている状況下では直接支援が必要だと考えます。9月1日に鹿児島県の志布志市が、市独自の宿泊業支援事業、Withコロナ応援給付金を行うことを発表しました。ある一定の条件はありますが、宿泊業への直接支援をしています。倉敷市においても実施の検討をしてはいかがでしょうか、お伺いいたします。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅文化産業局長。
◎文化産業局長(三宅靖広君) 本市では、観光関連事業者を含めた市内中小企業者等への支援策として、事業継続の一助となる事業継続支援金や、新しい生活様式に対応した業態転換や環境整備を行った取組を支援するふんばる事業者応援事業費補助金の交付を行っているところでございます。
 また、安心して過ごせる観光地づくり推進事業費を9月補正予算に計上し、宿泊事業者が取り組む観光客の受入れ環境整備への支援を行う予定としております。
 ウイズコロナの中にあって安心して倉敷に来ていただけるよう、こうした観光関連事業者が実施する感染防止対策への支援を行っていくとともに、観光需要の喚起に向けて様々な団体と連携した取組を進めてまいりたいと考えております。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) それでは、第2項目めに移ります。
 学校給食の品質管理についてお伺いします。
 まずは、6月議会後の品質管理についてです。
 6月議会で倉敷中央学校給食共同調理場の品質管理・保証について質問いたしましたが、その中で、仕上がり温度が高温な給食を保温缶に2時間も入れておくと、ビタミンCの減少や油の劣化によって安全、安心でおいしい給食が担保できないのではと指摘いたしました。また、文部科学省の調理場における衛生管理&調理技術マニュアルの第1章、学校給食(大量調理)の基本的な考え方の衛生管理の⑤には、調理後の食品は適切な温度管理を行い、調理後2時間以内に給食できるよう努めること、調理技術の⑤には、調理終了から給食までの時間が長いために起こる味等の変化を考慮し、加熱や調味を行うことなど、私が指摘した内容もあります。そこで、その後、品質の確認をどのように行ったか、お伺いいたします。
○議長(斎藤武次郎君) 黒瀬教育次長。
◎教育次長(黒瀬敏弘君) 6月議会後の調理工程などの見直しということですが、調理業者と定期的にミーティングを行い、常に改善を図っているところです。
 なお、6月に御質問がありました揚げ油につきましては、8月25日から28日にかけて、従前から行っている目視確認に加えて、試験紙を用いた酸化の検査を行いました。酸化の数値が2.5を超えたら全ての油を新しく交換することとされておりますが、その期間中、廃油に至るまで数値は全て1という結果でした。
 学校給食の品質につきましては、配送時に保温性の高い二重食缶を使用しており、高い温度による煮崩れが起きないよう、逆算した時間で火を止める時刻を調整して、配膳時にちょうどよい状態となるよう工夫を行っており、給食の品質については劣化するとは考えられません。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 油と、仕上がり温度を変更したということは、品質管理にとって一歩前進です。これからも引き続き、本当に品質がいいのか化学的な数値で管理していただきたいと思います。
 次に、学校給食の品質を保証する条件についてです。
 特に、高温で配送する給食の品質劣化があることは、先ほど言ったように6月議会でお話しいたしました。品質劣化を抑えるためには、温度をできるだけ下げて配送することが肝腎です。学校給食の場合は、65度以上で配送の必要がありますので、70度に設定すれば理論上ビタミンCなど熱に弱い成分や油の酸化の速度は8分の1以下になります。そういうことによって品質の劣化がかなり抑えられます。したがって、仕上がり後、急速に温度を下げ、その後70度で保存できる容器を使って配送することが一番いいと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 黒瀬教育次長。
◎教育次長(黒瀬敏弘君) 温度設定や管理については、学校給食衛生管理基準に沿って適切な温度管理を行い、安全、安心なおいしい給食を提供できるよう常に努めているところでございます。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 先日、倉敷中央学校給食共同調理場を見学後、給食もいただきました。見学して、人員と附属設備が不十分だと感じました。今のままでは2時間喫食は到底できないと考えます。ここに大型調理場の矛盾が表れると考えます。さらなる大型調理場の建設は到底容認できないということを申し上げておきます。
