録画中継

令和3年第6回倉敷市議会(第4回定例会)
12月6日(月) 本会議 質問
未来クラブ
片山 貴光 議員
1 倉敷市立学校園について
2 防災対策について
3 星野仙一記念館からの寄贈品の活用について
◆20番(片山貴光 君) (拍手) 皆さんおはようございます。未来クラブの片山 貴光です。
 それでは、通告に従いまして一問一答の方式にて質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 1つ目の項目は、倉敷市立学校園についてお尋ねいたします。
 この項1点目は、倉敷市立倉敷翔南高等学校についてお伺いいたします。
 まず、倉敷市立倉敷翔南高等学校の教育内容と生徒数の状況についてお聞きします。
 先日、倉敷市立高等学校体制整備基本計画の令和3年度分が公表され、精思高等学校と玉島高等学校の統合や、倉敷翔南高等学校に保育に関連した教育内容の追加の検討などが示されました。
 倉敷市立倉敷翔南高等学校で現在行われている教育内容と、生徒数の減少の状況についてお聞かせください。
○議長(中西公仁 君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義 君) 片山 貴光議員さんの御質問にお答えいたします。
 倉敷翔南高等学校は、平成15年に児島第一高等学校と児島高等学校、南海高等学校を再編、統合いたしまして設置された定時制総合学科の高等学校でございます。現在、昼間部、夜間部併設で授業を行っており、教養、情報ビジネス、アパレルファッション、生活福祉の4系列を設けて、生徒の生活スタイルや興味、関心に応じた特色あるカリキュラムを組むことにより、地域からも高い評価を得ております。
 生徒数につきましては、現在241人が在学中でございます。平成23年には355人が在籍しており、10年間で約3割が減少している実態でございます。
○議長(中西公仁 君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光 君) 生徒数の減少はあるものの、一定の生徒数が確保されているということ、また地域からの高い評価も得られていることで、存続ということになったと理解いたしました。
 次に、施設整備についてお伺いいたします。
 この倉敷市立高等学校体制整備基本計画の中で、多くの校舎等の老朽化が進んでおり、地域や生徒、保護者にとって魅力ある教育活動を行うためには、普通教室や特別教室の設備の更新や充実が望まれると示されています。
 倉敷翔南高等学校においても施設の老朽化も激しく、耐震化もされていない校舎で、生徒を預かることに不安を抱えている先生もおられます。また、親御さんも同じ心境ではないでしょうか。
 子供たちが安心して授業を受けることができる環境をつくるためにも、耐震化を含めた施設整備を早急に進めるべきではないかと考えますが、当局はどのように考えているのか、お聞かせください。
○議長(中西公仁 君) 黒瀬教育次長。
◎教育次長(黒瀬敏弘 君) 倉敷翔南高等学校の施設につきましては、平成16年に建設された南校舎以外の建物は、いずれも築後40年を超えている状況です。そのため老朽化が進んでおりますが、定期点検や日常点検の結果に基づく不具合箇所の修繕を行うなど適宜必要な対策を行うことにより、教育活動に支障のない学習環境を整備、提供しております。
 今後の施設整備につきましては、現在、教育内容等のソフト面と校舎や屋内運動場、グラウンド等のハード面の両面から、具体的な整備手法等の検討を行っているところです。
○議長(中西公仁 君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光 君) 一部を除き、建設されてから40年が経過しており、適宜対策して整備を進めていくとの御答弁でしたが、私も倉敷翔南高等学校へ何度も行かせていただいておりまして、老朽化が激しく、適宜対策していくのも追いつかない状況になっているんじゃないかなと感じます。生徒数の確保の観点からも、早急に耐震化を含めた施設整備をお願いいたします。また、せっかく魅力的なカリキュラムを考えていかれるということなので、校舎のほうも魅力ある施設になるように協議していただきますようお願いいたします。
 次に、高大連携についてお伺いいたします。
 倉敷市立高等学校の今後のことを考えると、例えば、倉敷翔南高等学校に保育に関連した教育内容の追加を検討するのであれば、倉敷市立短期大学への接続など、高校と大学の連携も視野に入れていく必要があると思いますが、当局の見解をお示しください。
○議長(中西公仁 君) 井上教育長。
◎教育長(井上正義 君) 倉敷翔南高等学校につきましては、近年の保育需要や、市内でも保育士が不足している状況に鑑みまして、保育に関連した教育内容の追加について検討しているところでございます。
