録画中継

令和2年第5回倉敷市議会(第3回定例会)
9月7日(月) 本会議 質問
くらしき創生クラブ
難波 朋裕 議員
1 観光振興について
2 熱中症対策について
◆17番(難波朋裕君) (拍手)くらしき創生クラブの難波 朋裕です。通告に従いまして順次質問してまいりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは最初に、観光振興についてお尋ねいたします。
 新型コロナウイルスの流行は、観光需要に大きな影響を及ぼしています。いまだ終息が見えない状況ですが、それでも一定の旅行需要はあり、その需要は徐々に増加しているようであります。人々は、緊急事態宣言やウイズコロナ時代の新たな生活様式を踏まえ、どこに出かけ、何をして楽しめばいいか、模索している状況であります。
 政府が補正予算1兆6,794億円をつぎ込む観光活性化事業でGo To トラベルキャンペーンがスタートして約1か月が過ぎました。その成果には賛否両論があり、観光地でも旅行の需要喚起は時期尚早だったのではないかとの空気感もあります。また、新型コロナウイルス感染症の再拡大のため、東京都が除外されました。全国的に感染が広がって、沖縄県、福岡県、大阪府、愛知県、岐阜県などが独自の緊急事態宣言や緊急事態措置、コロナ警報を発令するに至ったのも最近のことであります。
 国内旅行を推奨しつつ、自治体が外出や都道府県をまたいだ移動の自粛、飲食店の時短営業を要請するという矛盾した状況に陥っているのも事実であります。経済活動とコロナ対策を同時進行でやっていかなければならない、難しい時期が今後も続いていくと予想される中、各自治体は難しい判断をしていかなければなりません。
 そこでお尋ねいたします。本市の観光地の現状認識を伺いたいと思います。
○副議長(三村英世君) 三宅文化産業局長。
◎文化産業局長(三宅靖広君) 難波 朋裕議員さんの御質問にお答えいたします。
 本市の観光地の現状としましては、宿泊者数は5月を底として、6月、7月と徐々に回復傾向にはありますが、バス専用駐車場の状況を見ますと、団体観光客はほとんど戻ってきていない状況でございます。
 こうした状況の中、Go To キャンペーンが始まっており、本市へ多くの観光客にお越しいただき、大きな効果が得られるよう、安心して過ごせる観光地としての取組を観光関連事業者をはじめ倉敷観光コンベンションビューロー、商工団体等と連携して進めていくことが重要であると認識しております。
○副議長(三村英世君) 難波 朋裕議員。
◆17番(難波朋裕君) それでは次に、安心して本市に観光に来ていただくための対策についてお尋ねします。
 政府は、まずは都道府県をまたがない旅行が現実的として、地元民を対象にした宿泊代金の助成やプレミアムつき宿泊券・商品券の発売など、地方自治体独自の取組を支援する動きが始まっています。そして、全国の自治体が様々な独自のプランを展開しております。また、関連事業者などの感染症対策の徹底や観光に来ていただく方への新しい旅のエチケット遵守の喚起なども必要であります。
 そこでお尋ねいたしますが、市内の観光地において、今後どのような感染症対策を行い、観光需要を回復させていくのか。また、ぼっけぇお得な「倉敷みらい旅」の評判も耳にしますけれども、継続して第2弾のようなものが必要だと思います。いかがでしょうか、お考えをお聞かせください。
○副議長(三村英世君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織君) 観光地である倉敷市の今後の感染症対策、また観光客の方に戻ってきてもらうための対策という御質問でございました。
 観光地倉敷市といたしましては、観光のお客様方に安全、安心の水準が倉敷市はしっかりやっているというところを見て、観光地として選んでいただけるような仕組みづくりが大切であるというふうに考えております。こうしたことから、倉敷市では6月補正予算で認めていただきました予算を活用しまして、市内の5つの商工団体と連携し、飲食店、小売店、宿泊施設など業態別の感染予防対策についてのチェックシートを作成していただきました。感染予防対策への取組を推進していくとともに、取組を行いました事業者に対して新型コロナウイルス対策取組宣言シートを配布しまして、見える化を進めているところでございます。
 また、今回の9月補正予算でも宿泊施設の入り口へのサーモグラフィーの設置、また施設内の混雑状況を可視化する仕組みの導入など、新しい生活様式に対応した観光客受入れ環境の充実に取り組む宿泊事業者を支援する安心して過ごせる観光地づくり推進事業費をお願いしているところでございます。