 3項目めとして、倉敷市地域公共交通網形成計画についてお伺いいたします。
 まず、公共交通網の整備についてです。
 日本共産党倉敷市議会議員団は、6月から住民アンケートを実施しています。その中で、市への要望として、公共交通網の整備に関するものも多くありました。また、高齢者からは、免許証を返納しろと家族からは言われているが、なくなったら移動手段がないという声もありました。
 倉敷市第六次総合計画では、交通弱者が不便なく行きたいところに行くことができているまちを目指すとのことです。また、公共交通に関連した項目には、地域や企業、公共交通事業者と連携し、環境負荷の少ない公共サービスを充実させ、自家用車から公共交通への転換を促進し、高齢者など誰もが移動しやすい公共交通機関の確保に努めますと書かれています。
 そこでお伺いいたします。現在の公共交通網の倉敷市全体での整備事業の進捗状況はどうなっていますでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 小松建設局長。
◎建設局長(小松賢治君) 倉敷市地域公共交通網形成計画の基本目標は、都市の骨格を形成する公共交通、市民に愛され暮らしを支える公共交通、都市に豊かさと活力を生み出す公共交通、国内外からのニーズに応えたおもてなしの公共交通の4つでございまして、交通事業者、行政、市民、地域企業がおのおのの役割を果たしながら目標の達成に取り組んでおります。
 具体的には、交通事業者は路線の維持やサービスの向上に向けた経営努力を、行政は鉄道や路線バス維持のための財政支援、公共交通マップによる利用促進の啓発、小学生を対象とした路線バスの乗り方教室などを行います。また、市民の皆様には地域主体のコミュニティタクシーの運営に参画していただいており、地域企業はスマート通勤おかやまへの参加や沿線の協賛施設として鉄道利用者への優待サービスを行っております。
 以上のような取組を行っているところでございます。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 次に、路線バス、コミュニティタクシーについてです。
 住民アンケートの中で、水島地区の住民からの要望では、路線としては連島から水島、東塚から水島、連島から児島などの要望がありました。現在、水島地区ではコミュニティタクシーは連島の鶴新田エリアと、今試験運行中と聞いておりますが広江エリアがあると聞いています。今後、先ほど上げました路線などを含め、水島駅を中心とした路線バスやコミュニティタクシーなども考えられると思いますが、いかがお考えでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 小松建設局長。
◎建設局長(小松賢治君) 本市では、鉄道や路線バスを軸とし、それを補完するコミュニティタクシーを導入して、持続可能な公共交通ネットワークを形成することにより、高齢者等の日常生活に必要な移動手段の確保を図っていくこととしております。
 水島地区においては、現在水島臨海鉄道や倉敷駅、児島駅に向かうバスが運行しております。また、バス路線が存在しない広江と連島エリアの一部において、地域の病院が運営主体となり、地域住民、タクシー事業者、市と協働してコミュニティタクシーの運行を行っております。
 今後も、引き続き地域からの要望を踏まえ、地域企業、住民、タクシー事業者と連携して移動手段の確保について検討を行ってまいります。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 次に、水島臨海鉄道の交通バリアフリーについてお伺いいたします。
 まずは、エレベーターの設置についてです。
 先日、水島地域の住民の要望を聞く会を行いました。その中で、以前から我が会派が議会で取り上げ、議論した弥生駅へのエレベーター設置の要望が再度ありました。倉敷市第六次総合計画では、主要な駅及びその周辺地区の公共交通関連施設についてバリアフリー化を推進し、高齢者や障がい者など全ての人が便利で快適に利用できる環境をつくりますと書かれております。水島駅、栄駅にはエレベーターが設置されており、全ての人が便利で快適に利用ができる環境をつくりますの観点から、併せて他の高架にある駅についての設置を検討すべきと考えますが、いかがお考えでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 小松建設局長。