 今後、地域や生徒、保護者にとって魅力があり、学びたいと思える学校づくりを進めていく上で、その魅力化の一つとして、倉敷市立短期大学等との連携も図りながら進めてまいりたいと考えております。
○議長(中西公仁 君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光 君) 保育に関連した教育内容の追加を検討していくとの御答弁でしたが、現在の教育内容に、保育関連も追加されれば、倉敷市立短期大学と重複するような内容も多数あると思います。市立短大を含め、市内の大学との連携をしていただきますようお願いいたします。また、地域や生徒、保護者にとって魅力ある学校にする一つとして、学校名を倉敷市立短期大学附属高校に変更することも魅力向上への一つだと思いますので、重ねてお願いいたします。
 次に、この項2点目、倉敷市立幼稚園の送迎用駐車場の整備についてお尋ねいたします。
 倉敷市立幼稚園については、公立幼稚園・公立保育園・公立認定こども園の適正配置計画が毎年出され、幼稚園の統合についても計画的に進められております。
 その中で、今まで歩いて通園できていた園児が、統合などによって車での通園を余儀なくされており、現在では車での送迎を望む保護者も増えてきており、園児確保の観点からも通園の利便性を高めていく対応の必要性から、今後、駐車場の整備についても視野に入れていく必要があると思いますが、当局のお考えをお聞かせください。
○議長(中西公仁 君) 黒瀬教育次長。
◎教育次長(黒瀬敏弘 君) 現在、本市では、幼稚園の統合や預かり保育を実施する際には送迎者の増加が見込まれるため、幼稚園の敷地内に一定の送迎用の駐車スペースを追加で確保するよう努めているところでございます。
 送迎用駐車場の整備に当たっては、敷地内で駐車スペースの確保が困難な場合には、隣接する学校や近くの公共施設の一部を使用するなど、今後も臨機応変に対応してまいりたいと考えております。
○議長(中西公仁 君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光 君) 臨機応変にという御答弁でしたけれども、前向きに進めていただけると理解させていただいてよろしいんでしょうか。お聞かせください。
○議長(中西公仁 君) 黒瀬教育次長。
◎教育次長(黒瀬敏弘 君) 先ほども申しましたが、統合や預かり保育を実施する際には、確保するように努めているところです。スペースの確保が困難な場合には、ほかの場所を使うなど考えていっているところでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中西公仁 君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光 君) 前向きな答弁として理解させていただきました。私の地元の本荘幼稚園も、味野幼稚園と統合されました。児島地区というのは山に囲まれた地域でありまして、特に私の地元本荘地区は、必ず山を越えて出かけないといけないようなところで、歩いて通園すると1時間かかるんですね。子供だったら2時間かかるかもしれません。そういった状況も考えていただいて駐車場の整備を前向きに進めていただきますように、よろしくお願いいたします。
○議長(中西公仁 君) 片山 貴光議員、この際申し上げます。質問の途中ではありますが、ここで休憩いたします。再開は11時10分からの予定です。

            午前10時57分  休 憩

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            午前11時10分  開 議

○議長(中西公仁 君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 20番 片山 貴光議員、質問項目2番から質問を再開してください。
◆20番(片山貴光 君) 次に、2項目めの防災対策についてお伺いいたします。
 この項1点目は、個別避難計画についてお伺いいたします。8月に北九州を中心とした記録的豪雨に見舞われた長崎県西海市で、独り暮らしの高齢者宅に向かった民生委員の女性が亡くなりました。報道によると、独り暮らしの高齢の女性から民生委員の方に、怖いから来てほしいとの連絡があり、車で女性宅に向かいましたが、帰宅しないため家族が付近を捜索したところ、用水路付近で倒れている2人を発見したとのことでした。
 民生委員さんというのは、独り暮らしの高齢者にとっては頼りにしている家族同様の存在で、民生委員さんにとっても、その思いに寄り添っていかなければならないとの強い思いがあることや、高齢化が進み、独り暮らしの高齢者が増加している状況で、災害時に民生委員さんに頼る状況でいいのかとの考えもできます。