 市といたしましては、7月まで、ぼっけぇお得な「倉敷みらい旅」の事業を行いまして、それを徐々に使っていただいているところでございます。
 一方で、先ほどお話もございましたように、国のGo To キャンペーンも始まりましたが、除外地域があったりということもあり、その辺りの様子も見ていく必要があると思っておりますが、市といたしましては国のこのキャンペーンの時期、また先ほどの倉敷市の感染症対策の取組、宣言シートなどの各宿泊施設などでの取組の進捗状況を踏まえまして、安全、安心の水準をますます高めていくことを基に、ぼっけぇお得な「倉敷みらい旅」第2弾の観光客誘致についての施策を、そのときに向けて検討を始めていきたいというふうに考えております。
 まだ、今、宣言シート等の取組は始まったばかりでございますので、ちょっと今すぐというわけではございませんが、安全、安心な倉敷に観光に来ていただきやすい環境を整えまして、取り組むように検討を進めたいと考えております。
○副議長(三村英世君) 難波 朋裕議員。
◆17番(難波朋裕君) 私も、しっかりと感染症対策をしながら、そして来ていただく方にもしっかりとエチケットを守っていただく喚起をしながら進めていただければというふうに思っております。
 それでは次に、中止になった市内の小・中学校の修学旅行の代替案についてお尋ねいたします。
 全国で修学旅行の中止が相次いでおりますが、自治体によっては修学旅行に代わるマイクロツーリズム、いわゆる小さな旅行を地域経済の活性化という側面も持ちながら進めているところもあります。近距離で修学旅行の代替として今考えられる唯一の方法であると思います。
 そこでお尋ねいたしますけれども、学校現場でのこういった代替案というのは進んでいるんでしょうか。また、実施を検討するのであれば、その情報提供はどのようになっているのか、お聞かせください。
○副議長(三村英世君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 修学旅行は児童、生徒にとってその前後の教育活動を含めまして、大変有意義な学校行事であり、今回の中止せざるを得ない状況につきましては、大変残念に思っております。修学旅行中止に伴う代替の学校行事につきましては、新型コロナウイルス感染症の状況を注視しつつ、児童、生徒や保護者の意向を踏まえた上で、各学校におきまして実施の可否を含め、行き先や時期等を検討している状況でございます。
 倉敷市教育委員会といたしましては、代替の学校行事の意義も大きいと考えており、思い出に残る安心、安全な学校行事の実施に向けまして、旅行代理店や観光課とも連携しながら、学校に対して情報提供を行っております。
○副議長(三村英世君) 難波 朋裕議員。
◆17番(難波朋裕君) ぜひいい思い出ができればと思っております。
 この項最後になりますけれども、県内の他の市町村の小学校も修学旅行を中止していると聞いていますけれども、そういった小・中学校に対して、感染症対策を徹底した上で本市への誘致活動を行ってみてはと思いますが、いかがでしょうか、お考えをお聞かせください。
○副議長(三村英世君) 三宅文化産業局長。
◎文化産業局長(三宅靖広君) 修学旅行につきましては、3月頃から全国的に旅行時期を春から秋へ変更する動きが見られましたが、7月以降は感染が再び拡大したことから、中止する動きが相次いでいます。このような状況の中、市と宿泊事業者等で構成する倉敷市修学旅行誘致委員会から県内各市町村の教育委員会に対しまして、修学旅行に代わる学校行事を本市で実施していただくようお願いをしたところであります。今後は、県内の小・中学校を直接訪問するなどし、子供たちが倉敷でのすてきな思い出づくりができるよう誘致活動に取り組んでまいりたいと考えております。
○副議長(三村英世君) 難波 朋裕議員。
◆17番(難波朋裕君) よろしくお願いしたいと思います。
 それでは次の項、熱中症対策についてお尋ねいたします。
 この夏の日本全国を襲った連日の暑さにより、熱中症の疑いで病院に搬送される人々が急増し、高齢者を中心に亡くなる人が相次いでおりました。倉敷市消防局管内の今年6月1日から8月31日までの熱中症疑いによる救急搬送人員数は242件であり、そのうち高齢者は140件で、約6割を占めています。熱中症は気温が高いなどの環境下で体温調節の機能がうまく働かず、体内に熱が籠もってしまうことで起こります。小さな子供や高齢者、病気の方などは、特に熱中症になりやすいため注意が必要であります。熱中症予防の対策には、夜間でも冷房を適切に利用することが必要と言われています。自治体の中では、エアコンの設置費用を助成するなど支援の動きが出ております。