◎建設局長(小松賢治君) 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律に規定する国の基本方針では、令和2年度末までに1日平均利用者数3,000人以上の駅をバリアフリー化することが目標とされておりますが、水島臨海鉄道の高架駅のうちエレベーターが設置されていない西富井駅、弥生駅、常盤駅の3駅は、いずれも1日平均利用者数が1,000人未満の状況であります。市としまして、利用者数の多少にかかわらずエレベーター設置の必要性については認識しておりますが、運行する水島臨海鉄道からは、多大な設置費や維持管理費が必要となるほか、設置スペースの確保が課題であると伺っております。今後、倉敷市地域公共交通会議においてエレベーター設置が困難である高架駅の対応策についても協議してまいりたいと考えております。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 設置の場所という問題があるということも聞いておりますが、例えばエレベーターを利用する客の多くは上りだと考えています。上りのほうにはスペースがしっかりあるように思われますが、そこに設置をするというのはいかがでしょうか、お伺いいたします。
○議長(斎藤武次郎君) 小松建設局長。
◎建設局長(小松賢治君) 今後もそういった駅周辺の土地、管理者等との協議なども考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 次に、トイレの設置についてです。
 これも先ほどお話しした要望を聞く会で、浦田駅と弥生駅について設置の要望がありました。
 浦田駅の場合、御存じのように、利用者の増加率が一番大きな駅で、その背景の一つには弥生駅から倉敷市駅は330円、浦田駅からは250円、またバスは浦田駅前からでも倉敷駅は300円、浦田駅から1キロほど南の一文字が320円ということで、最近は交通費の節約のために自転車で来る学生の利用が増えているそうです。遠くから来ている人はトイレに困るという話が出ています。また、弥生駅は以前あったトイレが使用中止になり、それを再開してほしいという意見でした。
 住民の皆さんの中にはいろんな意見があるとは聞いておりますが、皆さんが納得できる形でのトイレの設置ができればと思いますが、いかがお考えでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 小松建設局長。
◎建設局長(小松賢治君) 現在、水島臨海鉄道の10の駅のうち、トイレが設置されていない駅は球場前駅、西富井駅、福井駅、浦田駅、三菱自工前駅の5つの駅でございます。なお、トイレが設置されている駅のうち、一部のトイレは過去に便器などが度々壊されたため、防犯上の理由等により現在閉鎖されております。市としましても、駅へのトイレ設置の必要性については認識しております。今後、施設を管理しております水島臨海鉄道及び地域、警察、駅周辺施設の管理者等と協議してまいりたいと考えております。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 前向きな答弁と考えていいと思いますけれど、引き続きよろしくお願いいたします。
 4項目めとして、公園のあり方についてです。
 まずは、公園の整備についてお伺いいたします。
 最初は、既存の公園施設の更新についてです。
 倉敷市の社会資本総合整備計画の安全・安心で緑あふれる公園の整備推進(防災・安全)において、倉敷市の都市公園は半数近くが建設後30年以上経過していることから、公園施設の老朽化が進んでいるのが現状であると書かれています。また、地域によって子供がよく利用する公園、高齢者がよく利用する公園、ほとんど利用されていない公園など、地域の状況が異なっていると思います。公園の施設の更新や再整備において、その地域の特色や使い方に対応する必要があると思いますが、公園施設の更新や再整備はどのように行っていますか、お伺いいたします。
○議長(斎藤武次郎君) 小松建設局長。
◎建設局長(小松賢治君) 本市では、公園施設長寿命化計画に基づき、地域の実情に応じた公園施設の撤去や更新を計画的に行っております。また、地域の皆様から公園施設更新の御要望があった場合、現地を確認した上で、必要に応じ、利用状況に合った施設の更新等を行っております。
 いずれの場合も、施設の更新等を行う際には、地元町内会や愛護会等の御意見をお聞きしながら、例えば幼児の利用が多い公園では幼児用遊具の割合を高くし、高齢者の利用が多い公園では健康遊具の割合を高くするなどの対応を行っております。今後も地域の皆様の御意見をお聞きしながら公園施設の更新等を行ってまいります。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 特に、水島の中心街の公園では、少子・高齢化の影響でしょうか、子供がほとんど利用しない公園があるとの話をよく聞きます。地域の住民の要望を検討しながら更新や再整備を行っていただき、魅力ある公園を造っていただくことを要望いたします。