 9月議会の答弁において、災害時要援護者台帳には約3万6,000人が掲載され、自力で避難できる方も含まれているため、真に避難支援が必要な方だけが掲載された避難行動要支援者名簿の作成を行うとのことでした。既に11月下旬から保健福祉局においてアンケート調査を実施し、来年春頃には新たに名簿が完成すると聞いております。
 ところで、今までは避難行動要支援者名簿に掲載された方の支援に関しては、ほとんど民生委員が中心となっています。今回、新たに作成される避難行動要支援者名簿に掲載された方の支援については、民生委員だけでなく自主防災組織や町内会、消防団等の多様な組織、団体が関わるような仕組みづくりが必要ではないかと考えます。
 今後、避難行動要支援者名簿に掲載された方について個別避難計画の作成に取り組むと聞いておりますが、進捗状況をお聞かせください。
○議長(中西公仁 君) 山路総務局参与。
◎総務局参与(山路浩正 君) 個別避難計画とは、災害時に自力での避難が困難な方、いわゆる避難行動要支援者ごとに避難支援者、避難先等をあらかじめ決めておく計画のことで、令和3年5月の災害対策基本法の改正により、この計画の作成が市町村の努力義務となりました。現在、保健福祉部局において、真に避難支援が必要な方を対象とする避難行動要支援者名簿の作成作業を進めており、この名簿の掲載者が個別避難計画の対象者となります。
 個別避難計画を作成するに当たっては、自主防災組織、町内会、消防団、防災士など地域の方々による支援に加え、ケアマネジャー等福祉専門職の協力や連携が必要になると考えており、現在、小地域ケア会議に地域の方々や福祉専門職の方などに参加いただき、複数の地域で先行的に個別避難計画の作成に取り組んでおります。
 今後、この取組により得たノウハウを手引として取りまとめ、個別避難計画の作成推進に生かしてまいります。
○議長(中西公仁 君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光 君) 新たな避難行動要支援者名簿が作成されますと、現在の3万6,000人から半数以下になるとお聞きしております。個別避難計画の作成に当たっては、要支援者の皆さんの支援を、民生委員だけではなく地域で支援できる、そういった仕組みづくりを構築していただきまして、災害時に逃げ遅れがないように、一人でも多くの皆さんの命を救えるようにしていただきますようにお願いいたします。
 次に、この項2点目の避難所運営の人材育成についてお尋ねいたします。
 平成30年7月豪雨災害の際に、避難所開設当初は、混乱して避難所運営がスムーズにいかなかったと聞いております。やはり災害時の避難所運営については、自治体職員だけで運営することは適切でなく、ボランティア等に運営へ関わっていただくことが重要と考えます。
 国は、災害時の避難所運営を担う専門的知識、経験を保有する高度な災害ボランティアを養成するとの報道がありましたが、こうした高度な人材の養成は国に任せておけばいいと思います。一方、地方においても、地域の実情を把握し避難所運営などにもたけたボランティア人材を養成する必要があると考えますが、本市における避難所運営に係る人材育成についてはどのように考えているのか、お聞かせください。
○議長(中西公仁 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) 本市におきましても、地域の実情に精通されるとともに、避難所運営などにも対応が可能な災害ボランティアの育成が重要と考えております。
 平成22年度から、定期的に避難所運営についての専門講師による研修を、市職員をはじめ自主防災組織の方、町内会の役員の方や民生委員さん、また、防災士の方なども対象として行っているところであります。また、来年の1月下旬には、市が養成しております防災士の方を中心メンバーとして結成しておりますくらしき防災士の会と合同で、避難所運営に係る研修会の開催も計画しているところでございます。
 引き続き、地域に根差した災害ボランティア人材の育成に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中西公仁 君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光 君) 災害時の避難所運営については、地域の方や災害ボランティアが中心となりまして、また、市と連携して運営することが避難所のあるべき姿だと私は思っております。1月にくらしき防災士の会と合同で、研修会の開催を計画しているとのことでした。自主防災組織や自治会等に、必ず1人は避難所運営に精通した方を育成していただき、災害時の避難所運営が混乱しないような仕組みづくり、また、そういった取組をしていただきますようにお願いいたします。