 このうち、東京の狛江市では、新型コロナウイルスの感染拡大で外出を自粛する人々が増え、室内での熱中症対策がより重要になっているとして、今年6月から支援を始めています。対象は、いずれも自宅にエアコンを一台も設置していない高齢者だけで暮らす世帯や生活保護を受けている世帯などで、エアコンの購入や設置にかかった費用を5万円を上限に助成するものであります。
 熱中症に詳しい専門家の意見としては、熱中症は急激に気温が上がったことに体が対応できないことが原因になることが多いので、室内の温度の急激な上昇を防ぎ、しっかりと下げるためにもエアコンの設置は非常に重要である。エアコンがない場合は、すだれやカーテンを設置し部屋の中に直射日光が入らないようにして、少しでも温度を下げるようにしてほしいと話されています。その上で、自宅にエアコンがない高齢者が重症化しているケースが多いと指摘し、新型コロナウイルスの感染予防のために互いの家を訪問することを控えている人も多いと思うが、自宅にエアコンがない高齢者は親族や地元の住民が訪ねたり、電話で体調を確認するなどしてほしい。エアコンを購入することができ、そして電気代などを気にして利用を控えることがないように、行政には積極的な支援が求められるとも話されております。
 実際に内閣府が今年3月に行った消費動向調査では、全国のおよそ6,800世帯のうちエアコンを設置していない世帯は11.4%となっています。また、独り暮らしの世帯では16.2%、70歳以上の独り暮らしでは18.2%がエアコンを設置していませんでした。
 そこでお尋ねします。熱中症対策として、クーラーの購入・設置費用を助成している自治体もありますが、本市としての考え方をお聞かせください。
○副議長(三村英世君) 藤原保健福祉局長。
◎保健福祉局長(藤原博之君) 熱中症の予防のためには、水分補給とともに暑さを避けることが大切であり、室内で起こる熱中症に対してクーラーは有効な手段の一つとされています。一方、環境省の作成したチラシでは、暑さを避ける方法として、クーラーがない場合にはシャワーや冷たいタオルでも体を冷やす効果があることや、すだれやカーテンを使用して室内に熱が籠もらないようにすることなども紹介されているところです。また、クーラーを設置しているのに使用していないケースがあるなど、熱中症に対する正しい知識を啓発することが重要であると考えております。そのため、今年度は高齢者支援センターを通じて、戸別訪問時に熱中症予防のチラシを配付したところでございます。御質問の助成制度につきましては、他市の取組事例などを研究してまいりたいと考えております。
○副議長(三村英世君) 難波 朋裕議員。
◆17番(難波朋裕君) まずは、しっかりと研究のほうよろしくお願いします。
○副議長(三村英世君) 難波 朋裕議員、この際申し上げます。
 質問の途中ですが、ここで休憩いたします。再開は2時5分からの予定です。

            午後 1時55分  休 憩

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            午後 2時 6分  開 議
○副議長(三村英世君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 17番 難波 朋裕議員、質問項目2の(2)番から再開してください。
◆17番(難波朋裕君) それでは、始めたいと思います。
 次に、小・中学校の熱中症対策についてお尋ねいたします。
 今年度は、倉敷市の全ての小・中学校の普通教室にエアコンが設置された最初の年であります。新型コロナの影響で春に臨時休校せざるを得なかった中、夏休みを短縮して授業数を確保する対応ができているのは、それこそエアコンの設置が間に合っていたからこその対応であり、本当に間に合ってよかったと思っております。
 エアコンは設定温度を28度にしても、日差しや部屋の広さなども関係があり、室内が必ずしも設定温度どおりの28度になるとは限りません。35度を超える猛暑とコロナ対応の換気などを考慮すると、教室のエアコンの運用は心配されるところではありますが、現状はどうなっているのか、お答えください。