 次は、水島緑地福田公園の二輪車専用駐車場と自転車駐車場についてです。少し具体的なお話をお伺いします。
 住民の方から問合せがあり、水島緑地福田公園には二輪車専用駐車場と自転車駐車場が整備されていないということでした。公園の利便性向上にあっては、これらの施設も必要だと思いますが、いかがお考えでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 小松建設局長。
◎建設局長(小松賢治君) 水島緑地福田公園には、現在第1駐車場と第2駐車場に、合わせて車692台の駐車スペースがあります。二輪車専用駐車場につきましては、現状、二輪車の利用が少ないことから整備しておりませんので、第1・第2駐車場の駐車スペースを利用していただくようお願いしております。
 また、自転車につきましては、現状、利用する施設周辺の空いた場所に駐輪していただいております。施設周辺に駐輪することで、利用者の徒歩の距離も短く、施設管理上も支障はないため、当面現状の駐輪方法で対応していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 今のお答えは理解できます。ただし、二輪専用駐車場とかの専用ではないので、どこに置いたらいいか分からないという人がたくさんおられます。そういう点もしっかりと広報していただければいいと思います。
 あと自転車に関してですが、それはそのとおりだと思います。しかし、乱雑になる可能性がありますので、そこら辺をしっかりと管理していただくことを要望しておきます。
 次に、公園の新設についてお伺いいたします。
 まずは、新しい公園を整備する取組についてです。
 地域によっては既設の公園も少なく、新しい公園の整備が必要となる場合や、緑化対策による新設もあると思いますが、どのように取り組んでいるのか、お伺いいたします。
○議長(斎藤武次郎君) 小松建設局長。
◎建設局長(小松賢治君) 本市では、新しい公園の整備につきましては、整備地区周辺の既設公園の状況等を調査、分析し、あらかじめ定めている住民1人当たりの整備目標面積を考慮した上で検討を進めていくこととしております。
 地元町内会等から要望書を提出していただく段階では、候補地に公園を新設することに対する地権者や周辺住民の同意を取りまとめていただき、公園の維持管理を行う愛護会等を地元で設立していただくこととなります。引き続き、地元町内会等の御意見も伺いながら、公園の整備を進めてまいります。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) しっかりとそういった地域の要望に応えて造っていただきたいと思います。
 次に、公園予定地の施設整備についてお伺いいたします。
 倉敷市が公園用地を取得した後、公園として開設されるまでに公園予定地として暫定的に利用されていると聞いていますが、開設までに地域住民の苦情を含む意見や要望などがあった場合はどのように対応していますでしょうか。
○議長(斎藤武次郎君) 小松建設局長。
◎建設局長(小松賢治君) 公園を新設する際には、用地取得後に一旦多目的な広場として利用できるよう敷地造成整備を行い、公園予定地として暫定供用を行うことがございます。暫定供用を行うに当たりましては、地元町内会等の御意見を伺いながら、多目的な広場として利用するために最低限必要な安全施設や雨水排水のための側溝、集水ます等を設置することとしております。
 最低限必要となる施設を前もって地元町内会等の御意見を伺いながら設置しておりますので、これとは別に新たな御意見がある場合には、まずはさきの地元町内会等にお話をしていただきたいと思います。
○議長(斎藤武次郎君) 三宅 誠志議員。
◆1番(三宅誠志君) 公園予定地がたくさんあると聞いており、それを順次整備していくというのですけれど、その間にいろんな苦情がたくさんあるように聞いております。そういったことに対して、引き続き誠意ある対応をお願いいたしまして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。(拍手)
ご利用について
  • この議会中継は倉敷市議会の公式記録ではありません。
  • 録画中継は、会議の翌日から起算して、おおむね3日後(土、日、祝日を除く)からご覧いただけます。
  • 映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
  • 「倉敷市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。倉敷市議会の許可なく複製、転用等を行うことは法律で禁止されています。