 次に、3項目めの星野仙一記念館からの寄贈品の活用についてお伺いいたします。
 先ほどの小郷議員ヘはいろいろと検討してまいりますとの答弁でしたが、延原さんが長年苦労なさって展示、運営してこられました。星野 仙一氏に関する品々は1,000点余りの収蔵品があり、その品々は、延原さん個人のものだけではなく多くの野球ファンや星野さんと交流のあった方々が、ぜひとも星野 仙一という人物の姿、ありようを後世に伝えてほしいという願いの下、星野仙一記念館に託されたものであると私は思っております。
 そして、野球界だけではなく福祉関係事業にも貢献され、倉敷市文化章も受章された星野 仙一氏を倉敷市の誇りとしてグローバルに知らしめていくことは、倉敷市観光行政にとっても多大な御貢献をいただけるのではと強く思います。美観地区周辺の公共施設、例えば、市立美術館や中国銀行倉敷本町出張所跡が児島虎次郎記念館に換わり、井上家住宅も改修が終わり次第、見学できるようになると聞いております。
 でき得ることならば、同じ本町地区にある倉敷公民館を思い切って、現在計画されている倉敷市庁舎再編計画に組み入れ、本町地区に展示してはどうかと考えます。ぜひとも当局のお考え、もしくは思いをお示しいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(中西公仁 君) 伊東市長。
            (市長  伊東 香織君  登壇)
◎市長(伊東香織 君) この11月30日に、星野仙一記念館が閉館となりました。延原館長が、星野監督の思いを全国の方にお示ししたいということで、これまでの間、本当に御尽力いただきましたことに、まずもって心から感謝申し上げたいと思います。
 そして、延原館長のお話の中で、とにかくこの展示品につきましては、市に全てを寄贈する。これは散逸を防ぎたいということが一番の御趣旨だと伺っております。そして、星野監督の出身地である倉敷市がその思いを引き継いで、今と同じ形というのはなかなか難しいということは館長も分かっていらっしゃいますけれども、ただ、とにかく監督のこれまでの活動をこれからも顕彰してもらいたいということで、市に御寄贈いただくよう、現在、寄附採納の手続に入っているところでございます。
 今議員さんがお話しされましたように、星野監督ゆかりの品々ということは、まさに監督の野球人としての人生の軌跡を表すものであり、そして倉敷市のスポーツ振興に資するだけでなく、日本全国の野球ファンの方に対する大変大きな思いも籠もっていると思います。この記念館の閉館が発表されまして、実際に多くのプロ野球選手や監督の方が、開館している間にぜひ来たいということでいらっしゃったと伺っておりますので、市といたしましては、この延原館長、星野仙一記念館から託されました貴重な星野監督ゆかりの品々、これは本当に野球界の大きなページであると思います。それを倉敷市のスポーツ振興という面、また、今お話もありましたように、観光資源ということにも生かしていけるんじゃないかと思っております。
 まだ、これから検討を行っていくつもりでございますけれども、延原館長、そして星野監督の御家族の思いといたしまして、どのような形かというのは市に任せていただきますけれども、倉敷美観地区をはじめとして多くの方に見ていただけるような場所に、しっかり活用してもらえ、そしてこれからもずっと顕彰してもらえるような形にしてもらいたいという思いをいただいております。その思いを受け止めて、活用方法について検討していきたいと、今そのように思っております。
○議長(中西公仁 君) 片山 貴光議員。
◆20番(片山貴光 君) 美観地区のほうにぜひ展示していただきたいという思い。また、延原館長さんも強くその意向であるということもお聞きしております。先ほど、美観地区、また本町地区のほうにということを述べさせていただきましたけれども、児島虎次郎記念館、そして井上家住宅、そういった川沿いの美観地区だけではなく本町地区のほうにも人が流れるという仕組みづくりをすることによって、美観地区が総体的に大きくなっていくことも考えられるわけです。また、本町地区に人が流れれば、商店街のほうにも人が流れることも考えられるわけでございます。そういったことも総体的に大きな視野で倉敷美観地区のことを考えていただいて、そして星野 仙一さんの偉功をしっかりと後世に残せる施設を造っていただけるようにお願いいたします。
 これで私の質問を終わります。以上です。(拍手)
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