○副議長(三村英世君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 倉敷市教育委員会では、適切な学習環境を整えることを目的といたしまして、小・中学校の普通教室及び特別支援学級にエアコンを設置しておりますが、その運用に当たりましては倉敷市立小・中学校エアコン運用ガイドラインに沿った適切な運用を行うこととしております。さらに、今年度につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、常に2か所の窓を開けて換気をすることで、室温が十分に下がらないことが想定されるために、児童、生徒の体調を第一に考え、エアコンの使用時間や設定温度等につきましては、ガイドラインの原則を基に学校長の判断で柔軟に対応することができるようにしております。
○副議長(三村英世君) 難波 朋裕議員。
◆17番(難波朋裕君) それでは次に、体育の授業についてお尋ねします。
 期待をしていたプールが使えない体育の授業ですが、熱中症対策はどうなっていたのか、お答えください。
○副議長(三村英世君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義君) 本年度は新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するために、倉敷市連合医師会とも相談した上で、プールでの水泳授業は中止にしております。体育の授業につきましては、例年この時期はプールでの水泳指導を中心に行っておりましたが、本年度は体育館や運動場での授業となることから、熱中症が起こりやすい状況であることを想定し、倉敷市教育委員会といたしましては、学校園における熱中症予防対策の資料を作成し、倉敷市内の全教員に対して6月に研修を実施いたしました。
 その中で、体育の授業中に熱中症が起こりやすい状況を注意喚起したり、暑さを考慮した無理のない計画を立てることや、水分補給を確実に行うため給水タイムを設定することなどを示しております。
 また、万が一熱中症が起きたときの対応につきましても、各学校へ通知するなどの対応をしております。
 なお、新型コロナウイルス感染症防止の観点から、児童、生徒は授業中のマスクの着用を基本としておりますが、熱中症予防のため体育の授業ではマスクの着用は求めておりません。よろしくお願いします。
○副議長(三村英世君) 難波 朋裕議員。
◆17番(難波朋裕君) それでは次に、給食調理場についてお尋ねします。
 猛暑の中での調理作業になった今年の給食調理場ですが、どのように対応されたのか、お答えください。
○副議長(三村英世君) 黒瀬教育次長。
◎教育次長(黒瀬敏弘君) 今年は7月31日まで授業日が延長されたことで、気温が非常に高い時期に給食調理を行う期間が長くなるため、給食調理員の熱中症対策を講じる必要があると考え、7月中旬、調理員全員に作業を行いながらでも体を冷やすことができる冷却ベスト1着と保冷剤の予備、そしてネッククーラー1本を配付いたしました。
 また、7月下旬の献立は、調理機器周辺が非常に高温となる揚げ物や焼き物調理はできるだけ献立に含めないなど、調理場での加熱工程を減らすことで調理員の負担軽減に配慮しております。
○副議長(三村英世君) 難波 朋裕議員。
◆17番(難波朋裕君) それでは最後に、公共施設の空調管理についてお尋ねします。
 先ほどから何度も申し上げているとおり、新型コロナウイルスのためのマスク着用や室内換気により、屋外はもとより屋内でも熱中症の懸念が高まっています。公共施設の空調管理は、来庁する市民の熱中症予防や、職員さんが働きやすい環境に配慮する必要があると思われますがいかがでしょうか、お答えください。
○副議長(三村英世君) 内海総務局長。
◎総務局長(内海彰也君) 本庁舎をはじめとした公共施設の空調や照明の電力量は、省エネ法や地球温暖化対策法に基づく倉敷市地球温暖化対策実行計画に従って、年1%以上のエネルギー使用量削減と、2030年度までに2013年度比で34.9%の温室効果ガス排出量削減を図るよう努めております。
 一方で、特に今年の夏は、先月以降、非常に気温の高い日が続いており、また新型コロナウイルス感染症対策のためのマスク着用や換気の励行に伴う冷房効率の低下によって高まっている熱中症リスクへの対応も大きな課題となっております。
 このような状況を踏まえた上で、本庁舎をはじめとした公共施設の空調は、厚生労働省の定める室温28度以下となるよう努めるとともに、省エネ、温室効果ガスの削減を両立できるよう検討してまいります。
○副議長(三村英世君) 難波 朋裕議員。
◆17番(難波朋裕君) 環境対策も大切ですけれども、こういった本当に暑いときには命を守る対応、本当に体を守る対応をしていただければというふうに思っております。
 それでは、これで私の質問を終わります。どうもありがとうございました。(拍手)
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